我が家は、いわゆる古民家です。
いったいいつ建てられたのか、元の地主も知らないとかで、
少なくとも100年前、もしかして江戸時代築かもという噂です。
とは言っても茅葺きの家というわけでなく、本当にただの「古い民家」なんです。
玄関に入ると土間があり、それを8畳・10畳の和室が何部屋か囲み、
都会育ちの者にとれば十分な広さです。
母屋以外にも離れ・蔵・物置小屋・元牛小屋・元豚小屋・元水車小屋があり、
裏の山から湧き水を引いた石組みの池もあります。
さてこの家を購入し、この5月に移住したのはいいのですが、
何カ所か「このままではマズイぞ」というところがあります。
その一つ、母屋の一番真ん中の和室の床が抜けていました。
歩くとたわみますし、床が下がっているので周りのふすまや障子が倒れてきます。
おそるおそる畳を上げてみると、何と大きな窯が出てきました。
聞けば、この家ではもともと蚕を飼っていたので、
冬の暖房のために屋内に窯土を組み、薪をくべていたとのこと。
「これは民俗資料になるんじゃないか」と躊躇もしましたが、
このままでは住めないので、やむを得ず解体して改修することにしました。
なんて一言で言いますが、
窯を組んである山ほどの石や土を取り出すだけでも重労働、
ましてやそれから周りの部屋とのバランスをとりながら水平を取り直し、
基礎を組んで梁(大引き・根太というそうですが)を掛け、
最後に板を張る(今回は板張りにすることにしました)なんて作業、
今まで全くしたことがありません。
大体、この部屋の改修だけで本当に大丈夫なのか?
他も併せて見ておかなくてもいいのか?
疑問は次々湧いてきます。
そんな時、大きな助っ人が現れました。
この続きはまた改めて。
(一回の日記をそんなに長く書くもんではないと妻に諫められておりまして・・・)