感動の連続だったタイ旅行日記も、今回で最後です。
今日は全体を総括して振り返ります。

これまでも何度も感動の旅がありました。
今回もまた感動の旅でありました。
たった10日間でこれほどまでに多くの感動と学びを得られるなんて、
やっぱり旅っていいなぁと感じ入っています。

今回の旅で私が得たものは計り知れません。

うーさんとの再確認に始まり、うさとサイアムほか、
大勢の人々から「人をもてなす」ことの真髄を見ました。

カレン族の皆さんからは、人が生きることの基本的な
そして一番大切な姿勢と喜びを教えていただきました。

うさとさんからも、カレン族の皆さんからも、
沢山の衣料と織りをいただきました。

美味しい料理を連日いただきました。

沢山の友を得ました。

つながりが続く道筋を沢山つけることができました。

U太の成長をみました。

なっちゃん、ゆきちゃんという、これからの【もりのいえ】を支える人々と
同じ体験をすることができました。

帰宅した後、家族の大いなる愛を受け取りました。

★★★
そして私自身、大きな意識と技術の成長をみました。
その一つは、整体の形と結果に現れました。
タイ旅行の前と後で、私の整体スタイルが明らかに変わりました。

これまでは整体をする際に、
「目の前の人を限りなく愛おしむ」ことをただ意識し、
教えられた技術を繰り返していました。
それでもそれなりに成果を得ることができていたことに感謝です。

タイ旅行の最中から、上に挙げた姿勢をベースに、
次のようなスタイルが加わりました。

目の前の人を媒介して、宇宙意識とつながるようになったのです。

今、私は目の前の人を整体する時、その人を通して「向こう」を見ています。
「向こう」とは宇宙意識です。

宇宙意識とつながっている時、私の手の先に精霊を感じます。
昨秋、大けがをして入院した時に読んだ、
『タオ・コード』に登場するシーンと同じような感覚です。

その精霊たちと戯れ、舞っているうちに、
目の前の人がクリーニングされるのです。

同時に、目の前の人に関わる様々なビジョンを、
今まで以上に明らかに感じられるようになりました。
それは「魂の叫び」とも言えます。

その内容はあまりにプライベートなことなので記することはできませんが、
毎度、「どうしてこういうことを感じられるのだろう?」と
不思議に思うこともあります。

例えばチェンマイのきみこさんの場合は、整体中に私が観たビジョンを、
きみこさんも同時に観ていたことも分かりました。
それはそれは素晴らしい世界でした。

こういう「不思議体験」を、今は確信を持って記しています。
けっして不思議なのではなく、そういうものなのだと。

★★★
私の「変化」について、帰国してからのあるシーンで、
そのことを実感することとなりました。

帰国した日、家族で温泉に入りました。
いつも利用する「おんぽいの湯」の水風呂には、
いつも3回程度は入ることにしています。

ここの水風呂って、結構冷たいのですよ。
私はそれが好きなのですが。

その水風呂に入る時、私はいつも意識していることがありました。
それは、「冷水の熱に刺激され、体の内から湧き出る熱」でした。
そのような作用を促すことで、
体が活性化するとイメージしているところがありました。

ところが、帰国後に初めて冷水に入った時、
これまでとは異なる感覚を感じたのです。

それは、「溶け出した私」です。

これまでは、私の皮膚が、私の体と冷水の境目になり、
ある意味で「防御」していました。

ところが今回は、その皮膚が溶け出したのです。
まるでロックグラスの中で氷が溶けるように。

つまり、皮膚が肉体と冷水を分ける存在なのではなく、
皮膚も肉体も冷水も同じ存在であるかのように感じられるようになったのです。

その結果、私は冷水の中に「私自身」を感じるようになりました。
「この水も私自身なのだ。」と感じたのです。
つまり、ボーダーレスです。

そのような感覚になった時、
その水が冷たいだとかいうことは関係ありませんでした。
ただ、「表面で溶け出した我が身が気持ちいい~。」という感覚でした。

同時に、「こういうことか!」と思い直しました。
その「こういうこと」とは、今回の旅の間に読み始めた本の内容でした。

★★★
その本の名は、『小説ブッダ』(ティク・ナット・ハン著 春秋社)です。
小説ブッダ表紙

ティク・ナット・ハン師のことは、
昨年、木の花ファミリーを訪問した際に知りました。
その施設の壁に、次のような一文が記された紙を見つけたのです。

「この次に生まれてくるブッダは、人間の姿をして現れないであろう。
そのブッダはコミュニティの形をして現れるのかもしれない。」

この一文に私は心を打たれました。
いみじくもコミュニティなるものをお預かりしている身として、
「果たしてここはブッダと呼べるような場であろうか?」と自問したのです。

その後、私は整体師養成コースに参加したり、
様々なイベントや人々との出逢い、訪問を通して、
次世代のブッダたる場をお預かりできうるなりの存在を意識してきました。

そのきっかけをいただいたティク・ナット・ハン師の著書を、
今回持参しました。それを読み進めるうちに、
まさにこの本こそ今回の旅にふさわしいものだったと確認しました。
まだ読んでいる途中ですが、ブッダが悟りを得たシーンを中心に、
私がシンクロしている部分を紹介させていただきます。

・・・・・・・・・・
「・・・次にシッダールタは、恐れ、怒り、憎しみ、傲慢、嫉妬、貪欲、無知といった苦しみの原因となる心の状態に<気づき>の光をあてた。<気づき>が明るい太陽のように輝いている。この<気づき>の太陽を使ってすべての否定的な心の状態を照らしてみた。それらはすべて無知から生じるものであった。それらは<気づき>の対極、すなわち闇である。悟りへの鍵は、無知を突破して実在の中核に深く入り込み、直接に体験することだ。それは知性によって知る知ではなく、直接体験による知であるはずだ。」

「心と身体と息が<気づき>の力で完全にひとつとなった。<気づき>の修練によって大いなる集中力が培われ、シッダールタの心身の隅々まで<気づき>の光がみなぎっていた。瞑想に深く沈潜していくと、坐しているいまこの瞬間のこの身に、数えきれない存在が知覚された。有機物、無機物、鉱物、蛾、草、昆虫、動物、人間―――ありてあるすべてのものが、いま彼のなかに在った。いまこの瞬間、自分以外のすべてのものが自分のなかに共存しており、それらは彼自身でもあった。遥かな前世とその誕生と死のすべてを観た。幾千の世界と幾千の星が生まれ、そして消えていった。すべての生あるもの―――母から生まれたもの、卵から生まれたもの、〔細胞〕分裂によってその身をわかち新たな生命として生まれたもの―――の喜びと悲しみを観た。わが身の細胞のひとつひとつに天と地を観た。自己の過去、現在、未来の三世を見渡した。これがこの夜、シッダールタが最初に観た<第一の悟り>であった。」

「ゴータマはさらに深い瞑想へと入っていった。数えきれない世界が生まれ、そして消えていった。創られては破壊され、数えきれないほどの生命が数えきれない転生を繰りかえすのを観た。たえまなく盛りあがっては沈んでいく幾百万の波のように、その生と死は外に現れた現象にすぎなく、真の実在ではなかった。一方、海そのものは生死を越えている。波が水であることを理解したら、波は生死を超えて、真実在の内なる平和に帰着し、すべての恐れを克服するだろう。生死の網を超越したゴータマはにっこりと微笑んだ。その微笑みは、深い夜の闇に光輪を放つ花のような微笑だった。驚異に満ちた理解という微笑であり、すべての汚職を払拭する悟りの微笑であった。これが中間の部分で観た<第二の悟り>であった。

