店づくり企画会議 その3 |
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2005-11-03 Thu 22:31
まだいるトイレカエル。冬眠する気はないのか?
![]() さて、これだけの前提を経て、では厨房をどう作ろうかということになります。 大きく分けて、調理スペース、水周り、火周りがポイントかと思います。 調理スペースは十分なので問題なし。 水周りも要は必要な物と場所を決めて設置するだけです。 問題は火周りです。これに関して、今までの考えが激変しました。 まず、当たり前のことですが、「厨房で何を作るか」ということです。 先程も書きましたように、これからはカミさんが厨房の主人です。 その主人の要望は、 「ガスコンロの口数は十分に欲しい」「パンやケーキをコンスタントに焼きたい」 「将来は料理教室も開けるようになれば」というものでした。 そこで出た結論です。 まず、ガスコンロを新調し、口数を多くする。(今のはとてもひどい状態なのです) そして、ガスオーブンを置く。 キッチンストーブだと、自分達が楽しむ程度ならばいいですが、 コンスタントにパンやケーキを焼く(カミさんは道の駅なんかにも置きたいらしい)には、 火加減の調節がかなり難しそうです。夏場はきつそうだし。 ここで、キッチンストーブの線が消えました。 では薪ストーブは必要ないのか? これは「放火魔」の私としては譲れないところ。カミさんも要らないとは言いません。 そこで、「薪ストーブは調理主体ではなく、暖主体で、『調理もできる』のを演出として位置づける」ことにして、 家の真ん中に大きめの薪ストーブを置くことにしました。 うちで家の真ん中というと、「床抜け部屋」です。 母屋のど真ん中に置くことにしました。 とすると、もろ母屋の屋根を煙突がぶち抜くことになります。 「だったらいっそのこと瓦替えの時にやるか?」ということになりました。 母屋の瓦、実はとても不安定な状態なのです。 地元の建築士さんに見てもらったところ、「急ぐことはないが、いずれ替えないとやばい。」とのこと。 だから近い将来にこれらを替える時に合わせて、 薪ストーブを置いて煙突で屋根をぶち抜くことにしたわけです。 ということで、これから改めて薪ストーブ探しです。 また、キッチンストーブを置く場所として考えていたところには 「かまど」を置くことにしました。 ここでは米を炊いたり、鍋料理をします。 このかまど、自作することにしました。 さぁこれも大変です。かまどをどう作るか、もう頭の中はグルングルンですよ。 ワクワクモードに入ってます。 しかも、屋外には「アースオーブン」と呼ぶ窯も作ることにしました。 ここではかつてやっていたように、皆でパンやピザを焼けるようにします。 このアースオーブンを作る作業そのものをワークショップ式にできればと考えています。 時期は来夏かなぁ。 その際にはこのブログはもちろん、広く声を掛けるつもりです。 その時は皆さんヨロシク! そんなこんなで、これまで考えていたことが一歩前進し、 また大きく変わったところも出てきました。 言えることはより現実的になってきたこと。 そして、それを二人で話し合いながら見出してきたことです。 これからもこの調子で進めていきます。 |
店づくり企画会議 その2 |
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2005-11-03 Thu 22:26
さて企画会議が始まりました。
店の調理に関してカミさんが中心になって考える。 この点についてはカミさんも「その方が私も嬉しい」との返答があり、 その線で話を進めました。 つまり、献立、調理をカミさんがやることになりました。 ただ私が全く厨房に入らないというわけではなく、 私の気の向くままに出入りし、ちゃちゃを入れることで了解を得ました。 だから突然山菜やキノコを天ぷらしたり、鹿肉を調理することもあるでしょう。 またいわゆる「まかない」では好きにやらせていただきます。 そしてもっぱら私は店の魅力をより高めるための環境づくりに精を出すことにしました。 例えば、店の外装・内装づくり、広報・宣伝、物語づくりなどのプランニング全般、 そして山の食材採りです。 次に、「店の売り」を何にするかと話し合いました。 これについて考える前に、「そもそも何故店を出すか」という点で確認しました。 私達は今回の店でいきなり自分達の暮らしが成り立つとは考えていません。 それよりも大切にしたいのは、私達のライフスタイルです。 私達が良かれと思う暮らし方、それを実践することが第一です。 その基本は、「自然の中で、自然に学び、自然体で暮らすこと」。 そのスタイルのうち、「食」に関することの表現方法として店を開くのです。 だから「食」以外では、 例えば「住まい」では、家の改修や土地のデザイン、 パーマカルチャーで学んだことの実践があります。 「畑づくり」も同じく、自然農から学んだことなどを実践していきます。 「子育て」もそう。吉村先生他大勢の方々から学び、 今自分達が実践していることから発信できることもあるかと思います。 「衣」でも将来やりたいですね。 そうそう、工房も是非復活させたいところ。 その際には陶芸だけでなく、カミさんがやっていた漆芸もやりたいですね。 つまり、今回店を開くのは、核に私達のライフスタイルがあって、 それを実践していくうちの一つであり、 とても大事だと捉えている「食」のテーマの表現なのです。 私達のライフスタイルを今のところ「もりのいえ」という言葉に凝縮しています。 ブログではあまり本名は出さないらしいのでやめておきますが、 この言葉にはいろんな意味(ことだま)を込めています。 だから、「食」をテーマにした店は、 いわば「もりのいえ流自然食」をキャッチフレーズにしたものになるのでは ということになりました。 では「もりのいえ流自然食」って何?ということになります。 それは、「この土地の、その時々の旬の食材を活かして、私達が『美味しい』『楽しい』と感じる食」ということにしました。 