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今週前半は、怒涛の日々でした。
月曜は朝5時から夜10時まで、打ち合わせ3本入れて動きっぱなし。
火曜は4時半起床で大阪へ出張。
クライアントの意向でその日のうちに横浜に移動することになり、
最終の新幹線に飛び乗って缶ビールと駅弁でささやかな夕食。
桜木町のホテルに入った時は日付が変っていました。
水曜は9時から鎌倉で打ち合わせ。
帰りの新幹線でレポートを作成し、その日のうちに加子母に戻ってきました。
さすがに病み上がりにはきつかったですが、何とかこなせてほっと一息。
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最近はこんな動きをすることが増えたので、名古屋駅はよく通過します。
その際の楽しみは駅のホームの立ち食い「きしめん」です。
大阪生まれの私は、若い頃は「麺と言えば『うどん』でしょ!」派だったのですが、
その後上京し、蕎麦の味を知り、やがてきしめんにも出会うことになりました。

初めてきしめんを食ったのは名古屋ではなく、有楽町でした。
駅前のくせに何故か野暮ったい「交通会館ビル」というのがありまして、
そこの地下にあるカウンターだけの店に、上司に連れられて行ったのが最初です。
24年前のお話ですが。
その時に「太い麺のくせして、意外にいけるな。」とは感じたものの、
しばらくは縁が切れておりましたが、今や楽しみにしているのだから
時の流れは面白いものです。

その名古屋駅ホームきしめんですが、各ホームに店舗があります。
聞くところによると、通は「何番ホームが美味い」と通っているそうですが、
私はいつも、「電車が着いたホームの店」に入るだけです。
でも確かに店毎に味が違う。

最初のうちは何故だか分かりませんでしたが、
最近になって一つの法則が見えてきました。
それは、「人によって違う」のです。
同じチェーンのお店で、同じ調理システムでも、
店員によって動きが違うのじゃないかと気づいたのです。

麺はどの店も同じ冷凍麺ですから、素材は同じ。
茹でるタイミングが違うかもしれませんが、
立ち食い店の場合どこも早さ勝負仕様ですから、それほど差が出ることもない。
でも、美味い店の「人」はそれ以外のところでポイントを稼いでいたのです。

例えば、
・出汁の鍋はどこも火をつけっぱなしなのですが、
ある人はマメに味をみて、煮詰まらないように注意しています。
・また、きしめんと言えば天ぷらですが、
その人は事前に軽く揚げしていて、注文を受けてから二度揚げしてくれます。
だから食べる時にはカリカリです。

そして先日、その「人」に当たりました!
見ていると、その人の動きはテキパキとしていながらもゆとりがあります。
店の雰囲気もゆったりしているように感じます。

もう一つ気づいたことがありました。

お客さんが食って出て行く時、
(たいていの場合、無愛想に出て行く客が多いのは不満でして、
私はいつも大声で「ごちそうさま!」と言って出ていくのですが)
ほとんどの店員は「ありがとうございました!」と声を掛けます。
でもその人は続けて、「いってらっしゃいませ~!」と言うのです。
大事だなぁ、こういうの。心のゆとりがあってこそだと思います。
自分達の店づくりにも参考になります。
偶然かもしれませんが、一昨日は駅員も二人、楽しげに食っておりました。

この「人」、少し茶色に染めたパーマの、小柄な方ですが、
残念ながらお名前は分かりませんでした。
特徴をしっかりと覚えておこうと、
マジマジと見つめる私を不気味に感じたかもしれません。
またいつか会えますように。
ちなみに一昨日は7番ホームにいらっしゃいました。
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