FC2ブログ
「祭りで笛を吹いたらどうだ?」と誘われのたが一年前
マイ笛を与えられ、本格的に練習を開始したのが二ヶ月前
最初は全く音が出ず、合同練習は眺めるだけの悔しく情けない日々。

それがある日、「もしかしてこれ?」というコツをつかみ、
ようやく音が出るようになりました。
でもその後一気に上昇気流に乗るかと思いきや、
どうやっても周りの皆さんとの音が合わない。明らかに半音ずれている。

試行錯誤の挙句、辿り着いた結論が、「もしかして笛が違うのかも?」
その予感が当たり、他の人の笛を借りてからようやく本調子になったというのが
これまでのあらすじです。
その後の私ですが、今は「笛が楽しくて仕方がない」という心境です。

もともと自分でイメージしていた「一年目でこの程度のレベル」には達したと思います。
周りの方も「よくぞ一年目でここまできたな。」と褒めてくれます。
最初は本気で謙遜していましたが、今は素直に嬉しいです。

それよりもね、今は吹いている時の「恍惚感」がたまらないのです。
うまく吹けている時はまるで自分が「音さ」になったかのように、
他の人の音と共鳴していくのを感じて、
とても気持ちが「ノリ」、ハイだけど穏やかな気分に浸ります。

ランニングハイってこんな感じなのかな?
こんな気分になったのはとても久しぶりです。
だからその気分を味わいたくって、隙をみては練習しているのです。

でもこんなに大層なことを言っても、実は客観的に見るとまだまだのレベルです。
私はまだ安定感がなく、時々音が出なかったり、すっとぼけた音が出たりします。
特に祭り本番ではかなり長い間吹くので、持続力が課題です。

昨日、祭りの「総練習会」がありました。
23日の本番に向けての実質最後の合同練習です。
関係者が全員揃って、午前中一杯、ずっと練習しました。

そしてその場でいきなり「『吹き切り』をやってみろ。」と長老に言われました。
笛の衆は十数名いますが、大体うまい人が前の列に並びます。
その中でも一番左に座るのが一番上手な人です。
この人はオーケストラの第一バイオリンのような役を担います。
笛だけでなく、太鼓やからくり人形も含めた全ての動きをリードするのです。
この席には大抵カツシさんが座ります。この写真では前列中央です。

<笛の衆>
20060918041048.jpg

そしてその隣に座るのが「吹き切り」です。つまり二番手というわけ。
この役は、数曲ある囃子の全ての終了を知らせる笛を吹く役です。
その時はたった一人で吹きます。とても短いフレーズだけど目立ちます。
その役を私にしろと言うのです。
正直言ってまだそんなレベルではありませんが、
「ま、練習なんだから、今のうちに恥をかいておけ。」くらいの気持ちで
座らせていただきました。

でもいざ始めるとこれまでの席とは勝手が違います。「間」の取り方がうまくいかない。
しかも昨日は地区の皆さんが大勢見学にきていたし、カミさんとU太も来ていました。
やっぱり力んだかな?こんなことごときで緊張するとは思いませんでした。
結果的に全く吹けませんでした。一人での練習なら吹けたのに。
やれ情けなや。周りの皆さんも締りが悪くてぎこちなかった様子。

<左の御簾の後ろにからくり人形が控えている>
20060918041141.jpg

練習会の後の慰労会では皆さんにビールを注ぎながら平謝り。
皆さん慰めてくれましたが、見学していたある気丈夫そうな奥さんからは
「次からはきちんと切ってくださいよね。」と釘をさされました。
全くご指摘の通りです。

<綱を編んだ人たちと一緒に慰労会>
20060918041229.jpg

またある人からは
「初めての年で『吹き切りをやれ』と指名がかかること自体がすごいよ。」と
励まされました。
それは確かにそうかも。
他にも上手な方がいるのに、声を掛けてもらっただけでも良しとするか。

でも本番は今まで通りに長老のお二人が交互にすることになるだろうな。
今回はとても良い経験をさせていただきました。
そして、ラストの一週間、気を抜かずに練習する気がムクムクと湧いてきました。
ヨッシャー!ますますやるぞと。そしてより完成度を高めるのだ!
<本番でのからくり人形(昨年の様子)>
20060918041343.jpg

(祭りの様子はこちらでも分かります。(真ん中の段の下の方「イベントパノラマ集)
動画でも紹介していますが、ちょっと雰囲気は伝わりにくいかも。)
スポンサーサイト