ここ数日でまさに「目から鱗が落ちた」本をご紹介します。
まずは、『自然体で暮らす』。
1992年にGREENSというところから発行された小冊子です。
著者は真弓定夫氏。
東京医科歯科大学小児科を経て、真弓小児科医院を開設。
カミさん曰く、この世界では相当名の知られた人らしいです。

この小冊子、既にご紹介した「わらべ村」のイベントで半額で買いました。
私のブログタイトルにあるように、
「自然の中で、自然に学び、そし何よりも自然体で暮らしたい」
と願う私としては、はずせないタイトルの本です。

そしてその内容は期待を裏切らないものでした。
もう14年前のネタなのに、今でも通用するインパクト!
いちいち納得です。
もうどれを挙げればいいんでしょう?と言うくらい、
私にとって共感の渦なんですが、幾つか挙げます。

・子供には「腐る物」をあげてください。もちろん腐る前に。

・次の世代を生み出すことのできるものを食べてください。
例えば米のどこから芽がでるかといえば、胚芽の部分です。
それから外皮の部分を粉にしたのを糠(ヌカ)と言いますね。
「健康な米」と書いて「糠」。ところで、その外皮の部分を取ってしまい、
胚芽の部分も取ってしまうと、残った米は白米ですね。
これは健康な米ではないですね。

・ご馳走を食べてください。字を見ればすぐに分かりますね。
自分の足で集めてくるのがご馳走です。

いちいち心に響きます。そして、手前味噌になるけれど、
私たちが目指し、日々心がけている暮らしがそこにあります。
大体タイトルが私の目指すものそのものです。
上に挙げた私のモットーは誰に教えられたものでもないけれど、
改めて確信を得ました。

続いては、『食品の裏側』東洋経済新報社刊、安部司著。今売れてます。
安部氏はかつて食品添加物の商社に務め、
食品添加物を広めることが天職だと確信し、その布教に努め、
「悪魔のささやき」で職人の魂を売らせてきた「添加物の神様」だったそうです。

ところが、自分が指導してできた「添加物漬けのミートボール」が
愛娘の大好物だと知った事がきっかけで、
それまでに自分がしてきた行為を見直して即退社し、
今では食品添加物の情報公開をすべく講演活動をしているとか。

この本はたまたま新聞広告を見て買ってみたのですが、いやぁ全く驚きました。
これほど世の中、食品添加物に侵されていたなんて!

私は数日前のブログで私たちの考える「自然食」についてこう書きました。
・地域で手に入る、旬の食材を取り入れること。
・食品添加物をできるだけ使わないこと。
・自然の恵みを楽しく、美味しくいただくこと。
特に言いたいこととして、
・無理をせず、できることからやってみること。

食品添加物について「できるだけ」としたのは、
「食品添加物は身体に悪いのだろうけれど、
日々の暮らしの中でそれらを完全に排除するのは今や不可能だ。
むしろそれらを全て排除しようとすることでストレスを感じるならば
かえってそのことで不健康になるかもしれない。
だから、少々食品添加物が混じっていても、
目の前にある料理を『美味い』と思って楽しんで食うことが大切だ。」という気持ちからです。

でもこの本によると、今や「少々」どころではないらしいです。
例えば今まで、明太子と海苔さえあれば、いくらでも飯が食えていました。
明太子のあの赤色は毒々しいなと思ってはいましたが、
「たまに食うものだから」と目をつぶっていました。

確かに赤色は合成着色料を使っているようですが、
問題はそれ以外の添加物です。ものすごい種類が入っているらしい。
それを知ると、目の前の明太子を見て「美味そうだ!」とは思えなくなりました。
つまり、明太子を楽しめない自分がいます。

これまでは、「どんな食材であれ、それを『美味い』と感じて食えばいいのだ。」
としてきましたが、どうもそんなに甘くないらしい。
いやはや大変な世の中に既になっているようです。
そんなことを感じさせる、
ある意味で「知らなきゃ良かったかも」という情報の入った本です。
最近、生活面で変化が出てきました。
まず、山菜シーズンが終わりました。
そして、風呂周りのリフォームももうすぐ終わります。
来月初旬からはいよいよ厨房のリフォームが始まります。

ということは、今の厨房が使えなくなるということです。
水は?ガスは?調理の場所は?調理具や食材・調味料の置き場所はどうする?

最初は洗濯機の置いてある半屋外で調理する予定でいました。
でもこれではほとんど野宿です。
数日ならばいいけれど、一ヶ月以上も続くとなるとカミさんが可哀想。

そこで、以前まで居間兼私の書斎スペースだった部屋を
「仮設厨房」とすることにしました。
ここだと、もうすぐ完成する洗面所が近いから水を使えるし、
いろんなものもすぐ近くに置けます。
とりあえずテーブルと、カセットコンロを二台置きました。
これから随時厨房ものを移していきます。
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料理ですが、この状態ではとても手の込んだものができないでしょうから、
「できるだけ簡単で。」と話し合っています。
例えば朝晩は一汁一菜。丼ものが増えるかも。汁が無くてもいいです。お茶か水でOK。
昼はおにぎりだけ。
しばらくはそんな食事になりそうです。

次は日々の過ごし方。
これからの季節は夕方遅くまで明るくなるから、
外作業をいつまでも続けてしまいがちですが、
家事のやりくりや、U太のためにもできるだけ早寝早起きにすることにしました。
そこで、次のような時刻表を作りました。

開始 終了 所要時間 内容
~ 4:30 7時間半 起床
4:30 ~ 5:00 30分 ヒゲ剃り、歯磨き、PCチェック
5:00 ~ 5:30 30分 ゴン散歩、鶏世話
5:30 ~ 7:30 2時間 作業(山入り含む)
7:30 ~ 8:30 1時間 朝食、休息
8:30 ~ 10:00 1時間半 作業
10:00 ~ 10:30 30分 休息
10:30 ~ 12:00 1時間半 作業
12:00 ~ 13:00 1時間 昼食、休息
13:00 ~ 14:30 1時間半 作業
14:30 ~ 15:00 30分 休息
15:00 ~ 16:30 1時間半 作業(片付け含む)
16:30 ~ 17:30 1時間 デスクワーク
17:30 ~ 18:30 1時間 風呂、休息
18:30 ~ 19:30 1時間 夕食、休息
19:30 ~ 21:00 1時間半 デスクワーク
21:00 ~ 就寝

これはあくまでも目安ですが、
要は「早朝から動き出し、夕方ぐっとこらえて早めに切り上げ、
さっさと寝よう!」パターンです。
机の前に張り出し、早速実践しております。
サマータイムの始まりです。
昨日は家族で美濃加茂のわらべ村に行ってきました。
年に一度だけ開かれる「アースマーケット」がお目当てです。
このお店、自然志向の人々の間ではかなり知られた処です。
カミさんは大のお気に入り。

特にこの二日間のイベント中は商品が全て2割引とあって、はずせないのです。
ということで、
昨年も加子母に引っ越して翌々日にわざわざこのイベントを覗いておりました。

昨年は晴れてとても暑かったこともあり、編み笠を被って会場入りしたカミさん、
あるブースで「愛ちゃんみたいね。」と言われたことがありましたが、
その後、当の愛ちゃんともご対面でき、こんなご縁が広がる機会でもあります。

今回は曇り空だったので編み笠は無しでしたが、
スリングにU太を入れてうろちょろするカミさんに、多くの人が笑みを向けます。
中には「パンの本を出している人ですよね。私、読んでます。」と声を掛けられたり、
私がたまたまビワの無料お灸サービスを受けていた時も、
マッサージ師さんがカミさんを指差して、
「あの人、去年もこの会場で見たことがある!
スリングに赤ん坊を抱いていた!」と色めき立っておりました。

これはどうも誰か有名人と勘違いされておるようです。
それが証拠に、先輩のマッサージ師さんが、
「あなた、その人を見かけたのは去年でしょ。だったら赤ん坊は成長しているわよ。」
とたしなめておりました。冷静です。

私もね、多くの人から微笑みかけられました。みんなそうなのかな?ま、いいや。
昨年と比べて今回の各出店は、「演出がお洒落になったな。」と感じます。
カミさん曰く、素材が同じでも、各店レシピや見せ方に工夫が見られたとのことですが、
私から見ると「どれも上品になった反面、個性が無くなってきたかも。」と感じます。
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例えば去年は出店していた中島デコさんのような
インパクトの強い方は見かけなかったです。
中島デコさんはさすがこの世界で名が売れているだけあるなという存在感でした。

今回特に気に入ったのは、甘酒プリン。
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これを売っているいなせな青年(壮年?)は
去年も玄米水飴売りをしているのを知っていましたが、
やはり存在感があります。
売っているプリンも自作の竹筒に入り、ウルイで蓋をするなど、とても粋です。
注文をしてから玄米水飴をかけてくれました。美味かった。彼とは気が合うかも。
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その後、お目当ての全品2割引買い物も済ませ、最後に私たちのもう一つの目的が。
実はこのイベントに来年出店しようとしているのです。
『もりのいえ』ブランドとして。
今回はそのための下見を兼ねていたのです。

カミさんがスタッフに条件を聞いてきました。
・動物性の素材を使わないこと。
・出店費は1500円(安い!)
後は結構自由度が高そうです。

これを聞いて、私、ムラムラしてきました。
例えば、前日にやった自然食講習会のノリで、
その朝に私が採ってきた山野草を使って、
目の前で調理をして出してあげたら割とウケるんじゃない?
例えば私は天ぷらを揚げ、5品盛り合わせで300円とか。

