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我が家には扇風機がありませんでした。
もちろん、エアコンもありません。
二人とも人工の風が嫌いで、特にエアコンの効いた部屋は苦手です。
こういう好みが合わないと、一緒に暮らすのは厳しいですよね。

それでも実はやせ我慢していた頃もあります。それは一昨年の夏です。
それ以前、私は八ヶ岳、カミさんは穂高という、
冷房不要の地で数年過ごしていたのですが、結婚して最初に選んだ土地が丹波篠山。
この地は典型的な盆地気候です。夏暑くて冬寒い。

冬はまだいいものの、夏の暑さはたまりませんでした。
しかも借りていた家は屋根も壁もトタンです。
まるでフライパンに囲まれたような家で、まさにサウナ状態になっておりました。
私の部屋着はパンツ一丁。はかない時もありました。それくらい暑い。いや熱い。
いつも風呂に水を張り、身体が火照ると水風呂につかっておりました。

ただでさえ暑い土地で、しかも
「特にあの家はひどい。歴代の住民が暑さに堪えきれずに出て行く。」
と近所で評判の家にいても、何故冷房器具を買わなかったのか?
それは単なる意地です。

「いずれもっと涼しい土地の、風通しの良い家にきっと住むことになるから、
それまでは我慢しよう。こうなったら意地でも扇風機も買わないでおこうね!」
これは当時のカミさんのセリフです。

そうやってさほど説得力のない意地でやり過ごした私たちですが、
加子母に移住した昨年の夏はその前の年に比べると相当楽でした。
加子母の夏は随分と快適です。
昨夏のような猛暑でも、確かに辛い日はあったけれど、
「篠山のあの家に比べればね。」と慰めあうことができました。

でも喉元過ぎればなんとやらで、まだ夏も来ないのに、
「やっぱり風の吹かない日は暑いな。空気がよどむ。」
なんて言い出すのは身体がなまってきたか?

「U太にあまり無理をさせる訳にもいかないし・・・。」
とか言ってU太をダシにして、
買ってきました扇風機。我が家初の冷房器具です!
ホームセンターで、「アンティーク風」というのを選びました。
U太も大喜びです。
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ちなみに、後ろに見えるのは本物アンティークの木製冷蔵庫です。
(その上に載っているワイン箱は無視してください。)
上の段に氷を入れて、下段で冷やすらしい。
お店を始めることになったら、彼にも活躍してもらう予定です。
木製冷蔵庫から冷えたオシボリ出して「お一つどうぞ。」てのもオツでしょ?

そんな訳で冷房は完璧(?)になった我が家。
これからもヨロシク!とU太も言っております。
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