昨日は体育祭でした。
昨年も参加しましたが、その時に比べると知り合いが増えたので
参加するのは楽しみでした。

それでも二週間前に体育委員のユミコさんがやって来て、
カミさんと一緒に出場する『世界は二人のために』という
二人三脚リレーに使うゴムを渡され、
「これで練習しておいてくださいね。」と言われた時は、
「やっぱりみんな真剣なのかな?」と少し不安になりました。

でも帰り間際のユミコさんの言葉に救われました。
「当日、絶対に一番でバトンを渡さないでね。
次の人にプレッシャーがかかるから。」

そうであった。うちの区・二渡(ふたわたり)はそういう地区でした。
加子母には全部で10区あり、体育祭では区対抗で競うのですが、
我が二渡は人数が少ないこともあり、最近は最下位争いをしています。
だからあまり「勝ち」にこだわらない気質が育っているのです。
この点は本当に助かります。失敗しても誰もとがめないから。
そしてそんな気質だから、
祭りにも私のような新参者を気軽に迎え入れてくれたのです。

さて当日、いろんな種目が続きますが、はやり二渡は弱いです。
大抵は5区毎に争いますが、まず一番になることがない。良くて3位かな。
それでも「良かった。」「よくやった。」とニコニコ応援している姿が私は好きです。

他所の区の中には相当練習しているところもあるとか。
そんな区だったら3位になろうものならまさに居場所がないかも。おおこわ。
「二渡で良かったねぇ。」「ほんと。」と、
ショウゴ君達ともうなずきあっておりました。

昨年私が参加した『ドーナツ島』はこんな様子
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さて『世界は~』の種目が近づいてきました。
入場門の前で整列して待っていると、
うちの区の列で私たちの前にいた小学生がやおら振り向いてサッと手を差し出し、
「勝ち取りましょう!」と声を掛けてきました。

「えっ?」あまりのことに身体が固まった私。
その気迫に押されて「はい、頑張ります。」と答えたものの、
「一番でバトンを渡されたらどうしよう」との不安がよぎり、
ついお名前をうかがうのを忘れてしまいました。

でもいざ始まるとそんな心配はいらず、5組中4位で渡され、
無事抜かれることもなく次のペアに渡して、
結局私たちは3位。上出来です。
その後私は『綱引き』、カミさんは『大玉リレー』に出て無事にこなしましました。
中学生のソーランもあり、
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お昼はカミさん手製のわっぱ弁当です。
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さてさて途中経過を見ると、何と!二渡はビリから三番目ではないか!大健闘です。
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そんなのほほんとしたムードが一変したのが、最後の2種目でした。
『むかで競争』で大きなドラマが待っておりました。
我が二渡は区長さんを先頭にした三名。
スタートからテンポ良く進み、何と一位ペースです。
これまで身内の一位シーンを見ることがなかった応援席は
俄然盛り上がって応援し始めました。

ところが、コースの真ん中あたりで見事に転倒。
「あ~ぁ。」と大きなため息と笑いと
「やっぱりうちらしいわ。」との声が聞こえる中、
メンバーはすぐに体制を持ち直し、猛然とダッシュしだしました。
そして次々に抜いていく姿を見て、応援席は再び大歓声。
なんとギリギリのタイミングでトップに立ちゴール!

「こんなことが二渡にあっていいのか?」
応援席もまるで優勝したかのような大騒ぎです。バンザイしてます。
あのシーンはビデオに納めたかったなぁ。
まさに二渡区史に残る名シーンではなかったでしょうか。
続く年代別リレーでも一時はトップに立つ大健闘。
結局は2位だったけれど、最後になって大いに盛り上がった我が区でありました。

全ての種目を終えて、二渡は順位変わらず8位でした。
でもみんなニコニコです。最後に盛り上がって終わるのっていいね。
その後の懇親会でも盛り上がり、
二次会でも地区唯一のスナックを占領して大いに盛り上がりました。
おかげで今朝は喉がガラガラです。