「いまゴータマは、理解と愛はひとつのものだと悟った。理解がなければ愛はない。人の気質はその人の肉体的・情緒的・社会的環境のなかで作られたものであると理解するとき、人の残酷ささえも憎しみの対象とはならず、その人の肉体的・情緒的・社会的環境を変える手助けをすることができる。理解は慈悲と愛を生みだして、正しい行動を行なわせる。愛するためには、まず理解しなければならない。理解は解放への鍵だ。曇なく理解するためには、<気づき>の生活をしなければならない。いまここ、この瞬間とじかに触れ合い、自分の内外で起こっていることにはっきりと気づかなければならない。気づきの修練は深く見つめる力を培う。ものの核心を深く見つめれば、すべてはおのずから姿を現す。これが気づきに秘められた力であり、この秘宝によって人は解き放たれる。生は、正しい理解(正見)、正しい考え(正思)、正しい言葉(正語)、正しい行動(正業)、正しい生活(正命)、正しい努力(正精進)、正しい気づき(正念)、正しい集中(正定)の修練によって悟りの光明を得る。シッダールタ(ゴータマ)はこれを八正道と呼んだ。
 すべてのものの核心を深く見つめていくと、どこにいようともすべての人の心がわかり、すべてのものの悲しみや喜びの声を聴くことができた。こうしてシッダールタは天眼通(千里眼)、天耳通、神足通(身体を動かさずにどこへでも自在に移動できる)の神通力を得た。この夜の<第三の悟り>がこうして終わった。」

私が「かくありたい。」と願う姿がここに記されていました。
その内容を、まさに今回の旅の間に見出せたことに感謝です。

私の<気づき>はこれからも続くことでしょう。
その気づきから、シッダールタが得たような悟りの境地を、
心の底から感じられるようになりたいものです。
きっとなれると信じているのですけれどね。

こうして、大いなる気づきと学びをいただいた、今回の旅でした。
これまでの長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
全ての出逢い、出来事、タイミングに感謝です。

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
3月3・4日
放射能デトックス合宿

会場:【もりのいえ】
講師:ささき整体院ポノポノ院長 佐々木謙一(けんちゃん)
参加費: 大人21,000円、12才未満11,000円 (宿泊・食事代込み)
    *幼児についてはご相談ください。
3日11時集合、4日14時解散
<主な内容>
・放射線の影響をどの程度受けているのかの個人整体検査
・その影響を除去し、今後も受けないようにするためのテクニックの習得
・同じ目的の食事とデザート
・エネルギー問題についてのシェアリング
・参加者全員の個人整体施術(人数により時間調整します。)
*2月コースは早々に定員となったため、締め切りました。
そこで、3月3(土)~4(日)に第二回を開催します。
この合宿に向ける思いは、2月コースと同じですので、
是非こちらをご覧ください。
今後は【もりのいえ】に直接お申し込み下さい!
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎



1月27(金)~29(日) 「チーム地球暦全体会合」
間もなく、バレンタインに合わせたお菓子セットを発表します!
2月11(金)~12(日) 「放射能デトックス合宿」~放射能に負けないからだづくり
2月25(土)~27(月) 杉山開知 「地球暦ワークショップ」
            近々詳細発表!

3月3(土)~4(日) 「体癖合宿」→第二回「放射能デトックス合宿」に変わりました!
3月14(水)~22(木) 第二回「つながる命 福島」実施決定!
4月22(日) 「アースディ岐阜」に出店
4月28(土) 杉山開知トークライブ
4月29(日) わたわたトークライブ&農業指導
4月30(月) 冨田貴史トークライブ
5月4(金)~6(日) 視力回復合宿・GWコース(定員となりました。)
5月18(金)~20(日) 【もりのいえ】 「とびら開きの儀式」
5月26(土)~27(日) 「女神男神合宿」
■視力回復合宿・三回コース(仮称)
  ①7月14(土)~16日(月)
  ②9月15(土)~17(月)
  ③11月23(金)~25(日)


農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
もりのいえ
メールアドレス: masa★mori-no-ie.com 
(★を@に換えて入力してください。)
岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
電話&FAX: 0573-79-3268
代表者: 森本正則(まぁさん)、理恵
PHS:070-5407-2220 *加子母はPHS圏外ですので、
普段の連絡は固定電話(0573-79-3268)にお願いします。


【もりのいえ】の紹介は、こちらをご覧ください。
ネットショップはこちらからどうぞ↓
もりのいえのお届け便
【もりのいえ】への行き方はこちらをご覧下さい。
いよいよタイ・チェンマイの旅日記も後半に入りました。
一つ一つをじっくりと紹介したいのはやまやまですが、
今回はさらっとご報告します。

チェンマイ市街に戻って、宿を探すことになりました。
この日はサンデーマーケットがあるためなのか、
なかなか空室が見つからず。
それでも最後には良い宿が見つかりました~!

Suan Doi House
中心街からは少し離れた場所にあり、緑に包まれた宿です。
リス、鳥、カエルがいて、周りの景色と比べてここだけが違う世界です。
二人一部屋で、一泊朝食付き一室1,000バーツ強でした。
つまり2,500円!
ベトナム料理が自慢だそうな。
1チェンマイの宿 Suan Doi House

この日の夜は、サンデーマーケット!
食い物屋や土産屋がもの凄く沢山出ていて、もの凄い人手です。

それにしてもタイ人の食に対する姿勢の強さには驚かされます。
これは串焼きとソーセージのお店。
香辛料が苦手なU太は、なかなか気に入るメニューに出逢えなかったけれど、
ここの屋台のは「美味しい!」と言って、おかわりしていました。
2チェンマイ串焼き

これは『カオニャオ・マムアン』。
タイもち米にマンゴを載せ、
その上からココナッツミルクをかけるというデザート。
なっちゃん、ゆきちゃんは、はまっていました。
3タイ餅米にマンゴ&ココナッツミルク

このマーケット、本当はもっといろいろ回りたかったけれど、
早寝早起きのU太が早々にダウンしたので、早めに宿に戻りました。

★★★
翌日はフリーデーとしました。
お世話になりっぱなしのギッグ&きみこさんにも少し休んでいただき、
「なっちゃん&ゆきちゃん」チームと、
「U太&まぁさん」チームに別れて、自由に行動しました。

私はこの日はU太の好きなように過ごすことにしました。
近くのショッピングセンターまで歩いて行き、
途中、アイスクリームを買って、
ピザ屋で辛くない「ソーセージ&パイン」ピザを食べ、
最後にはおもちゃ屋さんで、公開されたばかりの映画『カーズ2』に出てくる
かっこいい「スパイカー」をゲット!
4U太の宝物・カーズ2のスパイカー

もうこれでU太は大満足!
『カーズ2』は行きの飛行機の中でも観られたので、大喜びでした。
おかげでその後の旅はご機嫌続きでありました。

夜は再びギッグ&きみこさんにご案内していただき、
地元の人が通うベトナム料理店へ!
これが最高に美味かった!
しかも安い!腹一杯食って、確か一人400~500円でした。
5ベトナム料理店

もうお腹パンパンなのに、
ギッグが「面白い店があるから。」と連れて行ってくれました。
学生街にあり、トーストにチョコやカスタードクリームを
たっぷりと付けて食べるというデザート屋さんです。
この緑色は自然の草のものだそうです。
6夜にトーストデザート

★★★
翌日は、「チョーチャンダイ」と地元の人が呼ぶ場所に行きました。
正確には、「JON JANDAIという人が運営する、
PUN PUNと呼ぶコミュニティ」です。

ここは、土で作る家や、パーマカルチャーばりの農園、
そして種の保存「シード・バンク」などの活動で有名なところだそうです。

本当はもっとじっくり紹介したいけれど、さらっと画像を並べていきます。
これが土の家。
JON JANDAIさんがかつてニューメキシコに旅した時に出逢い、
「これや~!」と作り方を学んでタイに帰国して建て始めたら、
「なんだ、なんだ!いいじゃないか!」と評判になって、
作り方を学ぶ人が殺到しているのだとか。
7チョーチャンダイ2

ホールのようなスペースもありました。
8チョーチャンダイ1

コンポストトイレ
9チョーチャンダイ3

スタッフ用の建物らしいです。
住んでいる人が傍にいたので覗かせていただきましたが、
中は結構広く、快適そう。
10チョーチャンダイ9

こうして土を固め、ブロックを作り、壁材にしていくのだとか。
11チョーチャンダイ8

お店があり、軽食と飲み物を販売していました。
この手作りクッキーがすこぶる美味かった!
12チョーチャンダイ5

ランチをいただきました。
シンプルで素材が生きて美味しかった~!
13チョーチャンダイ4

JON JANDAIさんは今や引っ張りだこで、テレビにも登場しています。
逢うことも難しいと言われていましたが、
たまたま出かける間際のご本人と遭遇。
片言挨拶して、私の手作り大辛ソース「ファイヤー!」を差し上げました。
14チョーチャンダイ6

