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昨日、「食」のコンベンションに行ってきました。
普通、「食」テーマのコンベンションとなると、
「やれ食え」「これ食え」と試食ブースのオンパレードで、
まるで「無礼講の百貨店試食コーナー」的なんですが、
今回のはどちらかと言うと業者向けだったらしく、割と地味でした。

それでもそれなりに試食コーナーはあるもので、おかげで昼食無しで過ごせました。
食べたものをざっと挙げると、
讃岐うどん×3、コンニャクうどん、パン×4、白玉×2、コーヒー、紅茶、富士山の水、せんべい、生ゆば、烏骨鶏スープ、味噌、稲荷寿司、巻き寿司、タイヌードル、朝鮮人参スープ、ソフトクリーム、ピザ、クッキー、米粉パン、山伏茸入り黒糖、豆乳ホイップ、ホットチョコドリンク、生蛸、・・・
他は覚えていません。

これだけのものを少しずつでもお腹に入れると確かに満腹になりますが、何か満たされない気分がするのはいつものことです。
いつぞやの「健康食品フェア」に行った時は、サプリメントを散々腹に入れて、
妙にハイな気分になったものです。

私、今までに何度かこういうコンベンションの出展者の立場で参加したことがあり、
そのうちの数回は、自ら「企画、準備から運営」までやったことがありますが、
その度にいつも思うのは、「これだけの費用と人の手配と労力を掛けて、
果たして割があっているのだろうか?」という疑問です。
少なくとも私が今まで関わった企画は全て「割の合わない」イベントでした。
はっきり言って。

だから今回もそういう出展者を多少哀れむ気持ちを持って見回っていましたが、
どうなんでしょうね、各社どれだけ成果があったでしょうか?
ぐるっと回った印象では、「10年前とそれほど変わらんな」という感じでした。
「ほらこんなに便利」「ここがちょっと変わっています」のオンパレードでした。

そんな中から記憶に残った一例をご紹介。
これは「自動ピザ生地伸ばし機」です。
ちょうど生地を伸ばす時の撮影を逃してしまいましたが、
三角錐状の装置が回りながら生地を伸ばしておりました。
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お次は「竹焼塩」です。竹筒の中に塩を入れて、高温で焼いたとか。
「それがどうした?」という気がせんでもないですが、一度うちでもやってみよう。
(それはそうと、一度やってみたいのが、
「海水を焚いて焼き塩を作る」という作業です。
丸一日かかるそうですが、いつかやるぞ!)
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一番感心した(呆れた)のがこれ。「自動チャーハン製造機」です。
蛇状の太い針金がぐるんぐるん回って、米と具を均一に回して炒めるとか。
これが「便利」なのか?
それでも、厨房でレトルトの袋を茹でたのを出すレストランよりはましなのかもね。
何だか悲しくなってきました。
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一緒に回った職場の同僚とひとしきり感想を述べ合います。
「昔、炊飯器が登場した時は『主婦の苦労を救う』と歓迎されたけど、
ここまできちゃっていいのかね?」
「今日はチャーハンだけでしたが、
いずれは『自動マーボー豆腐製造機』『自動エビチリ製造機』が出るだろうね。」
「やがてあらゆる調理をロボット一台でこなすようになる。」
「すると人間は何をするの?」
「与えられたものを食うだけでしょう。」
「それって、養鶏場じゃないか。」
「まさに。あとは出た腹をスポーツクラブでへこますだけ。」
「それもロボットがやってくれたりして。」
「ありうるね。でもそれってまるで『マトリックス』の世界だね。」
「人間は、ただ生きているだけってか?」

現実にそこまでいくかは分かりませんが、私にはなじめません。
一箇所だけ、「手焼きせんべいの実演」をしている会社がありました。
こういうのを見ると心が和みます。
やっぱり私はこういうのが好きだなぁ。
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