昨日、「かしも自ビール組合」の会合が開かれました。
それに先立ち、私は準備です。
まずは前日に大橋宅に伺い、故義博氏が愛用していたボトルをいただきました。
その数106本。これで組合員の家計がどれだけ助かることか。
私も一部いただき、早速洗って乾かしました。逆さまのボトル群が何だかアートです。
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そして昨日の午前は山菜を採りに山に入りました。
「参加費は一人一品」としていたので、主催者としては手を抜く訳にはいきません。
以前から狙っていたタラノメを採りにいきましたが、
見事に先を越され、ちょっとガックシ。
それでもへこまずにいろいろ探し回りました。

最後に向かったのはカツシさん宅です。
こちらのお母さんが私の山菜採りについて理解を示してくれているのです。
「お母さん。こちらのニリンソウを採らせてもらえませんか?」
「おお、よう来た。好きに採っていっていいよ。」と満面の笑顔で応えてくれます。
ついでにネギボウズやウドまでいただきました。
これでとりあえずの分量はゲット。
上の八重桜から右回りに、ニリンソウ、ウド、コシアブラ、
クルミの若芽、ネギボウズ、タラノメです。
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さて会合が始まりました。まずは講習会です。
私が手順をお伝えし、組合員が手分けしてやってくれました。
片やボトルを洗う人、消毒する人、砂糖を入れる人、
ボトリングする人、蓋をして箱に収める人。
作業がとてもスムーズに進み、あっと言う間に完了。
今回は46本できました。どんな風に仕上がるか、とても楽しみです。
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次は品評会です。
今回はタカシ組合員の処女作を試飲します。
水の分量を少なくしてしまったとかで、タカシ組合員はしきりに謙遜していましたが、
とてもしっかりとした黒ビールが出来上がりました。
すごいのがこのラベル。何と早速にラベルデザインまでしてきたのです。
でも、「海の無い加子母(岐阜県自体に海が無い!)なのに、何で海景色なんだ?」と
突っ込みたかったですが、この努力に応えるためにぐっとこらえました。
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その後、皆さん持参の一品に加え、私は目の前で山菜天ぷらを揚げながら提供しました。
これは、5/28のわらべ村イベントへの出店を意識してのことです。
カセットコンロでどれだけうまく揚がるかのテストも兼ねていました。
まずは上々の出来栄えだと思います。
何と言っても、揚げたての天ぷらは美味いよね。

突然名古屋からフェリックス親子がやって来て、
美味しいパンとチーズを振舞ってくれたり、(すんごく美味かった。ありがとう!)
ピアニストのユウミさんや、画家のキヨちゃんも遊びに来てくれ、
賑やかな午後を過ごしました。
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最近つくづく「やっぱり人と人の触れ合いが一番だなぁ。」と思います。
山菜を採るにしても、カツシさんのお母さんに採る了解を得て、
雑談をしながら採るのはとてもしあわせな時でした。

山菜「採り」と書いていますが、取っていることは紛れもない事実です。
ですから、やっぱり地主の方とコミュニケーションを取りながら
「採る」のが一番だと思うのです。

昨日のイベントも然り。
カウンター越しというよりも、
厨房でわいわい言いながら一緒に時を過ごすのが合っているようです。
これが私のスタイルかな?


昨年暮れに設置した「雨水3号」でありましたが、その後少し読み違いがありました。
それまでの1号・2号は、ビール箱の上にパレットを敷き、
その上にタンクを置いていました。
しかし3号だけは高い場所に設置することからそのパターンは取らずに、
単管を組んだやぐらにパレットを掛け、その上にタンクを置いたのでした。

その時は「これで完璧!」とK君と自画自賛しておったのですが、
やがて雨水が入り出すと、すごいことになってきました。
250リットルの雨水が入ったタンクの重みで、パレットがたわんできたのです。
この時の写真を撮らなかったのが不覚!
とにかく今にも割れそうなパレットでありました。

でも一度設置したタンク。
いくら中の水を抜いたとしても、これを一人で降ろすなんてことは不可能です。
やるべき作業が目の前にあるのに、始められないジレンマ。
こういう状況って気持ちが悪いですよね。喉に魚の骨がささったような気分です。

そこで昨日、我が家を訪ねてくれたご夫婦のダンナを拝見して直感しました。
「この人は手伝ってくれそうだ!」体型も似ています。
(何と、全く同じ身長でした。)
協力をお願いすると、予想通り二つ返事でOK。
早速作業に取り掛かりました。

まずはタンクの水を全て抜き、パイプをはずして、ゆっくりとタンクを下ろします。
そして単管でやぐらを補強します。
その後、逆の動きでタンクを戻し、再設置完了!
これでもう大丈夫でしょう。
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まさに完璧となったタンクを前にご満悦の二人。
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これで畑の水やり、烏骨鶏への水やり、トイレへの利用が安心してできるようになりました。
いざやってみると、あっという間の作業でしたが、
これが終了できたことで一日ゴキゲンです。
昨日は他にもいろいろあったけれど、まずは良い日でありました。
ありがとうね。素敵な奥さんと一緒に、また気軽にお越しください!
先日、京都は宇治におりました。
同僚と「お茶でも飲もうか?」と宇治川沿いを歩いていたら、
何やら面白そうな店があります。
その名も「匠の館」。
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とても大層なキャッチフレーズに惹かれて、つい入りました。
そしてお勧めだという「玉露セット」を注文すると、やってきました。
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普通はそこで「どうぞごゆっくり。」と店員が下がっていくところですが、
ここの人はじっとしています。
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何と!その場で「日本茶の飲み方講座」が始まってしまったのです。
店員と思った方は、「日本茶インストラクター」でありました。
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その授業、結構マジでしたよ。
「お茶の命は水です。まずは水を選んでください。」
「一度100℃まで沸騰させてから70℃まで下げたお湯を使ってください。」
「それを湯冷ましに取った時点で60℃まで下がります。
それを小さい器に移して50℃まで下げます。」
「そして人肌近くなったところで急須に円を描くように入れてください。」
「急須から器に最後の一滴まで出してください。急須を振らないように!」
・・・

それはもう念の入ったご指導でありました。
ちょっと一息入れるつもりが、知らぬ間にアナザーワールドに入り込んだ同僚と私。
とにかく指導されるままに「はい」「はい」と従って注いだお茶。
これは驚くほどの香りと味でございました。不思議な甘さです。
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いやぁ、参りましたね。日本茶がこれほど美味いとは知らなかったです。
ただただ感心する私たちに気を良くしたインストラクターさん、
その他にもいろんなテクニックを教えてくれました。
「続けて急須にお湯を入れる時は、その前に急須を手のひらで叩いて、
茶葉を寄せてから湯を入れてください。」
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「まだ茶葉が開ききっていない時は『ピチピチ』と音がします。
音が出るうちは、まだ飲むことができます。」
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「最後に急須の中の茶葉を食べてみてください。ポン酢をかけても美味しいですよ。」
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感心しきりです。
私がふと「実はうちには荒れた茶畑がありまして、
どうしたらいいでしょうね?」と訊ねると、
「それでしたら、荒れた茶畑を再生した活動を記した本があります。
これがその本です。そしてこの方が著者です。」と選手交代。
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すごいですね。いやはや感心しっぱなしです。
思わずこの本を買い、サインしていただきました。

