一昨日に「新たな心友」の千葉さんたちが去っていかれ、
入れ違いに加藤さん一家がやって来られました。

ダンナのかずさんが日本食料理人としてニューヨークに渡り、
一方、奥さんのらんちゃんはダンスをするために
ニューヨークとスペインを往復していたそうな。
(「らん」と聞くと、つい「ちゃん」づけしたくなりますね。)

そんな二人がニューヨークの日本料理居酒屋で出会い、恋に落ち、
子供を産むにあたって帰国し、吉村医院でお子さんのこうちゃんが生まれました。
その出産の様子は、東海地方のテレビでも紹介されていました。
(あの青木さやかが紹介しておったそうな。)

その吉村医院で私たちの噂を聞き、
「いつか行きたいな。」と願っていてくれたそうですが、
先日の岐阜羽島でのイベントで私たちが出店しているのに出くわし、
「もうこの流れは、『もりのいえに行け!』ということだ!」と確信して、
訪れてきてくれたという次第です。

美男美女のお二人、これまでの人生が豊かですし、これからの夢も豊かです。
「将来はスペインあたりで日本食レストランを経営したいなぁ。」なんて、
若いうちに海外に出ておいたからこそサラッと言えるセリフですね。
そう、そのノリで良いのです。

話は変わって、私たちはあることで少々焦っておりました。
それは、ネットショップの充実作業がなかなか進まないことでした。
「お歳暮、クリスマス、バレンタインと続く時期までに、
ある程度のレベルにまでしておきたいね。」と常々語り合っておりながら、
腰を据えてその作業をするまとまった時間を取れずにいたのです。

何よりも、最近初めて仕入れた商品の撮影ができておりませんでした。
「できるだけ早く撮影して欲しいのだけれど・・・」とせがむかみさんに、
「はいはい、最優先で取り組むよ。」と答えながら、
厳しい現実が続いておりました。

そこで、昨日の朝、かずさんを作業に誘ってみました。
「カメラワーク、得意ですか?」
「エッ? ・・・まぁ、できる方だと思いますけれど。」と答えたかずさん。
後で聞くと、実は特別に経験がある訳ではないのだけれど、
何事もこのように前向きに答える性格なのですと!

私はこの姿勢で良いと考えます。
やったことがなくても、「ええ、できますよ!」と答えるのは、
「自分にプレッシャーをかけて克服する」という生き方ではなく、
もっと身軽に人生を前向きに考えるコツだと思うのです。
かずさんはそのコツをもともと持ち合わせているのだと思います。

「よし、では一緒に撮影しよう!」とかずさんをそそのかし、いや誘い、
やおら商品撮影会が始まりました。

最初に私が一つ構図を決めてみて、
「こんな風に撮ってみてね?」と見せて、その先をお願いしました。
簾の上に商品を置き、障子をバックに、それっぽい画像です。
1初めは真面目

「ふむふむ、なるほど!」と頷いていたかずさん、
最初は私が示した通りに撮影しておりました。
やがて慣れてきたのか、傍にあった生地を見て、「これ、使ってもいいですか?」
「もちろん結構ですよ。」とお貸しして、新たなイメージの画像が出来上がりました。
2生地を付け

「なかなかセンスいいんじゃない?」と声かけする私に、
「masanは人を乗せるのが上手ですね。えへへ。」とかいいながら、
段々調子が出て来たかずさん。
気がつけば、家にあった鹿角を見つけてきました。
3何故か鹿角

「おいおい、何で醤油に鹿の角なんだ?」と笑いましたが、
ま、いろんな個性が出て良いでしょうと見守っておりました。

しばらくして撮影現場を覗くと、今度は商品が鹿角を枕にして寝ておりました。
ま、いいか。
4鹿角を枕に

でもこれは寝過ぎではないかい?
何の商品かが分からんぞ!
5寝過ぎ

このフェアトレード・チョコ群はこれで良いでしょう。
このチョコたち、少し高いけれど、すんごく美味しいんですよ!
6チョコは許す

かくして、「結構この作業、面白いっすね!」と最後はノリノリだったかずさん。
あなたの生きる姿勢はそれで良し!
7撮影するダンナ

らんちゃんとこうちゃんと、とっても平和な良い風情です。
8親子

さて、昼食の時間が近づいてきました。
「どうする!どこで食べようか?」と思案していた私。
とても良いアイデアが浮かびました。
例の「たくさん畳」がやってきて以来、晴れの日は連日このように畳を干しています。
(この画像は二日前のものです。)
9畳干し