もっぱらよくお話したのが、スタッフのYaoとNathanのカップル。
パソコンで【もりのいえ】の暮らしを紹介したら、
超興味津々になってくれました。
15チョーチャンダイ7

Yaoはここに来て8年のボランティアスタッフ女性で、
接客&広報を一手に引き受けている様子でした。
こういう人がいてくれるとありがたいなぁ。

「チョーチャンダイ」は今回はさらっと流したけれど、
次回はゆっくりと滞在したいものです。

★★★
最後の夜はギッグ&きみこさんのお宅に泊めさせていただきました。
美味しい夕食をいただき、翌朝はスペシャルな時間を過ごしました。

というのも、きみこさんに整体をさせていただいたのですが、
この時の整体が、今回のタイ旅行の集大成とも言うべき、
私の飛躍の場となったからでした。

ひと言で書くと、きみこさんの体に触れずに整体させていただきました。
そして素晴らしい展開となりました。
前回、活元運動だけで涙したきみこさんですが、
今回はより深いところに行かれました。

これはもう整体ではなく、「整魂」です。
私自身、ここまで伸ばしていただいて、本当に嬉しかった!
これも今回の旅と、きみこさんとの整体のおかげです。
U太もすっかりと馴染みました。ありがとうございました!
16きみこさんとU太

私たちが整体をしている間、なっちゃんとゆきちゃんは、
ギッグの指導で「マイブック・ワークショップ」をしてもらっていました。
素敵なマイブックができたね。
今度、【もりのいえ】でもやっていただきましょう。
17本づくりワークショップ

お昼はギッグ宅の隣のレストランにて。
この店は雑誌にも紹介され、話題なのだとか。
トムヤムクンが本当に美味しかった~!
18ギッグ宅の隣店のトムヤムクン

こうして、食に関してずっと大満足の旅でありました。

一方、私はこの旅でただ一つ、残していることがありました。
それは「線香を買う事」でした。
線香好きの私としては、こういう場所で良い線香を是非買いだめしておきたい。

きみこさんから「良いネパールショップがありますよ。」
と聞いていたので、そこには是非行きたかったのです。
そしてその店で、「もしかしたら、『あれ』に出逢えるかも・・・」
と期待していたのです。

その『あれ』とは、シンギング・ボウルです。
稲垣遼クンが持っているものです。
「いつかは手に入れたい!」と願っていて、
ネットショップでも販売されているのを知ってはいましたが、
こういうのは実物と出逢って、会話をしないと買えません。

「チベットショップならば、幾つかは置いてあるかも。」
と期待して、連れて行ってもらったところ、
何と!その店の名前は「SINGING BOWL CENTER」でありました。
つまり、シンギング・ボウル専門店なのでした。

もう感激ものです。
あのシンギング・ボウルが、店先に幾つも並んでいるのですからね。
その数、ざっと100個でしょうか。

そんな店に入った私は、何故か迷わず、あるコーナーに足を向けました。
後で考えても、何故そこに向かったのかは不思議ですが、
「そこに私のシンギング・ボウルが在る!」と信じて疑わなかったのです。

そのコーナーには私の希望するサイズのものは十個ほど飾ってありました。
それを一つずつ手に取って、音を鳴らして会話します。

そしてある一個を鳴らした瞬間、「これだ!」と内心叫びました。
もう明らかに他のものと音色が異なり、私のこころと頭に響きます。

それでも一応店主の方を振り返り、「このサイズで他に何かありますか?」
と訊ねました。
若い店主は一目見て、「このシンギング・ボウルは高いですよ。
同じサイズで安いものもありますから、聴き比べてください。」と言って、
幾つか出してくれました。

すると、尚の事、私の選んだシンギング・ボウルが際立ちます。
もうこれしかない!という感じでした。

そこで店主に再び訊ねます。
このサイズのものはこれでいいから、
小さいサイズのもので、
この大の方との良いコンビネーションのものを探してくれませんか?

店主は「おやすい御用で!」とばかりに
小さいサイズのものを幾つか出してきて、
二人並んで聴き比べ会が始まりました。

後で分かったのですが、この店主・Aman Shahiさんはネパール人で、
「シンギング・ボウル奏者」なのでありました。
だから音の聴き比べについては間違いない感覚をお持ちのようでした。

彼曰く、私が選んだ大の方は、250年~300年ほど前のもので、
ハートと喉のチャクラと共鳴するものだとか。

そしてそれに合わせる小のボウルは、頭につながるものか、
あるいは逆に下がって丹田につながるものが良いとのことでした。

私はそれを聴いて、「丹田につながる方がいいな。」と直感していたのですが、
幾つか試すうちに、本当にそのようなものが見つかりました。
こちらの小は、100年~150年ほど前のものだそうです。
20シンギングボウルを手に入れた!

「出逢いもの」とはこういうことを言うのでしょうね。
まさに「呼んでくれた」としか言いようがありません。
一生モノに出逢った瞬間でした。

店主も、「売上げが上がった!」という以上に、
良い出会いに喜んでくれたようでした。
私が「永遠にこれらを大切に預かるよ。」と伝えたら、
本当に嬉しそうにしていました。
19Singing Bowl Center 店主と

これからの整体では、彼らが活躍することでしょう。
また一段と、私の整体環境が整ってきました。

しかもお値段でいうと、
日本のネットショップで購入するよりも格段に安くゲット!
ありがたいことです。

★★★
こうして瞬く間に時間は過ぎ、いよいよチェンマイを離れる時が近づきました。
大変お世話になった、ギッグ&きみこさん。
お二人からは沢山の愛をいただきました。いくらお礼を言っても足りません。
そしてこれからもつながりが続きますね。どうぞよろしくお願いします!
21ギッグ&きみこさんと空港で別れ


素晴らしい、本当に素晴らしい旅でありました。
感動と気づきと成長の場でありました。
ありがたい。本当にありがたいです。

次回、この旅の締めくくりを最後に記して、
タイ・チェンマイ旅日記を終わらせていただくことにします。
(つづく)

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
2月11・12日
放射能デトックス合宿

会場:【もりのいえ】
講師:ささき整体院ポノポノ院長 佐々木謙一(けんちゃん)
参加費: 大人21,000円、12才未満11,000円 (宿泊・食事代込み)
    *幼児についてはご相談ください。
11日11時集合、12日14時解散
<主な内容>
・放射線の影響をどの程度受けているのかの個人整体検査
・その影響を除去し、今後も受けないようにするためのテクニックの習得
・同じ目的の食事とデザート
・エネルギー問題についてのシェアリング
・参加者全員の個人整体施術(人数により時間調整します。)
お申し込みは、ささき整体院ポノポノへ!
Tel. 0265-49-3260 Fax. 0265-49-3272
e-mail: pono778@gmail.com
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

大評判です!2月は締め切ったようです。3月も検討中!
この機会に新たな人生への一歩を踏み出しませんか?



1月27(金)~29(日) 「チーム地球暦全体会合」
2月11(金)~12(日) 「放射能デトックス合宿」~放射能に負けないからだづくり
2月25(土)~27(月) 杉山開知 「地球暦ワークショップ」
3月3(土)~4(日) 「体癖合宿」→第二回「放射能デトックス合宿」に変わる可能性大!
3月14(水)~22(木) 第二回「つながる命 福島」実施決定!
4月22(日) 「アースディ岐阜」に出店
4月28(土) 杉山開知トークライブ
4月29(日) わたわたトークライブ&農業指導
4月30(月) 冨田貴史トークライブ
5月4(金)~6(日) 視力回復合宿・GWコース(残り2名枠です。)
5月18(金)~20(日) 【もりのいえ】 「とびら開きの儀式」
5月26(土)~27(日) 「女神男神合宿」
■視力回復合宿・三回コース(仮称)
  ①7月14(土)~16日(月)
  ②9月15(土)~17(月)
  ③11月23(金)~25(日)


農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
もりのいえ
メールアドレス: masa★mori-no-ie.com 
(★を@に換えて入力してください。)
岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
電話&FAX: 0573-79-3268
代表者: 森本正則(まぁさん)、理恵
PHS:070-5407-2220 *加子母はPHS圏外ですので、
普段の連絡は固定電話(0573-79-3268)にお願いします。


【もりのいえ】の紹介は、こちらをご覧ください。
ネットショップはこちらからどうぞ↓
もりのいえのお届け便
【もりのいえ】への行き方はこちらをご覧下さい。
カレン族・ホイプロイの集落を去る日がやってきました。
この日の朝は寒かった~!

