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今日は、地元加子母の水無(すいむ)神社の秋の大祭がありました。
この祭り、加子母の地区持ち回りで行っているようでして、
来年は私の住む地区が担当することになってます。
以前、お隣のタケオさんから、
「来年は是非あんたは笛の役をやったらいい。」と誘われていたので、
だったら予習をしておかなきゃと思い、
ビデオカメラ持参で見学に行きました。

実はこの祭り、何の祭りか知りません。
今日新聞の折込に入った告知によると、
331年前に始まった祭りで、獅子舞とまつりばやしは市の文化財とか。
以下、何も知らない私が見た光景をつづります。

昼ごろに行くと、神社の下方に山車が二台ありました。
それぞれ担当地域があるらしく、
「上区若衆」「中下若衆」の法被を着た人たちに分かれています。
私は来年どっちの法被を着ることになるのか、それもわからん。
行った時には、中下の山車で笛と太鼓の演奏がかかってました。

その演奏が終わり、しばらくするとアナウンス、
「餅まき3分前です。」
これはもしかしてと思い、人だかりの方へ。
案の定、くじ入り餅まきでした。
こんな時はこの村になんでこんなに女子供がおるんじゃいと、
感心します。皆、むさぼるように餅拾いです。
私も撮影の合間、目の前に落ちた餅を拾います。
10個ほど拾った中に6等が二つありました。ティッシュと交換。

CIMG0186-2.jpg

少し間をおいて、再び場の雰囲気が盛り上がってきました。
ある場所では若者が円陣を組んでトキを挙げております。
一方、山車の方を見ると、二階建ての山車の二階部分で、
人形が踊っております。
しばらくすると、人形の巫女が現れ、踊りだしました。
こういうのを来年うちらの組がやるんだな。
山車の一階では、独特の節回しで、笛を太鼓の演奏が続いてます。
この笛を私にやれと言うんだな。

さて、山車の前に二本の綱が出て参りました。
その綱の一本には主に今年数え25歳になった若者たちが並びます。
見た感じ十代なんだけど、ま、いいか。
一方の綱には、主に数え42歳、61歳の壮年組が並んでいます。
この祭り、別名「けんか祭り」と呼ばれていますが、
始まるまで何のことやらさっぱり分かりませんでした。

CIMG0190-2.jpg

さて、彼らは待ち時間の間、一升瓶を回され、皆真っ赤です。
いざ綱を引けという段になって、
最初は二本の綱を真っ直ぐに引きますが、
数メートルもいかないうちにお互いの綱引きを邪魔しにかかります。
片方がもう一方の綱を抱え込むようにしたり、
山車を巻くように綱を引いたりして、なかなか前に進ませません。
その度にだれかころび、血を流しながら大騒ぎしております。

最初のうちは若者組の威勢が良かったのですが、
壮年組の方が戦術に長け、だんだん押されております。
山車に乗る旦那衆も「こら、お前ら巻かれとるぞ!」と発破かけます。
若者達は再び酒を飲まされ、
ヘロヘロになりながら綱を引いておりました。
その姿を年寄り達がにこやかに眺めております。
もう周りの酒臭いこと。
いつ終わるか分からないので、私は途中で帰りました。

それにしても加子母の祭りは変わっています。
夏にも「なめくじ祭り」というのがありました。
他のHP紹介によると、
「これは加子母村小郷の加子母大杉地蔵尊で、
 文覚(もんがく)上人の墓碑にはい上がるナメクジを
 参拝するという奇祭。
 サンゴの産卵と同じように、ナメクジはこの旧暦の7月9日、
 一年に一度この日にしか姿をあらわさず、
 夜明けとともに姿を消すというのだ。」
という祭りです。

9月上旬には、明治座という歌舞伎座にて、
地元演者による歌舞伎公演がありました。
どちらもすごい人だかり。
いまだに日本の田舎で、こういう伝統が続いているんですね。
ちっちゃな村でいろいろやっていることに感心感心。

でも、来年、水無神社の祭り、私らがやるんだよね。
タケオさん曰く、
「笛の連中は7月から二日に一度は練習しとるぞ。」とのこと。
これは相当エネルギーがいりそうです。
だいたい私、笛は小学校の時にデコーダーをピロピロしてただけです。
しかも今日見てたら、いろんな節回しで、ずっとやってるじゃない。
息が持つかなぁ。
早速横笛買って練習しようかと思案し始めたところです。
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