コドモとオドモとコトナ |
|
2006-04-20 Thu 19:54
最近、「キッズマーケット」と言われる、子ども向け市場の調査をしています。
その中で面白い視点を見つけました。 「少子化で本当に市場は縮小するのか?」というテーマで書かれた資料ですが、 概要は次の通りです。 (出典:月刊レジャー産業4月号、現代社会研究所所長・古田隆彦氏) 1.少産(ショウザン)傾向の定着 ・出生数が減る現象を「少産化」、ようやく生まれた子を「少産子」と呼び、 その貴重な少産子に向けてのサービスはまだまだ伸びる。 2.オドモ需要の増加 ・大人と同じような消費をする「おとなこども」つまり「オドモ」が増加している。 ・これまでは一人の子どもに対して、両親と両方の祖父母の6人からお小遣いが出る 「シックスポケッツ」があると言われてきた。 ・しかし、最近は両親の兄弟が結婚しない、あるいは子どもがいないことから、 かれら叔父・叔母が加わった 「テンポケッツ(実際には兄弟数によって変りますが)」化が進んでいる。 ・だから子ども一人にかけるお金はどんどん増えている。 3.コトナ需要の増加 ・「いつまでも子どもの心を持った大人」つまり「コトナ」が増加している。 ・今から40年前にWHO(世界保健機関)が「子どもは0〜14歳」と決めたが、 今や実際の子ども年齢層はもっと幅広くなっている。 ・新成人にアンケートを取ったところ、 78%が「自分を大人と思っていない」との結果が出た。 ・現実には24歳くらいまでが子どもと捉えるべき。 ・また、30〜40歳代でもコミック、アニメ、ゲーム、 ロリータファッション志向の人は多く、質的にも「コトナ」といえる。 これらのことから、キッズマーケットは「少子化」ではなく、 むしろ「増子化」が起きている。 つまり、ビジネスチャンスはどんどん広がる。 ということです。 どう思います?少々決めつけているところもあるけれど、なるほどと腑におちます。 両親に話したところ、驚き、納得し、そしてため息をついておりました。 「憂いを感じるなぁ。」「世の中が何かおかしな方向に向かっていないか?」 そう。その気持ち、私も分かります。 昔なら、「よし、このビジネスチャンスをものにしよう!」 なんて考えていたかもしれませんが、 最近は何だか疑問を感じます。「このままでいいの?」ってね。 とは言うものの、現実には私も資本主義経済に片足どっぷり浸かっているわけで、 何ともビミョーな感覚を持ちながら、このキッズマーケットなるものを眺めています。 |
|
| もりのいえ 山暮らし日記 |
|
