班の常会 |
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2005-08-29 Mon 06:24
昨日は村の行事が三つありました。
一つは防災訓練、二つめは山の草刈り、そして三つ目は班の常会です。 この地区は6つの班に分かれ、各地区の班長による区長会を経て、 それぞれ毎月末にどこかの家に集まって会合を開きます。 開催は夜8時からですが、うちの班の面白いところは、 毎回始める前に「念仏」を唱えるのです。 仏壇の前に各家の代表者が集まり、正座してまずは般若心経から。 その後、この地域独特の節回しで唱います。これが難しくて面白い。 私は近所で買ってきた「念仏作法」なる小冊子を手元に置き、皆に合わせます。 作法には節の上下が筆で書いてあるけど、これはとてもこの画面では表現不可能。 この班は他の班よりもこの念仏に熱心でして、 この常会以外にも、毎月18日は念仏の練習会を開いています。 だから空で最後まで唱えられる人が多く、 葬式の時は坊主いらずで安くあがるとか。 曹洞宗の流れとかで、私は特に何の宗教も選んでいないけど、 村に伝わる風習を残すという意味で、何とかマスターしたいと考えています。 そんな若い衆(これでも村では若い方)が現れたということで、 村の人達も優しく迎え入れてくれてるんじゃないかと思います。 さて念仏が終わり、会が始まります。これがまたいやに念入りです。 毎回20近くの議題について、報告やら話し合いやら、脱線したりします。 例えば、来年6月から義務化される火災報知器について、 「これから悪質な業者が売り込みにきますので、気をつけてください。 特に、この間オレオレ詐欺にあいかけた○○おばさん、気をつけてね。」 なんて話を班長が振ると、もうそこからオレオレ詐欺話でひと盛り上がり。 「置き薬にも気をつけろ!一箱2万円の薬が入った箱を置いてかれるぞ!」 「あたしゃどうすりゃいいんだよ。」「警察を呼べ。」とかで、ワイワイ。 面白いのは、この村には「明治座」という立派な歌舞伎座があって、 毎秋公演をするのですが、(今年は武蔵野美術大学が裏方サポートする) その地域ボランティアで大道具小道具の人が高齢化してきたので、 後継者を募集しているとのこと。 私は少々関心があるのですが、時間を取れるかどうか。 すると周りが、「そのうちどんどん引き込まれて、 しまいにゃ舞台に立つようになるぞ。」とからかいます。 会の終わりには森の管理について熱い議論が。 この村はヒノキの森がきちんと管理されていることで有名で、 マスコミにもよく紹介されています。 そんな村でもやはり管理不足・後継者不足が問題になっており、 「このままじゃいかんぞ。」と皆心配しているのですが、 現実にはなかなか解決策が見つかっていません。 私はこれにも関心があるのだけど、 大体自分の暮らしだけでも一杯一杯なのに、 まだあれこれ名乗り出すのは無理だよなと、自戒しています。 少しずつ少しずつ、関わっていきたいものです。 |
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| もりのいえ 山暮らし日記 |
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