「よし!畳を表に敷いて食べよう!」
早速ジェイに手伝ってもらって、即席の座敷を作りました。
どうです?いいでしょ?花見ならぬ、「落ち葉見」です!
10落ち葉見設営

皆も「おお〜!」と歓声を上げて賛同してくれました。
しめしめ。
グラスに注がれたお茶が、天日に触れて黄金色に輝いています。
11お茶が金色

そして皆で昼食タイム!
もともと大好きな「雑穀丼」ですが、秋晴れの中、樹々の木漏れ日の下で、
「自然の恵みと、作ってくれた人に感謝して、いただきま〜す!」
みんなニコニコです。ある意味で、人生の思い出となる一ページかもしれません。
12思い出の昼食

ちょっと工夫を凝らすだけで、こんなにも素敵な「場」ができるでしょ?
そしてその場に、とても和やかな幸せな時が流れます。
日々の暮らしの中で、こんなシーンが増えていけばいいですね。

食事の後、和む加藤さん親子。
ああ、何と幸せな図でしょうか!
親子2

かくして昨日も幸せな時が流れていきました。
日々是好日!




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ここ連日、まるでお祭りのような気分の日々です。
決して大騒ぎしているのではなく、ワクワクの出会いが続いているのです。
滋賀からやって来られた千葉さんたちご家族もその大きな一つです。

千葉さんたちと知り合ったのはここ一ヶ月のことです。
改めてお話を聞くと、きっかけはこのブログでした。
東京で暮らしていた千葉さんたちが、身の回りの全てを処分して海外に旅立ち、
世界一周をした後に辿り着いたのが滋賀県だったとのことです。

やがて何かのきっかけで奥さんのまきこさんが私のブログを知り、
目指すライフスタイルが似ているとのことで、読んでくれていました。
そして、ご主人のえいすけさんが本の出版記念パーティーを開くにあたり、
出席者に配る品として、「もりのいえ」のクッキーを選んでくれたのです。

その際のやりとりを経て、
ついにご家族で「もりのいえ」に来てくださることになりました。
妙な表現ですが、私は彼らに会う前から
「きっと親しい友になれる!」と確信めいたものを予感していました。

後から聞くと、千葉さんたちも同じ想いを持っていたのだとか。
こうして、理屈抜きで会う前から「相思相愛」だった私たちは、
3日の午後に出会いました。

実際にお会いして、「まさにイメージ通り!」と再確認した私たちは、
もうずっと話し込んで過ごしていました。
まさに、「友、来る!」という心境です。

出会いって、縁って、本当に面白いものです。
初対面なのに、全くストレス無しに、
こんなにも会話が弾んだのは久しぶりでした。

まきこさんも、えいすけさんも、とても素敵な人生を歩んでおられました。
その上で、更に二人の描く暮らしを実現しようと、イメージしておられました。
そのタイミングに出会えたことにも感謝です。
そんな彼らとの記憶に残る一ページとして、
夜にピザパーティを開くことにしました。

当日、ウーファーのあきちゃんが丁寧にピザ生地を準備してくれます。
もうすっかり「もりのいえシェフ」として定着したジェイも一緒です。
良い生地ができました。
1ピザ生地