でもこの一連のやりとりが決して嫌味じゃないんです。
むしろ、この体験のお陰で、日本茶が好きになり、宇治が好きになりました。
そう感想を漏らすと、
すかさず「ではあなたも是非インストラクターの資格を取ってください。」
と通信教育のパンフレットをくださいました。

全くすごい!
このお店、京都府茶業会議所が宇治茶普及のために開いたお店ということで、
商売度外視で経営されています。
宇治に行かれる方は是非お訪ねください。
京阪宇治駅前の交差点を渡ってそのまま宇治川に沿って3分ほど歩くと左側にあります。
近くには歴史遺産・宇治上神社と源氏物語ミュージアム。
対岸には歴史遺産・平等院です。
日常とは全く異なる時間を過ごすことができます。
2007.04.27 ようやくFOMA
私が契約している会社の一つが、携帯を持たせてくれています。
そのお陰で随分と助かっているのですが、
会社あてに送られてくるメールを全て携帯に転送しているので、
そのメール代が馬鹿になりません。

そこで、以前から「頼むからFOMAに換えてくれ」と依頼されていました。
その方がメール代が安くなるらしい。
でも悲しいかな、我が家の中ではFOMAは使えませんでした。
まるで電波が立たないのです。

ところが、数ヶ月前にビッグニュースが飛び込んできました。
何と!我が家のすぐ近くにFOMAのアンテナが立ったというのです。
もともと、何故か情報インフラが整っていた加子母むら。
今回も「二渡橋」というまるで地元ユースの橋のたもとにアンテナが立ちました。

その話を会社にしたところ、即FOMA化となりました。
でもそこは会社です。いつも二世代前の機種が強制的に廻ってきます。
今まで使っていたこのmovaも、使い始めの時から時代遅れでした。
それでも何だか「ひかりレールスター」みたいで、気に入ってはいたんですがね。
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ところが今回支給された機種は、これまた不思議な形をしておりました。
有名なデザイナーの作品らしいですが、やっぱり二世代前の機種です。
ぱっと見た第一印象が、「はんぺんみたい・・・」
いろんな機能別に灯りがつくそうですが、よく分かりません。
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ということで、こいつは「半ちゃん」と呼ぶことにしました。
ところで、プライベートの方の携帯は、
これはまた私に似つかわしくないスタイリッシュなモデルです。
彼にも名前を付けないと可哀相なので、
見た目そのまま「銀ちゃん」と呼ぶことにしました。
ようやく最近になって、使い方が分かってきました。
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この「半ちゃん」「銀ちゃん」、
両方とも私のベルトに掛かったケースに収まっております。
今や携帯が無いと仕事にならない私。
時にはまさに二丁拳銃の様に両手に持って操作しております。
世の中便利になったのはいいけれど、その分忙しくなっただけではないのか?と
しみじみ感じるこのごろです。
私たちは2004年に結婚した時に、
まず「私たちの将来ビジョン」というものをまとめました。
それを持って「このビジョンを実現できる場所を探しています。」と説明して回り、
丹波篠山から東進しながら多くの土地を探しました。
そして素晴らしいご縁があって加子母にやって来ました。

その後実際に暮らしながら、牛歩のごとくビジョンを具現化してきたつもりですが、
ここにきて変化が出てきました。
そのくだりは以前にも書きましたが、
いよいよマジで見直す時期がやってきた様に感じます。
その理由は、仕事や依頼事が本当に増えてきたからです。

仕事に関してブログでごちゃごちゃ書きたくはないので省きますが、
要は自己管理ができなくなりつつあります。
私はいつも「目標管理」「行動管理」「時間管理」「健康管理」の
四つのセルフコントロールがバランス良くできている様に心がけているつもりですが、
最近、それらが崩れてきている実感があります。

日常の暮らしに追われ続けていると、きっと皆さんも経験あるかと思いますが、
「私がやりたかった生き方って、こんなのだったっけ?」と、
ふと感じることがあります。
今まさに私はそんな気分の中にあります。
「あなたは本当は何人いるのですか?」と
カミさんからマジ顔で尋ねられたこともあります。
それくらい、多くの顔を持つ「私」が増えてきました。

それに加えて、新たな視点も生まれてきました。
以前まとめた「私たちの将来ビジョン」は、
どちらかと言うと「私たちが、自分の土地でやりたいこと」が中心です。
でも実際にこちらで暮らすうちに、
「この地域と共に何ができるか?」「この地域にどんなご恩返しができるか?」
という思いが高まってきました。
これは自然な流れだと思います。

これらの新たな視点や現状を踏まえた上で、
改めて「新・私たちの将来ビジョン」をまとめる必要を感じています。
いわば、目標管理の見直しです。
そして具体的にどう見直すかについて、数日前から話し合いを続けています。
ただし、このネタで書きだすと、延々と硬い内容が続いてしまうので、
これからボチボチと小出しにしていきますね。
今日はとりあえず「見直しの作業中」報告ということで、あしからず。
先日立ち上げた「かしも自ビール組合」ですが、いきなり盛り上がりを見せております。
まず、切り込み隊長のタカシ組合員。
早速ビール瓶を注文し、既に二次発酵の段階であるボトル仕込みまで済ませたとのこと。
ボトルに仕込んだ直後に試飲したらしく、
「すごく不味い!」と感想を漏らしたそうですが、昨日の夕方連絡が入りました。

「日にちをおいて飲んでみたら、だんだん美味くなってきた!」と興奮気味です。
聞けば、仕込みの時に水の分量を誤って少なめにしてしまったらしい。
ということは、アルコール度が高いビールができるかもしれないです。
「きっと、日にちを置けばより美味くなると思いますよ。」とアドバイスすると、
とても喜んでいました。

ノボル組合員とショウゴ組合員もボトルを注文したらしく、各々その気になってきております。
今回ありがたいのは、各人の奥様方の理解を得ていることです。
「自ビールを作る=酒税がかかった市販のビールを買わなくて済む」ということですので、
つまり自ビールづくりに精を出すことは、家計を助けることになるのです。
いわば「エンゲル酒係数を助ける、かしも自ビール組合」であります。

