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18日午後、吉村医院を退院しました。
助産婦のハラさん、ワタナベさん始め、
お世話になった皆さんに感謝感謝。
吉村先生にもご挨拶。
「今回のおたく様との出会いは、とても大きな喜びでした。」
私も全く同じ気持ちです。

悠太は最後の二日はほとんど寝て過ごし、起きても騒ぐことなく、
本当におとなしくしてくれていました。
寝ている時など、死んでやいないかと鼻息を何度も確認したほど。
でも退院は悠太にとって初めての外界です。
疲れなければいいけれど。
ところが余計な心配はいらず、
カミさんお手製のスリングに入ると、そのまま寝てしまいました。
その後、帰宅するまで全く騒がず、大助かり。

それが、帰宅してから突然泣き出し、止まりません。
やっぱり車の長旅で疲れたか、あるいは住環境の違いに気付いたか。
5時間ほどぐずいておりました。
夕食は簡単メニューで済まし、その日は片付けもほどほどに終わり。

翌朝、家の中、外を見回り。どこもクモの巣やほこりがすごい。
掃除にしばらく追われるかも。
一週間ほっとかれた犬達は狂喜乱舞。
餌は隣のタケオさんにお願いしたのですが、散歩はなかったのです。
甲斐犬のゴンは大暴れで喜び、腹を出して射精します。
狩猟犬なのに大丈夫かいな。猿に餌付けされないかと心配。
グレートピレニーズのファルコンは11歳半。
さすがに歳をとったのでさほど騒ぎませんが、それでも嬉しそう。
久しぶりの散歩を楽しみました。

さて、帰宅後の最初の仕事はコンポストの設置です。
実はカミさんを岡崎に連れていった日の日中に作っておいたのです。
木の取っ手がついた蓋つきで、足元は地面に突き刺さるよう、
先の細い棒が突き出ています。
我が家には他にも「ミミズコンポスト」というものもあり、
ミミズ君たちが残飯を肥料に変えてくれていますが、
いかんせんペースがゆっくりなので残飯が余っていたのです。
これで当分は大丈夫かな?

カミさんが悠太にかかりっきりなので、家のことは私がします。
食事の準備と片付け、買出し、掃除・・・
もちろん仕事もします。
帰宅早々、フル活動です。
でも元気。
「ハウルの動く城」じゃないけれど、
守るものが見つかればエネルギーが湧いてくるものです。

自信作?のコンポスト
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17日午後から18日午後まで、「お産の家」の二階で
「お産塾」なるものが開かれました。
日本助産師会が主催の研修会で、参加費35,000円。
吉村先生はもちろん、「お産の家」を一人で建てた棟梁も話される
ということで、機会があれば聴きたいなと思っていました。
すると、吉村先生の方から、
「あんたも聴いたらいいよ。」と誘って下さったので、
参加者から離れて、後ろの方で聴かせていただきました。

参加者は20名弱。全国から来られています。
先生の講演を聴き、一人一人自己紹介と感想を言っているのを聞くと、
「ここはまるで助産婦駆け込み寺だな」とも思えてきました。
私は吉村先生からしか聞いていなかったけれど、
お産の現場は本当にひどいらしい。

とにかく現場では医師が全ての権限を持ち、
薬は打ちまくる、自然なお産を待てずにたたく、引っ張り、
躊躇なく刃を入れてさっさとお産を済ませてしまう・・・
助産婦としてはいろいろ言いたいことはあるのだけれど、
とてもそういうことを言える立場や雰囲気ではないらしい。
結果、産まれてくる赤ん坊は血の気がなくグッタリ。
母親も「もう二度とこんな思いをしたくない」とゲッソリ。
だから、今回私たちが体験したお産なんて
一度も経験したことがないという方がほとんどでした。

産まれてすぐに母親の胸でスヤスヤと寝ている赤ん坊、
そしてやがて目を開け、手を広げて母親を見つめる赤ん坊、
それをうっとりと見つめる母親・・・
そういったスライドを次々と見せられ、感嘆の声を上げる参加者たち。
皆さんショックを受けている様子。
私はむしろその姿に驚きました。

初日の夜、最後の方に私にもマイクが回ってきたので、
今回感じた想いとエールを送りました。
「今回、吉村医院で、助産婦こそお産の主役であるということが
 よーく分かりました。
 人が生まれる場、そして死ぬ場に遭遇せずして、
 人生を語ることはできないと思います。
 その点、人の誕生の入り口で迎えてくださる助産婦の存在は
 本当にありがたく、素晴らしいことです。
 今回、皆さんは相当ショックを受けたようですし、
 また勇気を得たとおっしゃってますが、一言申しますと、
 よく研修会に出て「とても役に立った」とか言いながら、
 いざ職場に戻ると何も変わらないということはままあります。
 そうならないためにも、是非今日の気持ちを行動に移して下さい。
 それには相当な強い意志が必要です。
 それを吉村先生は「命をかける」とおっしゃってます。
 全く同じことはできないにしても、皆さんなりのやり方で、
 是非行動を起こしてください。
 そして、これだけは確信してもらいたいのですが、
 自然に産みたいという親は一杯いるんです。潜在的にも。
 でも、そういう人達を受け止める場がないから、情報がないから、
 みんな仕方なく病院で嫌な思いをしているのです。
 そんな大勢の方が皆さんを待っているということ、
 これだけはどうか信じて、明日研修が終わって一人になっても、
 どうか今回得た気持ちを持ち続けてください。」

いきなり参加した訳の分からない者にあれこれ言われて
面食らった人もいたでしょうが、
その場で感じた気持ちをそのまま伝えたつもりです。
翌日も有意義な話を聴かせていただき、
私たちのお産の写真も回覧され、少々恥ずかしかったですが、
今のお産の現場の姿を垣間見ることができ、
とても良い機会をいただきました。
事務局の方、ありがとうございました。