それを一人ずつ順番に伸ばして、トッピングしていきます。
初めは戸惑っていたえいすけさん。上手に伸ばしていきます。
2ピザを伸ばす

こうして焼いていったピザたち。
いつもながらとても美味しくいただきました。
これは一番手のピザですが、合計で8枚ほど焼きました。
3ピザ

U太は私と一緒に「熊ピザ」を焼くのが定番になってきた様子です。
伸ばした生地にオリーブオイルと醤油を塗り、クリスピー感を出します。
4熊ピザ

「もちきびのピザ」は、従来のピザの概念を破る名品だと思います。
5もちきびピザ

「初めて!」と最初はドギマギしていたまきこさんですが、
ふかふかの美味しい特製ピザが完成しました!
秘訣は「はさみこみ」。
6まきこさんピザ

ピザパーティーって、参加することで一気に仲間意識が芽生えます。
今回もとても和やかなうちに場が作られていきました。
これは千葉さんたちの人柄にもよると思います。
今の「もりのいえ」、ウーファー達も交えて、とても良い雰囲気です。

さて翌朝、ウーファー達には稲刈りをお願いしました。
今年の稲作はほとんどウーファーに委ねました。
うまくいった稲あり、そうでもなかった稲もあり、
でも、「稲の成長を通して、自然と会話する」という目的は充分に達しました。
草ぼうぼうの田んぼの中で稲を刈るあきちゃん。
7あきちゃん草刈り

はざ掛けをするジェイ。比較的無口な彼は、一体何を感じているのだろうか?
8ジェイがはざ掛け

昼食はまたしてもジェイシェフにお願いしました。
オーブンを使って大鍋で焼く調理法です。
私も勉強になりました。
9ジェイの4回目

それをケーキのように切り分けていただきます。
とても美味しかったよ。ジェイ、ありがとう!
10ケーキみたい

今日のお昼前には、加子母の名所の一つ、「加子母大杉」に
千葉さんたちをお連れしました。
11大杉の前で

その後、有機野菜の「なかよし家族」さんに伺い、
「もりのいえ」の有機野菜セットを自分で収穫してもらいました。
12大蕪

千葉さんたちとはまたきっと会える時が来るでしょう。
13玄関前で

そして残されたトイレアート。見事にまとめてくれました。
とても嬉しいです。
14トイレアート

こうして、心の友が現れました。ありがたいです。
これからもよろしくお付き合いのほどを!
ちなみに、先日出版された、えいすけさんの本です。
漫画も入ってとても読みやすいですよ。
やる気を引き出す会話のマジック

最近の「もりのいえ」、魅力的な出演者がぞくぞく現われ、
ますます面白くなってきています!



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私には偏見があります。
「インド人は賢い!」という偏見です。
だって、インド人って二桁のかけ算ができるんでしょ?
私には想像がつきません。

10月28日にイギリスから中部国際空港に到着し、即、加子母入りしたジェイ。
国籍はイギリスですが、両親はインド人という24歳の青年です。
日本は初めて。ウーフも「もりのいえ」が初めて。
そしてうちでウーフした後は東京で数日遊び、そのまま帰国するとか。

つまり、「もりのいえ」での滞在が、
彼にとっての「日本の田舎」のイメージとなる訳です。
責任重大とは言いませんが、
「本当にそれでいいの?」と訊ねたくなるところです。

さてそのジェイ。とっても真面目な好青年です。
でも最初はうちの暮らしに相当面食らった様子。
だって、「お風呂の時、身体はどこで洗うのか?」と訊ねてくるほどでしたからねぇ。
日本の暮らしそのものがカルチャー・ギャップだったでしょうし、
ましてや「もりのいえ」ではねぇ。

それでも彼は黙々と様々な作業をこなしてくれました。
そして11月2日のことです。
日本人たちは「てんつくマンの映画」を観に行くことにしたのですが、
さすがにジェイには理解できません。

そこで留守番をしてもらうことになったのですが、
その日、私たちが帰宅するのが遅くなるので、
ジェイには終日休んでもらう代わりに、夕食をお任せしたのです。
その夕食とは、当然ながら「カレー」でした。
そうです!インドの人が作るカレーです。

その日は極楽日でした。
見事な紅葉を眺め、昼から温泉に入り、午後は映画で涙を流し、
そして帰宅したらインド・カレーが準備されていたのですからね。
味の方は期待通りにとても美味しいものでした。