そしてカミさんは前もってクッキーとかは作っておいて、
当日はケーキ焼きの実演とか、スープの販売とか。
そして採れたての食材をドーンと目の間に出すのです。
ニワさん、「とうの立ったタマネギ」を売りませんか?
結構インパクトがあっていけるような気がするんですけど。

儲けが云々じゃなくってね、
『もりのいえ』メジャーデビュー!って感じでやっちゃいましょうか?
何てことを考え出したら、またもや頭ぐるんぐるんしてきました。
昨日「自然食講習会」をさせていただき、
山野草を食するという意味では良いフィナーレの場をいただきました。

そこで、昨日を境に今年の山菜採りを終了することにしました。
3月上旬から始まった今年の山菜採り。
三ヶ月弱の間、楽しませていただきました。

5/11のブログで一旦報告していますので、今日はその続きですが、
その後に確認した山野草、前回書き忘れていた山野草を並べます。

シオデ、アカネ、オオバギボウシ(ウルイ)、アカザ、キキョウ、
トリアシショウマ、ウワバミソウ、ヨメナ、ゴマナ、ミヤマイラクサ、
アカツメグサ、ツユクサ(これから)、スイカズラ

これでこれまでに確認したのは合計86種ということになります。
この結果、良いのか悪いのか、自分では何とも評価し辛いです。

例えば、次のものはまだ確認できていません。
ハンゴウソウ、アマドコロ、カラハナソウ、キクイモ、ヤブレガサ、
ヒトリシズカ、シュンラン、ナンテンハギ、カタクリ、ウコギ類、
ソバナ、リュウキンカ、イワタバコ、エビヅル等

それともう一つ。
3/6のブログに書きましたが、「時間の地図」がどれだけできたか?
今年が最初ですので、過去と比較する地図はできませんが、
来年の山菜シーズンに生かされるほどの知識を得ることができたか?

そんな視点から客観的に見て、自己評価としては60点をつけました。
「まだまだ山に入っているとは言えない。」という認識です。
もっと足でかせいで、知識をつけていかねば。
こんなことでは、キノコシーズンが思いやられます。

ですから、山菜採りという目的は一旦横に置いて、
これからは特に沢登りを中心に、
「地勢を知る」という課題を自分に課すことにしました。
とにかく歩くことにします。

昨日は、私たちが加子母に移住して丁度一年。
良い区切りをいただきました。感謝です。
2006.05.27 無事終了!
今日は「自然食講習会」でした。
この日のための食材探しに、5時半から山に入ります。
少々雨が降っていたけれど、着々と採取し、予定より早く帰宅。

家ではカミさんが講習会の準備と、U太の相手と、家事で大わらわでした。
それでも予定通りに準備も完了。待ち合わせ時刻ピッタリに現地到着です。
早速食材を拡げてチェック。よくぞ二日間でこれだけ集まりました。
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今回厨房を手伝っていただくハラさんとサトエさんも到着。
お二人とも会場の厨房は慣れていると見えて、
テキパキと下ごしらえを手伝ってくださいます。
早めに会場にやってきた参加者も加わり、どんどん準備が進み、助かりました。

さて講習が始まり、ご紹介いただいた後、早速始めさせていただきました。
私が簡単に予定を伝え、カミさんが「自然食とは」「今日の献立」を説明します。
そして、私が皆さんを我が家「もりのいえ」にご案内しました。
その間、カミさんはハラさん達と準備を続けます。

我が家を「もりのいえ」として来客者に説明するのは今回が初めてです。
もちろんまだ看板もありません。
でもブログで二人とも名乗っているので、
「ここが『もりのいえ』」という感覚はとても身近になっています。
私たちの暮らしの場「もりのいえ」として、次の内容をお伝えしました。

・スパイラルガーデン
(小さなスペースに「我が山」を持ち、多様な気候を生かして作物を栽培)
・一見荒れ放題の畑(でも実はこれが自然な姿)
・ミミズコンポスト(残飯処理になり、肥料もできて新聞も片付く)
・雨水タンク(自然の恵みを出来るだけ利用)
・裏山の湿地につくった山菜畑(こんな場所こそ山菜が合う)

実は内心、「何を今さら。」と言われるかとも思っていましたが、
意外に皆さんとても熱心に聞いてくださいました。
でもこちらは誤算が一つ、いや二つ。
まず開始時刻が遅れたこと。
そういえばこの手のイベントで予定時刻ピッタリに始まるわけがありませんでした。
もう一つは、皆さんの移動がゆっくりなこと。あまり急かす訳にもいかず、
ニコニコしながらも、「カミさん、ソワソワしとるだろうな~。」

予定よりも20分遅れて会場に戻り、急ぎ調理の開始です。
カミさんも少々ハイピッチで説明します。
最初はちょっとあわあわしていたけれど、次第に調子を戻してきました。

私はひたすら天ぷら揚げです。
参加者も皆さん手伝っていただき、予定通りに「いただきます」ができました。
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どれだけ皆さんが満足されたかは分かりませんが、
少なくとも献立の内容には喜んでおられた様です。
心配していたU太の機嫌も概ね良かったし、皆さんもあやしてくれました。
参加者の中には、既に私たちのような暮らしを指向しているような方も見受けられ、
これからご縁が深まるといいですね。

最後に主催者のカズニさんがご挨拶。
この会を今後は公の場として育てていきたいとのこと。
身に余る光栄ですが、果たして私たちにやり続けられるかな?
いずれにせよ、特に問題はなく、無事に終了しました。
今夜は地元料理「ケイチャン」と地酒でゆっくりと過ごします。
明日はいよいよ「自然食講習会」の日。
事務局のゼンダさんに尋ねると、
ほぼ定員の14名プラス子供2名(うち一人は幼児)とのこと。
つまり定員の15名に私たちを加えて、合計17名分の調理をすることになります。
食材も結構な分量が必要です。

早速、先日作った段取り表をチェックしながら、食材を集めに出掛けます。
全て当日の朝に採る方が食材のイキが良いのは分かっているけれど、
食数が多いので、一つ一つの量を採る時間がかかります。
それに明日は雨という予報なので、
前日のうちに手間のかかる種だけ採ることにしました。

まずはクレソンの野生地へ。
おっと、誰かに先を越されたようです。ほぼ壊滅状態でした。
こればかりは仕方ない。「仁義なき戦い」です。

すぐに気分を入れ替えて次の候補地へ。
ここのクレソンは花が咲く直前なので結構苦いです。
明日はあまり出さないようにしよう。
同時にセリも採りました。二か所で上物を大量に採れてゴキゲンです。

さて三番目が難関のフジの花です。
三日前の時点で近所のフジはほぼ満開状態でした。その後どうなっているか?
やはりどれも結構いってました。
上を仰ぐと、樹のはるか上方の花は丁度良い感じ。
くやしいけれどさすがにそこまでは登れない。
やむなく新しい場所を目指して旅に出ます。

途中、かなりの傾斜の崖で少しずつ採ったりしながら集めますが、まだまだ少ない。
「しょうがない。フジ花料理はほんの少しで我慢するか。」と帰宅の途へ。
すると、集落の真ん中で川原に立つ桜にからまったフジを発見。
少し色が薄いけれど、分量は十分です。これで良しとしましょう。

午後は、たぶん加子母で唯一の有機専業農家のニワさん宅へ。
ニワさんご一家とは最近知り合いました。
作物を育てる、家を建てる、家族と暮らす・・・。
いろんな面で私たちの前を歩いてくださっているので、とても心強いです。
今回もとうの立ったタマネギと、アブラナをしこたまいただきました。
本当にありがとうございました。

ところで、ニワさん達のハウスを覗くと数種類の作物が同時に育てられていました。
混植(コンショク)というやつですね。しかもどれもとても元気に育っています。
まさに私たちが目指している姿です。
「いいなぁ。ハウス欲しいなぁ。」と思わず二人の口から漏れます。
でも場所は?お金は?組み立てる時間は?
今のところは願うだけにしておきます。でもいつかはきっと!
「純粋に願い続ければ、いつかきっと機会は目の前を通る。」
これは私の信念です。

さてこれで今日の採取は終了。上々です。
帰宅後、「誰がどの部分をどの程度話すか」といった
明日の段取りをカミさんと詰めます。
そして、次のことを確認しました。

・できるだけ「教える」というような姿勢を示さないこと。
・あまり説明的にならないよう、気をつけること。
・来られる方の関心事を探りながら、臨機応変に対応すること。

事前準備としてはこんなものでしょう。
あとはきっと何とかなります。
私が採取の最中に谷底に落ちたりしなければ。
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最近のU太ですが、とっても、とっても元気です。
今から思えば、数週間前に出した熱が治まってから元気になったみたい。
毒が抜けたのか?体重も増えだしたし。不思議なものです。

まず、いよいよハイハイが始まりました。
最初は手をなかなか前に出さず、
「それ!次は右手を前に出すんだ!」なんて声援を送っていたのに、
今やスイスイ出るようになって、
「もう少しゆっくりでもいいんですけど。」なんて思います。
本人も自分が願う場所に移動できるようになってご機嫌な場面が増えてきました。

こうなると、まさに「目が離せない」状態です。
気がつくと意外な場所に移動しています。
家の中で歩く時にとても気をつかうようになりました。
間違って踏んでつぶしちゃいかんからね。

また、「つかまり立ち」をするようになりました。
でもまだバランスが取れないので、すぐに倒れます。
畳の上だと別に構わないのだけれど、
角のあるものにどうかぶつかりませんように。

そして、最近とても驚くことが一つ。
ものすごい雄たけびを上げるんです。
「ヒエ~っ!」とか「ピィ~!」とか「キェ~!」とか。
発声が面白いんですかね?ニコニコしながら奇声を上げます。

その音量がすごいんですよ。マジで。
音声をお伝えできないのがとても残念ですが、
私が「赤ん坊ってこんなもの」と想像するレベルの3倍くらい高いです。
他の赤ん坊もこんなんですか?