ところで、私は4/22に新たにスタウトの一次発酵仕込みを済ませました。
その一週間~10日後に二次発酵のボトル仕込みをする必要があります。
そこで、近々「かしも自ビール組合・第二回会合」を開き、
その際に「ボトル仕込み講習会」を開くことにしました。
やっぱり皆、どうやってボトル仕込みをすべきか、この目で見るべきですからね。

またこれまでに出てきた話しから、いろいろ検討すべき課題も出てきました。
そこで、この機会に討議をすることにしました。

<第一号議案:かしも自ビール組合の形態について>
・先日、「かしも自ビール組合」が出来たのは良いが、
その後、「俺は『消費者組合』でいい。」という輩が増えてきました。
・そこで、『生産者組合』と『消費者組合』に分けて考える必要が出てきましたが、
 その際「消費者組合から経費を出資してもらってはどうか?」と意見もあります。
・念のため確認しますと、これは「売買」ではなく、あくまでも「出資」です。
・この意見について、次回会合にて議論したく願います。

<第二号議案:研修旅行について>
・「プロのビール作りを見てみたい。」との熱心な声が高まってきました。
・そこで、北陸出身であるショウゴ組合員からの提案で、
「キリンビール北陸工場見学会」を開いてみてはどうかとなりました。
・また、北陸と言えば「魚」ですが、その魚、
実はジャスコ(イオングループ)のものが活きが良いとの説が明らかになりました。
・それも店のバイヤーによってレベルが異なるとのこと。
・これはその説を証明する必要があるようです。
・そこで、「北陸の魚」と言えば「冬」でしょう!と、
冬に研修旅行を組む案が出てきました。
・ということで、「キリンビール北陸工場見学」+「イオンの魚の味比べ」
を目的とした研修旅行について、
積み立てをすべきかどうかも含めて議論したく願います。

そして、数日前に「もりのいえ」にお越しいただいたダイスケ氏。
そもそも「ビール」で検索して私のブログに辿り着いただけあって、
自ビールづくりに大いに関心がある様子。
しかも加子母住民であります。
本人の希望もあり、私としても新組合員としてお迎えしたいところです。
ので、当日来て頂くことにしました。

その第二回会合を4/29(日)14:00から我が家で開くことにしました。
参加者は「一人一品」を参加費とします。
つまり、「酒の肴を持ってこい」というわけです。
ところで今回の参加者には特典があります。
実は、材の関係で知った故大橋氏。自ビール愛好者なのでした。
しかも私と同じ「グロールシュ」のボトルで作っておられました。

氏亡き後、そのボトルが使われずに置かれていたのですが、
この度いただくことになりました。その数100本!
今回の会合までに入手し、参加者に必要に応じて配分します。

ということで、ますます盛り上がる「かしも自ビール組合。」
組合に参加する資格は、
「自ビールづくりをネタに盛り上がることを良しとすること」です。
どなたでも参加できます。
よろしかったらあなたもお越しください。
「いつかお弁当持って花見に行きたいねぇ。」と言っているうちに、
どんどん時は流れておりました。
加子母でのソメイヨシノの満開時は、まさに断乳ドラマの真っ盛り。
とてもそんな雰囲気はありませんでした。

そんな昨日、カミさんが「八重桜の花びらを集めたい。」というので、
家族一緒に出かけることにしました。
八重桜の花びらは塩漬けにしておくと一年中重宝します。
一つあしらうだけで料理が華やぎます。味も良いし。
昨年もたくさん集めて仕込みました。本物山菜蕎麦にも登場。

「今年はもっとたくさん仕込みたい。」との要望にお答えして、
今年は咲き始めの頃から狙うことにしたのですが、
何処の八重桜が採り頃かが分からない。
「ドライブしながら探そうか?」と、おにぎり弁当を持って出掛けました。

そしてむらを越えてすぐのところで、遠目にそれらしき花満載の集まりを発見。
「あれ、どうだろう?」
「よさそうだけれど、人が管理してそうだね。」
「近くで誰か作業しているから聞いてみよう。駄目でもともとだ。」
と畑仕事をしているおばさんに声を掛けました。
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「すいません。八重桜の花びらを探しているのですが、あの樹はお宅のですか?」
少しは警戒されるかと思いきや、満面の笑顔でおばさん、答えてくれました。
「あれはねぇ、三色の桃なんですよ。残念だねぇ。」
農作業を止めさせられたことなど全く気にならない様子で、
しばらくの間雑談してくれました。

と、おばさんの手元を見ると、一斗缶におからがギッシリ。
同じ缶が5つほど見えます。
「これ、おからですか?」
「そうよ。うちは豆腐を作っているから、おからがたくさん出るのよ。
それでね、食べきれないから畑の肥やしにしてるの。」

「もしかしてその豆腐って、『東白川村の豆腐』ですか?」
「そうよ。」
ちょうど車から降りてきたカミさんと目が合いました。
「その豆腐、うちで扱わせていただいてるんです!」
ひょんなことから、製造者の方に出会うことができました。

その後、いろいろ立ち話で会話がはずみます。
たまたま持っていた日本農業新聞をお見せしたこともあり、信用してくれた様子です。
新聞がいきなり役立っています。
「実は私、おからが大好物なんです。」という不躾な一言に、
畑の肥やしになる寸前のおからを分けていただきました。
放し飼いの鶏の卵も一緒です。
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聞けばおばさん、今年の加子母の伊勢神宮獅子舞奉納の旅にも行かれてたとか。
「私も行っていたんですよ。」とさらに盛り上がり。
「近所には多芸・多趣味の人が多いから、今度ゆっくり遊びにいらっしゃい!」と、
こちらからいきなり声をお掛けした初対面とは思えないノリでお別れしました。
田舎って本当にこういうところがすごいです。

素敵なおばさんと別れてすぐの場所に、
これまた素敵な桃が数本咲く場所を見つけました。
その前でわっぱ弁当を広げて、ささやかな花見昼食です。
黒豆入りのおにぎりがとても美味しかった。
こういう瞬間は何時にも換えられない貴重な時です。
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その後、もともとの目的だった八重桜はまだ数日早いことが分かり、
もっぱらドライブして帰りました。
ささやかな、本当にささやかですが、家族との幸せな時でありました。
我が家の裏庭に咲く桜です。今が満開。 
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アップ。目が覚めます。(これ、桜だよね?)
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店前の道沿いの樹。地元では「スウメ」と呼ぶらしい。
完熟すると甘酸っぱい実をつけます。
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芝桜はこの色が好きです。
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家の前の右側の畑です。左下はスパイラルガーデンの一部。
右奥の一部を、U太の同期つながりで知り合ったウメムラさん一家に今年お貸ししています。
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その左隣の畑。菜の花と、青麦と、お隣の桃の花と、山。
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今年はこの二つの畑をそれなりに整備することが目標の一つです。
そのために最初にすべき作業がありました。
それは「左の田畑の畦(あぜ)の完成」です。

