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「あざとい=抜け目がなく貪欲である」という意味だそうです。
そんな思いをさせるマーケティング手法に出会いました。
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たまたま近所の酒屋で見かけたものですが、
一升瓶が新聞紙に包まれ、帯に「非売品の酒」と書かれています。
しかもご丁寧に「番外品」と肩に掛けてある。

「怪しいなぁ」とボトルの裏を見ると、次のようなキャッチコピーが。
「このお酒は、首都圏の某料亭のために特別に仕込んだお酒で、
蔵を訪れる来客VIP用にリザーブされている秘蔵原酒です。
・・・(中略)・・・
保存には新聞紙を一枚巻き、光りを遮断して
本来鑑評会に出品するのと同じ貯蔵管理方法でお届けします。」とあります。
ますます怪しいです。

しかも、値札の傍に写真が一枚張ってありました。
この酒を入手して感動したという消費者からのお礼の手紙の縮小コピーと、
その手紙を読んで感激のあまり涙ぐんでいる杜氏の写真です。
ハンカチで涙を拭いています。
いやぁ、とっても怪しいです。

で、つい買ってしまいました。まんまと術にはまっているお馬鹿さんな私です。
というのも、もともと好きなブランドだったこともあります。
飛騨の酒「蓬莱」というブランドです。
先日のエビサワ氏の結婚お祝いに、蓬莱の別のやつの一升瓶を持参しました。

だから「すっごくあざといなぁ。」と呆れながらもつい買ってしまったという次第です。
飲み方の指導通り、ロックでいただきましたが、味の方は良かったです。
何だかんだ言って2500円未満ですので、そんなに高い酒でもなかったし。
ただね、このやり方がね、やっぱりあざといです。

それが証拠に、この酒を買う時に、売り場の人が一言言いました。
「『非売品』とか言いながら売ってるんだもんね。」
そう!まさにポンッです。非売品を売ったら非売品じゃないぞ!

ちなみにこのお酒、限定300本だか400本だそうですが、
その酒屋ではまだ4本ばかり残っておりました。
いつ無くなるかな?楽しみにチェックしてみようか?
「あざといぞ!」と指摘しながら、実はこういうのが好きな私です。
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