あまりに満足したので、私たちは図に乗って、
翌日も彼にカレーを作ってもらうことにしました。
また、前日は出来上がったカレーをいただいただけだったので、
今回は調理する姿を見せてもらったのです。
いわば、「ジェイの料理教室」です。
1仕込み中

私は他の作業をしつつ、たまに覗くだけだったのですが、
傍で手伝ったり、眺めていたウーファーやかみさんによると、
結構「目からウロコ」的なテクニックもあったらしい。
2炒め中

そして出来上がった野菜カレー。勿論美味しかった〜!
3野菜カレー

さて、3日から素敵なご家族が宿泊にやって来られました。
そのご家族、千葉さんたちについては後日書くとして、
二日連続で美味しい本場のカレーをいただいたという話を聞いた千葉さんたち、
「私たちも食べた〜い!」とリクエストされました。

「ならば、改めて作ってもらいましょうか?」と、
何と3日連続のカレーづくりをジェイにお願いすることになったのです。
ジェイの指導の元、いそいそとカレーづくりにいそしむウーファーと千葉さん。
4こねる

いただいた「ひよこ豆カレーとレンズ豆スープ」は絶品でした!
5ひよこ豆カレー&レンズ豆スープ

もうすっかりとジェイを見直した私たち。
先日は見事なパンこねテクを見せてくれたこともあり、
すっかり皆の尊敬の的です。

ところが、ジェイの凄さはそんなものではなかったのです。

家の中でふと見かけた折り紙。
「U太、これは誰が作ったの?」
「それはね、ジェイだよ。」
6ドラゴン

ジェイに訊ねると、ドラゴンだそうです。
実に細密に作り込んであります。
裏返すとその作り込みのレベルがよく分かります。
7ドラゴン裏返し

ジェイったら、ごつい指をしているのに、指先が器用なんですね。
「ところでジェイ、折り紙はどこで習ったの?」と訊ねると。
「独学で。」とのこと。へぇー、凄いじゃないか!

ところが、ジェイの凄さはそんなものではなかったのです。

昨日の夕食はピザパーティーでした。
うちのピザは薪ストーブで一枚ずつ焼きます。
ですから焼き上がりを待っている間は間延びしますので、
「自己紹介タイム〜!」を行いました。

順番にじっくりと紹介していって、ジェイの番になった時です。
「私は車系のエンジニアリングを専攻して、大学院を卒業しました。
そして、循環型社会の形成について研究する政府系の組織に所属していました。
水素ガスで走る車などの研究もしてきました。
最近は、牛糞からバイオガスを取り出す技術に関して研究と指導をしてきました。
その組織は来日する直前に辞め、
帰国した後は十代の若者に環境教育をしていきたいと考えています。」
とのことでした。

「ええ〜っ!」と声を上げた私。
彼がやってきたことって、これから私が手がけたいことそのまんまやんか!
しかも、足助に行った時にパネルでいろいろ紹介されていたことにも通じます。

そうだったんだ。ならばもっと彼に丁寧に説明してあげれば良かった。
申し訳なく、また恥ずかしく感じました。
同時に恥ずかしく感じたのが、
「何で最初に自己紹介をしてもらわなかったのだろう?」ということです。

つまり、これまではずっと私たちの暮らしを紹介し、
彼には家族の一員としてその暮らしを一緒にしてもらうことに重きを置いていたので、
彼自身がどんな人物であるかについてはほとんど聞いていなかったのです。

「私たちは自分のことばかり喋っていて、相手のことを聞いていなかったのだなぁ。」
改めてこれまでのウーファーたちとの付き合い方を振り返るに、
自ら自分のことを語るウーファーでない限り、
私たちはそれほど相手のことをしらないのでありました。

「あまりに相手のことを詮索するものではない。」
という気持ちが働いていたこともありますが、
今回の様に「初めから聞いておれば、
あの時にもっと詳しく情報や刺激を受けることができただろうに。」
などという機会喪失感が生まれたとしたら、それはもったいないことです。
特に外国人ウーファーの場合は
できるだけ早いタイミングで「自己紹介タイム」を設けるべきだなぁと感じました。