まぁ何にせよ、機嫌よく元気に育つ姿を見るのは嬉しいものです。
その姿を眺めるだけでこちらも元気をもらいます。
だから頑張れるところはありますね。
ありがたいことです。
今から一ヶ月くらい前になりますかねぇ。
普段お世話になっているカズミさんからお誘いがありました。

「地元の若者に畑づくりの面白さを感じてもらいたいのですよ。
ついてはあなた達に、『こんな食材で、こんな調理法がありますよ。』
と紹介してもらいたいと思ってね。
例えば二年前に食わせてくれた『山ブドウの若芽の天ぷら』のような
山菜料理を講習してくれないだろうか?」とのことでした。

趣旨は賛同できましたので、是非ご協力しますと言ったものの、
開催時期はと訊ねると、5月末とのこと。
それでは山菜のピークは過ぎています。
そこで、こちらから逆提案したのは、「自然食の講習会」でした。

自然食と言えば、通常はまず「食品添加物を使わない食事」と言われているようですが、
私はその定義づけに少々疑問を感じています。
そりゃもちろん、食品添加物を使わないに越したことはありませんが、
それを称して「自然食」と言うのは、
何だかテーマをすり替えられているように思うのです。

そこで、勝手ながら、私は自然食を次のように位置づけさせていただきました。
・地域で手に入る、旬の食材を取り入れること。
・食品添加物をできるだけ使わないこと。
・自然の恵みを楽しく、美味しくいただくこと。

特に言いたいのは、
・無理をせず、できることからやってみること。
「あれは駄目。このやり方でないといけない。」なんて厳密に限定せず、
その人にとっての自然体のペースでいただくことって大切だと思うのです。

この趣旨に合わせて、とにかく一度引き受けることにしました。
5月27日、地域の立派な木造施設で行うことになりました。

さて、こういういきさつで引き受けたものの、献立をどうするか?
ここ2週間はそのことで二人とも頭を悩ませておりました。
あれこれ考え、まずは一度予行演習をしてみよう!と、
実際に食材を採ってきて作ってみたのが昨日のことです。

私はこれまでもいろんなイベント運営に関わってきましたが、
つくづく思うのは「段取り8割」です。
段取りを十分にしておれば、8割方成功します。
逆に言えば、どれだけ段取り良くしていても、
いざ始まるとイレギュラーな出来事が起きるものですが・・・。
でも、段取りをしておかなかったら目も当てられません。

ということでやってみました、予行演習。
まずは予定する献立ですが、こんな感じです。
山菜はほとんどないので、苦肉の食材です。

 ・山野草の天ぷら(山ぶどう、クズ、ヒメオドリコソウ、ヒレハリソウ、柿、アカツメグサ、ウド)
 ・フジの花の甘酢和え
 ・アブラナのゴマ和え
 ・ウワバミソウのとろろ和え
 ・とうが立ったタマネギのすき焼き風煮物
 ・山菜サラダ(クレソン、セリ、ヨモギ、ミツバなど)
 ・ポテトとハコベのスープ
 ・セリご飯
 ・ヨモギの蒸しケーキ&豆腐クリーム

割に和気あいあいと準備できましたが、やっぱり結構時間がかかってしまいました。
昼食にありつけたのが2時過ぎ。
ざっとこんな雰囲気です。
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献立そのものはそこそこ満足いくものになりました。
でもやっぱり前日当日の段取り勝負ということになりそうです。
そこで、「段取り表」なるものを作りました。
今回の講習会でやるべき段取りを全て一枚に収めた代物。私の真骨頂です。
それを見たカミさん、思わず「あぁ、頭がクラクラする。」とうめいておりました。
その段取り通りに作業できれば、無事講習会を進めることができるでしょう。

でも実際には「講習会の講師」というよりも、
参加される方々と一緒に情報交換できればと願っています。
だってこの地では私たちが一番新参者だし、
実際に調理のテクも大したことないですからね。
講師なんておこがましいです。

そして私は、今回が、私たちの考える『自然体のライフスタイル』の
一部をご紹介する場になれば、と考えていますので、
これを機に、新たなご縁や広がりができればいいなと願っています。
27日が楽しみになってきました。
昨日の朝、山菜チェックのため車でまわっていた時のことです。
あるカーブで、とても良い雰囲気の小川と谷を見かけました。
いかにも山菜がありそう。
その脇には車を置けるスペースもあります。
早速車をバックさせ、そのスペースに寄せようとした途端、
左車輪が「ガタン」と落ちました。

とっさにブレーキをかけて停めたものの、結構傾いています。
「これはヤバイぞ!」と直感。
四駆でバックしても無理そうな気配。
と言うどころか、このままじっとしていると谷底に転がっていきそうな様子。

財布と携帯の入ったバッグをたぐり寄せ、右ドアをそうっと開け、
じりじりと尻を動かしてようやく車外に出ました。
そして改めて様子を見てビックリ!今にも落ちそうなパロー(車の名前です)!
5mほどの谷底に向けて転がりそうです。右後ろのタイヤは浮き、その他のタイヤの足元は軟弱です。
しかも谷底までに何ヶ所かコンクリートブロックがむき出しになっており、
ぶつかったらかなりへこむだろうな。
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「一人での脱出はまず無理!」と即決、
その近所で唯一顔見知りのYさんに電話しました。
「とにかく行くから。」と駆けつけてくれたYさん。「こりゃ相当マズイよ。」
前から後ろから眺めて、「特に後ろに引いたら、谷底に落ちるだろうな。」
話し合って出た結論は「素人では無理」。
とりあえずYさんが私を自宅に送ってくれ、JAFを呼ぶことにしました。

そして30分後。やってきたJAFを案内して改めて現地へ。
JAF「こりゃマズイな。」同じことを言います。
「特に後ろに引いたら落ちるな。」これまた同じ。
結局、ロープで後ろを支えながら、ウインチで前に引き、無事脱出できました。

途端に「ふう~!」と大きなため息が出ました。
JAFの人も、「あと10cm前に出ていたら、間違いなく落ちていたしょうね。
車は廃車。貴方は相当怪我をしていたかも。」とおっしゃいます。
それを聞いて、再びため息。

また、「停まった後にあがいたりしなかったのも良かったですね。
もし何とかしようとあがいていたら、これまた間違いなく落ちていたでしょうね。」とも。

最初から何もしなくて本当に良かった!ようやくゾッとしてきました。
この時期に廃車&大怪我なんてなったら、
金は無くなるわ、仕事はできないわで大変なことになっていました。
生かされていることに感謝です。Yさんも的確なアドバイスをありがとう!

帰宅してカミさんに報告し、カミさんもほっと一息。
そこでふとバッグを見ると、山菜が一つ。
そうであった。Yさんが救援にやってくるまでの間、
現地の小川の辺でアカミズ(ウワバミソウ)を見つけたのであった。
「落ちてもただでは起きないというか、何というか。」と
呆れるカミさんでありました。
昨日、5日ぶりに家に帰って最初に思ったのは、「うわっ!雑草だらけ!」
不在中は雨が多かったとかで、よけいに雑草が伸びたように感じます。
そこら中、草ぼうぼうです。

「この世に『雑草』と名のつく草はないのです。」と、
かの昭和天皇がおっしゃったそうです。
誠に名言だと感服いたしますが、やっぱり雑草がはびこるのは困ります。

そこで昨日は「何をさておき、草刈りの日」とし、
朝から夕暮れまで、ずうっ~と草刈りをしておりました。
敷地内、家の周り、借りている田畑の畦、その周りと順にこなしていきます。

実は私、こういう作業は嫌いではないです。
理由は一つ。やっただけ成果が目に見えるから。

この世の中、特に企画業なんて商売に携わっておりますと、
「いくら努力しても、企画が通らなければ無駄骨。」という場面に何度も遭遇します。

企画コンペなんて最たるものですね。
「うちは2位だった。」なんて何の自慢にもなりません。
一位にならなければ、その先の商売を読めないのはもちろん、
それまでにかかった時間とエネルギーと経費はドブに捨てるようなものです。
まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」の世界です。

それに比べれば草刈りの世界の何と分かりやすいこと!
今、目の前で「シャーッ」と刈られた分だけ成果があるわけです。
そして時間が経ってからおもむろに振り返って見た時の達成感!
「おお、私はここまで歩んできたんだな。」としみじみと感じます。

こんなシンプルな完結型のサクセスストーリーを体験できるのはそうはないです。
あと薪割りも似たところがあるかな。
ですから、「一日中草刈りをしてました。」と言っても、実は気分は爽快なのでした。
ところが、夕方に思わぬ小事件がありました。

昨日は地主さんも自分の田んぼの周りを草刈りしていました。
夕方に顔を合わせ、しばし談笑。
私はヒモタイプの草刈り機を使っていますが、地主さんは刃タイプのものです。
刃タイプだと刈った草がその場で倒れ、かさばるのでまとめる必要があります。
ところどころで地主さんがまとめた小山が見えます。