もともと「タイは暑い国」というイメージでいたので、
いざチェンマイに到着した時は、朝晩の冷え込みに驚いたものですが、
それでも加子母の寒さに比べれば大したことがないので、
薄着でも何とかやり過ごしていました。

でも、山奥に位置するこの集落の、この日は特別に寒かった。
吐く息が白かったですからね。間違いなくマイナスだったと思います。

私は毎朝6時に整体の活元運動をしているのですが、
この日は誰も布団から出てきませんでした。
(マイナス10℃でも湯たんぽを使わないなっちゃんが、
唇を紫色にして震えて起きてきました。)

外が白み始めたのを待って外に出てみると、
こりゃまた幻想的な霧の世界です。
まるでハリー・ポッターの世界に誘われそうな光景でした。
53ホイプロイ・寒い霧の朝

朝を迎えました。
ミレー達の母屋に、陽の光が差します。
54ホイプロイ・朝日が射す家内

この囲炉裏で焚く美味しいご飯をいただくのも、
今回の旅ではいよいよ最後か。
55ホイプロイ・囲炉裏でご飯を炊く

この集落に到着した時に、
とても懐かしいシェイプの竹製のコップを見つけたものですが、
そのシリーズの新しい品を村の女性が持って来てくれました。
別の村に暮らす、彼女の義理のお父さんが作ってくれたとか。
56ホイプロイ・手製のカップを持ってきてくれた

お代を払ったら、「皆にプレゼントするつもりで持ってきたので、要らない。」
と言われました。

でも私が、「それならばあなたのお金にするのではなく、
集落の子どもたちのために使ってください。
織りや伝統技術を学ぶためでもいいし、教育に使ってくれてもいい。」と答えると、
とても嬉しそうな顔をしてお金を受け取ってくれました。

★★★
朝食の後、見送りのためか、他の村人も数名集う中、
囲炉裏を囲んでミレー達とお話をしました。

タイの子どもの日に、歌を歌った時のように、
私が日本語で話した内容をきみこさんが英語に訳し、
それをまたギッグがタイ語で伝えてくれました。

私は最初に、今回私たちを迎え入れて下さったことに感謝し、
まずは南米に伝わる『ハチドリのひとしずく』のお話をしました。

・・・・・・・・・・
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」
・・・・・・・・・・

私が話す度に、皆さんの反応をみながら少しずつお話をしたのですが、
以下、私の話の内容を一気にお伝えします。

「私は先ほどご紹介したハチドリのように、
『今、私ができること』をこれまでもしてきました。

ところで、今回こうして皆さんの暮らしに入れてくださり、
一生の思い出となるような素敵な体験をさせていただき、
ありがとうございました。

そして、このつながりを過去の思い出として残すだけでなく、
これからも続けていくことができないものかと考えました。

そこで、一羽のハチドリとして、皆さんに一つご提案があります。

私はミレーを始め、皆さんが織られた織りに深い感動を得たのですが、
この織りは、皆さんの暮らしの上に成り立つものだと感じています。
36ホイプロイ・ミレーが織りを見せてくれた1

そこでこの織りを通して、
今回私が受けた感動を広く伝えていけないものかと考えました。

私は日本で小さなオーガニックショップを経営しています。
そのショップで、織りを始め、皆さんが作られたものを紹介し、
販売できないものかと思いついたのです。

ここで大切なのは、皆さんの暮らしの物語を伝えていくということです。

私たちは今回の滞在で、皆さんの暮らす姿から、
生きる上で大切なことを教えていただきました。

まずはそれを日本に伝えていきたいのです。
その延長線上に皆さんが作られた製品の販売があると考えます。

私の店は小さく、一度に沢山のものを仕入れて販売することはできません。
それに一度に大きな商売をするものではないと考えています。

ですから、まずは小さな単位で皆さんに発注し、
何を送っていただくかは皆さんにお任せし、
また送っていただく期限はつけず、
ものが揃った時点で送っていただくというスタイルでどうでしょうか?

ただ一つ、こちらからのお願いがあります。
全て天然の素材を使って作っていただくということのみです。

もう一つ、大切なことがあります。
私は施しや援助のためにこのお話をしているのではないということです。

私たちは皆さんの暮らす姿勢から多くのことを学ぶことができます。
そして、販売を通して皆さんの暮らしが少しでも安定することを願っています。
つまり、対等の立場で、つながりを続けていきたいと願っているのです。

まずはこの提案を受け入れていただけるかどうか、
お考えを聞かせてください。」

★★★
私の提案の後、しばらくしてミレーの夫・タットゥーが語り始めました。

「今回、あなたたちはこの集落に来て、多くのことをしてくれました。

子どもたちに美味しいご飯を作ってくれた。
子どもたちにプレゼントを贈ってくれた。
歌も歌ってくれた。
そして、道端のゴミを拾ってくれた。

これら皆さんの行為に、私たちはとても感動しています。
特にゴミ集めについては、あなた達が去った後も、続けていきたい。

そんなあなた達の提案は、私たちにとっても嬉しいものです。
是非一緒にやっていきたい。」

他の村人達も、彼の言葉一つ一つに頷いていました。
これで、基本的な姿勢については合意されました。

★★★
続いて、「では具体的にどうするか?」について、話し合いました。

私は彼らの言葉が分からないし、
こういういわゆる輸入業務なるものに直接関わったことはありません。

そこで、今回お世話になったギッグときみこさんに、
仲介に入ってもらうことになりました。

また、カレン族・ホイプロイ集落の皆さんの側では、
ミレーに取りまとめをお願いしました。

つまり、こういう流れになります。

①【もりのいえ】が、ある金額設定でチェンマイのギッグ達に発注します。
②その内容をギッグがカレン族・ミレーに伝えます。
③ミレーが品の質の管理をし、金額に収まるように品揃えをします。
④ミレー側で品が揃ったら、ギッグに連絡し、品をギッグに送ります。
⑤ギッグは【もりのいえ】に連絡し、日本に送ります。
⑥【もりのいえ】は送料とギッグの手数料を加えて送金し、
 品が到着次第、告知します。
34ホイプロイ・私が選んだ織り

今回は上の①と②を、三者が揃ったところで済ませました。
ですから後は品が揃い次第、連絡が届くのを待つばかりです。

このやり方がベストなのかは分かりません。
でもともかくやってみることにしました。

お話の最後に、何度もお互いに確認し合ったのは、
「私たちのこのつながりを続けていこう!」というものです。
これこそが私たちが最初からずっと、そして最大に望んでいることなのだから。

★★★
こうして、私の思いは伝わり、つながりが続くことになりました。
そして、【もりのいえ】は何と!カレン族の品を扱うことになりました。

これまでに何度も繰り返していますが、
彼らの品を通して、私たちは「人が自然と共に生きることの大切さ」を、
常に意識して暮らすことができます。
それが本当に嬉しい。

★★★
お話は終了し、いよいよお別れの時がきました。
家の周りには、民族衣装を着た人たちが次々に集まってきました。

これが全員ではないのですが、
ともかくその場にいる方々と一緒に写真を撮りました。
ホイプロイ集合写真

(最後の最後、車で去る時に、
民族衣装の女性達がずらりと並んで見送ってくれた時の写真を
撮らなかったのが痛恨の極み!)

今回、本当にお世話になった、ミレーとタットゥー。
ありがとう。
あなたたちの生きる姿は、私に大いなる刺激を与えてくれました。
ありがとう。
ミレーとタットゥー

そして、この集落の人々全員の笑顔と、目の輝きは、
生きる上で本当に大切なものを伝えてくれました。
ありがとう。

そんな彼らと、「旅先で出逢った素敵な思い出」だけで終わることなく、
これからもつながりが続いていくことが、本当に嬉しいです。

ある女性が言いました。
「またすぐにおいでよ!来月でもいいよ!」
嬉しいね。

ギッグがU太に言いました。
「いつか、一人でやっておいで。また私がここに連れてきてあげる。」
それもいいね。しばらくここで暮らしてみるか?

