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2005.10.20 地域審議会
今夜は地元の地域審議会に参加してきました。
まずはじめに、配布された資料の一部を転載させていただきます。

「開催趣旨について
 地域審議会は、合併で行政区域が拡大したことで住民のみなさんと行政の距離が広がり、住民のみなさんの意見が施策に反映されにくくなるということがないように、合併特例法により設置されるものです。(中略)市長の諮問に応じて、たとえば、新市建設計画を行っていくうえでの意見や建設計画の変更に関する意見、また対象区域にかかる必要と認める事項についても、市長に意見を述べることができます。(中略)林業、農業、商工業、福祉、文化・スポーツ、教育、生活の利便・安全という7つの分野についてそれぞれ座談会を開催して、みなさんからお考えやご意見をお聞きすることにしました。」

つまり、今はやりの市町村合併により、
特に辺境の旧町村の住民にとって行政サービスが低下するのでは
という不安を取り除くために行われている会合です。
これまでも出てみたいと希望していたのですが日程が合わず、
今日初めて参加できました。今日は「文化・スポーツについて」です。

会場に着くと、結構集まってます。ざっと40名程度か。
見ると、正面の主催者側ど真ん中に、お世話になっているN工務店のN社長が座ってます。
知っている人がいたことで安心したものの、内心ヤバッと思った気配を察してか、
社長が一言、「masan、ここに来て座って。」と最前列ど真ん中の席を指定されました。
しかたない。腹を決めてその席に座ります。

さて座談会が始まりましたが、あらかじめ関係各団体の代表が呼ばれていたようで、
そういった人たちが順番に意見を述べていきます。
細かいことは書きませんが、苦情やお願い事が中心でした。
「練習場が老朽化してるから補修を」「道具が足りない」
「合併によって助成金が減るらしく、それでは遠征できない」
「文化事業の後継者がいない」「ボランティアでは資金的につらい」
「登山道にトイレを」「冬季の道路メンテの充実を」などなど。

きっとどのテーマでも、またどの地域でも同じような話をしているんだろうな。
そして、全国の合併した市で同じことをしているんだろうなと感慨にふけっていると、
司会者が「ではこれから自由に意見を言ってもらいます。」とか言いながら、
突然私を指名してきました。これって全然自由じゃないじゃないかと思いつつ、
N社長がここに座らせた時からある程度予想もしていたので、マイクを持ちました。
N社長から「まずは自己紹介をしなさい」と促され、それは簡単に済ませて本題に。

「個々に課題があることは分かりました。でもそれを言いっぱなしだと、
結局負担が自分に帰ってくるだけで、状況は変わらないのでは?
今回、この市では7市町村が合併しました。
ということは、この種の会合が7×7=49回開かれているということです。
つまり、今日の、たった1/49の会合でさえ、これほど多くの課題が出てきた時、
ただ要望を述べるだけだと、きっと事はあまり改善しないだろうということです。
だから大切なのはそれらの課題をつなぐこと。
行政の縦割り組織に合わせたテーマに沿うだけでなく、
横断的に話し合い、つなぎ、まとめること。
少なくとも「旧加子母村はこう考える」といったビジョンをまとめることで、
何がしかの動きが出るのではないでしょうか?
でないと、繰り返しますが、負担はきっと個々にまた戻ってきますよ。
新参者がいきなり勝手なこと言ってすいません。」

会場のみなさんにどれだけ真意が伝わったか分かりませんが、
その後に話された、中学校長や小学校長は私の意見を受け止めるような発言をしてくれました。
また最後にN社長が、
「実はそういう受け皿としてNPO法人の設立を考えている。」とコメントされました。
きっとこの設立活動にもこれから参画していくことになるんでしょうね。
今はまだ本当に地域のことを何も知りませんが、
少しずつ溶け込んで、何がしかお役に立てられればと思う気持ちは強いです。
ただね、現実には自分達の家や暮らしをどうするかで一杯一杯なんですけど。
まぁきっと何とかなるでしょう。ともかく有意義な会合でした。
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