昨年、黒米を育てた時に作った畦には、とりあえず瓦を並べてみました。
でも企画倒れ。瓦の隙間から水が漏れ、周りの畑に溢れてしまいました。
しかも何故か右側の畑も水浸し。
多分、モグラがトンネルを作ってくれたのでしょう。
だから、畑を整備するには、まず水田から水が溢れないように
畦を作り込む必要があったのです。
これが去年作った畦と、溝。
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そこでどうするか?
ホームセンターに行くと、「アゼシート」なるものを売っていました。
波型あるいは平らなトタン製のシートを壁に張るものらしい。
でもちょっと待てよ。トタンならうちにあるではないか!
先日、母屋の西側の壁のトタンを剥がしたものがそのままになっていたのです。
「よし、これを張ろう!」

ということで、溝を掘りなおし、トタンを置いていきました。
U太が傍で一人遊びしてくれています。
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そしてできました。
つなぎの部分はやっぱり隙間があるけれど、使っているうちに埋まらないかな?
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昨年のうちにとりあえず溝を掘ったりしていたから、
今年は少し早めに最初の準備が整いました。
やっぱりこういうのは積み重ねですね。これでようやく気持ちが落ち着きました。
そして水田側の一部を水耕田にすることも決定。
セリ、クレソン、ワサビ、タネツケバナなどを本格的に育てる環境が
ようやくできそうです。

夜になるとU太の顔にも笑顔が出てきました。
断乳して一週間、随分と辛い思いをさせたけれど、ようやく一山越えた様子。
この笑顔は我が家にとっての何よりの「春の便り」です。
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そして一皮むけて少年の顔つきになった?
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断乳については、私が書いた以上にドラマがありました。
でもこれについてはカミさんのブログにお任せしましょう。
もう少ししたら書く時間も取れるかな?彼女がどう捉えていたのか、私も楽しみです。
こうして我が家の春は少しずつ歩んでいます。
最近知ったことなのですが、今、ドバイがすごいことになっているんですね。
「ドバイって何?」と言うあなた、ここはちょっとお付き合いください。

ドバイとは、「ドバイ首長国」。
ペルシャ湾に位置するアラブ首長国連邦の七首長国の一つです。
面積は埼玉県ほど、人口は120万人。
貿易、運輸、観光、商業で栄える国であり、街です。
夏は気温50℃、湿度100%にもなるこの国が何故注目かと言うと、
空前の超開発ラッシュが進んでいるのです。

能書きは後にして、まずは順にご紹介します。
Palm Island(パームアイランド)
アパートメント、ホテル、商業施設などが多数建設される人工島で直径約5kmです。
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Dubai Waterfront(ドバイ・ウォーターフロント)
様々な施設が建設される三日月型の人工島を含む
世界最大のウォーターフロントプロジェクト。
ちなみに画像左上の岸に近い薄い円形の島が、先に紹介したパームアイランドです。
つまりこれはその数倍の規模ということになります。
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The World(ザ・ワールド)
沖に300の島を作り、人工的な世界地図を作ってしまうというプロジェクトです。
それぞれの島(国)は購入することが出来、
リゾートや住宅など様々な楽しみ方が出来るそうです。
笑ってしまいますね。
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Hydropolis(ハイドロポリス)
そしてもう呆れてしまうのが、
部屋から海中を見ることが出来るという水中ホテル計画。
でも頓挫した様子。
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Burj Dubai(バージュ・ドバイ)
完成すれば世界最高になると言われているビル。
高さは800Mとされていますが、正式には”世界最高”とだけ発表されています。
ちなみに現在の世界一高いビルは「台北101」508mです。
これは「バベルの塔」か?
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Dubai Sports City(ドバイ・スポーツシティ)
7.5平方キロメールの敷地に、様々なスポーツ用のグラウンドに加え、
ホテルやレジデンスも備えた複合施設。
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どうです?相当ふざけているでしょう?
「お前ら本気でこういう街づくりをしているのか?」と突っ込みたくもなります。
でも、ビル・ゲイツ、ベッカム、シューマッハといった人たちが別荘を持っているそうで、
なるほどそういう人たちの世界なのね、と納得。

ちなみに、今回の画像はこちらからいただきました。
ここからそれぞれのサイトにも飛べますので、
ちょっとした異世界旅行としていかがですか?
片や岐阜の山里で笛の練習をしているかと思いきや、
片やこんな世界も同時に存在しているというのは、考えてみれば愉快です。

私は個人的にはこういう計画にはまるで賛同できませんが、
後学のために一度は覗きに行きたいものです。
でもこの街で過ごそうとすれば、
百万円単位で小遣いを持っておかないと駄目みたいですね。
「一週間前ネタ・第二弾」であります。
あんまり自慢できるようなことではないけれど。

「かしも自ビール組合」設立時に一次発酵を仕込んだビールですが、
二次発酵をさせるためのボトル詰めを、一週間後の15日にしておりました。
ボトルを水洗いし、水気を抜いて、アルコール消毒し、
一次発酵をしていたタンクを設置し・・・
割と手間のかかる作業とも言えますが、割といそいそと準備しております。
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ところで、タンクとボトルをつなぐパイプ、これが優れものです。
サイフォン式でビールを移してくれるのですが、
それぞれの先っぽをアップするとこんなんです。
右側をタンクに入れると、
底に溜まった澱(おり)を吸い込まずにビールを吸い上げます。
一方左側は、先を押し付けるとパイプの中のビールが出てくるようになっています。
だから、ボトルへのビール移しが楽にできるのです。分かりました?
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今回も無事40本に収まりました。
このあと2週間寝かせてからが飲み頃です。
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でも、そんなに待てないので昨夜一本空けてみました。
(分かるでしょ?この気持ち)
すると、いつもなら「ポンッ!」と威勢よく開く蓋が、「すこん」と元気無し。
「まずい・・・」もしかして発酵失敗?
飲んでみると、アルコール度は感じられます。ほっと一息。でも泡が極端に少ない。
これは面白くないですね。

そして何よりも「苦い!」
これには思い当たる節があります。
ビールというのは、実はとっても極論すると「砂糖水」です。
酵母のエサとして砂糖を与えて発酵させるのです。
これは自ビールづくりを始めて、初めて知りました。
この砂糖の入れ具合で、とっても甘ったるいビールにもなりえるのです。

特に私が作る黒ビールは甘い傾向がありました。
そこで今回は二次発酵の時に、砂糖を少なめにしてみたのです。
その結果、当たり前ですが甘くないビールができたという次第です。
そしてその結果、発酵が進まないビールになった可能性もあります。