地主さん「これからこの草の山を集めて捨てて、ようやく今日の仕事が終わりだよ。」
それを聞いた私、「それならば、うちの畑の隅にまとめて置いといてください。
あとで堆肥として使わせていただきますよ。」
と好意から申し出ました。
すると地主さん、
「おお、そうか。それは助かる。じゃあこの草を集めて持っていってくれ。」

えっ?私が運ぶの?
続けて地主さん、「今日は田んぼの土手の半分を刈ったんだけど、
来週は残りを刈るから。そちらも頼むよ。」
えっ?何でそうなるの?
と、もごもごしているうちに、もう帰り支度の地主さん。
「じゃぁ、後はよろしく。ご苦労さん。」と去っていかれました。

こりゃ一本取られました。
失礼ながらこちらも相当忙しい中、時間をやりくりしているんですけど・・・。

一人残って田んぼの畦に積まれた草を一輪車に積んで運んでいきます。
不思議なもので、草刈りは楽しいけれど、草運びは面倒です。
ま、いっか。こいつらが良い堆肥になればいいんだから。
一人納得しながら黙々と作業をしたのでした。

と、最後に小さな波乱(心の動揺?)もありましたが、ようやく作業も終了。
おかげで一日でずい分と草刈りがはかどり、私の髪の毛のように爽やかです。
風呂上りのビールが本当に美味かったこと。
今回大阪で楽しみにしていたものの一つに、ある展示会がありました。
それは大阪・大正区のギャラリー・ブリコラージュで開かれている、
『江崎満 木版画と土の仕事』です。
カミさんはこれに行きたくて、とても楽しみにしていたのでした。

江崎さんは版画から始めた方ですが、今では陶芸でもかなりの名を上げています。
奥能登で暮らしながら創作している江崎さんに、
カミさんが初めて会ったのは20歳頃だったとか。
詳しいことはカミさんのブログでおいおい紹介するでしょうが、
とにかくその当時、彼女は江崎さんの作品と、
ご本人の人柄にとても影響を受けたらしい。
今の彼女のライフスタイルづくりのきっかけにもなったのでしょう。

そんな江崎さんの話は付き合っていた頃からよく聞かされていたので、
それならば一度会って結婚の報告をしようと、
婚約時代に高岡の展示会に行き、その旅の間にご自宅にも伺いました。
その後、2年前にも今回と同じブリコラージュでの展示会でも訪問し、
その作品の魅力は十分に感じていましたが、
正直言って資金的に厳しいのと、
まだ私たちの暮らしが見えていなかったので、作品購入は控えていました。

でも今回は「何か一つ買う。」と決めて伺いました。
カミさんの誕生日プレゼントとして約束していましたので。
そして、今度の店の顔になるような、
象徴的なものと出会えればいいなという期待も持っていました。

会場に早目に着いて作品を眺めていると、江崎さん登場。
会うのはもう何度目かですので、「どもり症」だという江崎さん
(ホントかなと思うくらい雄弁だけど)とも会話がはずみます。

ところで、私がこんなことを書くのは変かもしれませんが、
カミさんは昔から江崎さんのことを好きですが、
江崎さんはどうもカミさんに惚れているように感じます。

カミさんによると、若い頃はそうでもなかったらしいけど、
結婚する直前に会った時に、「いい女になったな。」と言われ、
今回子供を産んで、ますますカミさんのことが好きになった様子だと。

その証拠に、雑談の途中からカミさんがU太に乳をあげていると、
「ちょっとおっぱいを見せてくれ!」とせがみ、
カミさんのおっぱいから5cmくらいのところにまで顔を近づけて眺めておりました。
もちろん乳首も見えています。

そしてやがてカメラを構えて写真を撮り出しました。
最初は遠慮気味に、
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だんだん近づき、
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最後はアップで。
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この写真をもとに、次回『母子像』をつくるそうです。できたらくださるとか。
「私はダンナの目の前で、カミさんの乳を覗いたりはしないぞ。」
と半ば呆れながらも、
芸術家ってそんなものなのかもしれないと一人納得。

そんなこんなで時間は過ぎ、購入したのは、『地神』という作品です。
『風神』『雷神』『山神』と続けてきた神シリーズの新作です。
長い冬を経てようやくやってきた春を迎えて、
ガマガエルに乗った地神を中心に様々な生き物達が一同に介し、
「さぁこれから何をしようか?」と相談している図です。
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カミさんはひと目見て気に入ったらしく、それとなく私に勧めます。
私はこれも気に入ったけれど、他の作品でもいいなと思ったのが幾つかありました。
でも、普段物事を慎重に決めるカミさんが「いい」と言うのであれば
迷うことはありません。
なるほど見るほどに、うちに飾ると合うような気がしてきました。

私たちは最近出費ばかりがかさみ、本当にカツカツの暮らしですが、
こういうのは出会いものですから、
気に入った作品のためならばと購入することにしました。
カミさんにとっても、実は江崎さんの作品を購入するのは初めてでした。
展示会が終われば、この地神がうちにやってきます。
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帰りには、きっと数万円するだろう壷を出産祝いにいただきました。
また、私たちが企画するのであれば、
喜んで加子母でも企画展をしてくれるとのことです。
母屋の2階、約60畳ある屋根裏を使ってギャラリーにするのもいいですね。
慌てず、じっくりと構想を練っていくことにします。
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最近は私たちと同じ方向を見ているような店に出会うことが多く、
とても心強く感じます。
例えば可児の『明ハウス』
そして時々コメントをいただくかにさんの『山里ちゃふぇ』、などなど。
今回また新しくそういった店を見つけました。
奈良の『sora』です。

ここは親父が知人から教えられた店です。
最初に両親が行き、その後お袋が友人グループを誘い、
「古民家を自分達でおしゃれに改造して、カフェ&ギャラリーにしているよ。」
と聞いていました。
そこで今回、カミさんも一緒に帰省しているので、
この機会に是非観て参考にさせてもらいたいと、予約して伺いました。

行った場所は奈良でもかなり辺ぴなところです。
周りは特別にこれという名所旧跡もなさそう。
それでも車と人でごった返していました。クチコミで広がったのか?恐るべし。
外観は町屋です。とても綺麗にしていますが、もしかして最初はすごかったのかも。
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中に入ると、想像以上に広いスペースがありました。
そして失礼ながらこれまた想像以上にお洒落な空間です。
バックミュージックは癒し系。
ぱっと見て、八ヶ岳の「夢宇谷(ムウダニ)」と同じ印象を受けました。
あそこはとても大きな空間ですが、私の大好きなギャラリーです。
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ランチをいただきましたが、5月はこのようなメニュー。
・ルッコラと筍のミニどんぶり
・こんにゃくの唐揚げ風スイートチリソース
・おからのトマトサラダ
・大豆とバナナのマヨクリーム和え
・豆腐のハーブマリネフェンダー風
・ほうれん草と新じゃがの味噌グラタン
・苗のおすまし
・サラダ
・黒蜜アイス
・コーヒーor紅茶
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どれも美味しかったです。一つ一つの味付け加減はとても参考になりました。
そして驚くべきはそのお値段。何と1200円!
これはとても真似できません。
分量がやや少ないとはいえ、1500円、いや1800円取っても不思議ではないでしょう。
それほどの満足度でした。

店内を眺めると、いろいろと細工がしてあります。
例えば戸板にワイアーを掛けてハガキを飾ったり、
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壁に取り付けた戸棚もわざわざ板の目を生かしてあり、
この辺りの趣味はとても合います。
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でも実は私が一番気に入ったのはホーロー手洗い場です。
まさにこんなのが欲しかったんですよね。
見つけた途端、思わずカミさんと顔を合わせました。
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オーナーのツネオカさんともお話でき、とても有意義な時を過ごしました。
音響・映像や照明などの空間演出で多少好みが違うものの、
失礼ながらこんなど田舎で、
こんなにセンス良く展開されていることに敬意を表します。
ただ昨日はあまりに賑わいすぎていて、
サービススタッフの方に余裕が無いように感じましたが。(ご免なさい。)
私たちも偉そうなことを言っておいて、後で笑われないようにしなきゃ。
とても参考になりました。ありがとうございました。
今週はカミさんとU太を私の実家に連れてきています。

両親にとれば、U太が生まれて4日目に会って以来ですので、
実に8ヶ月ぶりの再会です。
これまでも写真やビデオで成長過程を見せていましたが、
やはり現物は違うもの。
とても楽しみにしておりました。

実家に到着して再会した時は、以外に落ち着いていたU太。
最近は初対面の人にも愛想の良い時が多いです。
もうおじいちゃん、おばあちゃんは大喜び。
「ジジ」「ババ」という呼び名は嫌だそうですが、
自分の両親が遅まきながらそういう存在になったことを実感しました。

おじいちゃんのひざの上でおすまし
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そして今日は母方のおばあちゃんのところに行きました。
U太にとればひいばあちゃんになるおばあちゃん。米寿を迎えました。
デイサービスセンターのロビーでしばしお話しました。

U太は自分から手を出してひいばあちゃんと握手します。
7人目のひ孫と会ったおばあちゃん。
あまり感情を顔に出しませんが、何だか嬉しそうです。
私の顔を見て、「あんたもええお父さんになったな。」と一言。
「ええ、おかげさまでようやく。」
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私は一人っ子で、今までそういう縁がなかったものですから、
私自身もそうですが、両親は
「まさかこういう時がやってくるとは思っていなかった。」と感慨深げです。
これからはますます成長して、賑わいのある再会になっていくでしょうね。
今日は面白い場所に二ヶ所行ってきました。
まずは神戸の『カワサキワールド』。
神戸海洋博物館の一角に昨日オープンした企業ミュージアムです。
私、そこそこ歳を食うまで、川崎重工って川崎市出身の会社だと思っていました。
実は川崎氏が神戸で始めた会社だったのですね。

ここは川崎重工が様々な分野で活躍している姿を伝えるミュージアムですが、
一番人気はバイクのコーナーでした。
歴代のバイクがずらっと並び、中高年の方々は熱心に写真を撮っていました。
そのうちの数台は実際に乗ることもできます。
ある壮年のカップルはタンデムで写真を撮ってもらいご満悦。

しばらくすると、修学旅行なのか、
小学生らしき集団がどっとやってきて大賑わいになりました。
早々に退散します。
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お次は京都の梅小路蒸気機関車館に向かいました。
ここは想像以上の満足度でしたね。
まず外観がいい。旧二条駅舎を移転したとか。風情があります。
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中に入ると、何と、蒸気機関車だらけ。ざっと15ほど並んでいました。
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その中にはあの「デゴイチ」もあり。
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丁度デモンストレーションで一台動いておりました。
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そして何よりもこの館の姿がいい。
これはジオラマ(模型)ですが、本当にこんな形をしているのです。
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京都にこんな隠れた名所があったなんて、発見です。
ところで恥ずかしながら私、
どうやって蒸気機関車が走るのかを今まで知りませんでした。
みんな知っているのかなぁ?

