土日、都会の人々を加子母にご招待するイベントに同行しました。
これは地元N工務店が、過去にN工務店で家を建てた人や
これから建てようかと検討している家族をご招待したものです。
参加者の生の声を聞きたくて、イベントに潜りこませていただいたという次第。

二日間かけて加子母中を回ったわけですが、
改めて発見した魅力もあり、とても有意義でした。
そこで、今回は夏休み特集としまして、『加子母の自慢シリーズ』をお届けします。
その第一弾は「加子母小学校」です。

今から2年前、私たちが初めて加子母の地を訪れた時、
真っ先に案内されたのがこの小学校でした。
それくらい地元の人々にとっての自慢なのです。
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木造瓦葺の二階建てです。平成10年に完成したので、8年が経ちました。
まず外観が変わっています。
職員室と低学年用教室のある棟は真っ直ぐですが、
高学年教室は馬蹄形に曲がっています。半分に切ったドーナツみたい。
空から見ると「D」の字に見えると思います。

ですから曲がっている棟の教室は全て扇形です。そして廊下も曲がっています。
そしてその内側が中庭です。
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そして何がすごいって、「木」ですよ。いたるところ木。
教室はもちろん、廊下も、
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階段も。蜜蝋が塗ってあるそうです。しかも生徒たちで塗っているそうです。
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校舎に入ってすぐ、誰に言われるわけでもなく、
参加された皆さんは靴下を脱ぎ始めました。
素足で歩く校舎の気持ちのいいこと!
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天井も高い!普通、小学校の校舎って天井が低いですよね。
でも見てください!これが低学年用の教室前の廊下ですよ。まるでホール。
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食堂も木の柱で組んだ瓦葺です。天井が高い!
見様によっては、『ハリーポッター』に出てくる食堂みたい。
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はっきり言って、私は自分の子供をこの小学校に入れることができると考えただけで、
この加子母に移住して良かったと得心します。

その感覚が伝わるのか、
今回参加された親御さん達はしきりに歓声とため息をついています。
「うちの子の学校と比べると雲泥の差」だそうです。
もちろん子供達は大はしゃぎ。

ある人が言いました。「こんな学校で悪く育つはずがないですよね。」
全く当たっているかは分かりませんが、
どこを見ても落書き一つないことからも想像できます。
絵も活気があります。
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最後に子供達の俳句が壁に掛かっていたのでご紹介します。
きっと京都・奈良に旅行にいったのでしょうね。読んでいて思わず笑みがこぼれます。
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この先、加子母の自慢が続きますが、私は何と言ってもここが一押しです。
そして数年後、U太を送り込む時がとっても楽しみなのです。
カナダ旅行に行く前に、ほとんどの急ぎ作業は済ませていたのですが、
畑関係では一つだけ心残りがありました。
それがブドウ苗用の柵づくりでした。

今春に5本のブドウ苗を植えました。
本来ならばこの5本は一定の場所にまとめて植えるべきだったかもしれません。
ブドウは棚や柵が必要なので、他の作物とは共存しにくいと思われるからです。
でも私は全く気にせずにテキトーに植えてしまいました。

山の斜面に荒れた茶畑がありまして、
それらを少しずつ伐採しながら新たな畑地を開いているのですが、
それらの畑地ができる度に、バラバラに植えていったのです。

するとどうなるか?
棚や柵をそれぞれの苗用に作る必要が出てきたのです。
そんなの最初から分かっておけよ!と思いますが、今更になって気づきました。
私の思慮遠謀なんてそんな程度です。

もういい加減、フドウつるが伸びてきて、何か支えを求めて空をきっておりました。
早く何とかしてあげたい。でも雨続きで何ともならない日が続きました。
そしてようやく昨日の朝、柵を立て、ワイヤーを張り、つるを止めました。
やれやれです。
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ところで、ブドウの苗の周りに、
ウドやイチヂクやニセアカシアやプルーンといった樹が点在しております。
また、もともといた桑の樹は、切っても切っても出てきます。
そして切られた茶もおとなしくしていません。次から次へと若芽が出てきます。
もちろん雑草なんて「わしらが先住民だ!」とばかりに元気です。
特につる系はすごい。

ということで、油断をすると、
あっと言う間にブドウ苗は隠れて見えなくなってしまいます。
これからはマメに草刈りするつもりですが、
いろんなものにまみれたブドウであることは変わりません。

一般に「ブドウ畑」でイメージされるものとは全く違うイメージの、
良く言えば「多様な」畑が誕生しつつあります。
この先どうなるのやら、楽しみであり、不気味でもあります。

さてブドウは本当に採れるのか?
それらがワインになるのはいったいいつの日か?
気長に待ちましょう。
昨夜、祭の練習会に参加しました。
加子母では、毎年秋に行われる祭があります。
その祭りは、加子母にある10地区のうちの2地区(地区によっては合同で)
が順繰りに担当して仕切られているそうです。
今年は私の住む地区が担当です。

担当の地区ではいろんな役が回ってきます。
太鼓、笛、からくり人形使いなどなど。
詳しくはまだ十分には理解していませんが、
そういう役回りは「若連」と呼ぶ組織が仕切ることになっており、
私はもう若くもないのに、どうやら若連に入れてもらったそうであり、
ともかく笛をやることになりました。

この役回り、実は去年から言い渡されており、練習用の笛もお借りしていたのですが、
独学ではよく分かっておりませんでした。
当時、「日課にする」と大層に宣言しておりましたが、
実際には2週間に一回程度でした。

そしてなんだかんだ言っているうちに月日は経ち、
今年7月から地区の練習会が週2回始まったのですが、
仕事の関係で全然出られない!
そして昨夜ようやく初めて参加できたという次第です。

正直言いましてね、
ただでさえ若い頃から練習している地域の皆さんよりも出遅れているのに、
しかも練習会の初日から出てないなんて、
この時点で私は自分の役目を諦めておりました。
でも、昨夜練習会場に行ったら、何と私用に笛をいただいのです。
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これは正確には私のものではなく、若連の所有物です。
でも、私が「笛を吹く」と言っている限り、ずっと私のものになるそうです。
つまり、「マイ笛」という訳です。これで少し火が点きましたね。

そしてしばらくすると知人のショウゴ君登場。
彼は私と同じような時期にここに移住してきた人で、
今年生まれたお子さんはU太の同級生という間柄です。

彼は前回の練習会で初めて笛を渡されたということで、
初日は音も出なかったそうですが、
昨夜はそれなりに出るようになっておりました。
ムムッ、ライバル登場か?ムラムラとしてきました。

他の方々が音合わせをしている間、私とショウゴ君は達人のビデオを観ながら練習です。
そこでうちの班の長老・イチエさんが登場。私たちの前で吹いてくれました。
何!1オクターブ違うじゃない!

これには参りました。
1オクターブ違って音を出すというのは、口の形が違うのです。
今まで私が独学していたのは何だったの?というくらいのギャップです。

私がドキマギしている間に、センスのあるショウゴ君はどんどんマスターしていきます。
これで私の心に完全に火が点きました。
「おい、ショウゴ君。あんたはおれのライバルだ!」と一方的に宣言。

まるで「俺は星飛雄馬で、お前は花形満だ!」と言わんばかりです。
目に炎が映っています。
いやここは東海地方だから、中日ネタの方がいいか。
そんなのはどうでもいい。マジでやる気になりましたよ。
どこまでいけるか分からないけれど、これから真剣に練習します。

練習後、車座になって一杯飲みました。
うちの班は年配の方が多く、お酒を飲む人も少ないので、
集まってもあまり酒は出ません。
ですから、今回のように同世代の地元の人々と酒を飲むというのは初めてだったかも。
つい嬉しくて私もいろいろしゃべっておりました。

皆さんも新参者の私を受け入れてくださっているようで、とても嬉しいです。
中にはこのブログを読んでくれている人もいたりして、ありがたいですね。
笛のテクは本当にまだまだですが、こうやって会話ができるのはホント嬉しいです。

でも、甘えていてはいけません。
これからは本当にマジで練習しますよ。今度こそはね。
仕事が何だ!とか言ったりして。
おかげさまで今日、3万アクセスを超えました!
ブログを始めて一年足らずで3万いくとは!
始めた当初は想像もしてなかったですね。
これもひとえに日々チェックしてくださる「あなた」のおかげです。
ありがとうございました!ううっ!(感動して泣いているふり)

これからもマイペースで書いていきます。
よろしくお付き合いのほどを!