また、「棚田の田植えの時期においで!綺麗だよ~!」
とも声かけていただきました。
それもいいなぁ。

でも、一番現実味のあるペースとして、
数年おきにここを訪れるというのが楽しいかな。

するとU太は本当にこの村の子どもたちと
友情をつないでいくことができるだろう。

それに、次回は家族全員で来よう!
かみさんは勿論のこと、
KAN太やFUKUがどんな反応を見せるのか楽しみだ。

そんな思いを馳せつつ、私たちはカレン族・ホイプロイの集落を後にし、
再び5時間の道のりを経て、チェンマイに戻ったのでありました。

素晴らしい、本当に素晴らしい、
まるで夢を見ていたかのような出来事でありました。
(つづく)

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
2月11・12日
放射能デトックス合宿

会場:【もりのいえ】
講師:ささき整体院ポノポノ院長 佐々木謙一(けんちゃん)
参加費: 大人21,000円、12才未満11,000円 (宿泊・食事代込み)
    *幼児についてはご相談ください。
11日11時集合、12日14時解散
<主な内容>
・放射線の影響をどの程度受けているのかの個人整体検査
・その影響を除去し、今後も受けないようにするためのテクニックの習得
・同じ目的の食事とデザート
・エネルギー問題についてのシェアリング
・参加者全員の個人整体施術(人数により時間調整します。)
お申し込みは、ささき整体院ポノポノへ!
Tel. 0265-49-3260 Fax. 0265-49-3272
e-mail: pono778@gmail.com
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

大評判です!2月は締め切ったようです。3月も検討中!
この機会に新たな人生への一歩を踏み出しませんか?



1月27(金)~29(日) 「チーム地球暦全体会合」
2月11(金)~12(日) 「放射能デトックス合宿」~放射能に負けないからだづくり
2月25(土)~27(月) 杉山開知 「地球暦ワークショップ」
3月3(土)~4(日) 「体癖合宿」→第二回「放射能デトックス合宿」に変わる可能性大!
3月14(水)~22(木) 第二回「つながる命 福島」実施決定!
4月22(日) 「アースディ岐阜」に出店
4月28(土) 杉山開知トークライブ
4月29(日) わたわたトークライブ&農業指導
4月30(月) 冨田貴史トークライブ
5月4(金)~6(日) 視力回復合宿・GWコース(残り2名枠です。)
5月18(金)~20(日) 【もりのいえ】 「とびら開きの儀式」
5月26(土)~27(日) 「女神男神合宿」
■視力回復合宿・三回コース(仮称)
  ①7月14(土)~16日(月)
  ②9月15(土)~17(月)
  ③11月23(金)~25(日)


農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
もりのいえ
メールアドレス: masa★mori-no-ie.com 
(★を@に換えて入力してください。)
岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
電話&FAX: 0573-79-3268
代表者: 森本正則(まぁさん)、理恵
PHS:070-5407-2220 *加子母はPHS圏外ですので、
普段の連絡は固定電話(0573-79-3268)にお願いします。


【もりのいえ】の紹介は、こちらをご覧ください。
ネットショップはこちらからどうぞ↓
もりのいえのお届け便
【もりのいえ】への行き方はこちらをご覧下さい。
毎年1月の第二土曜日は、タイの子どもの日なのだそうです。
日本で言うと、端午の節句ということなのでしょうか。
この年に一度の日を、くしくもタイの奥地で迎えることになった私たち。
ご縁を感じます。

ただ、この子どもの日に何をするのかは、
ギッグからはあまり聞いていませんでした。
聞いていても頭に入らないというか、イメージできなかったのです。
ですから事の成り行きに身を任せることにしました。

★★★
朝食後に向かった先は、「学校」と呼ばれる場所でした。
そこには三つの建物があって、その一つに子供たちが集っていました。
その数ざっと50名。
集落全体では70-80名くらいの子どもがいるらしいです。

彼らは歌を歌っていました。
それがカレン族に伝わる歌かと思いきや、意外にポップなメロディです。
前の方でお兄さんがギターを弾いています。
19ホイプロイ・こどもの日に集う子供たち

実はホイプロイの人々はキリスト教なのだそうです。
つまり彼らが歌っているのは、いわゆるゴスペルでした。

私は昼食を作る準備を始めました。
私が暮らす地域の名物「けいちゃん」をベースにした、焼きそばです。

私たちがホイプロイを訪れる前に、
ギッグからは「大体30名くらいが集まるだろうから。」と聞かされていたので、
食材もプレゼントもそれくらいしか準備していません。
大丈夫かな?

結果はどうなるのか分かりませんが、ともかく作ることにしました。
まずはニンニクを沢山皮むいて、つぶします。
20ホイプロイ・ニンニクをつぶす

それに醤油と、細かく切った鶏肉を入れて漬け込み、
沢山のキャベツと、タマネギ、ニンジンも加えて大鍋で炒め、
最後に中華そばを加えて、ナンプラーとオイスターソースで味を整えます。
「けいちゃん焼きそば」の出来上がり!
21ホイプロイ・ケイチャン焼きそばを作る

これらの食材は全て私たちが持ち込みました。
つまり、普段食べないものを食べてもらおうという試みだったのです。
「焼きそば」なるものを食べたことがないという、彼らの口に、
果たして私の味付けが合うのであろうか?
タイの人は口に合わないものは正直に表現するらしいので、結果が楽しみです。

ギッグは男の子たちの散髪をしていました。
車のバッテリーからバリカンをつなぎ、この地域独特の髪型に刈っていきます。
22ホイプロイ・子どもの日に散髪するGig

ゆきちゃんは女の子たちの髪を切っていました。
おかっぱが可愛いです。
でもゆきちゃん、人の髪の毛をカットするのは初めてだったとか。
23ホイプロイ・女の子の髪を切るゆきちゃん

U太は、子供たちへのプレゼントとなる文具をセットしていました。
色鉛筆、消しゴム、ノート、定規類です。
こういうセッティングはU太の得意とするところです。
後で聞いたところによると、ギッグよりもしっかりチェックしていたとか。
24ホイプロイ・文具を揃えるU太

それらを配る時には整然と並び、順番に手を合わせて受け取っていきます。
25ホイプロイ・子どもの日に集う2

みんなとても真面目で素直な子供たちです。
何よりも笑顔が素晴らしい!目がキラキラしています。
26ホイプロイ・子どもの日に集う3
27ホイプロイ・子どもの日に集う1
28ホイプロイ・子どもの日に集う4

私たちの作った焼きそばを提供する時がきました。
お味の方はどうかな?
少なくともその場で聞いた限りでは、
みんな「美味しい!」と喜んでくれたとか。
本当に美味しくないと、見事に残すそうですが、完食してくれました。
ありがとう!
29ホイプロイ・焼きそば配膳開始

ギッグは腹話術もできます。
彼が始めるやいなや、子供たちが集まってきました。
みんな真剣な顔です。
30ホイプロイ・腹話術に集う子供たち

「せっかくみんなが歌っているのだから、私たちも歌おうよ!」
そのように誘って、みんなの前で歌いました。
まずは『ふるさと』です。
歌詞の意味を私が語り、きみこさんが英語に訳して、
それをギッグがタイ語に通訳してくれました。
31ホイプロイ・子ども達の前で歌う

一曲歌い終わった後、「他にもないの?」と訊ねられたので、
今度は私がソロで『花』を歌いました。

その後、先生とおぼしき方が代表してお礼を言ってくれました。
私からも、このような場をシェア出来たことについて、お礼申し上げました。
すると前もって準備していたのか、
彼らが織ったというショールを一人ずつにプレゼントしてくれたのでした。

とっても心温まる行事が終わり、子供たちは去って行きました。
私たちはとても嬉しく、ありがたい気持ち一杯で、ミレーの家に戻りました。

★★★
帰宅して改めて昼食をいただき、
その後にミレーが織ったショールを売ってくれるということで、
見せていただきました。
32ホイプロイ・ミレーのショールを選ぶ

