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さて、先週末、ある企業のISO認証取得のための講習会に
講師の一人として参加していた時のことです。
その場所はとても環境の良い場所にあり、水も空気もとても綺麗!
休み時間には社長が「マムシを殺したぞ!」と教えてくれました。
それくらい自然の中にある会社(工場)でした。

「こんな地域はきっとキノコが採れるでしょうね。」なんて言っていたら、
午後の昼休みに先輩講師が「何だかキノコが生えているぞ。」と教えてくれました。
それまでは新米講師の身としては自分からは動き出せないでおりましたが、
先輩が言ってくれたので、即外に出てみると、あるわあるわ。

最初見た時は『ヌメリイグチ』かな?と思ったけれど、
つい「これは『アミタケ』ですね」なんて言ってしまったものだから、
自分で言っておきながらちょっと判断が揺らぎました。
まだまだなレベルが露呈しています。

それにしても、
会場にいる皆さんはそれが食べられるキノコだとはなかなか信じてくれません。
「目の前のキノコについて知らない人と、
『これが食べられるかどうか』という議論をすることは意味がない。」
ということがよく分かりました。
結局誰も手を出さないので、
「では私が試してきましょう。」ということになりました。

さて自宅に戻って改めて調べると、やっぱりヌメリイグチっぽい。
でも、ヌメリイグチの特徴であるツバがあるやつとないやつがある。
微妙。
これは本当に試してみるしかありません。
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そこで今回は10/14に栄太郎さんから教えていただいたパターンで
人体実験することにしました。
キノコを十分に茹でて、まずは一口だけ食べてみます。
一晩経って身体の様子を見ますが、別段変化は無し。
特別に頭が悪くなった様子もなし。

そして昨日の朝、出張前に今度は一個まるまる食ってみました。
カミさんは「美味しい?」と訊ねますが、
茹でたあとの冷えたキノコを目覚めに食っても、正直言って美味くはないです。
ではなんでこんなことをしてるかというと、
これは「キノコハンター」の性ですかね。
味ではなくて、「キノコを知る」ということに使命を感じているような感覚です。

さてそれから丸一日が過ぎましたが、無事生きております。
ということで、
「あれは食べても良い『ヌメリイグチ』であった。」ということにします。
ですから、先週末の講習を受けた方がもしこのブログを読んでいたらご安心ください。

ところで、何が毒かっていうのは本当に微妙なことなのです。
最近では、今まで「食」だった『スギヒラタケ』が「毒」扱いになりました。
でもうちの近所ではよく出ており、
いまだに味噌汁に入れて食っているところもあるらしい。

そのほか、最近買ったキノコ図鑑では、
『ミネシメジ』『ウスタケ』『マスタケ』『キシメジ』『アンズタケ』が
「毒あり」、
『シロハツ』『オオキツネタケ』『アメリカウラベニイロガワリ』『カワリハツ』が
「食用に向かないタイプ」
『クリタケ』『マツオウジ』『ムラサキシメジ』『カヤタケ』『ナラタケ』が
「食べ方注意」
とされていますが、
これらは全て仙人小屋では食用として出していましたし、
もちろん私たちも食っていました。

要は、誰かが体質的な問題かその時の体調の問題で、
具合が悪くなったり、死んでしまえば、
それでもうそのキノコが「毒」「危ない」とレッテルを貼られている様に思います。
「知らないキノコは食べない」というのは常識的な判断です。
私も他の人にはそのように勧めます。

でも私たち「ハンター」系の人種はそこでは止まらない。
栄太郎さんにせよ、仙人にせよ、身体を張って試して今のレベルにきたのです。
このハンター系の人間って、ちょっと違う感覚を持っているのだと思います。
やっぱり使命かな?それともただの好奇心のカタマリ?