ところで、ブログのプロフィール欄に緑のボタンがあるのをご存知でしょうか?
「FC2 BlogRanking」とあります。
あまりあからさまにしたくないので、さりげなく置いておりますが、
ここを「ポチッ」と押していただくと、私のランクが上がる仕組みになっております。

これまたあまり押し付けたくはないのでさりげなく書きますが、
ブログを読む「度に」ここを「ポチッ」と押していただけると嬉しいな、
なんてね、今日、この場限りの宣伝をしておきます。
いえいえ、強制ではありませんよ。本当に。でも嬉しいな。
ではまた~。
今日は別ネタを考えていたのですが、急遽差し替えました。
昨日見つけた新製品を紹介します。
その名も『ナイス蚊っち』!
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これはですね、長さ45cmほどのバトミントンラケットのようですが、
フェイス部分にご注目。電熱線が張ってあるのです。
そして柄の部分には単三電池が2本入ります。
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そうなんです。こいつは電熱線で蚊やハエを捕るラケットなのです。
言ってみれば、よく屋外で見る捕虫機みたいなものですね。
青い光で虫を呼び寄せて、「バシッ!」と音がするやつ。
あいつがラケットに仕込まれたと思えばよろしいかと思います。

何でこういうのを買ったかというと、うちはハエが多いのです。
以前、「ハエは前に向かってしか飛ばないから、
ハエの前面から捕まえると良い。」なんて教えられましたが、
私もカミさんも下手っぴです。
どう見てもうちのハエは横に飛んでいるように見えます。
きっと進化しているのでしょう。

そして少ないですが蚊もいます。
しかも我が家はほとんど網戸がありません。
つまり虫が家の中に入りたい放題なのです。朝晩と雨の日が特にすごい。

これまでは少々虫が飛んでいても無視しておりましたが、
U太がまとわりつかれるとやっぱり可哀想。
スプレー式の殺虫剤を使う気にはならないし、
やむなく昔ながらのハエ捕り紙が家中にぶら下がっておりました。

「他に手はないのか?」と苦慮していたところ、
たまたまJAスーパーで見つけたのがこの『ナイス蚊っち』なのです。
お値段が意外に安くて450円です。

帰宅後早速試してみます。動きの鈍い蚊や小さい蛾にはテキメンですね。
まさにボールを打つようにラケットを振るとサッと引っかかります。

ハエにはちょっと難儀しています。
やっぱりうちのハエは進化しているのか、なかなかフェイス部分に当たらない。
どうでもいいからハエのいる辺りで振り回していたら、先ほど一匹当たりました。

「バシッ!」と音がして火花が飛びました。
「おおっ!スゲッ!」
ちょっと申し訳なくも思います。
「すまんな。」と心の中で一言詫びます。

「坊主が殺生をしてよいのか?」と怒らないでください。
私はただの坊主頭であって、坊主ではありませんので。
やっぱりハエや蚊が周りを飛び交うとうざったいのです。

ということで、新商品のご紹介でした。
(そろそろアフィリエイト始めようかな?)
よくお世話になっている方から、先日電話がありました。
その方は何かと私のことを気にかけてくれており、
数年前も「masanの生き様を本にしませんか?」と提案してくれて、
本の企画書をダイヤモンド社などに売り込んでくれました。
採用されなかったけど・・・。

今回、その方から新たな提案がありました。
「masan、タレント登録をしませんか?」というお誘いです。
タレントと言っても芸能人ではありません。
ある人材派遣企業が始めた新サービスで、
コンサルタントや講演会講師などを派遣するための登録リストに
名を連ねないかということのようです。

その新サービスの資料『タレント人材登録ガイド』によりますと、
「タレント人材とは、秀でた知識や技能、ノウハウなどを、
クライアントへ有償で提供する方をいいます。
この時、タレント人材は現在の企業に所属したままで、
転職や派遣という雇用形態の変更を問わず、
ワンポイントでクラインアントを支援するものです。」ということらしいです。

つまり、この人材派遣企業が、「うちには多彩なブレーンが一杯いますよ。」と言いたくて、
ブレーン登録者を増やそうとしており、
私の知人がその相談を受けて
何だかそれらしい知り合いに片っ端に声を掛けているようなのです。

私に「秀でた知識や技能」なんてあるのかね?
普通ならばご遠慮するところですが、何かとお世話になっている方の頼みなので、
とりあえず登録申請をしてみることにしました。

さて、「タレント人材エントリーシート」なるものが送られてきました。
それに記入して送付することになっているのですが、これがやっかいです。
「スペシャリティ(専門分野・スキル)」の欄には何て書こう?
山菜やキノコ採りって書いたら驚かれるかな?
それにまだスペシャリストというレベルでもないと思うし。

「専門分野の活動歴(主な職歴、論文、書籍執筆、講演など)」の欄はどうする?
「ブログ書いてま~す!」なんて、ぶっ飛ばされる?

そして一番の難関は、「希望ギャラ/報酬」です。
自分の価格を決めるのって難儀ですね。
日給(あるいは1講演)いくらって書くんですかね?
つい、「その土地の美味いものを食わせてくれ!酒付きで!」と書きたくなります。

こんなキャラで一体登録されるのでしょうか?
ま、どうでもいいんだけど。
私はこのまんまの私でやっていきます。
「あざとい=抜け目がなく貪欲である」という意味だそうです。
そんな思いをさせるマーケティング手法に出会いました。
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たまたま近所の酒屋で見かけたものですが、
一升瓶が新聞紙に包まれ、帯に「非売品の酒」と書かれています。
しかもご丁寧に「番外品」と肩に掛けてある。

「怪しいなぁ」とボトルの裏を見ると、次のようなキャッチコピーが。
「このお酒は、首都圏の某料亭のために特別に仕込んだお酒で、
蔵を訪れる来客VIP用にリザーブされている秘蔵原酒です。
・・・(中略)・・・
保存には新聞紙を一枚巻き、光りを遮断して
本来鑑評会に出品するのと同じ貯蔵管理方法でお届けします。」とあります。
ますます怪しいです。

しかも、値札の傍に写真が一枚張ってありました。
この酒を入手して感動したという消費者からのお礼の手紙の縮小コピーと、
その手紙を読んで感激のあまり涙ぐんでいる杜氏の写真です。
ハンカチで涙を拭いています。
いやぁ、とっても怪しいです。

で、つい買ってしまいました。まんまと術にはまっているお馬鹿さんな私です。
というのも、もともと好きなブランドだったこともあります。
飛騨の酒「蓬莱」というブランドです。
先日のエビサワ氏の結婚お祝いに、蓬莱の別のやつの一升瓶を持参しました。

だから「すっごくあざといなぁ。」と呆れながらもつい買ってしまったという次第です。
飲み方の指導通り、ロックでいただきましたが、味の方は良かったです。
何だかんだ言って2500円未満ですので、そんなに高い酒でもなかったし。
ただね、このやり方がね、やっぱりあざといです。

それが証拠に、この酒を買う時に、売り場の人が一言言いました。
「『非売品』とか言いながら売ってるんだもんね。」
そう!まさにポンッです。非売品を売ったら非売品じゃないぞ!