ところが、ジェイの凄さはそんなものではなかったのです。

「ところで、そんなジェイが何故『もりのいえ』選んだの?それはどうやって?」
誰もが関心を持つ質問でしょうね。
というのは、ウーフ・ジャパンのサイトで自分に合ったホストを探そうとする時、
例えば「パーマカルチャーをやっているところ」と検索できる訳ではなく、
まずは日本地図があって、
そのなかで岐阜県を最初に選ばないと「もりのいえ」は見つからないのです。
つまり、何故彼が岐阜県を選んだのか?知ってみたくて質問しました。

それに対して、彼は明快に答えてくれました。

「理由は、これまでとは違うものを求めていたから。
そして、ウーフ・ジャパンに登録しているホストを全てチェックした結果、
『もりのいえ』を選んだのです。」

「ええ〜っ!」
再び声を上げた私たちでした。
全てのウーフホストって、300以上あるのですよ。
それを一つ一つクリックして読み込み、
それらの中から「もりのいえ」を選んでくれたという訳です。

「こりゃぁ、光栄なことで。」
「それに対して、私たちは彼の望みを叶えれるようなものを提供できたのであろうか?」
少々申し訳なく目を合わせるかみさんと私を眺め、
「私の選択は正しかった!」と言い切ってくれたジェイ。ありがとうね。

こうして、「実はすごかったジェイ」の姿が明らかになるにつれ、
先日、足助で小澤さんからいただいたセリフがよみがえりました。

「お前な。自分がやっていることを誇らし気に見せんでいいぞ。
ただ、自分が思う生き方をしておればいいんだ。
その上でな、大切なのは『我逢人(がほうじん)』だ。」

「小澤さんがおっしゃったことは、つまりはこういうことだぞ!」
と教えてくれているかのようなジェイの姿であります。
ジェイ。ありがとうね。
私はジェイと逢えたことで、とってもインスパイア(刺激)を受けたよ。

ちなみに、冒頭の質問をジェイに投げかけました。
「インド人って、誰もが二桁のかけ算ができるの?」
するとジェイ。
「そんな話は聞いたことがないよ。できるひとは一握りだろうね。」
少しほっとしました。



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船越さん講習会ちらし


いきなりちらしを出しましたが、
あの「わら」の船越康弘さんが岐阜県にやって来られます。
どこが「あの」なのかは、こちらをご覧ください。
そして聞くところによると、その船越さんが料理教室を開くのはまれなのですと。
ですから、この料理教室はとても貴重な機会なのであります。

でも、そうは言っても6000円でしょ?
半端な金額ではないですね。
当初、かみさんがこのちらしを手に、
「おねだりしたいことがあるのですが・・・」と言い出した時は、
「おいおい、うちの事情を考えろよ!」と答える準備をしておりました。

ところが、その後に続いたかみさんの言葉はこうでした。
「是非、masanに参加してもらいたいのです。」
おいおい、そういうのを「おねだり」と言うのか?

不思議な会話となりましたが、
かみさんが「もりのいえの将来の為に是非!」と言うので、
そこまで言うのならば行ってみようかということで、私が参加することになりました。

正直言って、料理教室の中身よりも、船越さんと出逢えることが愉しみですね。
ものすごくテンションの高い人だと噂を聞き、ますます愉しみになってきました。

ところでこの料理教室、主宰者によるとまだ空きがあるようです。
どなたか一緒に受けませんか?