石炭を焚いて、水を沸かして蒸気にするまでは分かるでしょ?
でも何でそれで車輪が動くの?
そのナゾを解くカギが、このピストンなのです。
これは動画でないと説明しにくいのだけれど、台形の部分がミソでして、
そこのパーツが左右に動くことで蒸気が右室⇔左室に溜り、
ピストンを動かすのです。
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そんなこんなで最初は冷やかしで入ったこの館で結構時間を費やしてしまいました。
U太が大きくなったら連れて来たいな。
世の親はきっと同じことを考えるだろうな。
また新しい発見がありました。
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我が愛車「みどり」の車検が今年9月に切れます。
そうでなくても、最近はたま~にご機嫌が良い時だけエンジンがかかるようなお方ですので、
ほとんど「そこにいるだけ」状態です。
当然ながら、近々廃車にするつもりでおりましたら、とても良いヒントに出会いました。

数週間前の話になりますが、カミさんが駅まで私を迎えにきてくれた時、
「面白いものを見つけたよ。」と言うので、一緒に行ってみました。
そこで見たものは、ほぼ放し飼いにされている烏骨鶏たちでした。

畑跡なのか、広場のような場所にとても簡易な(安易な?)ネットが張ってあり、
烏骨鶏たちが7羽ほど日向ぼっこをしておりました。
そのうちの1羽はネットから出ておりました。ネットの意味があるのかな?
そしてそのど真ん中に廃車が一台。
周りは住宅が続いているのですが、
その場所だけが別世界のようなたたずまいを見せておりました。
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せっかくだから烏骨鶏のヒナの情報でももらおうかと、飼い主を訪ねることにしました。
近所で雑談していたおばあさん達に教えてもらい、玄関をピンポン。
出てこられた女性はさぞかし不気味に感じたでしょうね。
玄関先にスーツを着た坊主と、赤ん坊に乳を飲ませている女性が並んで立っていたら。
それでも事情(どんな事情だ?)をお話したら少しは安心したのか、
いろいろ教えてくださいました。

まず、烏骨鶏はいただきもので、雛をかえしたり、自然に減ったりして今に到るとか。
あんなネットでも、そして出てしまっても、遠くにはいかないそうです。
「猫にやられたりしないんですか?」と素朴な質問をしましたが、
「烏骨鶏は気が強いから大丈夫なようですよ。
もしかしたらたまにはやられているかもしれないけれど。」
とおおらかな返答。いいですね、のどかで。

そして廃車ですが、やはり烏骨鶏たちの寝床のようでした。
「夕方になったら追い込むんですか?」
「いいえ、勝手に帰っていますよ。」
いいですねぇ。とても楽そうだ。
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そして近くの小川から水を引いて、水飲み場も作っておられました。
これで水やりの心配もない。
ますますいいですねぇ。
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よし、みどりの余生は決まった!このパターンだ。
考えてみたら、車って完全防備の箱ではないか。
これから烏骨鶏を増やすつもりでいるので、特にヒナの間はここで飼おう。

とても良いアイデアをいただき、ウキウキで帰宅しました。
でもちょっと待てよ。
畑の隅に置くにしても、その場所までどうやってみどりを動かそう。
みどりのご機嫌がよろしい時に、そろりそろりと移動して、
畑にずぶずぶ沈んだその場所にそのまま置きっ放しにするか?

でもちょっと待てよ。
よく畑の脇にそんなパターンで農機具置き場になっている廃車を見かけるけれど、
年月が経つと結構無残な姿になっていて、
かといって動かすこともできず、風景を汚しているものが多いよな。

どうしよう?
ということで、実はその後も気持ちは揺れ、
たまに頭ぐるんぐるん状態になっているのであります。
早朝から山に入りました。
今日は双方の実家に向けての山菜を届けるために採取します。
今年は主に調査が目的で、採取そのものはそれほど力を入れていませんでした。
今日は、調査と実際の採取の違いをまざまざと感じました。

昨日のうちに何ヶ所かを周り、ある程度の目処をつけて今日を迎えたわけですが、
実際に今朝、現地に行くと、見事に先を越されていました。
特にタラノメがほぼ全滅!これはきつい。
できるだけ旬のものを採って届けたいという思いがあだとなりました。
「目についた時にさっさと採っておけ。」という仙人の声が聞こえてきそうです。

幸いに、新たに別の場所でコシアブラを大量にゲット。
これでなんとか目処がつきましたが、来年は油断なく攻めていきたいところです。

その場所ではハリギリもゲットし、
場所を変えてワラビを採取。
ワラビはその気になれば結構採ることができます。ただ面倒なだけ。

またまた場を変えて、クレソン採取に。こちらは想像以上に上物を大量にゲットしました。

帰宅後、自分の庭でアサツキ、ミツバの根付きと、
私の両親の好物である山椒の枝を採取して、ようやく終了。

そうそう、モミジガサは大量にゲットできました。

ようやく得心です。
これでこの春の山菜のピークはほぼ過ぎたかな?
とち餅ではありません。
ついに土地持ちになってしまいました。
大借金して。

本日、銀行の支店応接室にて、地主さん、行政書士さん同席のもと、
銀行からの借り入れと、土地の売買が完了しました。
昨年秋から地主さんとの交渉を始め、ようやく一つの段階を経ました。

これまでにいろいろあったなぁ。
一旦はJAで話が進んでいたのが、
懇意にしているN社長の口利きで銀行を紹介していただいて事態は一転。
「俺が保証人になってもいいから。」との後押しを受けて、手続きは順調に推移。
結局社長には保証人になってもらわずに審査通過しました。

そして金利ですが、最近の日銀の施策に少々ヤキモキもしましたが、
結局は一番良い条件をゲット。
これが来月だと大幅に金利が上がるらしく、ギリギリセーフで通過です。
本当に皆様に助けられてここまできました。

新しくできた通帳に記された大金。
その残高を眺められたのはほんの数分。
あっと言う間に土地購入額が差し引かれ、
後はリフォーム代として一気に消えていきます。

私、45歳。
30年ローンを組んだので、75歳まで返済します。

「大丈夫?」との声も聞こえてきますが、
「そんな先のことまでは分からん。」というのが本音です。
こんなこと、銀行には言えませんが。
でも多分、個人としてはこれほどの借金は最後になるでしょうね。
ぼちぼちと返済する人生が始まりました。

そして代償に、本当に自分達で自由にできる土地を確保しました。
ざっと340坪です。
その中には母屋と大小6つの建物が建ち、山の湧き水を引く池もあります。

やっぱり自分の土地になればこそ、自由にデザインできるような気がします。
追い出されることがないからね。
少しずつ、少しずつ、夢が現実のものになっていく実感をかみしめる日でもありました。
shappyさんの強いコメントにより、雨水タンクについて突っ込んで書きます。

私たちが雨水を何とか利用したいと考えたのはオセアニアへの旅での体験でした。
あちらでは各家で雨水をタンクに貯め、普段使いしておりました。
もっとも上水道を整備できなかったのかもしれませんが・・・。
でもその理に適ったやり方に共感を覚え、
是非自分達の暮らしでもやってみたいと願っていたのです。

さて今回屋根をやり直すに当たって、雨どいも替えることになり、
「では雨水利用を。」と考えたはいいですが、
正直言って周り(業者さん)の理解は少ないです。
「何でそんなことするの?」という対応。
いちいち理念から説明する暇もないので、
「とにかく協力してよ!」と強引に誘っております。

とにかくも、まずは雨水を貯めるタンクを見つけなければならない。
本当に紆余曲折ありましたが、ここでははしょって、
結局「南国物産」さんに決めました。
その名も南国にある会社ですが、何故ここにしたかというと、ポイントは二つ。
まず、安いこと。そして、事例を分かりやすく説明してくれていることです。
以下に簡単に説明します。
(画像も使わせていただきます。まぁこれも宣伝と思ってご容赦を。)