ちなみにこのお酒、限定300本だか400本だそうですが、
その酒屋ではまだ4本ばかり残っておりました。
いつ無くなるかな?楽しみにチェックしてみようか?
「あざといぞ!」と指摘しながら、実はこういうのが好きな私です。
2006.07.25 食卓・新発見
最近見つけた食卓メニューです。
一つ目はスモークサーモン。
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もちろん私が作ったわけがありません。
これはカナダ土産です。でもただの土産ではない。
何と!エビサワ氏の新妻・アキコさんが経営する、
スモークサーモン製造販売会社の商品なのです。
その名も「サーモンビレッジ」。添加物も保存料も使っていないそうです。
バンクーバーの一等地に店を構えているので、行ったことがある人がいるかも。

ここのサーモン、知人の店だからとえこひいきする訳ではありますが、
本当に美味いです。
特に気に入ったのが、ブロック。

普通「スモークサーモン」と言えばスライスしてありますよね。
でもこれってずっと不思議だったんです。
ハムだってスライスもあればブロックもある。でもサーモンはいつもスライス。
きっと作り手が「食べ易いように」と配慮したのでしょうが、
正直言って余計なお世話だと感じておりました。(私が貧乏で知らないだけか?)

でもここのサーモンはスライスもブロックもあります。
そのブロックをサイコロ状に切って食うと美味いのなんのって!
思わず酒が進みます。今も進んでます。
まだブロックを食ったことのない人、是非ご入手ください。
ちなみにカミさんの一族には残してあるからね、お楽しみに。

お次はスコーンです。
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カミさんの新作です。これはそこらのスコーンとはちょっと違います。
名づけて「何でもスコーン」。今、私が名づけました。
その訳は、「その時にある食材を何でもぶっこむスコーン」だからです。

ちなみに今回の食材は、全粒粉、強力粉、そば粉に加えて、
玄米ご飯、赤飯、ラベンダー、シソ、人参、キャベツ、ブルーベリー、
くるみ、豆腐、レモンピールです。
それにハチミツをかけていただきました。かなりいけますよ。

ちょっと焦げ目が足りませんが、
それは表面に何かを塗るなどして細工をすればよいこと。
これは商品化できるのではと真剣に考えてます。
そんなこんなで楽しい食卓であります。
近くの白川町に住むコイワさんからメールが届きました。
コイワさんの仲間で作っているNPOがやっている朝市に来ないかとのお誘いです。

コイワさんたちとのお付き合いはまだ浅いけれど、
生き方について同じところを見ているような気がして、
いろんな話をしたいと思っていました。ブログも楽しいです。
でも日常の目の前の作業に追われ、気がつけば今年はまだ会っていません。
だから朝市はともかく、「コイワさんたちに会おう!」とばかりに出掛けました。

うちから約40分、ひと山越えて会場の神社に着くと、何やら妖しげな音楽。
よく見ると踊っている女性がいます。
「もしかしてアイちゃん?」
私たちはコイワさんの奥さん・アイちゃんが大好きです。
何と言うか、存在感そのものが好きですね。

私たちが初めてコイワ家を訪問した時、「歓迎の踊り」を舞ってくれました。
そんな人だから会場(神社)で踊っていてもおかしくはないけれど、
バックミュージックがちょっと不釣合いです。フラメンコなのです。
そう、神社の朝市でフラメンコを踊っている女性がいるのです。
そしてその前で、ビールケースに座ってをす手拍子する参加者。
ちょっとシュールでした。
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幸いにそのダンサーはアイちゃんではなく、大道芸人の方でした。
早速に出店の五平餅、朴葉寿司、朴葉餅をいただきながら、コイワ夫婦と雑談。
今回はゆっくりと話すことはできないと分かっていましたが、
まずは再会できて良かったです。

ふと見ると、妙な、いや素敵な帽子を発見。
聞けば、アイちゃんの自作とか。
笹の葉と、コイワさんの実家・鹿児島でしか採れないという葉を使った編み笠です。
ちょっとアイちゃんに被ってもらいました。
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これね、普通の白い糸で縫ってあるんです。
頭を乗せる芯の部分に苦労したそうですが、ちまちまと手縫いした跡が見えます。
さすがです。葉を眺めているうちに編み笠を作ろうとするところがすごい。
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カミさん「すごいね。作るのに随分時間がかかったでしょう?」
アイちゃん「ううん。一週間くらいかな。」
カミさん「・・・」
スケールの大きさを感じます。

やがて朝市も終わりに近づき、
主催者の計らいで突如アイちゃんが踊ってくれることになりました。
大道芸人さん持参のBGMに合わせて踊るアイちゃん。
これは踊りと言うよりも、舞に近いですね。
かの昔、出雲阿国もこんな風に踊っていたのかな?なんて思いました。
思わず頭を下げる大道芸人さん。(これは偶然)
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ご本人が顔出しを躊躇されたので細工しましたが、素顔が可愛い人です。
ひなびた地域の、とてものどかな、そして非日常的な時を過ごした一瞬でした。
コイワさん、誘ってくれてありがとう。今度ゆっくりお話しましょうね。
2006.07.23 一つ片付き
今回、旅の間にThings to do表を徹底的にチェックして絞り込みました。
そして出た結論。
・リフォーム後に家の中ですべきことは、薪ストーブ設置場所の床下補強。
・他に家の中ですべきことは、とにかく片付けと掃除の徹底!
・家の外では、ブドウ用の棚づくりを優先して、あとは草刈りと薪づくり三昧。
・あとはとにかく空いた時間に笛の練習。9/23が祭の本番!

それ以外でできないことには目をつぶることにしました。
今年は屋根替えとリフォームができただけで十分です。
そう思い込むことにしました。

そしてむしろすべきことはデスクワークです。
こちらの方は詳しく書いても面白みがないので書きませんが、
ちょっと本腰入れて勉強と仕事をします。のつもりです。

で、昨日はリフォーム関係で残っていた懸案の洗面台を設置しました。
どう?クールでしょ?と自画自賛。
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壁に取り付けた柱には、この先、ススで飴色に染まった竹を切って並べるつもりです。
でもその作業はいつでもできるので、秋から冬の楽しみにしておきます。
あとは水道屋さんにつないでもらうだけ。一つコトが片付いて気分も爽快。
こんな感じで楽しみながらぼちぼち片付けていきます。

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この写真を覚えていらっしゃるでしょうか?
4/21のブログで紹介したカンゾウです。
この頃採取して喰っていたのは若芽です。それはこれ。
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軽く茹でて酢味噌やマヨネーズなどをつけて食うと美味いです。
このカンゾウの花が今、満開の時期を迎えています。
早速採取してきました。
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こいつをホントに軽く茹でて、三杯酢でいただくととても美味い!
茹でても色が鮮やかなので食卓が華やぎます。皆さん是非お試しを!
カンゾウ花は今が一番の採り頃です。  
というのも、もう数週間すると、アブラムシがびっしりとついてしまうからです。
いそいで、いそいで!
2006.07.22 スーク!
3年前、エビサワ氏と二人で旅に出ました。
行き先は、自然生活志向者が憧れるソルトスプリングアイランドと呼ばれる島と、
ヴィクトリアでした。
この旅の思い出だけでも数日間語れますが、本題に絞ります。今日は写真も多いし。

