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コンブ漁ではありません。
昨夜、「コンブリオ」という名のロシア人ギターデュオのライブに行ってきました。
移住してから、近くでいろんな魅力的なライブやコンサートがあったのですが、
これまでは「幼児がいるし」「金が無いし」「時間も合わない」という理由で
行けていませんでした。
でも今回お誘いを受けた時はたまたま空いていたし、安かったので行ってきました。
U太と留守番のカミさん、すまんな。

事前知識まるで無しで会場に着いたのですが、聞けば彼らは
東京、大阪、名古屋とライブをしてきて、
最後に中津川市付知というなんとも辺ぴな場所で最終日を迎えたそうです。
その理由を今回誘ってくれたカツシさんが教えてくれました。
少し着色が入っているかもしれないけれど、だいたいこんな感じです。

中津川市の旧福岡町にあたる場所に「アリスの不思議のお店」という店があります。
実は私は春の山菜採りをしているうちにこの店の前に遭遇したことがあり、
まさにその不思議な雰囲気に妙な印象を持ったことがあります。
その後、カミさんも全く別の用事でたまたまその店の存在を知り、
同じく不思議な感じがして店には入らずに帰ってきました。

また別の方と会話をしているうちにその店の話題になり、
やはりその人も奇妙に感じたらしく、
「行ってみたいけれど、誰か知っている人と入りたいね。」と話しておったのです。
でも実は普通の飲食店らしく、ピザやパスタを出してくれるらしい。
味もよろしいらしい。妙な勘ぐりはするものじゃありませんな。

で、その店に出入りをしていた音楽プロモーターの人が、
この店からとても素敵なスピーカーをいただいたことに感謝して、そのお礼にと、
彼らがプロモーションしている「コンブリオ」のライブをこの店でやりましょう!
ということになったのだとか。

そして昨日の昼間、店でライブが行われたらしいのですが、
その計画を事前に聞いた付知の方々が「是非付知でも!」ということで、
昨夜のライブが実現したということらしいです。

随分と前置きが長くなりましたが、このライブ、とても楽しかったです。
正直言って、想像していた「哀愁漂うギターライブ」ではなく、結構ラテン系でした。
でもそのラテン系の曲が良かった。
特に確か「セタン」と紹介されていた曲はまさに彼らの十八番らしく、
とってもノリが良かったです。

また、「ロマンス」という曲、いわゆる「禁じられた遊び」で、
ギターの練習曲第一番という感じですが、やっぱりプロが弾くとうまいなぁ。
とても上等な卵焼きをいただいた気分になりました。

帰り道、カツシさんと、ピアニストのユウミさんとで感想を言いながら帰宅。
みんな満足していたけれど、共通していたのは「生で聴きたかったねぇ!」
失礼ながらPAのセッティングがちょっと・・・という感じでして、
特に高音が「テケテケテケテケ」と、まるでベンチャーズみたいだったのが残念。

でも私は嬉しかったですね。こんな田舎で本物の演奏を聴くことができるんだもの。
聴きながら、「音楽でもアートでも、やっぱり本物に触れることって大事だな。」と
つくづく感じました。

先々週、東京の国立博物館に行った時にも同じように感じました。
例えば「表慶館」と呼ばれる建物ですが、中は何も展示されていません。
建物そのものが芸術なのです。
そしてその中に入った瞬間、全身を感動が走ります。
まさに本物に触れる瞬間です。

こういう体験をU太はじめ、多くの子供達にさせてあげたいなぁ・・・。
ミスの無い、とても安心できる演奏を聴きながら、そんなことを連想していました。

演奏後、会場を後にする中学生らしき三人組から、こんな会話が聞こえてきました。
「ギターでこんなことまでできるんだな!」
「俺もギターに燃えよう!」
そうそう、こういう想いときっかけが大切なのです。
思わずニコニコして彼らを眺めてしまいました。
コンブリオさん、あなたたちのおかげで、一つの芽が育ったようですよ。ありがとう。
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