「どうしよう?あと39本あるじゃないか!これが全部こんなんだったら?」
ここで普通の感覚の人だったら、きっと
「他のビールは大丈夫だろうか?」と心配しますよね?
私も普通の感覚の人でした。
ということで二本目を開けます。
今度は「ポンッ!」と開きました。グラスに注いでも良い泡が出ます。
(ピントがずれました。すいません。もう酔っていたのかなぁ?)
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良かった、良かった。これで安心して眠れます。
ということで、苦みばしった大人のビールを求める方は、
今回の仕込みがオススメですよ。
もっとも本来の飲み頃は来週末なのですが・・・
先行ネタのお陰で、おいてきぼりを食ったネタが幾つかあります。
何よりも自分自身のログ(記憶)を残すために、一週間前のネタを書いておきます。

うちのウドがようやく芽を出しました。
可愛いものですね。ふわふわの産毛が何とも愛おしいです。
一昨年から借りている農地にあった大きな3株から株分けし、
今年は50株ほどになりました。
この画像はそのうちの一つ。
既に幾つか芽が出ているので、これもまた来年株分けできるでしょう。
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中にはもうこれほどまでに伸びているものもあります。
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昨年は一切収穫をしなかったのですが、今年は一部やってみることにしました。
よく売られている白いウドは、細工をして栽培したものです。
成長に合わせて土をかぶせているのです。

今回はボロ蔵の中に貯まっていた肥料のビニール袋を使ってみました。
上下を切って腹巻状にし、
肥料の表示が嫌なので裏返し(これがせめてものデザイン的抵抗)、
目印の棒と一緒に若芽にかぶせます。
そして最初にかける土は特別バージョンにしました。
二年前にいただき、畑の隅に置いていた馬糞をかけることにしたのです。
これはきっと彼等にとって強請剤になるはず。今回は10株だけ試してみました。
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この先、芽の成長に合わせて土をかぶせていって、
袋の上から出てくるようになれば収穫します。
わらべ村のイベントの時に良いタイミングになってくれれば嬉しいけれど、
「ウドの大木」って言うからなぁ。きっとその前に大きくなってしまうんでしょうね。
その成長速度を知るのも今回の目的です。

そしてマイタケです。
既に菌を植えた株を、ホームセンターで安売りしていたものを買ってみました。
「完熟」とあります。
しかも売り時を越えたらしく、箱から飛び出さんばかりに「完熟」しています。
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箱から取り出すと、何じゃこりゃ!
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ぐぐっと寄ると、「お前はエイリアンか?」
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これはもう「完熟」と言うよりも「老熟」ではないのか?
とにかく「地面を掘って埋めろ」とあるので、やってみました。
その時になってようやく理解しましが、こいつ、4つの株がくっついているのでした。
バリバリと取り外して4箇所に埋めてみましたが、さてどうなりますか?
4株で400円。あわよくばこの秋は、手作りマイタケ4つゲット?
この値段で成長を楽しめるなら良しとしましょう。
仕事の関係で東京に来ております。
合間を縫って、六本木に行ってきました。
まずは「国立新美術館」へ。
この外観、写真ではイマイチよく分からなかったのですが、
要はこのまんま曲線のガラス張りなのでした。
感心したのは手前の円盤建物。傘置き場でした。
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仰々しいエントランス。
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屋内にこのような建物が二つあり、手前はカフェ、奥はブラッスリー。
ちなみに手前の一階部分はトイレです。
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一見クールですが、実はキャットウォークという代物。
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展示室の壁面はなかなか絵になります。誰もが写真を撮っていました。
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モネの企画展をしていましたが、そちらはそこそこに建物に興味深々の私。
日本にもこういうスペースができてきたのかと感慨深いです。
タイプは違いますが、パリのポンピドーセンターに近い印象を受けました。

私がポンピドーセンターに行ったのは、もう四半世紀前のことですが、
一つだけ強烈な印象を持った出来事があります。
それはトイレです。

何故か大をしたくなった私は、何故だかとても数少ないトイレに並んでおりました。
やっとの思いでそのトイレに入り、用を済ませたのはいいのですが、
水の流し方が分からない。
フランス語が分からないというよりも、それらしい表示がないのです。
便器に溜まる自分のものを眺めながら、やたら時間が流れます。
外で大勢の人が並んでいるのを知っているので、余計にプレッシャーがかかります。

「えい、ままよ!」と、便器の状態をそのままにして、
トイレの扉の鍵を開けた途端、水が流れました。
扉のロックと連動していたのです!
それってあんまりじゃない?ほっとしたと同時に、腹が立ちました。
「だから一人ひとりの時間がかかって、結局並んでいるんじゃないか!」
これがポンピドーセンターで私が唯一覚えている出来事です。

話がずれましたが、ついでに話題の「東京ミッドタウン」も覗いてきました。
こちらは本当に触る程度です。
唯一感心したのが、インフォメーション・タッチパネルです。
これは優れもの!こんなにレスポンスが早いタッチパネルは初めてです。
これに触れるだけでも来た甲斐がありました。
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というのは言い過ぎですが、
実際のところ、私ごときがお金を落とす様な場所ではありませんでした。
だってどこも上品で、価格が高いんだもの。
東京の人はこういうことに金を払うのか!と正直驚き。
かくいう私も東京で十数年過ごしていたのですが、もしそのまま暮らしていたら、
「おっ、また一つお洒落な場所ができたな。」と通っていたかもしれず、
今更ながらの我が身の変化にしみじみします。

さて、ではチェックインしようかとホテルに向かったところ、何と拒否されました。
楽天トラベルの予約受付はしたものの、予約完了の手続きが済んでいなかったのです。
「既に満室だから」とそのホテルを追い出され、路頭に迷う私。
他の手軽なホテルはどこも満席で、結局カプセルホテルに泊まったのでありました。
若かりし頃はよく泊まったものですが、本当に久しぶりです。
懐かしいというよりは、何だか最後はトホホな夜でありました。
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「おい、大変だぞ! 日本農業新聞の設立80周年キャンペーンで、
その第一弾で、カラー刷りで、一面に載っているぞ!
おい、どうするんだ! 全国版だぞ! ワッハッハッ!」
威勢の良い携帯をN社長からいただいて、騒動が始まりました。

4/17付の日本農業新聞に、ついに掲載されたのです。
当初は「masan達を取材しますが、今回は掲載されませんから。」なんて言っていたのに、
蓋を開けると、何と!半分以上うちのネタではないか!
それもどちらかと言うと私の半生ご紹介バージョンの様相もあり、
しかも一面ですって?