その旅での予定は全てエビサワ氏にお任せしていたのですが、
ヴィクトリアに行った時に、
「ちょっと案内したいところがある。」と連れていかれた場所があります。
そこがスークでした。バンクーバー島の南西岸の小さな地域です。

詳しいことは分からないけれど、かつては先住民が多く暮らしていた地域らしい。
山があり、海があり、他には無く、でもなんだか自分に優しい土地だなと感じました。
妙な表現になりますが、
「もし前世があったとしたら、過去にここにいたんじゃないか?」という気分です。
こんな気分になったのは、初めて八ヶ岳に行った時以来でした。

その地で、ある宿に案内されました。「スーク・ハーバー・ハウス」といいます。
この宿、トラベルロッジというジャンルでは北米一、
あるいは世界一とも評価されている宿です。
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二十幾つある部屋は全てデザインが異なり、全室から海が見え、
暖炉があり、そして居間にバスタブがあります。
「海に沈む夕日を眺めながら、居間のジャグジーでの花風呂で
ワインをお楽しみください。」というわけです。
売りは他にもあります。食材が厳選され、その多くが宿の庭で育てられています。
スタッフがいつも食材を集めています。
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そして花料理も売り。ワイン揃えの良さも評判とか。
俳優とかお金持ちがよく利用しているらしい。
日本の雑誌でも何度か紹介されているようです。
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その時は泊まることもなく、ただ眺めていただけ。
「いつか泊まれたらいいな。」程度の希望でしたが、
むしろその運営スタイルに興味を持ちました。
今から思えば、その時の感覚が今の暮らしに随分と影響を及ぼしているように思います。

今回の旅を私一人で行くつもりだった時は、小型のキャンピングカーを借りて、
サーモンを釣るふりをしながら山間部に向けて気ままに安ドライブするつもりでした。
でも親が一緒ということになったので、
「じゃあ最高の宿をご紹介しましょう!」と誘ったわけです。

そしていざ泊まってみての感想ですが、さすが評判が高いだけあります。
部屋は思っていたよりも狭かったけれど、とても快適でした。
この部屋の風呂は居間ではなくテラスにありました。
早速湯に浸かり外の景色を眺めながらも、親父持参の週刊現代を読む私。
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花が咲き乱れる夕暮れの庭を眺めながら、
とても素敵なフランス料理のコースをいただきました。
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そして今回特に感心したのが、「遊び心」です。
設備や、ホテル内のいたるところに置かれたオブジェに思わずニヤリとします。
例えばこれは流木などを使った鏡。トイレの壁にかかっていました。
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同じく流木で作った椅子。
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ツルや貝殻やサンゴなどもうまく使っています。これは壷らしい。
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エレベーターの内部は海底仕様。
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他にも紹介したい写真は山ほどありますが、これくらいにしておきます。
この宿を経営しているのがフィリップ夫妻。
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夕食時にご主人といろいろお話できました。
私が持参していた英文の自己紹介シートを差し上げると、
「お前が店を始めたら、きっと行くよ。」と約束してくれました。
三人分のアイスワインやデザートもサービスして下さり、ご満悦の私たち。

私は改めてこの宿の充実度に感心しながらも、
その前日に泊まったB&Bのご主人・デビットさんの言葉を思い出していました。
「今でこそ立派で値段も張る宿だけど、
始めた頃は名前の通り本当に小さな『ハウス』だったんだよ。」
デビットさんはスーク出身なので、この宿の成長過程をずっと眺めてきたのでしょう。

私たちがこれから目指すスタイルは決してこんな豪勢なものではないですが、
夢を持ち、少しずつでも前に向かって実現していけば、
例えばこんなレベルまで成長させることができるのだなと感じました。
そしてその場作りの一つ一つを遊び心で楽しみながら積み重ねていきたい。
そんな意を強くしました。

昨日のサンディ一家もそうですが、
世界中で夢を持ってそれを実現しようとしている人達がいると思うことで勇気が出ます。
背中が押される感じです。

ということで、カナダ旅行に関しては他にも伝えたいことはあるけれど、
ここで一旦キリをつけます。
長文読んでくれてありがとう。
2006.07.21 素敵な再会
今回のカナダ旅行では素敵な出会いが続きました。
その一つがヴィクトリアでの友人家族との再会です。

2年前、ニュージーランドでのパーマカルチャー・コースで一緒だったサンディ。
ヴィクトリアからやってきた彼女は乳飲み子を抱かえながら授業を受けていました。
そして夫と当時7歳だった娘も一緒に来ていました。
彼らは一家揃ってカナダの自宅を出て、コース会場近くの家の二階に住みこみながら、
奥さんだけが乳やりしながら勉強していたわけです。

コース中はそれほど親身に話し合った仲でもなかったですが、
(私たちの語学力不足のせいもあり)
今回はせっかく彼女たちの家の近くに行くのだからとメールしたら、
早速返事が来て、彼女の自宅で夕食をいただくことになった次第。

夕刻にお宅に着くと、普通のというか、質素なつくりの家でした。
そして感動の再会。外国だとこういう時に心置きなく抱き合えるのがいいです。
当時赤ん坊だったサムは、とってもやんちゃな2歳半になっていました。
そして娘のジュリアは9歳に。とってもかわいく、明るい子に育っていました。
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食事の前に折り紙を一緒にしたり、
お袋がジュリアやサンディとピアノを弾いているうちにお互いすっかり打ち解け、
とても和やかな時が流れました。
食後にはジュリアがお気に入りのドレスに着替えて、
練習中だというタップダンスを披露。
いやぁ、わたしゃ惚れましたね。(変な意味じゃないよ、カミさん。)
うちの両親もすっかり虜になりました。
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今回はダンナのクリスともいろいろ会話。
彼は地元ヴィクトリア大学の数学教授なんですと。
「2年前はよく休みが取れたね?」と言うと、
「いや、あの時も『仕事』で行っていたんだよ。」とのこと。
大学教授というのは何とでも都合をつけて仕事で海外に行けるものなんだな
と理解しました。

ところで今回とても驚いたのはサンディの年齢です。
最初、ダンナが48歳と聞いていてサンディが4つ違いと言うから、
てっきり44歳かと思ったら、何と52歳でした。
ということは、サムを50歳直前に産んだということ?
そしてその子に乳をやりながら、2週間のハードなコースを受けていたというわけです。
いやはやおみそれしました。

もう一つ感心したのは、子供達がとても自然体で育っていること。
隙を見てゲームをすることもありません。
特にジュリアの輝く目と笑顔には参りました。
こういう子育てができればいいなぁ。

帰り間際には「また会おうね。」
「ジュリア、10年後にうちにいらっしゃい。(変な意味じゃないよ、カミさん。)」
と約束して別れました。
うちの両親も「こんな喜びはとてもツアーでは得られないね。」とニコニコ顔です。

サンディのほかにも、
ヴィクトリアでの宿「メリーフィールドハウス」のトシエ&デビッドさん、
3年前にエビサワ氏のオフィスで出会い、
今も毎日ブログをチェックしてくれているというノドカさん、
などなど、素敵な出会いがありました。

そして、今回の旅ではもう一つ、とても楽しみにしていた場所がありました。
(つづく)
今回の旅の間、暇があったら考えていたのは、
これからの自分のライフスタイルについてです。
というのは、自分が普段の暮らしでやっている基準と、
食うためにやっていることにギャップがあって、
それが最近広がっているように感じていたからです。
要は「食うためならば、自分の意思をどこまで妥協できるのか?」ということです。