雨水を貯めるタンクとして、南国物産さんでは主に3種類を揃えています。
一つ目は「ローリータンク」。割とどこでも揃えているタイプです。
ここの売りは、外見は青色だけど、実は三層になっていて、中心に黒の層があること。
やはり黒い方が藻が生えにくいそうです。
お値段は割りと安い方かな?
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お次はその名も「雨水タンク」。まさにそのまんまです。
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それをベースに、キットを揃えたのが、「雨水名人」。少々お値段が高くなります。
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でもこのページにこそいろんなアイデアが紹介されています。これは使えます!
一部をご紹介。
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そして最後に、私たちが購入した「丸型水タンク」。
他と比較して格段に安いです。
「でもこれで本当に利用できるのかな?」
ちょっと電話してみました。
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「丸型水タンクでも雨水タンクとして使えますか?」
「大丈夫ですよ。実績例も多いです。」
「タンクは黒い方がいいんですよね?」
「そうですね。それに実はこのタンクが一番寿命が長いんですよ。
20年くらいもつかな?」
「だったら何でみんなこれでやらないんですか?」
「蓋がね、置いてあるだけなんです。強風だと飛んでいったりします。
だからこのタイプでやっている人は、布団干しに使う様な洗濯ばさみで留めています。
要は見栄えの問題でして。あと、外見が黒色というのが嫌な人もいます。」

ふーん。私は外見が青色や黄色の方が嫌だけどな。
「あと、これのメリットは掃除しやすいというのがありますね。」
「なるほど。ではお願いします。」と即決しました。

今日、早速に水道業者さんに来ていただき、打ち合わせ。
まずは私がそれぞれのタンクを設置してから、
ホースや蛇口の取り付け位置を決めましょうということになり、
今度はタンクの設置方法で頭がぐるんぐるんしております。
ビールケースを積み上げるか?単管を足場の様に組むか?
連日ぐるんぐるんです。
「雨水をいかに活用するか?」
これは雨の多い日本ではとても大切なことだと思います。
だってそうでしょ?
これだけ天から恵みを受けているのに、そいつは雨どいを通して流してしまって、
そして飲めるような水にお金を払ってトイレで使っているって変だと思いませんか?

お風呂もそうです。一回あたり300㍑も使うなんて、どうにかしたいです。
そうは言っても都会じゃ風呂には厳しいかな。
水がかなり余計なものを含んでいそうで。
でもここは山村です。きっと大丈夫でしょうということで、
雨水を風呂にも使うことにしました。

そこで、雨水をどうやって貯めて、どう使いまわすか?
実はここ数週間ほど、私たちの間ではこれが大きな話題であり悩みでもありました。
最初はドラム缶にしようと思ったけれど、
水道屋さんに相談したら、「すぐに錆びるから駄目ですよ。」とつれない返事。
インターネットで調べたら、
「雨水太郎君」とかいうような商品は山ほど検索できましたが、
どれも結構お値段が張ります。

いろいろ調べた挙句、結局タンクを買って、
自力か水道屋さんにお願いして自前で作ることにしました。
そのタンクもできるだけ安いものをと探したところ、
農薬を貯めておく用のものが一番リーズナブルで長持ちすると分かったので、
早速注文。
そいつが今日到着しました。
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それにしてもでかい!600㍑用ってこんなにでかいのか!
サイズは分かっていたものの、いざ目の前で見ると大きさに圧倒されます。
ちなみに上の写真は三つのタンクが重なっています。
今日うちを訪れた方々は皆さん、「何だこれ?」と驚いておられました。
これらをこれから加工して、雨どいにつなげて使います。

今作っている風呂場の裏に置くものは、風呂・洗濯・トイレ用として。
もう一つの外付けトイレの傍に置くものは、トイレと畑の水やりに。
最後の一つは畑用に。
母屋に降る雨は四方の雨どいで受けますので、残るはあと一角に貯まるやつですが、
これについては今日訪問された瓦屋さんがアイデアをくれました。
「雨どいからのパイプを地下に埋めて畑に伸ばして、畑への出口に池を作ったら?」

いいですねぇ。そこで今育てているメダカも入れましょう。
これでボウフラ対策も万全。
畑への水やりもできるし。
でもまたしても「やりたいことリスト」に1項目追加です。
その傍には石で炉を組もうとの話題も出ており、
ますます頭ぐるんぐるん状態になりそうです。
2006.05.12 モミジガサ!
今朝はひとっ走りでモミジガサの場所へ。
前回見つけた時はまだ小さかったので、そろそろかなと見通しをつけて向かいます。
現地に着くと、いました、食べ頃のモミジガサです。
まるで地面に星が降りてきているよう。
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よく仙人が「檀家回りに行ってくる。」と言って、
自分だけの場所に出掛けていましたが、その気持ちがよく分かります。
「皆さんお元気ですか?ほう、良く育っていらっしゃいますね。
はい、いただきます。」という具合で回ります。
一日にいただく量としては十分なものを得られました。
もちろん朝食から美味しくいただきました。
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午前中はカミさんのリクエストで畝づくりです。
元は田んぼだったところの土って、ほとんど粘土ですね。陶芸に使えるかもしれない。
でもスコップですくうのは一苦労です。ようやく3畝完成。
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その後、実は再びカミさんの再リクエストにより、
もう2畝、日没までかけて作りました。

午後は薪づくりです。
これらは一体なんでしょう?
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屋根裏から出てきたものや、屋根の改修工事などで出てきた廃材です。
今は雨ざらしになっているので、一日も早く切って薪にせねばならないのです。

そしてその前にしなければならないのが、「薪置き場づくり」です。
つべこべ言わず、ありとあらゆる軒の下を薪置き場にすることにしました。
ありがたいのは、今度設置している薪風呂の炉は、
かなり長めの薪でもOKということです。85cmくらいまで入るかも。
だからとても大雑把に薪を切ることができて大助かりです。
これが第一弾の薪置き場
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その他、元々残っていた大型ゴミの処理など、まだまだ片付けは続きます。
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2006.05.11 山菜振り返り
まだ山菜の時期は続きますが、ここで一旦おさらいをしておきます。
この二ヶ月ほどの間に、この地域で私が確認した山菜&山野草です。
私たちが育てているものも含めます。

【安定して入手可能な山菜&山野草】
タラノメ、コシアブラ、ニリンソウ、コゴミ、ノビル、
ヤブカンゾウ、アサツキ、ゼンマイ、ワラビ、タネツケバナ、
クレソン、ミツバ、山椒、フキ、フキノトウ、
タンポポ、カラスノエンドウ、スイバ、ギシギシ、クルミ、
ヨモギ、ヒメジョオン、ハルジオン、オオマツヨイグサ、シロツメグサ、
クマザサ、アザミ、ハハコグサ、ハコベ、八重桜、
クズ、柿、イタドリ、スギナ(ツクシ)、ヤマブキショウマ、
ユキノシタ、ゲンノショウコ、フジ、桑、スミレ、
椿、コオニタビラコ、レンゲソウ、コバギボウシ、リョウブ、
ヒメオドリコソウ、クロモジ、キランソウ、オオバコ、カキドオシ、
シシウド、ナズナ

【数は少ないけれど、とりあえず確認した山菜&山野草】
モミジガサ、ウド、ヤマブドウ、アスパラ、ギョウジャニンニク、
ワサビ、アケビ、ニラ、セリ、ハリギリ、
イケマ、ニワトコ、孟宗竹、ツリガネニンジン、ニセアカシア、
スイカズラ、シャク、クコ、マユミ、サルナシ、
ヒレハリソウ

ざっと70種というところですか。
希少価値のあるものとなるとまだまだ少ないです。
そして、

【まだ確認していない山菜&山野草】
ハンゴンソウ、アマドコロ、カラハナソウ、シュンラン、ナンテンハギ、
カタクリ、キクイモ、ヤブレガサ、ヒトリシズカ、エビツル、
トリアシショウマ、シオデ、ウコギ、リュウキンカ、アオミズ、
アカミズ、アカザ、ソバナ、ヨメナ、キキョウ、
マサキ、オオバギボウシ(ウルイ)・・・その他大勢。

これらを発見できなかったのは、ひとえに私の努力不足です。
特にハンゴンソウ、アマドコロ、カラハナソウ、ナンテンハギ、
ウコギ等を確認していないなんて恥です。
ちなみに、これまで私が「ウルイを食った」と言っていたのは、
ウルイ(オオバギボウシ)ではなく、コバギボウシの誤りだったようです。
お詫びして訂正します。

この先短い山菜シーズンで、あとどれだけ見つけられるかな?
できるだけ早い時期に100種は安定して入手できるようになりたいです。
それでようやく一息という段階でしょうか。
頑張ります。
数日前の話題に遡りますが、うちの畑に山菜荒らしがやってきました。
以下、ドキュメント風に追ってみます。

登場人物:おばはん、孫A、孫B、私

夕刻、地域の祭りを覗きに行こうと家を出た私。
ふと山すその荒茶畑に目をやると、手前に見かけない車が止まっています。
近寄ってみると、赤い飛騨ナンバー。奥に人影が見えました。
ピンときた私はおもむろに近づきます。

そこには、傾斜にへばりつくようにして一心不乱に何かを採るおばはん。
左手には獲物がぎっしり詰まったビニール袋。
何故か傍に子供が二人。
そのうちの一人が私に気づき、先に私に声を掛け、頭を下げました。
孫A「ご免なさい。」
私「何を採っているの?」
孫A「ゼンマイです。すいません。」

この会話の間、傍でゼンマイ採りに夢中のおばはんは、
私たちの会話に入ろうともしない。
おばはんの背後から声を掛ける私。
「おばさん、この辺りの人かね?」
「ああ、そうだよ。」こちらを振り返りもせずにぶっきらぼうに答えるおばはん。
「おばさんね、この畑は私が借りとるんよ。」
ようやくこちらを振り返り、「え、そうなんかい。」という顔を見せたおばはん。

