FC2ブログ
以前、「木工作家・大橋義博さんが遺した材を活かしたい」ネタを書き
経過報告も少し書きましたが、その後の動きです。

昨日、弟さんご夫婦と再び会いました。今度はカミさんとU太も一緒です。
話はしていたけれど、実際に大量の材を目の当たりにしてカミさんビックリ。
こればかりは本物を見ないと臨場感が伝わりません。

さて今回の面談では、これまでの経緯とポイントとこの先の方策について、
収支計画も含めて私の方で簡単な検討資料を作っていきまして、
ざっくばらんなお話をさせていただきました。
細かい事情についてこの場では書けませんが、結論としては次のようになりました。

・早い時期に材と機械類を処分し、倉庫と工房を解体する。
・儲けるつもりはないが、全体でみてマイナスが出ないように努力する。
・義博さんのメモリーをどう表現するかは、全てが片付いてから改めて検討する。
そのため、残された作品は売却せず、全て保存する。

とにかく、諸々の解体費用が結構かかりそうです。
このままでは相当のマイナスを覚悟せねばなりませんので、
僅かでも収入確保が命題です。

そして材の処分方法ですが、これまでは、「要る材だけ持って行って、
要らない材が残されるのは困る。一括で持って行って欲しい。」
とおっしゃっていました。
しかし全体で4t車10台分以上ありますので、
それだと個人や中小の業者さんでは対応できません。
そこで「価値のある材の売却」と「価値の無い材の廃棄」を分けて考えることを提案し、
了解いただきました。以下の手順で段階的に進めていくことにします。

①材の価値を見出してくれる木工作家やグループを探し、売却交渉する。
各方面に声を掛け、基本的に早い者勝ちとする。
②その後、製材業者さんを呼び、残った材のうち価値のあるものを買い取ってもらう。
③買い取り後に残された材については、
本当に価値のないものから順番に、焚き物(薪)として処分する。
④まだ僅かでも価値が残っていると思われる材については、少し加工した後に、
ネット・オークションや、私の店などでの預け売りで「古材」として販売する。

地元はもちろん、最初のブログ掲載時にアドバイスいただいたところも含めて、
これから木工作家へのアプローチを開始します。
(ということでshappyさん、伊那の方と話をつないでくれませんか?)

ちなみに、今回の件で相談料の申し出がありましたが、
私は一銭もいただくつもりはありません。
義博さんの生き方を意気に感じ、その巡り合せに感謝し、
出会うことなくすれ違ったことを残念に思い、
今回相談を受けたことに対して礼儀を尽くすだけです。
そして、最後の最後に残った、
価値のない焚き物用の材を少しいただければありがたいと考えているだけです。
今回の出来事がきっかけに、お金以上に得るものが多かったですからね。
それで十分です。

そして今は、
「関係する人々にとって、何とか良い方向性が見つかればいいな。」と願うばかりです。
古材の良さを受け止めてくれる作家さんが現れるかどうか。
関心を持ち、見に来てくれそうな人がいたら、是非ご紹介ください。
(例えば、飛騨のオークビレッジの方をどなたかご存知ではありませんか?)
宜しくお願いします。
スポンサーサイト