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2006.01.22 念仏講
今日は念仏講の日でした。本当は先週末の予定でしたが、
その時期に葬式が出たので、今日に延期されました。
朝7時半に集合です。いつもの念仏練習会に参加する人に加えて数名現れます。
そして今日の主役は子供たちです。地域の小学生達が10名ほど集まりました。
いつもならもっと大勢集まるらしいですが、
一週間ずれたことで集まりが悪かったらしい。
CIMG0279-2.jpg

今日は念仏練習会とは違ったやり方で進めます。
まず道具が違う。大きな数珠が出てきました。
直径1mものと1.5mものの二つ。ほとんど大蛇です。
うちの地区は6班に分かれますが、この全ての家を、
川をはさんで二手に分かれて周ります。
私の家は川の東側なのですが、コトの流れで西側の組に入りました。
CIMG0282-2.jpg

各家に近づくと、鐘を持った少年が二回鳴らします。
そして玄関に近づいて子供たちが「おはようございます!」と声を揃えると、
家の主が出てきます。そこで大きな数珠(「すず」と呼んでいました)を取り出し、
子供たちと家の主がそれを持って、念仏と鐘に合わせて手回しします。
念仏の文言や節回しは、普段の私達がやる方法とは違い、簡易式です。
やがて念仏が終わり、挨拶が済むと、主から寸志をいただきます。

そうやって各家で念仏を唱えて周るのが念仏講なのです。
途中、移動する間、他の班の人が私に訊ねてきます。
「masanはIT関係の仕事なんですってね?」「いいえ、違います!」
よくあるんですね、噂でゆがめられることって。
ある時には、「今度、寿司屋さんがやって来るって聞いたんですけど。」
と声掛けられた時は面食らいました。私が坊主頭だからといって、寿司屋にするな!

二十数件回った後、地区のお堂に集まり、合同で念仏を唱えました。
こういう行事に子供たちが関わる意味って大きいと思います。
この先、この子達がどれだけ残るか分からないけれども、
今こうやって伝統行事に携わっていることは、きっと糧になるはずです。
CIMG0288-2.jpg

子供達に小遣いとおやつを与え、帰らせた後は、大人の宴会です。
十数名の男と女が、何故か別室で集まり、宴会が始まりました。
私は地区の区長さんの隣に座らされましたが、かえって良かったです。
この区長さん、村が合併する前は助役だった人で、見識が広そうです。
おかげでいろんな話をすることができました。

宴の途中で、お隣のタケオさんが、
「うちの班はmasanのような若い衆が来てくれて良かった。」とおっしゃりました。
それを聞いて他の班の方が、
「そりゃええわ、若い人が来てくれるのは何よりだ。」と喜んでくれます。
それはそれでありがたいのですが、うちの地区で6班あるうち、
今日参加した中で私の世代は他に無し。勿論、その下はいません。
それでもうちの地区はまだ熱心に伝統行事を残している方らしくて、
本当にこの先どうするのかなと思います。
今日も私以外は軽く一回り以上のお歳です。
一抹の不安を感じながらも、私は私、
できる範囲で学んでいくしかないかと考えた次第です。
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