「おばあちゃん、もう帰ろうよ。」
まずい気配を感じて声を掛ける孫A。
孫Bはただ黙って様子を見守っている。
すると、おばはんはやおら雄弁に語りだした。

「私はね。毎年この時期になるとここに採りにくるんだよ。」
「こんなに生えておるのに、どうしてあんたは採らないんだ。」
「あんたが採らないから、あたしが採っているんだよ。」
「料理の仕方を知らないんだろ。今度あたしが教えてあげるよ。」
同じセリフを繰り返しながらも、ゼンマイ採りを止めないおばはん。

あっけに取られて私が眺めていると、孫Aが見かねて、
「おばあちゃん、もういいから早く帰ろうよ!」
それを聞いたおばはん「これまで採ったやつは持って帰っていいだろ?」

続けて、「でもまだこんなに一杯残っているよ。」
「これは今日採らないと、明日になったら開いちゃうよ!」
私「そんな心配をおばさんがすることはないよ。それよりも、まだ採る気かい?」
孫A「おばあちゃん。早く帰ろうよ!」

私は祭りに行く用事もあったので、少しずつ場を離れました。
でもまだ採ろうとするおばはんと、早く帰ろうと促す孫A。
しばらくしておばはんがビニール袋を持ち上げて、大声を挙げました。
「お金を払うよ!だったらいいだろ!」

一旦そんな商取引をしようものなら、次回から我が物顔で通ってきそうだったので、
「金なんかいらんから、さっさと帰りなさい!」と返答しました。

その後、いつまでその場にいたのかは知りませんが、
祭りの行事が終わって帰る頃にはいなくなっていました。
一応実況見分をします。確かにまだゼンマイは残っていました。

そう、うちの荒茶畑にはゼンマイがわんと出るのです。
そのことを知ってはいましたが、
ワラビでさえ苦手とするカミさんに仕込みを促す気が起きず、
ほおっておいたのです。
そんなことを口に出そうものなら、「だったら私が採ってあげる!」と
おばはんの突込みがありそうなので決して言いませんけど。
(このブログを読んでいないことを祈ります。)

この顛末を地域の人に話すと、皆さんうんざりした顔をして、
「全くひどいものだな。もっと強く叱りつけてやったら良かったのに。」
とおっしゃいます。
私もそうしたかったです。
でも、もしかして地主やこの地域の誰かの親戚筋だったら、
後々面倒なことになるかもしれません。
ですから、念のため今日まで方々に探りを入れてみましたが、問題はなさそうです。
あのおばはんは山菜荒らしでした。

今度会ったら記念写真を撮ろうかな。車も一緒にね。
2006.05.09 本物山菜そば
昨日はカミさんがU太と出掛かけ、私はお留守番。
朝から家の片付け・掃除、風呂掃除、洗濯、布団干しと家事をしていました。
前日は一日中雨が降っていましたが、昨日は快晴。
家中の窓を開けて空気を入れ替え、湿気を取り除くと気持ちいい~!
私は一年の中でGW後の5月が一番好きです。空気の具合が一番身体に合います。

つい先日作った布団干し装置も大活躍。
作ってしまえば大したことのない仕組みなのですが、
できるだけ効率よく、見た目が煩わしくないようにするのに苦労しました。
見よ!一気に布団6枚を干せる技!
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お昼時になって、「さて何を食おうか?」とひと思案。
ご飯はカミさんが炊いてくれていたので、おかずを考えます。
「よし、山菜そばにしよう!」と決定。
早速キッチンバサミを持って畑に出ます。

あまりあれこれ入れるよりも、少ない種類でどっさり食べようと思い、
アサツキ、ミツバ、コシアブラ、オオバギボウシ(ウルイ)を採りました。
タラノメも採ったけれど、これは晩飯の天ぷら用です。
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熱湯でさっと茹でて水に浸し、茹でたそばの上に並べると、緑一色!
何かアクセントがないかと探したら、ありました。
数日前にカミさんと一緒に八重桜の花弁を採取していたのですが、
それをカミさんが塩漬けにしておりました。
その中からちょいと拝借してあしらいに。
お手軽だけど、具は全て自前の本物山菜そばの完成です。
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こんな山菜そば、なかなか食べられないですよ。
加工された山菜を袋から出して載せるような他所のとは大違いです。
ところが、仙人小屋ならもっとたくさんの種類が楽しめます。
皆さんも是非一度お試しを。
最近紹介しておりませんでしたが、リフォームは着々と進んでおります。
例によってリフォーム前の写真を撮り忘れたので、
途中からのメイキングになりますが、これが壁を外したところ。
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この角はもともと屋外だったのを、味噌蔵と物置用に増築したらしきスペースです。
もう何だか訳の分からんものがグチャッと置かれたままになっており、
まさかここが将来暮らしの大事なスペースになるなんて想像もしておりませんでした。

さてやがてこの角にはブロックが積まれました。
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そして直火焚きの風呂が設置されました。
この浴槽が設置されるまでの写真を撮り損ねたのが痛恨です。
煙道をどう作ったか残しておくべきだった!悔しい!
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この風呂、まさに五右衛門タイプでして、浴槽の真下で薪をくべます。
くべられる薪のサイズを確認したら、何と85cmまでOK!
これは薪づくりがかなり楽です。バンバンざっくりと木を切っていきましょう。
こうなると、薪ストーブの方も少しサイズを上げるかと欲が出てきます。

昨日は浴槽やトイレからの下水工事が始まりました。
登場したのが、こんな可愛いユンボ。
まるでカタツムリに乗るような感じで床を掘っていきます。
後姿に思わず笑ってしまいます。
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そんなこんなで風呂とトイレのリフォームが先に始まりました。
そしてその次は厨房です。
少しずつ、少しずつ変わっていきます。


ところで、昨日のブログで「これは何でしょう?」と書いたものですが、
正解は「お銚子」です。
でもこの形では立たない。
このお銚子は、火鉢の中に突き刺す様になっているのです。
そしてちびちび飲みながらも、常にお燗ができるという優れものなのです。
Sさんが特注で創ってもらったとか。
冬の楽しみが一つ増えました。
2006.05.07 20年後の私?
仕事がご縁で知り合ったリキさんから二日前に電話がありました。
「6日は空いていますか?紹介したい人がいるんですが・・・。」
用件はよく分かりませんが、ともかく面白そうなのでお会いすることにしました。
場所はうちのすぐ近くです。

お宅に伺うと、いきなり玄関脇に手作りの露天風呂が目に入りました。嗜好が合うかも。
そしてSさんご夫婦とご対面。
ご主人を拝見して、「私とそっくりだな。」と感じました。
まず坊主頭です。そして良く似た頭の形とメガネ。
笑いジワもしっかりとついていらっしゃいます。

その後、いろいろお話するに、考え方や生き様も似ているなと感じました。
まず、生きていくことに不安を感じていらっしゃらないこと。
こういう人は意外に少ないですね。

言い換えると、常に夢を持っていらっしゃる。
「夢を見ないで、人生どうするの!」という話題で盛り上がりました。
夜中にいろんなアイデアが思いついて、
頭がぐるんぐるんして眠れなくなることも共通していました。

また、お金が無いこと。つまり金儲けが下手くそなことも同じです。
こんなことで共感していてはいけないのですが、ホント同じ境遇の方の様です。

そして何よりも、人生を満喫していらっしゃること。
あまり何も言わなくても、「あぁ、同類の方だな。」と共感を持つことができました。

ちょうど私より20歳上の方でしたが、将来私はこんな風になるのかなとイメージできました。
カミさんも同じ印象を持ったみたい。
普段は常滑にお住いで、なかなか加子母にはいらっしゃらないとのことですが、
またいつかお会いしたいです。

帰り際、いろんなものをいただきました。
例えばこの照明。水車をイメージしたもののようです。
ちょうど照明器具を一新しようとしていた私達にとって、
とてもありがたいプレゼントです。
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お次はこれ。何だと思います?
「きっとあなたたちの店に合うから。」と二組いただきました。
もったいぶって今日は答を書かないでおきます。
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他にも信楽焼きの鉢や、モミジの苗木をいただきました。
ありがとうございました。


この日は他にもプレゼントがありました。
うちの畑のタケノコです。
竹林の管理は地主の弟さんにお任せしています。
その弟さんから掘り立ての孟宗タケノコをいただきました。すごく立派です。
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早速蒸し焼きにしていただきました。
食べる直前に庭の山椒の若芽をたっぷりとかけます。
歯ごたえがいいですねぇ。まさに春です。
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こいつを食べながら、来春の店のメニューを一品思いつきました。
「筍の蒸し焼き体験コース」です。

まずお客さんと一緒に竹林に入り、自分が食べるタケノコを選んで掘ってもらいます。
そして庭で薪をくべ、
ダッヂオーブンにタケノコを皮ごと入れてじっくりと蒸し焼きにします。
火が十分に通ると取り出し、目の前で皮をむしり、ザックリと刃を入れます。
その直前に、お客さんと一緒に山椒の木に向かい、
必要なだけ若葉をむしっておきます。
さて食卓にはホカホカのタケノコ。
そしてご自分で採っていただいた山椒と醤油をざっとかけ、ほおばっていただく。

どうでしょうか?
きっと1シーズンで限定2組くらいしかできないでしょうが。
こんなワクワクして思い出に残る様な料理(場)を揃えていきたいと考えています。
「この一年間に生まれた赤ん坊は『初参り』をしてもらうので、
5月5日の11時に神社にきて下さいね。」と頼まれていました。
ところがいったい何をするのやら皆目分かりません。