伝統行事の時のスタイルを見せてくれたミレー。
優しく、力強く、美しい方です。
33ホイプロイ・民族衣装を着たミレー

数ある中で、私が選んだショール。
どれも自然素材で、素敵なデザインです。
真心が伝わります。
洗うほどにとても柔らかくなって体に馴染むそうです。
34ホイプロイ・私が選んだ織り

カレン族特有の上着を買わせていただきました。
四角い生地を合わせただけのシンプルなものですが、体に馴染みます。
これも洗う程によくなるのだとか。
まるで縄文人になったような気分です。
35ホイプロイ・カレン族の衣装

ミレーが織りの作業を見せてくれました。
36ホイプロイ・ミレーが織りを見せてくれた1

一つ一つの手さばきを丁寧に見せてくれます。
37ホイプロイ・ミレーが織りを見せてくれた2

先ほどのショールもこうして織られたのですね。
38ホイプロイ・ミレーが織りを見せてくれた3

★★★
私たちが織りに夢中になっている間、
ギッグは集落の子供たちに折り紙を教えていました。
その中にU太が交じっていますね。
実は途中からU太がギッグに教える立場に変わったとか。
この時から、U太とカレン族の子供たちとの交流が始まりました。
39ホイプロイ・一緒に折り紙を折るU太

★★★
「では、夕食の食材を採りがてら、散歩に行きましょうか?」
ミレーたちについて行くことにしました。
目指したのは、初めてこの集落に辿り着いた時に出迎えてくれた、
あの棚田です。
40ホイプロイ・夕食のおかずを採りに行こう

道端でで水牛がつながれていました。
真ん中に佇んでいるのは、生まれたばかりの子だとか。
41ホイプロイ・生まれたばかりの水牛

居住地から歩くこと約15分、棚田に到着。
42ホイプロイ・光る棚田

ミレーとタットゥーは早速野草を採り始めました。
かつて私も毎日のようにしていた作業です。
でも最近はやらなくなったなぁ。
43ホイプロイ・野草を採るミレー

棚田で野草を採る姿が美しいです。
44ホイプロイ・棚田で野草を採る

棚田って、自然の等高線に忠実に作ることでできるのですね。
46ホイプロイ・棚田は自然なシェイプ

しばらくすると、集落の子供たちが数名走ってきました。
元気です。
かつての日本の農村って、こんな風景がどこでも見られたのでしょう。
45ホイプロイ・棚田を走る子供たち

やがて子供たちは田んぼの脇の薮の中を駆けずり回り出しました。
まるで『となりのトトロ』のワンシーンみたい。
47ホイプロイ・薮の中を走り回る子供たち

すると、やおらU太もついて駆け出しました。
いいぞ!
48ホイプロイ・U太も交じって走り出した!

この後、U太は歓声を上げて走りっぱなし!
大笑いして、もう大興奮!
U太がはじけた瞬間でした。

今までU太の引っ込み思案ぎみの姿しか見ていなかった、
きみこさんやミレーたちはビックリ!
私はにんまりです。

もう、人間の子というよりは、
猿の群れのように薮から薮を走り回る子供たちの姿に、
大人達は圧倒されっぱなし!
しかもその中にU太が交じっているのが、実にほほえましい様子でした。

やがて集落の中心、小さな売店の前に到着しました。
ギッグが小さなお菓子を買って、子供たちに与えていました。
49ホイプロイ・お菓子をもらう子供たち

★★★
ところで、このホイプロイ集落に到着して以来、
私はあることに違和感を持っていました。

それは、道端のゴミです。
町の菓子がこの集落にも届いているのですが、
食べた後の小袋がそこら中に捨ててあるのです。

このことをきみこさんとギッグに訊ねたところ、
次のような返事でした。

そもそもビニール袋というものがなかったこの集落では、
余った食材や、果物の皮などは、その場で捨ててもいずれ土に還ることで、
何の問題も起きていませんでした。

その後、ビニール包装のお菓子が登場しても、
この習慣はなかなか変わらないのだそうです。

それに、ゴミ収集車がやってこないので、
結局ビニールゴミはこの集落で燃やすしかなく、
むしろ燃やすことで環境を損なうことになるという考えもあるようです。

それにしても、自然に囲まれて自然体で暮らす彼らの暮らしの足元に、
ゴミが散乱しているのは、とても残念な光景でした。
実際に目の前で、菓子袋を道端にポイッと捨てる子供たちの姿を見ると、
心が痛みました。

ギッグが言いました。
「私たちもこの状態は気になって、以前から何度も言っているのですが、
なかなか『ゴミを捨てる』という動きにならないようです。」
「ミレー達もこの光景には頭を痛めていて、
周りに『ゴミを捨てないように。』と伝えているのですが、
一時的にそのようにしたも、すぐ元に戻ってしまうと嘆いていました。」

★★★
少なくとも、道端のゴミを眺め続けることが、私は辛かった。

そこで私は、ギッグに相談しました。
「今から私がゴミを集めてもいいですか?
その行為が皆さんにとって余計な、迷惑なことならば、しません。
でも構わないのであれば、大きなビニール袋を一ついただくように、
ミレー達に訊ねてもらってもいいですか?」

最初ギッグは乗り気ではありませんでした。
「そんなことをしても無駄だよ。」というような素振りでした。

でも、私が再度お願いすると、ミレーとタットゥーに話してくれました。
そして了解を得ました。

日本人メンバーのうち、きみこさんとゆきちゃんは夕食の準備に取りかかり、
私となっちゃんがゴミを集めることになりました。
与えられたビニール袋を手に、ミレーの家の周りの黙々とゴミを集め始めます。

気がつくと、ギッグが周りにいた子供たちに声を掛けていて、
数名の子供たちが一緒にゴミを集め始めていました。
集めたゴミを私の持つビニール袋に持ってきてくれます。

「コップン・クラップ(ありがとう)」
「サンキュウ」
「ありがとう」

持ってきてくれる度に、その子の顔を見て、
いろんな「ありがとう」の言葉を掛けました。
その度に「にこっ」と笑ってくれる子供たちの可愛いこと!

ミレーの家の周りのゴミはすぐに片付き、
50ホイプロイ・綺麗になった道・ミレーの家の前

私は集落のメインストリートに出ました。
すると驚くべき光景が広がっていました。

ギッグを先頭に、20名近い子供たちが群がって、
めいめいにゴミを集めていました。
まるで「ゴミ集め遊び」をしているかのようにワイワイ言いながら。

私は涙が出ました。
みんな、みんな、みんな、ありがとう!

そして再び足元を見やり、先頭の子供たちが取り忘れた、
キャンディの小袋などの小さいゴミを
一つ一つ丁寧に取っていきました。

すると私の周りの数名の子供たちは、「そうか、そういう小さいのも取るのか。」
という表情をして、同じ様に拾ってくれるようになりました。
道の反対側では、なっちゃんが同じ様な動きをしていました。

ギッグ達の大集団がざっとゴミを拾っていき、
その後を私のグループと、なっちゃんグループが道の両側に分かれて、
残された細かいゴミを拾っていくという仕組みが、
自然とできていました。

そして私たちが通った後には、ゴミ一つ落ちていない道が、
少しずつ広がっていました。
それはそれは、美しい景色でした。
51ホイプロイ・綺麗になった道・メインストリート

★★★
ゴミ拾いを続けながら、途中から私は、あることを考えていました。

「私は偽善者になっていないだろうか?」

「人の為に善きことをする者」と書いて、偽善者となります。
後で意味を調べてみると、次のように説明されていました。

「外面的には善い行為に見えても、それが本心や良心からではなく、
虚栄心や利己心などから行われる事を指している。」

「偽善」が今の私のテーマであることを、
ここ最近ずっと頭の隅に置いていました。
そのテーマが、ゴミ拾いをしている最中に頭をもたげてきたのです。

「今、こうして一緒にゴミを集めても、どうせすぐにやらなくなる?」
「集落に一時だけやってきた人間が偉そうなことをして、どうなる?」
「結局、自分がええかっこをしたいだけ?」
「『善い人』と見られたい?」
・・・

