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まずは速報です。

今発売中の週間文春(7/20日号)で吉村医院が紹介されています。
その記事の前半にかなりのページを割いて紹介されているのが、
私たちの友人、特にカミさんが長く親しんでいる夫婦です。
その文章の中で、「この病院で産んだ友達」と書かれているのはカミさんです。
名無しで文春デビューしたカミさんでした。

さて本題です。
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エビサワ氏から「バンクーバーでの結婚パーティーに出席してくれないか?」
と誘いがあったのは年が明けてまもなくの頃。
正直言って迷いました。何が?って、金です。はっきり言って金がない。
気持ちは勿論行きたいです。
でも近々土地を買う話が進んでいたし、リフォーム代もかかる。

「う~ん。どうしよう?」と悩んでいた私の背中を押してくれたのはカミさんでした。
「こういう機会はそうはないから、行ってきたら?」
ありがたかったです。
ただカミさんとしては、私が数日間家を空けることの方が心配事だったようだけど。
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やがて日が経ち、両親の自宅でカナダ行きの話題を出した時、
途端に親父の顔が輝き出しました。「わしらも行ってもいいかな?」
何で息子の友人の結婚式に両親が出席するの?
それまでに直接付き合いがあるのならまだしも、会ったことのない人の式に?

それに反論する親父の説は以下の通り。
・カナダにはまだ一度も行ったことがない。
・死ぬまでに一度は行きたかったが、
パックツアーだと超ハードスケジュールが組まれている。
・例えばバンクーバー→バンフ→ナイアガラというようなカナダ横断がほとんど。
・これは一週間で札幌→上海→香港を巡るようなもの。とても体力が持たない。
・でもフリープランで旅するほどの自信はない。
・だから諦めていたが、お前が一緒にいてくれるのならば心強い。
・それに海外で結婚式に出席するなんて、そうそうできる経験ではない。
・また、親子三人の旅なんて、ずっとやっていない。
生きているうちにもう一度やりたい。

なるほど聞いておれば納得できる説です。
「生きているうちに」というセリフには鬼気迫るものがあります。(大げさか)
そして最後の決め手が次の一言。
「もしわしらが行ってもいいのなら、お前の旅費も出してやる。」
即決しましたね。
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早速エビサワ氏にお願いしたところ、「どうぞどうぞ。」とのご返事。
ではと、高1の時以来の親子旅が実現したのでありました。
そして今、旅を終えて振り返るに、親子旅をして本当に良かったです。
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洋画を観ると子供が親のことを「愛している」なんて言う台詞は
当たり前のように出てきますが、
日本ではそういうシーンにはそうそうお目にかかれないですよね。
いい大人がそんなことを口に出そうものならば、
「ファザコン・マザコンだ」「親離れしていない」と言われてしまいそうです。

私も今まで随分と親には世話になって、迷惑も心配もかけてきましたが、
「親を愛してる」という台詞を口にすることはなかったです。
それが今回の旅で言えるようになったかというと、
やっぱりまだ照れくさいものですが、
気持ちの上では随分と素直に感じるようになりました。
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そして人が、特に家族が気持ち良く暮らしていくには
次の視点がとても大切だなと実感できるようになりました。
それは、「感謝すること」「ねぎらうこと」「わびること」です。

これは家族の関係にとどまらず、
あらゆることに関しても言えるのではないかと思います。
例えば食についてもね。
食をいただけることに感謝し、提供してくれた人々をねぎらい、
感謝し、そして身をもって食を提供してくれたものたちにわび・・・。
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この思いは、これから先いろいろ考える上で、基本的な視点になりそうです。
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