地図を作る |
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2006-03-06 Mon 05:20
昨日も車で山に入りました。
一昨日、ある沢の上流に狙いを定めていたのですが、 そこに着くまでにタイムオーバーになってしまいました。 だから今回は早目に現地に辿り着きたいところですが、 やっぱり道々の様子も気になります。 やがてある所でノビルを発見。まだ10cmほどの長さですが、初物です。 少しだけゲット。 ![]() 3年前の修行では、仙人から多くのことを学びました。 その一つ、「地勢と時間の二つの地図を持て。」というものがあります。 地勢の地図はすぐに分かりますよね。普段私達が目にする地図です。 どの場所にどんな植物が育っているか、既成の地図にプロットしたり、 頭の中で組み立てます。 「時間の地図」とはなんでしょう? これは季節の移り変わりによって、 どこで何が採れるのかを比較しながら記憶しろということです。 例えば、2006年4月1日、標高500mのA地点でタラノメが採り頃だったとします。 すると、同じ標高のB地点で同じようにタラノメが採り頃ではないかと考えるのは 「地勢の地図」からの発想です。 ところが「時間の地図」を使うと、次のような読み取りをすることができます。 ・あと数日で、標高700mのC地点も採り頃になるのではないか? ・同じ時期に採れるコシアブラやハリギリも期待できるかも。 ・モミジガサはもう少し後の時期か、あるいはより標高の低いD地点を探そうか。 ・昨年の4/1と比べてやや出が遅いので、他の早春ものも改めて狙ってみようか。 などなど。 つまり、早春から日を経るごとに、 そして標高の低い場所から先に暖かくなるという流れと、 各々の植物の生育スピードを組み合わせて思考するのです。 もちろん例年との比較もします。 桜前線のようなものですね。 この地図がどこにあるかというと、頭の中です。 そしてどうやったらできるかというと、当たり前ですが経験するしかありません。 それを補足するために、地図に記入したり、自分だけの地図を作ったり、 複数の本を読みます。 努力すればこそ報われます。 だから今回私が採った「2006年3月5日、F町の里、10cmのノビル」という基準値が、 私の頭の中の「時間地図」にプロットされたというわけです。 ![]() そんな小さな出来事に喜んでいるうちに、途中、倒木が遮ったり、 道路面が大きく崩れたりして、そこそこワイルドな道に入りました。 そしてようやく目的に到着。とてもいい感じの沢です。 ここはまだ何かを採るという目的としては季節が早すぎるので、 2週間ほどしたらまたやって来よう。 そして車を停めて沢登りをしてみます。 少しずつ、少しずつ、自分だけの地図ができてきます。 携帯写真だからよく分からないですね。(腕のせい?) ![]() |
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