それと、カミさんと私の間でも、やっていることや目指す基準に少々ずれがあり、
それをどう捉えるかという点もありました。
今まではこれらについてただ漠然と感じていただけでしたが、
今回は時間もあることなので自分なりに頭の中を整理してみたわけです。

まず、次の様な視点で考えてみました。
私とカミさんが目指す生き方をひっくるめると
「ナチュラルライフ(自然志向の暮らし)」と呼ぶことはできるでしょう。
そのナチュラルライフのこだわり度を1~10のレベルに分けてみました。

レベル10:とことんこだわり、我が道を行くタイプ。
世間体は構わず、一つ抜けたカリスマ的存在。
レベル9、8:結構こだわり、共感する者同士のネットワーク化が進む。
世間とのギャップにとまどいも。
レベル7、6:意識は高く 普段の暮らしで実践中。
でもナチュラリストとまではいかず中途半端。
レベル5、4:意識はあり、暮らしの一部に取り入れるが、こだわるほど思い切れず。
ロハス層。
レベル3、2:頭では理解しているが、実践が伴わず。
「忙しい」「金が無い」と、つい言い訳が先立つ。
レベル1:くそ食らえ。

これでいくと、カミさんはレベル8くらいだと思います。私はレベル6です。
では世間一般の人々はどうかと考えてみると、
これまでは圧倒的にレベル3や2が多かったのが、ロハスのブームもあり、
一気にレベル5、4層が増えてきているように思います。
ということで、私たちの普段の暮らしについて以下のようにまとめることができます。

・自然志向の「もりのいえ」ブランドを立ち上げるとなると、
それなりの特徴が必要。つまりレベル8以上。
・だから、私がカミさんのレベルに近づけるようにすることで、
二人の軸は一致してくる。
・これには無理はなく、私も望むところ。
・そして「もりのいえ」がターゲットとする層(マーケット)は、
レベル9~4クラスととらえていいだろう。

次に、私が食うためにやっている仕事ですが、
一般の企業はやはり断然レベル3、2が多いと思います。
例えば食品メーカーだと、
「食品添加物を使わない方が良いのは分かっているのだが、
それでは商売ができない。」というタイプです。
では、そういうレベルの企業を相手にするかどうか。
どうも私はこの一点について躊躇していたということが分かってきました。

そこでいろいろ考えを巡らせた結果、次の結論を出しました。
「レベル3以下の企業には目を向けない。」
極論すると、意識の低い企業をその気にさせる努力よりも、
意識の高い企業と共に努力する道を選んだ訳です。

これにはリスクを伴います。
私にとってのマーケットが随分と小さくなるからです。
でもここは割り切ることにしました。
「しばらくの間は苦しいかもしれないが、時代は変る。
少数派でもいいから共感できる企業を探そう。」と。

帰国後、この考えを同僚に話しました。
上司の密命を受け、その同僚と私は水面下で
「食関連企業に対して新しいビジネスモデルを提案するにはどうしたらよいか?」
を話し合っていたのです。

上の話をした上で、今回のプロジェクトにも同じ姿勢を貫きたいと伝えたところ、
同僚は、「masan、ふっ切れましたね。」と言い、了解してくれました。

そして上司に中間報告です。一通り説明した後、
上司「趣旨は分かりました。でも例えばジャンクフードを扱う業種に対して、
我田引水的に自社商品の購買に結び付けるようなモデルを作る方法もありますよ。」
私「それは私のポリシーと合わないので、したくありません。」
上司「了解しました。masanが良いと思う方向で進めてください。」

ということで、私も、私たちの暮らしも、私の仕事も、
同じ軸足(基準)でいくことにしました。
これらの整理がついたことも、今回の旅の大きな成果です。
でも今日の話は文章だけだと説明しづらいですね。
うまく伝わったかな?
まずは速報です。

今発売中の週間文春(7/20日号)で吉村医院が紹介されています。
その記事の前半にかなりのページを割いて紹介されているのが、
私たちの友人、特にカミさんが長く親しんでいる夫婦です。
その文章の中で、「この病院で産んだ友達」と書かれているのはカミさんです。
名無しで文春デビューしたカミさんでした。

さて本題です。
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エビサワ氏から「バンクーバーでの結婚パーティーに出席してくれないか?」
と誘いがあったのは年が明けてまもなくの頃。
正直言って迷いました。何が?って、金です。はっきり言って金がない。
気持ちは勿論行きたいです。
でも近々土地を買う話が進んでいたし、リフォーム代もかかる。

「う~ん。どうしよう?」と悩んでいた私の背中を押してくれたのはカミさんでした。
「こういう機会はそうはないから、行ってきたら?」
ありがたかったです。
ただカミさんとしては、私が数日間家を空けることの方が心配事だったようだけど。
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やがて日が経ち、両親の自宅でカナダ行きの話題を出した時、
途端に親父の顔が輝き出しました。「わしらも行ってもいいかな?」
何で息子の友人の結婚式に両親が出席するの?
それまでに直接付き合いがあるのならまだしも、会ったことのない人の式に?

それに反論する親父の説は以下の通り。
・カナダにはまだ一度も行ったことがない。
・死ぬまでに一度は行きたかったが、
パックツアーだと超ハードスケジュールが組まれている。
・例えばバンクーバー→バンフ→ナイアガラというようなカナダ横断がほとんど。
・これは一週間で札幌→上海→香港を巡るようなもの。とても体力が持たない。
・でもフリープランで旅するほどの自信はない。
・だから諦めていたが、お前が一緒にいてくれるのならば心強い。
・それに海外で結婚式に出席するなんて、そうそうできる経験ではない。
・また、親子三人の旅なんて、ずっとやっていない。
生きているうちにもう一度やりたい。

なるほど聞いておれば納得できる説です。
「生きているうちに」というセリフには鬼気迫るものがあります。(大げさか)
そして最後の決め手が次の一言。
「もしわしらが行ってもいいのなら、お前の旅費も出してやる。」
即決しましたね。
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早速エビサワ氏にお願いしたところ、「どうぞどうぞ。」とのご返事。
ではと、高1の時以来の親子旅が実現したのでありました。
そして今、旅を終えて振り返るに、親子旅をして本当に良かったです。
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洋画を観ると子供が親のことを「愛している」なんて言う台詞は
当たり前のように出てきますが、
日本ではそういうシーンにはそうそうお目にかかれないですよね。
いい大人がそんなことを口に出そうものならば、
「ファザコン・マザコンだ」「親離れしていない」と言われてしまいそうです。

私も今まで随分と親には世話になって、迷惑も心配もかけてきましたが、
「親を愛してる」という台詞を口にすることはなかったです。
それが今回の旅で言えるようになったかというと、
やっぱりまだ照れくさいものですが、
気持ちの上では随分と素直に感じるようになりました。
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そして人が、特に家族が気持ち良く暮らしていくには
次の視点がとても大切だなと実感できるようになりました。
それは、「感謝すること」「ねぎらうこと」「わびること」です。

これは家族の関係にとどまらず、
あらゆることに関しても言えるのではないかと思います。
例えば食についてもね。
食をいただけることに感謝し、提供してくれた人々をねぎらい、
感謝し、そして身をもって食を提供してくれたものたちにわび・・・。
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この思いは、これから先いろいろ考える上で、基本的な視点になりそうです。
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2006.07.18 顔立ちの変遷
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いきなりですが、これは8年前の私です。
そう、パスポートの写真なのです。

この写真を撮った頃は、知的障害者更生施設で調理員兼指導員として働いていました。
その施設では毎年どこかに旅行に行くことになっており、
その年はサイパンに行くとかで、ちょうどパスポートの期限が切れそうだったので、
当時の顔で申請したという次第。

