もりのいえ 山暮らし日記

・・・・・岐阜の山里での田舎暮らし。自然の中で、自然に学び、そして真剣に生きたいと願うmasanの日々の想い。

子守唄

みなさん、赤ん坊を抱く時に何を唄いますか?
私はどうするかなんて、そうなるまで考えてもいませんでした。
抱き始めた頃はただ、「おいおい」とか「ほれほれ」とか
全く意味のない掛け声ばかり掛けていました。
でも一ヶ月を迎える頃になると、だんだん親のいうことも分かってくるとかで、
カミさんがしきりに話しかけているのを見ると、
私もこのままではまずいと感じ始めました。でも何をしゃべっていいのやら。

現実には私が悠太を抱く時間なんてかなり限られていますので、
だからこそ向き合っている時が大切なのでしょうが、
悲しいかな、声の掛け方が分からない。
仕方なしに何か子守唄でもと思うけど、そいつも歌詞が浮かばず、
ついついハミングばかりになってしまいます。
カミさんは最近、童謡の本を図書館で借りてきて、そいつを見ながら唄ってます。

さて私はというと、いざ抱く段になると、そういう歌詞を読むのも面倒で、
近頃はその時に浮かぶ歌を唄うことにしています。
最近までよく唄っていたのは、「天才バカボン」の歌。
「柳の下に猫がいる。だから〜、ネコヤナギ〜」と唄ってました。
これは悠太がハジメちゃんに似ているという、全くの親バカから出たものです。

それがつい二日前ですか、一つの発見がありました。
たまたま悠太が大泣きしている時に預かり、急に浮かんだ歌詞がこれ。
「あれは誰だ!誰だ!誰だ!」
分かります?
「誰だ!誰だ!誰だ〜!」のガッチャマンじゃないですよ。
「あれはデビル、デビルマ〜ン、デビルマン」の歌でした。
すると、それまでわめいていた悠太が急に泣き止んだではありませんか。
調子に乗って続ける私。
「裏切り者の名を受けて、全てを捨てて戦う男〜♪」
すっかりおとなしくなった悠太に勇気づけられ、唄い続けます。

でも最後の方の節、「あ〜くまの力、身につ〜けた」でちょっと躊躇しました。
子供にこんな歌詞を聞かせていいのだろうか?
子供に『悪魔ちゃん』と名づけようとして拒否された親もいたよな。
まっ、いいか、デビルマンは正義のヒーローなんだからと自分を納得させ、
最後まで唄いました。

実はね、この歌、私のカラオケ十八番の一つなのです。
他に「宇宙戦艦ヤマト」とかね。ササキイサオ系の歌。
結局最後は普段から唄い慣れているものに行きつくんでしょうね。
だからカラオケ系になるのは仕方ないや。
そう腹を決めると、割とゆとりが出てきました。
これからはケツメイシだろうが、バンプオブチキンだろうが、
「河内おとこ節」だろうが、何でも唄って聞かせよう。
あとは悠太の受け留め方次第だ。
でもこれで本当に悪魔の力を身に付けたらどうしようかなんて、
心の片隅でちょっとだけ気がとがめてもおります。
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