スローフード、スローライフって? |
|
2005-09-06 Tue 22:29
いよいよカミさんが出産カウントダウンになってきたことで、
こちらも日々の過ごし方を変えてきています。 まずは酒量。ビール一日一本で終了。いつ運転することになるかわからんもんね。 そして仕事ですが、できるだけ自宅でできる様、準備してきました。 それでもどうしても人と会う必要がある時は一日に集約。 今日はそんな日でした。 朝5時半起床、6時出発。大阪へ。 会議、議事録作成、面談後、カップラーメン食いながらパソコンとにらめっこ。 午後も面談、報告、会議、関係書類作成と作業に追われ、 同僚とすれ違う時も、「今度ゆっくり話そうな。」の会話だけ。 夕方、職場の気象予報士に尋ねると、「明日は電車が動かない可能性があるので、 今日中に帰った方がいいですよ。」とご神託。 その言葉に後押しされて退社、途中コンビニでパン一個ほおばり、 新大阪で発車直前の新幹線に飛び乗り、移動移動で21時半に無事帰宅。 さすがに疲れましたが、カミさんが何事もなくひと安心。 今日の企画会議の中で、スローフーズの事業化についての話題が出た時、 「これって、masan好みの企画でしょ。」って振られたんだけど、 その時は思わず熱く語ってしまいました。 「イタリアでスローフーズ、スローライフが提唱された時は、確かに ファーストフード文化に警鐘を鳴らすという点では意味があったでしょうが、 最近は都会に暮らす人々が、 田舎暮らしに対して持つ憧れとだぶらせているように感じます。 『いいなぁ、田舎暮らしはのんびりしていて』という風な感じと同じで。 でも、よく『スローライフを送っている』と名指しされるような人々は、 現実にはとてもスローな時間なんて過ごしていなくて、大忙しの日々です。 では、そういう人々があくせくした人生を送っているのかというと、 それもまた違い、とっても『豊かな』暮らしを送っているのです。 そういったことを理解せずに、ただ『スローフーズ、スローライフはいい』 という理由で、それを事業化すればはやるなんて考えていると、 足元をすくわれますよ。」 決してその場のメンバーを責めたり諭すつもりはなかったのですが、 言葉だけが先行する世の風潮に少々辟易するものを感じているのは事実。 だからつい口調が熱くなってしまったのかもしれません。 ホント今の私たちの暮らしも大忙しです。 オセアニアから戻って一年半、のんびり一日過ごした日なんてありません。 でもそれは全然辛くない。自分たちの夢を少しずつ形にしているから。 そして、どんな大汗かいて作業していても、 ふと気がつくと、もえるような若葉が目に入り、鳥の声や水のせせらぎが聞こえ、 山肌に二重の虹が見えたりして、そんな時に「ほっ」とする瞬間がある。 ほんの数秒のことなんだけど、それだけで「生きてて良かったな」と思える。 それが私たちにとっての「スロー」な時です。 本当はもっとしっくりくるネーミングをしたいんだけどね。 カミさんが勤めていたシャロム・ヒュッテでは「ピースフード」と呼んでいます。 私たちは私たちでこれからじっくりと見つけていくつもりです。 |
|
| もりのいえ 山暮らし日記 |
|