それにしても、どう見てもテロリストですね。
実際、その後の海外旅行の際は常にイバラの道でした。
三年前に同じくカナダに行った時も、入国前に何度も呼び止められました。

今回は両親が一緒ということで、その点は相手に安心感を与えたようですが、
それでも日本を出る時の審査で、写真と実物をまじまじと見比べられて、
最後は大笑いされてパスしました。

実は私、これまでにいろんな髪型をしてきています。
中学時代は強制的に坊主頭。
高校に入って伸ばし始め、大学時代の最初の頃はサーファーカット。顔も真っ黒でした。

次第に同僚の影響で横浜銀蝿のようになり、
一時期はアフロヘアにも挑戦。
でもアフロは寝ている間にゼッペキになるのが嫌ですぐにやめ、
再びヤンキーカットでそのまま就職。

すかさず上司から指摘され、「短くすればいいんだろ!短くすれば!」
とはね返って横山やすしのようにパンチパーマに。
(その頃は、白のスーツに白のエナメルの靴で
経営コンサルティングの営業をしていました。当然仕事は取れませんでした。)

その後はやや落ち着いたものの、
東京を捨てて八ヶ岳に移住する時に「一度やってみたかった」ロンゲに。
うしろをゴムで束ねて気に入っていたものの、
夜寝る時には髪が顔面を襲い、呼吸ができなくなって断念。

その後しばらくの間、髪型は落ち着いていましたが、
やはり「一度は伸ばしたかった」髭をはやしてみた頃の写真が冒頭のものです。
でも髭はメンテをせねばならないことに気づき、やはり断念。

やがてスポーツ刈りになり、どんどん短くなって今の髪型になったという次第です。
ちなみにこれが最近の顔です。
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こうやって見てみると、同じ人間の様な気もするし、
テロリストが変装しているようにも見えるし、
両方ともテロリストのようにも見えます。
その時々の自分が顔にあらわれると言いますが、さて今の私はどんなんでしょうね。
2006.07.17 無事帰還!
ご無沙汰しております。昨夜、無事戻りました。
どこから戻ったかと言いますと、カナダです。
実は、心友のエビサワ氏の結婚パーティーに出席するため、
バンクーバーに行っておりました。

このことをブログで書かなかったのは、
10日間も私が家にいないことを公表したくなかったからです。
中津川市では少し前に空き店舗での殺人事件もありましたので。
読者の皆さんを騙すつもりはなかったのですが、
そういうことでどうかご容赦ください。

私の不在中、何だか私は食の修行に行っていたらしいですね。
もちろんそのような修行には行っていませんが、
ある意味ではあながち大ハズレということもなかったです。

旅行中「食を含めたライフスタイル(生き方)」に関してよく考え事をしていました。
そしてある程度、頭の整理をすることができました。
これからおいおい書いていきます。

ある期間、普段の暮らしから離れてみるというのはいいものですね。
特に今回はそれほど移動せず、ゆったりと過ごしましたので、
実にいろんなことを考える良い機会になりました。

・人生の目標にしていることと、現実とのギャップについて
・当面の間にすべき優先課題について
・家族のあり方について
・友との関係について

特に今回は私の両親も一緒に旅をしましたので、そのことで考えることもありました。

そして何と言っても今回の最大の目的だった、
エビサワ氏の結婚式&パーティーが素晴らしかったです。
肩の凝らない和やかな雰囲気で進められ、気持ち良く過ごせました。
私は初めて通訳つきでスピーチをしました。暴露系で。

旅の間中、エビサワ夫妻には何かとお世話になりました。
旅行代理店業を営むアキラさんには滞在中の全ての段取りをしていただき、
また何度も食事に連れて行っていただき、とても助かりました。
スモークサーモンの製造販売業を営むアキコさんにも何かとご配慮いただきました。
ご自宅でのバーベキュー・パーティーも素敵でした。
美味しいサーモンをたくさん頂きました。

この他、素敵な人々との出会いや、
ニュージーランドでのパーマカルチャー・デザイン・コースを
共に受けた友人のお宅訪問など、心温まる出来事がありました。

とてもたくさんのブログネタを仕入れてきましたが、
これから10日間をさかのぼって書くほどの時間的余裕はないので、
これから思い出すように書いていきます。どうぞお楽しみに。
そしてこのブログにも帰ってきていただき、ありがとうございました。
ぼちぼちと再開します。
昨日のブログを読んでお分かりかと思いますが、
私自身が「食」や「食育」の扱いについて揺れています。
それは何故か?

私とカミさんの差については、話し合えば妥協点が見えてくるレベルです。
そして私たちが自分達の暮らしの中で決めていく基準は、
それこそ私たちの勝手で定めていけばよいことです。
だから普段の暮らしや、近々設立する会社、店の方向性についての迷いはありません。

問題は私の外向けのビジネスの面です。
世の中の様々な企業に対してコンサルティングをしていこうとするとなると、
個人の物差しでは物を言えない場面が出てくるのです。

極端な話、添加物をバンバン使っている企業に対して、
「あんたの会社はけしからんから、今後添加物を一切使ってはいけません。」
と言うのは、まるでコンサルティングになりません。
即、縁が無くなるだけのことです。

かと言って、「いやぁ御社のやってきたことは素晴らしい!
是非今後もこの道をまい進してください!」
なんて迎合する気もない。
ではどうすればいいか?

少なくとも「食について私はこう考えます。」「食育に関してのポイントはこうです。」
とモノを言えるようになっておきたいのです。
これは私自身の主観とずれないことが大切ですが、
同時に意固地になっていてはらちがあかない。

このような私自身の基準が定まっていないのが現状なのです。
そう、今の私は「食の根無し草」。
あるいは、漫画『夏子の酒』第一巻な私。

しばらくはこの状態に身を置き、
あちらこちらに首を突っ込んではいろんな視点の情報に触れていきたいと思います。
そのうちに私なりの物差しができてくるでしょう。


そんな私ですが(どんな私じゃ?)、しばらくブログをお休みしたいと思います。
それは何故か?
聞かないでください。
それはどれくらいの間? 
だいたい10日間程度の予定です。

10日間空くようなブログは世の中にごまんとありますが、
一応ここでは「ほぼ日刊」でやってきましたので、
10日間というのは随分間が空くように感じます。
どうか皆さん、忘れないでね。
ということで、皆さんにお土産を置いていきます。(宿題じゃないよ。)

一つ目は最近の話題「食育」関するネタです。
食育まめ知識
このネタは結構いけますよ。私にとれば引き出しの宝庫ですね。
既に知っている知識もありますが、
中には「そうそう、これを知りたかったんだ!」というのもあります。
暇つぶしに最適です。

お次はGoogle Earthです。
まずはここからエントリーを。
こいつはすごいよ。(既に知っている人はご免なさい。)
何がすごいって、ともかくダウンロードしてみてください。
ただし、Windows XP か、Mac OS Xの環境が必要です。
それ以外の方は我慢してください。無理をしてパソコンが壊れた人もいるそうです。
とにかく世の中ここまできたんだな、としみじみ感心します。

ということで、
では皆さん、お元気で!
そしてまた帰ってきてね!
最近、「食」や「食育」についていろいろ調べていますが、
何だか私、わけが分からなくなってきております。

そもそも「食」って何?というところから入りますが、
読んで字のごとく、「人を良くする」ものです。これは大変なことです。

また、よく「衣食住」と言いますが、「衣」「住」と比べて「食」の違うところは、
「一日数回、その都度、本人の(あるいは家族の)意思で選んでいる」
ことだと思います。
「毎日違う服を着ているじゃないか?」と突っ込まれそうですが、
大抵は手持ちの服をローテーションするわけですから、選ぶ範囲もしれています。