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「今度の日曜日はてんつくマンの映画を観に行こうよ!」と、
かみさんから誘われていました。

てんつくマンに関しては、これまでに軽く紹介したことがありますが、
それほど突っ込んでは書いてきませんでした。
吉本興行出身ということを知ると、
さぞや「おちゃらけ系」かと思われるかもしれませんが、
どうしてどうして、真面目で熱い人物です。
でも元吉本なので、しかりオチをつけて笑わせるところは流石です。

「てんつくマン」という、けったいな名前も、
「天国をつくる」からきたと理解できれば納得です。
そんなてんつくマンが最初に映画を作ったのが2003年。

その後、自主上映会で確実に観客を増やし、
2006年から香川県・小豆島で村づくりを始め、
2007年、地球温暖化防止を訴える『豪快な号外』を3000万部発行。
年末に全国いたるところで配られていたので、手にした人も多いのでは?
その後も共感する仲間も増えていった様子です。
詳しいプロフィールや内容に関しては、こちらをご覧いただきましょう。

そんな彼がつくった映画の第二弾が、『107+1 天国はつくるもの part2』です。
その上映会が、昨日全国一斉に自主上映会スタイルで行われたのです。
私たちは下呂市小坂の「ひめしゃがの湯」という温泉場の一室で開かれた会に
皆で参加することにしました。

会場が狭く、50名限定の予約制とのことでしたので、
その時に滞在している日本人ウーファー2人分も勝手に予約して、
前日に説明し、一緒に出掛けました。

ところで、「ひめしゃがの湯」ってご存知ですか?
私は今回初めて行ったのですが、結構当たりでした。
湯が茶色い!
特に冷たい源泉は硫黄の香りが漂い、いかにも温泉という風情です。
「じゃらん東海」ではNo1に評価されていました。

周りは紅葉も見事で、それらを眺められただけでもラッキー!
近くに「岐阜県の宝もの」第一号に認定された「小坂の滝めぐり」があるらしく、
これからも通ってみたくなるような地です。

昼前に到着して、まずは温泉に浸かります。
U太は「みかん色の温泉だ!」と大喜び。
特に露天風呂はスロープで入られるようになっており、
小さい子供連れでも程よい深さで楽しめます。
私はしばし寝ころんで浸かっておりました。

そしてレストランで食事をいただき、
(今回の映画鑑賞者には、
「1000円で温泉+食事券」という平日のサービスが適用されたのです。)
午後から映画を愉しみました。

私はまるで予備知識なしで臨んだものですから、
映画の冒頭、吉村先生が登場したのにビックリ。
そういえば、KAN太がかみさんの腹にいた頃、
「てんつくマンが吉村医院で取材している。」という噂を聞いておりました。
ひょっとしたら私たちも撮影されたかもしれないタイミングだったのですね。

その吉村医院に関する上映時間が結構長かったです。
「masanファンクラブ会員第一号」を名乗ってくれている受付のUさんも、
セリフ入りの素敵な役回りでしっかりと映っていらっしゃいました。

「それにしても何故、これほどまでに吉村医院を紹介するのだろうか?」と、
観ていて不思議な印象を持ちましたが、後になるほどに納得。

「いのちはかけがえのないもの。
そのいのちの誕生をまず親がしっかりと受けとめよう。
そしてこの子供達に残せるものは何か?
お金やモノではない。大人たちが生きる姿を見せることだ。
それにはまず自ら動き出すこと。そこから何かが変わる。
ヒーローはテレビの中にいるんじゃない。もっと身近にいるんだ。なれるんだ!
YES WE CAN ! 私はできる!
その選択をあなたはできるか?」
というメッセージの中のエピローグだったのですね。

だから吉村医院での取り組みを、とても丁寧に見せてくれたのです。
この映画、吉村医院ファンの方は必見ですよ。
中には意外な展開も盛り込まれていて、それでいてよくまとまっています。
言っちゃぁ何ですが、かつて吉村医院が紹介されたフランス映画よりは、
相当きっちりと描かれています。

そしてその後は、てんつくマンらの活動を通して生まれた
数々の出来事のつながりが紹介されていきます。

ガンで余命わずかと宣告された人々が、めげずに生き方を変えていく姿。
その姿が連鎖反応を起こしていく奇跡。
「YES WE CAN !」「私はできる!」と連呼して、不可能を可能にしていく過程。
そして感動のホノルルマラソン!
・・・