実は私は出張中でして、紙面はまだ見ていないのですが、
ネットで確認させていただきました。
ネットでは、紙面以外にもN記者のコメントもあり、
(うちに3回取材に来てくれた方です)
すっかり「かしも病」にかかってくれた様子。嬉しいです。

でも内容に少し笑いました。
こんなことをここで私が書くのも何ですが、私は泣いていないですよ!
でも、「捏造じゃ!」とわめくほどでもないので、そのままにしておきます。
ひょっとして実は隠れて泣いていたのを見つかったのかもしれない。

記事を見て、言いたいことの本質はしっかりと伝えて頂いていると思います。
でも本当はもっと多くの言葉で伝えたいです。
八ヶ岳で過ごした私や、穂高(安曇野)で過ごしたカミさんだから
余計に感じることなんですけれど、
加子母は特別に「風光明媚な」土地ではないです。
有名な名所旧跡がある訳でもなし。普通の日本の田舎です。

でもね、感じるんです。ここの最大の魅力は「人」だって。
だから私たちも含めて大勢の個性豊かな、そして感受性の強い人々が、
「加子母ってすごい!」と感じてやって来るんだと思います。
それはN記者が感じた様に、
もともとの土地の人たちがこの地域を愛していて、
誇りを持っているからかもしれない。

「加子母の人間は、やたら『加子母、加子母』とうるさい。」と、
近隣の土地の人たちから聞いたことがあります。
それだけ地域を思う気持ちが強いんだろうね。
善し悪しはあると思いますが、確実にその気持ちは私たちにも伝染しています。

だから、「ここまで私たちを迎えてくれた加子母に何とかして恩返しをしたい。」
という気持ちにもなるのです。
先日も書きましたが、「加子母がより元気になれば、他の田舎もきっと元気になる!」
その気持ちを持って、これからも地域に関わっていきたいですね。

きっと大丈夫。「自信が確信に変わった」松坂ではありませんが、
そんな勢いをいただいた、今回の掲載でありました。
N記者さん、ありがとう!
本当にまた寄ってくださいね。

ところで、このネットの中で読者のコメントを募集しています。
よろしかったら一言書いてみてください。
ヨロシクです!
2007.04.17 春のドライブ
昨日、カミさんは美濃加茂市の母乳マッサージを受けに行く予定でしたが、
U太もカミさんも本調子ではないので、仕事をキャンセルして送迎することにしました。
キャンセルされた方々には申し訳ありませんが、そういうことでしたので。。。

U太の試練はまだまだ続いております。
お母さんのおっぱいを見たくて服を脱がそうとしますが、
最後のところで踏みとどまり、逆に自分でお母さんの服を閉じるのです。
何だか切ないですね。
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さてマッサージに向かうドライブでも顔色の冴えないU太ですが、
ぐずることはなく、無事到着。
マッサージも早めに終わって、次に向かったところは「わらべ村」です。

「12周年ありがとうセール&アースマーケット」に出店を申し込むための
相談に行きました。
5/26・27の土日に開かれるこのイベント、
カミさんは土曜の方を申し込もうとしていたのですが、
既にブース満杯で締め切り。日曜の方も3ブース分しか空いていないという状態でした。
当然ながら27日(日)を申し込みましたが、事前の情報入手不足にヘコむカミさん。

しょうがないよ。
常連さんの出店が多いんだもの。みんな事前に情報を仕入れています。
また聞くところによると、
今までは「わらべ村」の方でブース割りをしていたそうですが、
場所の良し悪しがあるので、今回は当日の早い者勝ちになるそうです。

ということは、
二日連続で出店するところは当然ながら良い場所を続けてキープするだろうし、
加子母から子連れで朝出てくる私達は、そんなに早く到着することは不可能でしょう。
つまり、当然ながら良い場所はキープしづらいということになります。
ますますヘコむカミさん。

ま、いいじゃないか。今回は参加することに意義がある。
こういうイベントでどれくらいの準備が必要か、
実際にどれだけのことができるかも分かるし、
来られるお客さんとの出会いはもちろん、出展者同士の出会いもあることでしょう。

むしろ、こうなったら周りがアッと驚く様な仕掛けをやりたいな。
この時期、どれだけのモノが山にあるかは分かりませんが、
できるだけ山菜を採ってきて、できればその場で揚げたての天ぷらを食べさせてあげたい。
カミさんも、「旬のお弁当を作れないかしら?」と前向きに考え出しました。
そうそう、その調子。
これから一ヶ月あまりの間、いろいろ楽しんで段取りを組んでいこう!
それがきっと次の肥やしになります。

その後、断乳助っ人として来ていただくことになったお母さんを迎え、
さて昼食をどこにするかと思案しましたが、
先日店に来ていただいた、白川町のパン屋さん「BEANS」に伺うことにしました。

この店の場所は佐見(さみ)という場所にあります。
以前、山の恵みを求めて彷徨っていた時、この集落に紛れ込んだことがありますが、
「こんな日本の原風景がまだあるんだ!」と感動したものです。
何といいますか、タイムスリップしたかの様な感じがします。
そして「静か」なんです。
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もし最初にこの山里を知っていたら、心を動かされたかもしれない。
そんな気にさせる豊かな空気を持つ土地です。
実際に暮らすとなると不便なところもあるかもしれませんが、私は好きですね。

さてこの山里にパン屋を構える「BEANS」さん、
それほど作り置きをしていないとかで、私たちが買った商品で棚は空になりました。
私は個人的にちょっと固めのクッキーが気に入りました。
私のブログを読んでいただいているというご夫婦。
最近は初対面でも私たちのことを既にご存知の方が多く、
コミュニケーションが楽に進みます。
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ご主人から、「masan、お酒が好きでしょ?」と、自家製のどぶろくをいただきました。
レーズンから作った酵母で造られたとかで、自慢の逸品です。
確かに美味い!よくいただく自家製どぶろくは割りと酸っぱいのが多いですが、
こちらのはまったりしています。
これを種にして新たにどぶろくを造ることもできるとかで、
今年は忙しさにかまけて造っておりませんでしたが、またムクムクとしてきました。
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お別れしてから山越えの林道を走って帰路へ。
何と、この集落から道一本で、我が集落に真っ直ぐ到着するのです。
これもすごいこと。
今日は一日、道すがらの桜を観て周り、出会いもあり、
さながら春のドライブでありました。
U太の試練が続いております。
昨日は早朝から起きて泣き出し、5時半からカミさんを散歩に連れ出したそうです。
「まだ早いよ。」と声を掛けるカミさんをよそに、
どんどん土間を進み、玄関のドアを開けようとしたとか。
その後も、まるで「おっぱいを飲めないうさを他ではらそう」とばかりに、
母親に対していろいろ思いをぶつけております。でも顔は冴えない。