でも「食」は、その気になったら無限大の選択肢があります。
今晩はトンカツか、うどんにするか、あるいはチップスで済ますかで全然違います。
このように選択の間口がだだっ広い上に、
「基準が定まらない」という特徴があります。

先日、ある食品メーカーの方から次のような話をうかがいました。
「食品の作り手、つまり食材を育て、加工し、商品化する側にとって、
常に『リスクとベネフィット(利益)』がついてまわります。
例えば、企業としては利益を求めなきゃならないけれど、
そのためにはどうしても食品添加物を使わざるを得ない場合がある。
でも今の世は『食品添加物=悪者』というイメージが先行しています。
だからそれをどこまで情報公開するかはとても難しい判断なのです。」

それを聞いていて、受け手(食品を食べる側)も同じことが言えるなと思いました。
私たちはお金さえ払えば
長期保存がきき、簡単に調理できる食品を手に入れることができます。
でもこれは『コンビニエンス(利便性)』と同時に、
食品添加物という『リスク』も一緒に入手しているのと同じなわけです。

つまり、作り手は『リスクとベネフィット』、
受け手は『リスクとコンビニエンス』を両天秤にかけながら、常に揺れています。
そして「どこまでこだわり」、「どこまで許せるか」については、
それぞれがその都度何がしかの判断をして選択をしています。

まとめますと、もともとたくさんの選択肢がある上に、
それを供給する側も求める側も基準が定まりにくいというわけです。
言い換えれば、「食」には圧倒的な「個人差」がある。

私たち夫婦の間でも個人差があります。
カミさんはきっと今よりもより素材にこだわっていきたいのでしょう。
でも私からすると、「お前はヤマメだ。清流にしか住めない。
私は鯉だ。清流も好きだが、少々濁っていても生きていけるぞ。」
なんてことを言ったりもします。

さてこれほど個人差がある「食」の世界で、果たして「育」はできるのか?
そもそも「食育」の「育」って何?「食を教育すること?」「食を育てること?」
さてそこで企業の食育です。

先日はカルビーを紹介しましたが、以下のもどうぞ。
味の素
趣旨:「それって誤解よッ!」味の素は化学調味料ではありません
日本マクドナルド
趣旨:ハンバーガーは栄養素のバランスがとれた食べ物です!
企業努力は認めますが、やっぱり「正当化」「誘導感」はぬぐえません。
これでいいのかなぁ?と考え込んでしまいます。

あと、一言追加。
給食を食べる人(子供たち)は選べないということです。
つまり個人差が無視され、最大公約数的な献立になるわけです。
だからこそ、通常の食事以上に様々な配慮をしてもらいたいのですが・・・。
先日ご紹介したような給食が今でも存在しているとするならば、悲しい限りです。
私は訊ねたい。
「この給食献立を考えたあなた、この献立で食べてみたのか?しかも子供と一緒に?」

これからも「食」と「食育」について、
しばらくは彷徨いながら、いろいろ考えていきます。
我が家には扇風機がありませんでした。
もちろん、エアコンもありません。
二人とも人工の風が嫌いで、特にエアコンの効いた部屋は苦手です。
こういう好みが合わないと、一緒に暮らすのは厳しいですよね。

それでも実はやせ我慢していた頃もあります。それは一昨年の夏です。
それ以前、私は八ヶ岳、カミさんは穂高という、
冷房不要の地で数年過ごしていたのですが、結婚して最初に選んだ土地が丹波篠山。
この地は典型的な盆地気候です。夏暑くて冬寒い。

冬はまだいいものの、夏の暑さはたまりませんでした。
しかも借りていた家は屋根も壁もトタンです。
まるでフライパンに囲まれたような家で、まさにサウナ状態になっておりました。
私の部屋着はパンツ一丁。はかない時もありました。それくらい暑い。いや熱い。
いつも風呂に水を張り、身体が火照ると水風呂につかっておりました。

ただでさえ暑い土地で、しかも
「特にあの家はひどい。歴代の住民が暑さに堪えきれずに出て行く。」
と近所で評判の家にいても、何故冷房器具を買わなかったのか?
それは単なる意地です。

「いずれもっと涼しい土地の、風通しの良い家にきっと住むことになるから、
それまでは我慢しよう。こうなったら意地でも扇風機も買わないでおこうね!」
これは当時のカミさんのセリフです。

そうやってさほど説得力のない意地でやり過ごした私たちですが、
加子母に移住した昨年の夏はその前の年に比べると相当楽でした。
加子母の夏は随分と快適です。
昨夏のような猛暑でも、確かに辛い日はあったけれど、
「篠山のあの家に比べればね。」と慰めあうことができました。

でも喉元過ぎればなんとやらで、まだ夏も来ないのに、
「やっぱり風の吹かない日は暑いな。空気がよどむ。」
なんて言い出すのは身体がなまってきたか?

「U太にあまり無理をさせる訳にもいかないし・・・。」
とか言ってU太をダシにして、
買ってきました扇風機。我が家初の冷房器具です!
ホームセンターで、「アンティーク風」というのを選びました。
U太も大喜びです。
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ちなみに、後ろに見えるのは本物アンティークの木製冷蔵庫です。
(その上に載っているワイン箱は無視してください。)
上の段に氷を入れて、下段で冷やすらしい。
お店を始めることになったら、彼にも活躍してもらう予定です。
木製冷蔵庫から冷えたオシボリ出して「お一つどうぞ。」てのもオツでしょ?

そんな訳で冷房は完璧(?)になった我が家。
これからもヨロシク!とU太も言っております。
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昨日も書きましたが、突っかえ作業が取れてようやくその他の作業が動き出しました。
その筆頭が玄関の洗面台づくりです。

「お店を始めるには、食べる場所の近くに手洗い場を作る必要があります。
店内にトイレがあり、そこに手洗いがついていればいいですが、
そうなっていない場合、新たに手洗い場を作らねばなりません。」
これが保健所の指導。

今回のリフォームで作ったトイレは家の奥にあり、あくまでも家族用です。
だから指導通り手洗い場を新設することにしました。
他にもこういう「指導」はいろいろあります。
うんざりするから書き並べはしませんが・・・。このやろ!

ま、玄関に手洗いがあるのは何かと便利かもしれないと心を入れ替え、
自作することにしました。
6/12にも紹介しましたが、屋根裏から出てきた少々ぶ厚めの板一枚。
これを加工します。

数週間前から少しずつ「ささくれ」を取ったり、少々削り込んだりしていましたが、
昨日は一気に作業が進みました。
まずはお隣のタケオさんの電動糸ノコをお借りして円状に切り抜きます。

これって初めてやったけど、すごく難しい!
「『軽く円で切って』なんてみんな簡単に言うけれど、難儀だろう?」と
タケオさんも笑ってます。納得!
必死のパッチ(関西ではこう言います)でようやく切り抜き完了。ガタガタです。
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そして早速洗面ボールをはめてみました。
何とピッタリ!
これはきっと、きちっとした円に切れていないから、
かえっていろいろ引っかかっているのでしょう。
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それからサンドペーパーでしこしこ磨きます。
今回は荒めの布やすりでゴシゴシやりました。
磨くうちに光沢が出てくる洗面台。
何だか昔の小学校の机を磨いているような気分になりました。
そこで決定!
この洗面台のテーマは「ああ懐かしや、尋常小学校の机!」