日が近づいてくると、総代表の方から
「当日はお祓いをうけるので、3000円をつつんできてください。
そしてダンナはスーツを着てきてください。
また、今回は同じ初参りをする家族が4組あるので、
masanが代表で玉串を奉ってください。」との指示がありました。
周りは、「例年は初参りが1人あるかないかなのに、今年は4人か。
こりゃ目出度いわ。」と盛り上がっております。

4日の夕方、宮入があるというので覗いてみたところ、
神社に向かう道を獅子舞と笛と太鼓が進んでおりました。
次に地元の女の子による巫女の舞が二組あり、
その後再び獅子舞がありましたが、その際に面白い光景を見ました。
獅子舞の後ろ側にいた人が獅子の着物をまとめ、
頭を被った人の身体に巻きつけだしたのです。おまけにタスキ掛けまでします。
とても身軽な獅子が誕生しました。そして何ともユーモラスな舞を始めます。
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この日はこれで終わりでしたが、それにしても何とのどかな伝統神事でしょう。
周りで見ているのは十数名だけ。総勢30名にもなりません。
かえってそののどかさに感動を覚えて帰宅しました。
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翌日の5日、10時半頃に行くと、この日は結構人が集まっていました。
初参りの他の3組の方ともご対面。皆さん結構気合が入っており、
普段着ノリのカミさんは少々面食らった様子。
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お祓いがあり、前日は外から眺めていたた舞台に上げていただき、
目の前で巫女の舞を拝見します。
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その間ずっとU太はご機嫌。
でも次第に奇声を上げるようになり、周りは少々驚いた様子。
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巫女の舞の後、玉串奉奠です。
総代表から始まり、区長、諸々の代表者が名前を呼ばれて順番に出て行きます。
いよいよ私の番。
4家族を代表して玉串をいただき、作法通りに奉り、二礼二拍一拝します。
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玉串が終わるとお守りをいただいて神事も終わりです。
私は残って直会(なおらい)に参加。食事と酒をいただきながら談笑して過ごしました。
ぽかぽか陽気で、皆さんものどかで、何だか「春が来たなぁ。」と実感します。

こんな小さな村の、そしてまた小さな区で、
こんなほのぼのとした神事が残っていることに改めて感動しました。
獅子舞も巫女踊りも笛も太鼓も、
そしてもちろん準備も全て地域の人たちだけで行う神事。
いつまでこういう伝統は残るかなぁ。

帰宅後、U太は菖蒲を巻いて勝負事に強くなることを祈り、
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カミさんが新聞紙で作った兜を被り、ポーズです。
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そして夕食後にかしわもちをいただきました。
お風呂はもちろん菖蒲湯です。
まだうちにはこいのぼりも何もないけれど、
こういう季節感は持ち続けていきたいものです。
記憶に残る端午の節句でした。
今日の朝はほんに目出度い日でありました。
まずはコシアブラです。
今まで行ったことのないルートまで遠出をしてみたところ、
道端からコシアブラが見えます。
群生しているというほどではないのですが、一本また一本と目につきます。
結局、大漁でホクホク。
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ついでにハリギリも発見。
こいつは数が多くないのか、あまり見かけることはありません。
味は結構えぐいので、茹でた後、十分に水にさらす必要があります。
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さて、帰り道、ある場所に目が留まりました。
「もしかして、こういう場所にモミジガサがあるかも?」

モミジガサが育つ場所はこれまでに二箇所しか知りませんでした。
仙人に教えられた八ヶ岳と、自分で見つけた丹波篠山だけです。
とても表現が難しいのですが、この二箇所には共通する「雰囲気」があります。
その雰囲気にとても似た場所に遭遇したのです。
ただし、この時点ではまだ何も見つけていません。

「でも何となく感じるよな。」と慎重に足を進めていくと、何と!
本当にモミジガサを発見!
こりゃ驚いた。まさか一発で見つけるなんて!
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モミジガサは通常群生します。ですから、きっと周りにもあるはず。
よく目を凝らして探すと、ありました。まだ小さいですが、点在しています。
ほとんどが直径3cmほどです。ということは、
あと1~2週間したらこの辺りはモミジガサだらけ?
もう私は有頂天です。
私がどれほどモミジガサに入れ込んでいるかは以前書いた通りですが、
こんなに早く出会えるなんて思ってもいませんでした。もう感激です。
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今回はまだ小さいこともあり、やや大ぶりのものをほんの少しだけ採って帰りました。
帰宅してすぐにカミさんに報告。早速朝食でいただきました。
左がモミジガサ、真ん中茹でただけのコシアブラ、右はコシアブラのゴマ和えです。
う~ん、美味いなぁ。私の大好きな山菜のそろい踏みです。もうたまらんです。
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「たばたまきぶえぐるま」の呪文について書いたのは4/22でありました。
その後、他のこまごまとしたことの合間にやっていましたよ。
まずは「畑」から。
スパイラルガーデンが完成していました。
ジャーン! ね!スパイラルでしょ?
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これで、「高低差」と「日当たりの差」を兼ね備えた、一つの山が出来上がりました。
これからハーブを中心にそれぞれの気象の変化に応じた種類を育てていきますが、
それはカミさんにお任せ。
私は主にインフラ整備をしたところでお役ご免です。
畑に関しては他にも整備すべきところはありますが、
今年一年かけてゆっくりやっていきます。

お次は「田」。
この写真を覚えていらっしゃるでしょうか?
2/26に作った苗代です。
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昨日はこの次の作業、「種おろし」をしました。
要は種まきなので「1時間で終わるから。」と言っていたカミさんですが、
私は「そんな簡単に終わるはずがない。
きっと何かが起きて時間を食う。」と予感していました。
これは夫婦生活の勘というやつですね。

さてかぶせていた段ボールをはがして、深さ5cmほどかるくほぐします。
そして種籾をまいて軽く押すのですが、うちの苗代、ところどころ穴が空いています。
モグラです。マニュアルを読むと「モグラがいる場合は」という欄があり、
「モグラ対策として、苗代の周りに深さ20cmほどの溝を掘ってください。」
と書いてあります。

いきなり予感的中です。
種まき作業はカミさんに任せ、私はひたすら溝堀り隊に変身。結局3時間近くかかりました。
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そしてようやく完成。種を撒いた後、育てていたムギを寝かせると、何となくアート。
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作業中、U太は耕す前の田んぼでスギナと遊んでおります。
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また、最近は合間を見て畦づくりをしていました。
もともとあった田んぼが広すぎたので、
1/4のサイズに収まるように畦を付け加えていたのです。
この畦がユニークです。勝手にユニークなのを作っているのですが、
溝を掘って土を外側に出し、母屋にこれまで乗っていた瓦で土手にしたのです。
そしてようやくこちらも昨日完成。
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これで呪文のうち、「たばた」に関しては最低限、
今やらねばならない作業はクリアしました。
もちろんこの先もありますが、当面はこれで「よし」としましょう。
ということで、残った「まきぶえぐるま」にこれからとりかかります。
右コシアブラ、左タラノメ
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今朝は前回見つけたタラノキだらけの場所に向かいました。
ところがやはり想像通り、ほとんど採り尽くされています。
仕方ないです。ここは仁義無き世界。早い者勝ちです。
そもそも私の方がよそから来たハンターですからね。

それでも、時々大物の採り残しを見つけました。
高いところにあるので採りきれなかったのでしょう。
中には直径3cmほどの特上物もありました。
今日私達が食べる量としては十分なものをいただき、ラッキーです。

さて今日のメインはコシアブラ狙いだったのですが、小ぶりのものが多いです。
もっと他に良い場所があるのでしょう。これからまた探しの旅に出ます。
結局コシアブラはうちの庭のものが一番上物でした。

早速朝食で胡麻和えにしてしていただきます。
やっぱり美味いなぁ。

コシアブラ、モミジガサ、ニリンソウ・・・
私の好きな山菜は、どれも独特の香りとクセがあります。
この感覚をピッタリ表現できるボキャブラリーが乏しいのが残念です。
美味しんぼだったらうまく表現するのかもしれないけれど。
ともかく私はこの味わいが大好きですよ。
昨日、職場で訊ねられました。
「masanの家の自給率ってどれくらいですか? 1/3くらい?」
いいえ、とんでもございません。1割にもいっていません。
もちろん将来的には上げていきたいですけれどね、
とてもそこまでの段取りができていないのが現状です。

それでも、たとえ一品でも自分で作ったものや採ってきたものが入ると、
食事の場が華やぎます。
ハレって言うんですかね。

例えば最近ではタラノメの天ぷらや、アスパラのソテーなどです。
アスパラは美味かったなぁ!
まさに採りたてをさっと茹でて、あとは焼き目を入れるだけなんだけれど、
緑色がとても鮮やかで、歯ごたえがあって、ジューシーで、甘い!
こんなのを口にしてしまうと、
スーパーで売っているやつなんて買う気が起きないというくらいです。

カミさんも、「アスパラベーコン巻きなんて邪道だね。」
「これを一年に一回食べられるだけで、普段はアスパラ我慢できるかも。」と感心しきり。
やっぱり産地直結、いや産地目の前というのはすごいです。

ところで、アスパラがどうやってできるかって知っていますか?
地面からそのままの姿で出てくるんですよ~。
え?知ってました?
私は田舎暮らしをするまでは知りませんでした。
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カミさんは早速種を買ってきて、これから育てるのだそうです。
食べられるは3年後。悠長な話ですが、行者ニンニクよりはましか。
のんびり楽しんでいきましょう。