いわゆる「地産地消」「スローフード」の考えと近いかも知れません。でもそういった概念にはこだわらないことにしました。 逆にこだわることとして(これもこだわらない範疇に入るかもしれないけど)、 いくら地元の食材だからといって、むやみに高い食材を求めないことにしました。 例えば高級飛騨牛とか、高級川魚とかです。 また、「自然食」というと、 ベジタリアン料理と受け止められてしまうところもあるかもしれませんが、 それにもこだわらないことにしました。 だって、私達はベジタリアンじゃないですからね。 ただ、この土地で良い食材を求めたら自然と野菜中心になるであろうという姿勢です。 ただしお客さんで求める方がいらっしゃったら、 ベジタリアンもマクロビオティックも可能です。二人とも学んでいますので。 要は選べるようにしようということです。 こういった視点に立って、これから一年以上かけて、献立(商品)、 仕入れ(山入り、畑づくり)、広告宣伝などを準備することにしました。 特に献立については、来年一年間は絶好の機会です。 例えば来年4/1に我が家で食べる献立は、 翌年同じ日の店の献立を考える時の大きなヒントになるでしょう。 つまり一年前から予行演習をすることができるのです。 だから、これからは一食ごとにしっかりと記録し、 「お客に出す」という視点で日々評価することで ノウハウを蓄えようということになりました。 (つづく) |
店づくり企画会議 その1 |
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2005-11-03 Thu 22:18
今日は書くことがたくさんあるので、幾つかに分けます。
来年に厨房を大改造して、再来年の開店に向けて準備することは既に書きました。 そして、いざ店を出すにあたって、メニュー構成にはじまり、 詰めるべき点がたくさん目の前に出てきて、いろいろ思案していることも書きました。 そこで、こういったことを整理して、 夫婦で一旦まとめてみようではないかということになりました。 「店づくり企画会議」の開催です。 この模様をお伝えする前に、これまでの私の心境を整理します。 私が店を持とうと思ったのは、1996年に八ヶ岳に移住した時にさかのぼります。 最初に考えたのはカレー屋でした。 このくだりを書き出すと長くなるので次の機会に回しますが、 結局、数年後に陶芸工房を開くことになりました。 その際、「年中無休、24時間開放、完全無料」を売り文句にしました。 また、工房をただ陶芸の場ではなく、そこにやって来る人それぞれにとっての「居場所」になってくれたら、との想いを込めて始めました。 例えば、陶芸の合間に、周りに生えているハーブを一緒に摘んでお茶にして飲んだり、 焼き上がったグラスにその場でビールを注いで乾杯したり、 ピザ窯を一緒に組んで、即席のピザを焼いてワインで乾杯したり、 年に一回、野焼きの日を設けて、朝から晩まで飲み明かしたり、(飲んでばっかりか?) とにかくそこに集う人ができるだけ自然に出会い、気楽に過ごせるように努めました。 私が願ったこと、「居場所」づくりがどれだけ伝わったかわかりませんが、 例えば、学校に行かない人たちがそこで自分達の時間を過ごしてくれたり、 障害のある人たちや彼らをサポートする人たちが、気軽に利用してくれるようになりました。 ある時には、「今日は陶芸はいいですから、masanの料理を食べさせてください。」 とやってくる人もいました。 その時私は調理師の資格を取り、山の恵みを採りながら調理する楽しみを知ったばかりでしたので、喜んでお迎えしました。 そんな中で、人生相談というのは大げさかもしれませんが、 いろんな悩み事を聞いたり、はたまた経営されている企業の今後について相談を受けたり、 実に様々なご縁がありました。 これらの素晴らしいご縁のお陰で、お金には代えられない経験を得ることができました。 2003年、私はサラリーマン生活に終止符を打ち、 八ヶ岳「仙人小屋」の仙人に弟子入りしました。 毎朝山に入り、山菜・キノコを採り、それを調理してお客さんに提供します。 おかげで随分と経験・知識を蓄えることができ、 同時に、将来自分もこのような店を持つことができればと願うようになりました。 その修行の間に、今のカミさんと出会い、付き合いだして一ヶ月で婚約しました。 結婚しようというわけですから、当然これからどうやって暮らしていくかという話題が出てきます。 そこでお互いの想いを語り合い、意気投合し、またある時は譲り合い、二人の将来ビジョンができてきました。 将来ビジョンの内容は、作成中の二人のHPにありますので、そちらをご覧ください。 さて、そこで店づくりに関してのお話になりますが、 過去の経緯から、私は当然自分が店の厨房に立ち、献立を決め、 調理するという姿をイメージしていました。 つい最近までそのイメージを引きずっていましたね。 でも、現実に今の暮らしではほとんど全ての調理をカミさんがしており、 私はもっぱら古民家の片付けや改修が役割です。 しかも週の半分は稼ぐために外に出ています。 このパターンはそう簡単に変わるものではなく、 ますます「やるべき事」は増える一方でしょう。 そうすると、いざ店が開店したとしても、 一体私はどれだけ厨房に立つことができるであろうか? しかも、カミさんと私では、味付けがかなり異なります。ダシのとり方からして違います。 二人が同時に調理するとなると、お互いにとってストレスが増え、良さが活かされずに中途半端な料理になってしまう恐れがあります。 こういった点をここ数日、ずっと考えておりました。 そして出た結論。それは「私が厨房を出よう」ということでした。 (つづく) |
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| もりのいえ 山暮らし日記 |
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