時が経つのは早いものです。
このタイトルで前半を書いたのが6/7。
あっという間に3週間が経ってしまいました。
これって歳を食ってる証拠?

私の人生の半生で最大の出来事は1995年の阪神淡路大震災です。
以下、思い出話です。

・・・・・
1994年の暮れ、私は神戸市のお役人と会話をしていました。
お役人「関西の人は地震に対する意識が低すぎる。
もっと地震災害に備えてもらうために、
本格的な地震を疑似体験できる施設を造ったらどうかと思うんやけど。」
私「それはいいですね。
でもそんなこと言うてたら、ほんまに地震がくるかもしれませんよ。」

年が明け、1月17日の早朝、
私は地震体験型施設についてお役人と二回目の面談をする予定で、
東京の自宅で出張の準備をしていました。
その時・・・

信じられない光景がテレビに映っていました。
大きなショックを受けましたが、自分は結局何をすることもできず、
ただニュースを追っていました。
そして割と早い時期に現地入りし、当の担当者と再会した時、
同時に交わした会話が、「ほんまにきてしまいましたね・・・。」

その後、被災者のみなさんの心の変化や生き方の変化に注目するようになりました。
家財道具を全て失っても、また一から生きていこうとする人々の力強さに打たれました。
また、「今まで物に執着していたのがかえって吹っ切れた」との声も聞きました。
そこで感じたのは
「もうモノの時代ではない。これからはコトや心の時代だ。」ということです。

豊かなモノに囲まれていながらも、なお一層モノを求め、
そのためにより収入を求めることで
快適な生活を実践し提案しようとしていたこれまでの自分の姿は、
何か違うんじゃないかと考え始めたのです。
この思いは、後に都会から離れると決意する時に、私の背中を強く押してくれました。
(何だかまだまだ続きそうです。)