夢を見ることの大切さ、お互いに励まし合うことの素晴らしさ、
これらがパラレルに(平行して)、そしてからみ合い、感動的に描かれています。
途中からは会場のあちらこちらで鼻をすする音が聞こえました。
私? 私もね、不覚にもずるずるさせていましたよ。

ま 、あまりに詳しく書くと観る愉しみがなくなるので、このあたりで止めておきますが、
構成とテンポが良く、2時間という時が経つのを忘れるほどでした。

映画を見終わって、それぞれの感想を話し合います。
「とにかく感動した!」と、ウーフに来たばかりのさつきちゃん。
彼女は北九州から乗り継いで「もりのいえ」にやってきて、
ほとんど説明が無いままに外に連れていかれ、
何が何だか分からないけれど映画を観せられ、
そしていたく感動しておりました。
「でも、まだウーフの仕事をしていないんですけれど・・・」
さつきちゃん、これもまたウーフの愉しみの一つなのだよ。

「きっとこの子ははまるだろう。」
と睨んでいたウーファー・あきちゃんは、まさにドンピシャ!
私たちとは少し離れたところで観ていたのですが、号泣していたらしいです。
「私、てんつくマンのいる小豆島に行きます!」と宣言しておりました。

「もりのいえ」にウーフするというのは、
「もりのいえ」で共に暮らすいうこと以外に、他にも可能性があります。
例えば、「もりのいえ」を訪れる人々同士で刺激し合えること。
または私たちと一緒に行動することで、別の刺激を受けるチャンスもあります。
今回、あきちゃんはそんな機会に多く恵まれているように感じます。
いずれにせよ、「もりのいえ」が彼女の生き方を考える
何かのきっかけになれたとしたら、それは本望です。

また、かみさんはてんつくマンの人柄と行動力に感心しておりました。
それは私も同感です。
これだけの人々、特に若者を熱くさせられるのは大した器量です。

そして私の感想ですが、まず一つはてんつくマンを見直したこと。
そして、私たちは今の暮らしをまず続けることが大切だと改めて感じたことです。

「あなたは何を選択しますか?」
今回、てんつくマンは何度も同じ言葉を私たちに投げかけてきます。
その意味では、私たちは既に「もりのいえの生き方をする!」という選択をしています。
ですから、後はただこの道を信じて歩むのみです。

次に決心したのは、次のことでした。
「よし、吉村先生を加子母にお呼びしよう!」

以前から、「早く私を加子母に呼んでくださいよ。」
と吉村先生から言われていました。
ところが、「いざ加子母でやるとなったら、
一体どれだけのスタッフが地元で集ってくれるだろうか?」
「それなりに費用がかかるが、収支はどうなるだろうか?」
「一体、地元の人々は来てくれるのだろうか?」
などという現実の課題が目の前にそびえ立ち、なかなか手を出さずにおりました。
でも、その「現実の課題」って、実は私たちが勝手に妄想していることなんですよね。

今回、そういう妄想はとっぱらうことにしました。
「きっと何とかなる! よし、吉村先生を呼ぼう!」

例えば半年前と比べても、今ならばウーファーやブログ読者といった人々の中で、
きっと共感して手伝ってくれる人が出てくるはず。
実際に、目の前にいるあきちゃんが、
「いつでも呼んでください!」と言ってくれているではないか!

このように、以前とは異なる「励み」が加わったこともあり、
やってみることにしました。
14日に吉村医院での手づくりマーケットに出店するので、その際に依頼しよう。

そんな勇気をもらったのは、今回の下呂での上映会主宰者の一人、
さやかちゃんの存在もあります。
彼女の行動力はすごい!
IMG_1775.jpg

自分が「やりたい!」と思った企画は、即行動し、実現していっています。
その姿をみて、私たちも見習うことにしました。
お父さんが岐阜県議会副議長ということですが、その行動力たるや大したものです。
今回、思わず彼女にハグした私。最近、ハグが増えてきた私です。

かくして、今回も大きな刺激をいただきました。
連日続く素敵なタイミングに感謝です。



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