伝統について思う |
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2007-01-21 Sun 09:47
![]() 一夜明け、まだ旅の余韻が身体に残っております。 たった一泊二日の旅でしたが、実に多くの発見がありました。 新しい出会い、地域の誇り、小郷の衆の酒の強さ、・・・ その中でも特に「伝統文化を育て、伝えていくことの大切さ」を強く感じました。 加子母と伊勢神宮とのお付き合いは、 20年毎に建て替えられる内宮・外宮の御用材が加子母の森から出されるようになって、 1200年以上の歴史になるそうです。 立派な伝統です。 一方、獅子舞の伊勢神宮奉納は、今回で30回目です。 つまり30年の歴史という訳です。 それはそれですごいことなんだけれど、もともとの歴史から比べるといやに短いです。 この行事、今から30年前に小郷地区の長老が発案したアイデアだったとか。 最初はこの小郷地区だけが行っていたのですが、 次第に他の地区もやるようになり、 今では加子母十区のうち、五区が順番に行っています。 今回、五区以外の区の区長さんも同行していましたが、 「そちらでもやらないか?」と誘われていました。 私が感心したのは、このように「伝統を創り育てている姿」です。 伝統って言うと、つい 「昔から伝えられてきた行事をそのまま繰り返す」ようなイメージが強いですが、 ここでは行事そのものを発案し、続け、それがやがて伝統文化に育っているのです。 ありそうでない、できそうでなかなかできないことだと思います。 ![]() 加えて面白いのが、区によってやり方が違うということです。 水無神社の秋祭りでも、獅子舞でもそうですが、十区それぞれで節回しが違います。 特に獅子舞は同じ節を見つけるのに苦労するほどです。 元は一つだったのに(我が二渡地区が発祥とも言われています)、 それぞれの区で「伝言ゲーム」的に伝え続けた結果だと思うのですが、 本当に見事に違います。 ![]() ならば人々の心もバラバラかと言えばそうではなく、 区毎に独立していながらも「加子母」という地域のもとでまとまっています。 この絶妙のバランスがいかにも日本的でもあり、「いいなぁ〜」と感じるのです。 ![]() さてその獅子舞の笛衆として私も練習中です。 吹き手が大勢いるような他の区では、 私のような新参者に獅子笛をやらせるなどということはまずないらしく、 「やれと言われること自体が大抜擢ですねえ。」と感心されました。 これにはもともと人数が少なく、 役者(舞・太鼓・笛の演者)が少ない地区ならではの事情があるのですが、 声を掛けてもらえること自体がありがたいことだと捉え、これからますます精進します。 特に今回、小郷の衆の笛を聴いて、かなり刺激を受けました。 はっきり言って、うちの地区の節回しの方がまだ簡単です。 それさえもうまく吹けないとなればちょっと恥ずかしいかも。 「今まで以上に気合を入れて練習するか!」と力が入った次第です。 ![]() |
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| もりのいえ 山暮らし日記 |
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