いろんな考えが次々に浮かびました。

「いや!違う!
私は、私ができることをしているだけだ!」

そう結論を出した時、
農作業から戻ったらしい、民族衣装を着た見知らぬ女性が近づいてきました。
そして私の手を両手で包んで、にこっと笑って頭を少し下げ、
去って行かれました。

また涙が出てきました。

「これでいいのだ。」

私が自分の意志でやる行為によって、
この先どうなるかは分からない。
その思いが伝わっても良し、伝わらなくても良し。
でも、伝わる人には伝わる。
それで良いのだ。

すると、他にも大人が挨拶に来られました。
誰もが微笑んでしました。
言葉は全く分からないけれど、感謝されていると感じました。

売店の近くに来た時、
あらかたゴミを取り終えた子供たちが集っており、
その中の数名がU太と鬼ごっこをしていました。

「ユータ!」「ユータ!」と大声で声を掛けられ、
U太は大笑いしながらカレン族の子供たちと駆け回っていました。
その姿を見て、また泣けました。

(その後、U太に「今度の旅は楽しかった?」と訊ねたところ、
彼は頷き、「ぼく、沖縄では友達できんかったけれど、
タイでは友達ができた。」と答えていました。)

★★★
その日の夕食時は、これまで以上に感慨がこみ上げてきました。
ミレーとタットゥーはこの日一日の私たちの行為を喜んでくれました。
他の村人も次々に集ってきて、囲炉裏の周りで和みました。

その時、突然に私は、ある考えが浮かびました。
その考えをきみこさんに伝えたところ、
「それは良い考えですね。頃合いを見て、
ギッグからミレー達に話してもらいましょう。」という返事をいただきました。

その瞬間まで思ってもみなかった、ある考え。
それによって、私はいよいよ「この地」に導かれた意味を悟ったのです。

その夜、寝る前に外に出ると、それはそれは見事な星空が広がっていました!
加子母の星空も相当凄いんだけれど、
感覚的にその三倍くらい凄かった!

例えばオリオン座が他の星々の群れの中で埋もれていました。
こんな星空は見た事が無い!
日本人の誰もが「うわぁ~!」と歓声を上げていました。
その反応を見て、カレン族の皆さんは微笑んでいました。

「今夜浮かんだ考えを、明日、私が直接お話しよう!」
その時に私は心に決めたのでした。
(つづく)

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
2月11・12日
放射能デトックス合宿

会場:【もりのいえ】
講師:ささき整体院ポノポノ院長 佐々木謙一(けんちゃん)
参加費: 大人21,000円、12才未満11,000円 (宿泊・食事代込み)
    *幼児についてはご相談ください。
11日11時集合、12日14時解散
<主な内容>
・放射線の影響をどの程度受けているのかの個人整体検査
・その影響を除去し、今後も受けないようにするためのテクニックの習得
・同じ目的の食事とデザート
・エネルギー問題についてのシェアリング
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大評判です!2月は締め切ったようです。3月も検討中!
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1月27(金)~29(日) 「チーム地球暦全体会合」
2月11(金)~12(日) 「放射能デトックス合宿」~放射能に負けないからだづくり
2月25(土)~27(月) 杉山開知 「地球暦ワークショップ」
3月3(土)~4(日) 「体癖合宿」→第二回「放射能デトックス合宿」に変わる可能性大!
3月14(水)~22(木) 第二回「つながる命 福島」実施決定!
4月22(日) 「アースディ岐阜」に出店
4月28(土) 杉山開知トークライブ
4月29(日) わたわたトークライブ&農業指導
4月30(月) 冨田貴史トークライブ
5月4(金)~6(日) 視力回復合宿・GWコース(残り2名枠です。)
5月18(金)~20(日) 【もりのいえ】 「とびら開きの儀式」
5月26(土)~27(日) 「女神男神合宿」
■視力回復合宿・三回コース(仮称)
  ①7月14(土)~16日(月)
  ②9月15(土)~17(月)
  ③11月23(金)~25(日)


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当初の目的にはなかった旅。
でもこの旅が、「実はこのように導かれていたのだった!」と思える旅。
まるでテレビのドキュメント番組のような旅の展開となりました。

その旅をコーディネートしてくれたのは、
前回もご紹介したギッグときみこさんです。

「うさとの服とは関係ないのだけれど、ギッグが十数年前に訪れて以来、
とっても気に入っていて通っている、カレン族の集落がありましてね、
『何ならそこに一緒に行こうか?』とギッグが言っていますが、
どうしますか?」

きみこさんからそのように誘っていただいた時、
最初はちょっと戸惑いました。

個人的にはこういうお話は大好きです。
でも、チェンマイから車で5時間かかり、
途中からはガタガタ道でジャングルを越えていくという行程に、
U太が耐えられるだろうか?

話を切り出した当のギッグが、
「やっぱり子ども連れだと厳しいだろうね。」と、
話を断り始めました。

ところが会話の背後から「い・き・た・い」波動を発している
ゆきちゃんとなっちゃんの気配を感じた私は、私自身の興味も勿論あって、
「いや、連れて行って下さい!U太はきっと大丈夫!」と、
根拠のない説得をして、連れていってもらうことになりました。

その集落の名前は、「Huai Pu Ling」。
「ホイプロイ」と発音するそうです。

タイ人でさえ近づくことがほとんどないというこの集落には、
昔ながらの暮らしが息づき、そして素敵な織り手がいるということでした。
最近は小さなソーラー発電をするようになったそうですが、
今でも電気は通らず、自給自足の暮らしを続けているとか。

そんな地に行けるという、なかなかないチャンス!
しかも滞在中に「タイの子どもの日」を迎えるというタイミングで、
「ホイプロイの子供たちにプレゼントを渡したい。」
と語るギッグの話に乗ることにしました。

ちなみに、カレン族は幾つもの部族に分かれ、
いわゆる「首長族」と呼ばれる部族もカレン族の一つです。
私たちが今回訪れることになったホイプロイは、首長族ではありませんでした。

★★★
毎年、子どもの日に少数民族の集落を訪れ、
プレゼントを渡しているというギッグ。
まるでサンタクロースだね。

今年はホイプロイの子供たちに渡すつもりで、
スーパーで文具などを買っていましたが、
「今回は私たちに払わせてください!」とお願いし、
ゆきちゃん、なっちゃん、そして私がお代を支払いました。

そしてパジェロに6人が詰めて座り、
後ろと車上に荷物を満載して、いざ出発!
途中からはまさにオフロードを進むラリーのような感覚で、
ジャングルを越えて行きました。

「この先、我々を待っているのは、いったいどんな世界であろうか?」
まるでテレビ番組のクルー気分です。

★★★
途中、黒い衣装が特徴の「モン族」の地を抜け、
ますます奥地に進みます。

「これって本当にテレビ番組で観る風景だね!」
ワクワクと同時に、「一体、最後はどんな処に辿り着くのであろうか?」
という雰囲気になってきた時に、
突然ある気配が身を包みました。

それはある峠を越えていた時のことでした。
胸の鼓動が高まり、妙な気分になったのです。

「ここは、以前歩いたことがあるぞ・・・」
そんな気分です。

次の瞬間、かつてない感覚に襲われました。
現世でこれまでに私が気づき、学んできた様々な知識や出来事が、
次々に「矢のように」私に向かってきたのです!

その一つ一つを挙げる暇はありません。
まさに続々とビジョンが向かってきては流れていきます。
中には、私がまだ気づいていない事柄もあるようでした。

それらに唖然としているうちに、あることに気づきました。
「これまでの気づきは、どれも断片的なものだったんだ。」
「それが今、つながろうとしている。」
「そして個々の気づきも、このつながりも、
全て過去の記憶に収まっているものだった。」

これはものすごい発見と感動でした。体が震えました。
そして、「まだ気づいていない気づき」が流れてきては去っていくのを、
「ああ、去ってしまった~!」と眺めている私がいました。

ただ、しっかりと見えたビジョンがあります。
「私はかつてこの峠を越えて歩いていた。」
その姿ははっきりと見えました。

そしてもう一つ浮かんだビジョンがありました。
「U太をここに連れて来ることに、意味があったのだ。」
ということでした。

当のU太は私の膝の上で寝ていました。
でもきっと彼の魂は震えていたことでしょう。

★★★
4時間ほど休憩なしでぶっ飛ばし、ある集落の店先に車が停まりました。
トイレ休憩をしている間、素敵な民族衣装の女性に撮影をお願いしました。
こんな人たちが既にあちらこちらで見られるようになっていました。
1道すがらのショップで民族衣装の女性と

この場所まできて、ようやくギッグの顔が緩みました。
「あと1時間と少しだからね。」
彼自身、ワクワクしてきているのが分かります。

そしてついに到着!
私たちを迎えてくれたのは、何と!一面に広がる棚田でした!
2ホイプロイの棚田

「うわぁ~!」
歓声を上げる私たち!