流石にカミさんも疲れが見えてきたので、朝食後、U太を散歩に連れ出しました。
でもやっぱり全然楽しそうじゃない。
畑の菜の花の前でもこんな顔。
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山の湧き水が流れる水路が見えると、いつも立ち止まります。
でもこの日は一段とアンニュイ。
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我が家から200mほど離れたところに、
老いた木曽馬が一頭だけ余生を過ごしている「木曽馬牧場」があります。
そこまで行ったものの、なかなか近寄れないU太。
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お父さんが強引に抱き上げ、ご挨拶してもらいましたが、ガチガチに固まっています。
無理強いしてゴメンね。
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この日の前半は一日中こんな固い表情のU太でした。
午後になって多少笑顔が出てきて、
夜にはお父さんお母さんと遊んで随分と気が晴れてきた様子ですが、
まだ満面の笑顔にはなりません。
おっぱいを我慢して気持ちをコントロールしようと努力している姿がありありです。

カミさん「おっぱいを見ようとするけれど、見ても触らないの。
『飲むものじゃない』と自分に言い聞かせているみたいよ。」と感動。
確かに事態を理解している様子。
でもそれほど感情を内に込めなくてもいいんだけどなぁ。

「泣きたい時は泣いていいんだよ。」
「U太がいくら泣いても、お母さんお父さんは全然嫌じゃないからね。」
カミさんと私が何度か繰り返しているうちに、
ある小さな出来事をきっかけに、堰を切ったようにわんわん泣き出したU太。
ずっとこらえていたんだね。

昨夜も何度か起きた様ですが、だんだんと気持ちが落ち着いてきた様子。
もう少しだね、U太。
お前の満面の笑顔を待っているよ。
2007.04.15 断乳の日
このネタは本来カミさんがまず書くべきでしょうが、
私なりに見た視点で書かせていただきます。

昨日の朝食後に断乳、
つまりU太がおっぱいを吸わなくなる時を迎えることにしていました。
それまでの間、カミさんは何度もU太にその時が来ることを話して聞かせております。
前夜は布団の中でU太がまどろんでいる時にそのことを話した途端、
大声を上げて泣き出したとか。

さてその朝を迎え、カミさんの方が少々緊張気味です。
緊張と言うよりも、しんみりしているって感じですかね。
この時って、例えばひな鳥が巣から初めて飛ぶ時に似ているのかな?
だから母親からすると、今までずっと自分の元にいた子が、
離れていってしまうという気がするのかもしれません。

朝食後、最後のおっぱいを吸うU太。
この母子カットはこれで最後になるのでしょう。
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この後、カミさんは何度も「これで最後だからね。」と言い含めておりました。
母親から離れたU太、向かった先は私のところでした。
そこで早速、「U太、散歩に行こうか?」と誘い出しました。
その理由は、その間にカミさんはやるべき作業があったからです。

U太と二人っきりで散歩。
その間にカミさんがやっていたことというのは、乳房に絵を描くことでした。
両方の乳首がそれぞれ鼻になるように、墨とマジックで二つの顔を描いておりました。

これはいざU太が乳を欲しがった時にパッと見せ、
「もうおっぱいは無いんだよ。」と了解してもらうためのきっかけになるのだとか。
これは同時に母親にとっての子離れのきっかけにもなるらしい。
カミさんもそんな感じで、描いた後は気持ちが落ち着いたとか。
私は絵を見ましたが、流石に画像は載せません。あしからず。

その後のU太、何度か感情の揺れがあったようですが、
私が見る限り、とても我慢強かったです。
時折下を向き、唇をぐっと噛んで感情を抑えている姿がとてもいじらしかったです。

食事の時もご飯を一所懸命食べていました。
夕食時、ご飯を途中で止めて、一度母親の胸にすがって泣き出しましたが、
カミさんがじっと抱きしめるとしばらくして収まり、
何事もなかったかの様な顔をして母から離れ、
今度は私の膝の上に乗り、再びご飯を食べ始めました。

U太、強くなったね。我慢することを覚えたね。
人はこうやって成長していくんだな。
夕方も二人でゆっくりと散歩しました。

一方、カミさんはおっぱいがどんどん張ってきて辛そうです。
おっぱいマッサージを月曜に予約しているので、あと丸一日は我慢です。
私はむしろこちらが心配です。
私の勤務体制に合わせて週末断乳にした訳ですが、
あとあと負担がかからなければよいですが・・・

そして夜。私は区の集まりがあって一時家を空けましたが、
寝るまでの間、我慢していた堰が崩れた様にU太は相当ぐずったらしい。
夜中も何度も起きては泣いていました。
今まではそんな時はすぐにおっぱいがやってきて気が収まるのに、
いまや自分で気を収めなきゃならないからね。
頑張れ!U太。
そしてその間中、相手をするカミさんもご苦労様。

ともかくこうして我が家の断乳行事は始まりました。
まだしばらくの間は物語が続くでしょう。
この時を家族で共有していきたいものです。
カミさんのブログもお楽しみに。いつ書けるようになるかは分からないけれど。)
実はここ一ヶ月ほど、私たちを悩ませる事態が起きておりました。
しかもそいつは日々深刻になってきておりました。
それは、「薪風呂の火の点きが悪い」という事態です。

うちの風呂、見た目は普通のホーロー浴槽ですが、「五右衛門式」の直火焚きです。
昨年の6月に設置され、火入れ式の時はとても順調に火がつきましたが、
時を経るにつれて少しずつ難儀な点が出てきました。

①点火して小割の薪を入れている間はよく燃えるが、
大きな薪をくべると煙がもくもくと焚口の方から出てくる。
②火力が上がって蓋をしている間はよいが、
薪を足そうとして蓋を開けた途端、煙が焚口に向かって出てくる。

①に関しては、小型の扇風機を焚口の前に置くことで、とりあえず解決しました。
②については、すばやく薪を入れてすぐに蓋をするというテクで対応。
焚口から出てきた煙が家の中に充満するので、
隣の部屋に換気扇をつけて外に出しておりました。

そうやってやりくりしながらすごしてきたのですが、
最近は温度の上がり方がとても遅くなってきたのです。
確か昨夏は40分程度で風呂が沸いたと思うのですが、
最近はカミさん曰く「2時間もかかる時がある」そうです。
これは流石に不便です。

そこでまず当然ながら思いつくのが「煙突が詰まっている?」
でも煙突は綺麗なものでした。
次に、「煙突が曲がっているので、煙の引きが悪い?」
確かにこれはあるかも。
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薪ストーブの時は「真っ直ぐの煙突」にこだわりましたが、こちらは長さも短いことだし、
とあまり気にせず屋根から逃げるように簡単に付けてもらったのでした。
その時の安易な判断がまずかったか?
この件については近々屋根屋さんに来てもらうことにしました。