お次は塗料を塗ります。
やはり水物を扱いますので、塗料は大切。削った部分もあるし。
そこで登場!「伝統の色 久米蔵色」
これは床抜け部屋を板張りにした時にも活躍した塗料です。
古民家を思わせる色合いが出るのが特徴です。
この塗料、昨年の9/5のブログでも紹介しましたが、
私たちの定番になりつつある塗料です。
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あとは玄関の壁に柱を立て、それにこの台を取り付けます。
いよいよ完成間際!
これもまた楽しみです。
2006.07.03 突っかえ作業
今朝新聞を見たら、滋賀県知事選挙で相乗りの現職を新人が破ったとのこと。
何気なく眺めていましたが、よくよく見ると知っている人でした。

もう10年以上も昔のことですが、
あるコンペに参加した時、審査員の一人だった方でした。
無事そのコンペで採用され、ご挨拶に伺ったのがきっかけでお付き合いが始まり、
何度かお目にかかってはいろいろご指導いただきました。

あれは確か琵琶湖博物館がオープンする直前で、
準備スタッフが大わらわしている中、
悠然と構えてその博物館にかける想いを熱く語っておられました。
でも失礼ながら、まさか将来自分が知事になるなんて想像もしていなかったでしょうね。
その後何年か年賀状をやりとりしましたが、最近はすっかりご無沙汰しています。
まずはご当選、おめでとうございます。

話題は変わりまして、最近学んだある境地についてひとくさり書きます。

水路やU字溝を見ていると、たまたまひっかかった木の枝が突っかえ棒になり、
どんどん他の枝や草がからまり、
ついにはダムのように水を溜め込んでしまう光景を見かけることがあります。
そして突っかえていた枝を取り除いた途端に流れが元通りになります。

物事にも似たようなことってありますよね。
何か一つの作業が完了しないことで、その後の作業に取り掛かることができず、
時間が過ぎていくことがよくあります。
その突っかえ棒になっている作業「以下、突っかえ作業」が
何かが分かっておればいいのですが、
意外にも気づいていない時が往々にしてあります。
後になって振り返ると「あれがそうだったのか。」てな具合です。

数ヶ月前にもそのようなことがありました。
4/13のブログに書いた内容ですが、本棚を作った時です。
当時、やりたいこと・やるべきことが一杯あるのに、
今一つ動きが鈍かったように思います。
それが本棚を作ってその場所を「図書室」と呼び、
家中に散らかっていた書籍・資料類を一箇所にまとめたことで、
一気に他の物事も動き始めました。

そしてここ最近の突っかえ作業に相当するのが「田植え」と「梁の掃除」でした。
田植えは見て分かる突っかえ作業ですが、気づかなかったのが梁の方です。

梁にこびりついたサナギを剥がし、ススを落とし、拭いていく・・・。
最初は「いずれ時間の余裕がある時にしよう。」程度の認識でしたが、
Things to Do表を眺めていて、
実はこいつが突っかえ作業になっていると気づいたのです。

つまり、梁の掃除が終わらないと、床のクッションフロアーを貼ることができない。
クッションフロアーが貼られてからシンクが置かれ水道管とつながれ、
湯沸かし器が設置され、厨房モノが移され、
そこでようやく厨房リフォームが完了するのです。

「これはのんびりしてられない。」とやおら作業に力を入れ始めました。
そしてともかくは完了!
本当はもっと綺麗に汚れを落として、
塗料を塗ってという作業をすべきなのかもしれないけれど、
キリがないのでこれで良し!天窓に映えます。
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ちょうど昨日遊びにきた義弟の左官屋・かーくんがうちの厨房を見て、
近々、壁と天井を珪藻土で塗ってくれると約束してくれました。
まさにコトは動き出した!

ということで、突っかえ作業が両方とも終わって、
ようやく次の世界に目を向けることができるメドが立ちました。
次の世界って?
それはまたおいおい書いていきます。
2006.07.02 田植え完了!
実はここ2週間ほど、悶々としておりました。
田植えがなかなかはかどらなかったからです。

長い間稲作をしていなかった田んぼで、一部畦を作るところから始まり、
自然農スタイルで、どれもこれも初体験で、田植えをするまでも結構大変でした。
そしてようやく苗が出てきて、いざ田植えとなった時、これまた一仕事。

まず、雑草の中に埋もれた苗床から稲の苗を取るのに苦労しました。
「どれが稲なんだ?」としばし呆然。
「品のあるのが稲よ。」と答えるカミさん。
「品?品って何?」

今でこそ見分けることができますが、最初のうちはチンプンカンプン。
きっと最初の頃のは随分と稲を捨てたんではないかと思います。
で、この真ん中が稲。品があります。両端が稲じゃない。品が無い。
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そしてようやく苗を取り出し、植えていくのですが、これまたひと苦労。
以前、有機農家の田植えを手伝ったことがありますが、この数倍は楽でした。
その田んぼは雑草も無く、土が滑らかで、苗を持つ指を突っ込むだけで植わりました。

今度のはそうは問屋が卸すまい、という強靭な田んぼです。
スコップでズイッと掘り、雑草の根を取り除き、
苗一本を丁寧に植え込み、周辺を枯れ草でマルチしていきます。
つまり、畑や花壇で苗を植えるのと全く同じ作業です。

そして天気とにらめっこ。
少しでも雨が上がったら「チャンス」とばかりに田んぼに出て、
雨脚が強くなったところで退却というのが何度あったか。
カミさんが何度か手伝おうとしましたが、
こんなぬかるみに捻挫した足で入ったら何が起きるか分かりませんので
即刻退場してもらいました。

そんなこんなで牛歩のごとく田植えは進み、ようやく昨日の朝飯前に田植え完了。
だいたい800本の苗を植えました。
田んぼにしてはとてもとても小さな面積なんですけど、作業量は想像以上でした。
普通の田植え直後とは様子が違うでしょ?見た目はやっぱりまるで畑だね。
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丁度地主さんも現れたので、用水から水を引く方法を教えてもらい、
あっと言う間に水田らしくなりました。
我が家と山々をバックに一枚。
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ここまでやってきて、稲づくりって手間のかけ方が他の作業とは違うなと実感。
こんな小さな田んぼだけれど、ほとんど一人で全て人力でやってきて、
ようやく一息つき、ほんのちょっとだけ誇らしげです。二時を見る私。

でも実はこれからも大変なんですよね。
写真を見ての通り雑草は取りきれていないし、
水の管理もまだ不安定だし、やることは満載のようです。
ま、ここまできたらボチボチやるか!
食育について次の号を出そうとしていたら、
別の話題に気を取られてしまいました。
先日、新聞で気になるアンケート結果が紹介されていたのです。

「定年後、一緒に暮らしたい相手は男性は91.2%が『妻』。
女性は『夫』が61.4%で、13.3%は『特にいない』」。

「退職金はだれのものかの問いには男性の69.3%が『自分と妻のもの』だが、
女性は55.4%が『自分のもの』。
夫との共有収入と考える女性は24.1%しかいない。」

これほど意識が違うのかなぁ。
何だかせちがらいようななんて感じていたら、
追い討ちをかけるようなコメントが。

「昼食は各自が好きなものを作って食べ、片付けも各自がする」ことにした
59歳の妻の発言です。

「夫婦で一緒にダンスを楽しんでいる人もいるらしいけれど、私は絶対いや。
お互いに好きなことを楽しんで、何かあったら協力する。
定年後はいかに夫婦がすれ違い、顔を合わさないか。
それが『離婚しない秘訣』だと思います。」

そうかぁ、「いかにすれ違い、顔を合わさないか」が秘訣か。
もしかしてこれが現実?背筋が寒くなります。
もしそうならば、そういう家庭で育つ子供に影響が無いはずがない。

これまた随分と考えさせられそうなテーマが登場してまいりました。
どうしよう?