幾つものジャングルを越えた地で、
こんな立派で広大な棚田に遭遇するなんて!
何と素晴らしい管理を、暮らしをしている部族であろうか!
もう、いきなりテンションが上がります。

そうこうするうちに、ついにホイプロイの集落に到着しました。
行き交う人々がギッグの姿を見つけて、笑顔で近寄ってきます。

その一人ひとりと挨拶しながら、パジェロはゆっくりと進み、
ある家の前で停まりました。
私たちがお世話になる、ミレーさんのお宅でした。

ミレーはホイプロイで一番の織り手で、まとめ役でもあるとのことでした。
かつてギッグが初めてこの集落に来た時も、ミレーを紹介され、
それ以来、ホイプロイに来るとまずはミレーにお世話になっているのだとか。

早速ミレーのお宅に上がらせていただきます。
高床式の質素な家です。
3ホイプロイ・ミレー達の家

家の中は暗く、床は隙間だらけ。
中程に囲炉裏が組んであって、その上には物を干せるような棚がありました。
4ホイプロイ・囲炉裏に寄り添う

「ここで寝泊まりするの?素敵!」
と喜んだ私ですが、ここはミレー達が寝泊まりするスペースで、
私たちには最近作られた別の棟が案内されました。
いわばゲストハウスですね。普段は子供部屋になっているのだとか。
5ホイプロイ・私たちの宿所

夕刻に到着したこともあり、
ともかく夕食を作りましょうと、一緒に支度に取りかかりました。
おでこに懐中電灯を点けて調理を手伝う、なっちゃん。
6ホイプロイ・懐中電灯で調理

やがてホイプロイでの初めての食事が揃いました。
床にお皿を並べて、車座になっていただきます。
7ホイプロイ・最初の食事

質素だけれど、どれも本当に美味しかった!
特にこの地で採れるお米はいわゆるタイ米と呼ばれる長米ではなく、
日本のお米とまるで変わらない形でもっちりしていて、懐かしい味でした。

夕食のおかずに海老が入っていました。
これはギッグが持ち込んだ冷凍海老です。
「きっと彼らは喜ぶから。」とのことでしたが、まさにミレーは喜んでいました。
「10年振りに海老を食べた!」と言って。

私たちを迎え入れてくれたことに感謝し、
その日はともかく早々に眠ることにしました。
標高1,100m、外は結構冷えていました。

★★★
翌朝、目覚めると、寒い!暗い!
6時になっても誰も起きてこないので、一人で活元運動をしました。

夜が明けて、朝食の支度が始まります。
いきなり現地になじんでいる、なっちゃん。流石です。
8ホイプロイ・いきなり溶け込むなっちゃん

これが洗い場です。宙に浮いています。
床は隙間だらけです。
つまり、隙間からどんどん端材や食べ残しを落としていくのです。
落ちた食材などは、放し飼いにされた犬猫が食べていきます。
9ホイプロイ・これが洗い場

これはミレーの家ではありませんが、ホイプロイの平均的な家の様子です。
結構な高床式で、床下は洗濯物を干したり、作業場になっているようでした。
10ホイプロイ・平均的な家

囲炉裏でお粥を焚く、ミレーの夫のタットゥーさん。
寡黙な彼は、黙って料理の支度をテキパキとしています。
11ホイプロイ・お粥炊くタットゥー

囲炉裏脇で調理するミレー。
常に民族衣装を着ていて、一つ一つの動きが絵になります。
12ホイプロイ・調理するミレー

私が「ご飯の共(とも)」と勝手に名づけていた料理。
囲炉裏に鍋を置き、ミニトマトと、香草を入れて炒め、
後ほどそれをつぶしただけのものですが、
これが辛くて美味い!
13ホイプロイ・ご飯の共

美味しいご飯と、この「ご飯の共」さえあれば、
他は要らないというくらいの大好物になりました。
皆も大感激!
「【もりのいえ】でも是非やりましょう!」
ゆきちゃん&なっちゃんもその気です。
14ホイプロイ・美味しい白米とご飯の共

隙間だらけに見えた床は、竹を割いて並べたものでした。
歩く度にわずかにたわむのが不思議な感覚です。
壁も同じ様にして据えてありました。
15ホイプロイ・竹の床

差し出されたお茶のカップを見てびっくり!
私は陶芸工房を開いていた頃、ほとんど自分では作品を作りませんでしたが、
自らカップを作る時は、まさにこのサイズの、
この形状のカップを作っていたのでした。
これは竹製ですが、その形は思い出そのものです。
16ホイプロイ・思い出のシェイプ

母屋の窓から外を眺めます。
とても神々しい気分になります。
17ホイプロイ・ミレーの家の中から外を見つめる

脇ではU太が絵を描いていました。
何だか景色に馴染んでいます。
18ホイプロイ・ミレーの家の中で絵を描くU太

初めて来たとは思えない居心地に感動し、
一日が始まりました。

この日はタイの子どもの日でした。
ある場所に集落の子供たちが集うらしく、私たちもそこに行くのだとか。
一体何をするのか分からないまま、連れていかれた私たちでありました。
(つづく)

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2月11・12日
放射能デトックス合宿

会場:【もりのいえ】
講師:ささき整体院ポノポノ院長 佐々木謙一(けんちゃん)
参加費: 大人21,000円、12才未満11,000円 (宿泊・食事代込み)
    *幼児についてはご相談ください。
11日11時集合、12日14時解散
<主な内容>
・放射線の影響をどの程度受けているのかの個人整体検査
・その影響を除去し、今後も受けないようにするためのテクニックの習得
・同じ目的の食事とデザート
・エネルギー問題についてのシェアリング
・参加者全員の個人整体施術(人数により時間調整します。)
お申し込みは、ささき整体院ポノポノへ!
Tel. 0265-49-3260 Fax. 0265-49-3272
e-mail: pono778@gmail.com
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大評判です!2月は締め切ったようです。3月も検討中!
この機会に新たな人生への一歩を踏み出しませんか?



1月27(金)~29(日) 「チーム地球暦全体会合」
2月11(金)~12(日) 「放射能デトックス合宿」~放射能に負けないからだづくり
2月25(土)~27(月) 杉山開知 「地球暦ワークショップ」
3月3(土)~4(日) 「体癖合宿」→第二回「放射能デトックス合宿」に変わる可能性大!
3月14(水)~22(木) 第二回「つながる命 福島」実施決定!
4月22(日) 「アースディ岐阜」に出店
4月28(土) 杉山開知トークライブ
4月29(日) わたわたトークライブ&農業指導
4月30(月) 冨田貴史トークライブ
5月4(金)~6(日) 視力回復合宿・GWコース(残り2名枠です。)
5月18(金)~20(日) 【もりのいえ】 「とびら開きの儀式」
5月26(土)~27(日) 「女神男神合宿」
■視力回復合宿・三回コース(仮称)
  ①7月14(土)~16日(月)
  ②9月15(土)~17(月)
  ③11月23(金)~25(日)


農的暮らし、宿屋(一泊二食6,000円)、
焼き菓子販売、自然良品店、通販、イベント開催&出店
もりのいえ
メールアドレス: masa★mori-no-ie.com 
(★を@に換えて入力してください。)
岐阜県中津川市加子母2220番地 〒508-0421
電話&FAX: 0573-79-3268
代表者: 森本正則(まぁさん)、理恵
PHS:070-5407-2220 *加子母はPHS圏外ですので、
普段の連絡は固定電話(0573-79-3268)にお願いします。


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