そして原因の本命は「窯の中に煤やヤニが溜まっている?」
見た目はそれほどとは感じないけれど、確かに内壁にこびりついているやつがいる。
でも簡単には取れないので、設置した時の業者さんに来てもらいました。
何度も首をかしげながらも、サービスでヤニ落としグッズを作ってくれた業者さん、
ありがとうございます。
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このグッズで煤やヤニをこそげ落としたら、意外に出るわ出るわ。
こんな調子で窯の中がヤニだらけなのかな?
おかげで昨夜は80分で風呂が沸きました。少しましになったけれど、やっぱりまだ不満。
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そして今朝、窯を組み立てた左官屋さんが見に来てくれました。
一ヶ所、窯の奥に灰と煤が溜まっていたのを発見。これを取り除いて一歩前進。
もう一度煤とヤニをこそげ落として、「一度火を入れてみましょうか?」

そこでいつもの私のやり方を見ていた左官屋さんが一言。
「小割に火が点いたからといって、すぐに薪をくべちゃ駄目ですよ。」
「えっ?でも薪ストーブの方はこのタイミングで問題ないよ。」
「風呂窯は、焚口から出た煙が浴槽の周りを巡ってから煙突に出るので、
まず焚口が十分に暖まってから順に太い薪にしていかないと駄目なのです。」

なるほど、いきなり太い薪をくべていたのが原因か!
確かに最初のうちは薪で風呂を沸かすのが楽しくて、
丁寧に順に薪を太くしながら眺めていたものです。
でも最近は風呂を沸かすことが生活の一部になり過ぎて、
つい一気に太目のものを放り込んでいました。
心のゆとりの無さがこんなところにも出ていたんだね。

ということで、薪を丁寧にくべていくことと、
マメに掃除をすることで当面は様子を見ることにしました。
自分達がこだわって選んだ生活スタイルですが、
それが日常のことになるとつい慣れてしまってずぼらになってしまうのですね。
こういう一つひとつのことについてもっと意識して、
そしてそういう暮らしができていることに感謝することの大事さに
気づかされたこの頃でした。
もともと今年の3・4・5月が忙しくなると想像していました。
今はその真っ只中にあたる訳ですが、まさに想像通りの状態です。
文化事業、ブランド開発、IT、組織改革、ISOコンサルティング、自然食料品店、
ナチュラルライフ、地域行事、・・・そして福祉?
どれも嫌な内容ではないので、一つ一つの中身に関してストレスはありませんが、
時間とエネルギーのやりくりをしながらそれぞれをこなしているというのが現実でして、
少し疲れが溜まってきました。

そして今週末、我が家で大きな行事があります。それは「断乳」。
段階的に減らしてきた人は割と楽らしいですが、
うちは「桶谷式」という考えにのっとり、これまでずっとおっぱい中心でやってきました。
そしてある時を境にきっぱりとやめてしまいます。
これについて、桶谷式「母乳で育てる本」ではこのように書いています。

「赤ちゃんにとっては初めての試練。お母さんにとっても、妊娠してからずっと赤ちゃんと一体だった母子関係から、初めて赤ちゃんと分離する、ちょっぴり切ない体験です。それと同時に、いままで赤ちゃんだったわが子が断乳を自分の力で乗り越え、たくましくひとり立ちしたことを実感する感動の体験でもあります。桶谷式では、断乳は赤ちゃんが乳児から幼児に成長し、自分の力で生き始める一つの節目として、とても大切なセレモニーと考えています。」

男ってね、とても乱暴な言い方をすると、最初にぽ~んと放り込むだけです。
妊娠中も出産時も痛い思いをするのは女性だけで、
その苦しみや喜びを「等しく」実感できる訳でもなし。
「先日苦しんだ尿管結石のような痛みが、ずっと続くんだろうか?あぁ恐ろしい。」
などと、我が身の体験から想像するしかないんですよね。

断乳についても最初はそれほど大層な事だと感じていませんでした。
でも、上に紹介した様に、実は出産の次に大切な出来事なのかもしれない。
だからその時をできるだけ快適に過ごせるよう、
私なりにサポートしてあげようと思っています。
とはいうものの、既に入っているスケジュールもありますので、
特に断乳直後は大変らしいので、できるだけ「断乳サポート」を最優先しようと思います。

そこで、そのサポートをする前に溜まった疲れを落としておこうと、
昨日の午後、早目に温泉に入ってきました。
最近のマイブームである伊藤園の「充実野菜1リットル」を飲み干してから入場。
(こいつを飲んだ翌朝のうんこがオレンジ色で面白いです。)

昼間は貸切状態の温泉では、我が最大の楽しみ、「サウナで寝る」ことができます。
昨日のサウナは座席が三段構えになっていました。
つまり、上段に上がるほど暑くて汗が出やすいけれど、長くはもたない。
でも、座席で寝ると、頭がそれほど熱くならないので、長持ちできるのです。
はしたないとは知りつつ、つい寝転んで、腰にタオルをかけてため息の私。
そしてサウナの後の冷水槽がまた気持ち良い。全身の毛穴が一気に締まります。
この「サウナ+冷水」の繰り返しを、7回やりました。

今回は一人で行ったこともあり、時間も無制限。
みっちり90分過ごし、まさに天国のような時でありました。
そして体重も1.5kgダウン。充実野菜+ロング缶1本分程度の汗が出た訳です。

さてこれで随分身体が楽になり、しかも昨夜は何と10時間も寝てしまいました!
もうこれで疲れも取れて、「サポート体制」万全です。
さてどんな週末になりますやら。
4/1、店オープンの時に来られた日本農業新聞の記者の方から、
取材のお礼と、「近々掲載される」旨の連絡がありました。
取材滞在中にたまたまうちで獅子舞が出るということで立ち寄られた経緯もあり、
私たちのことについて今回は載らないであろうと聞かされていましたが、
結局載ることになりそうだとか。楽しみです。

ところでこの日本農業新聞、実はすごい媒体なのです。PR文を転載しますと、
「日本農業新聞は、日本で唯一の農業専門の日刊紙です。世界中を見ても、日刊の農業専門紙は珍しく、発行部数の多さは世界でもトップクラス。農産物のおいしさと価値を消費者に伝えるメッセンジャーとしての役割を果たしています。」とのことです。

全国紙と呼ばれる読売や朝日といった新聞でも、
地域毎に「面」や「版」が違うので紙面構成は異なってきます。
だから東京で読めた記事がと北海道では読めなかったりします。
ところが日本農業新聞は「全国面」「全国版」なので、全国一律同じ記事です。
つまり今回の記事も、
全国の読者(ほとんどが農家の方でしょうが)に読まれることになるのでしょう。
「私が以前お世話になった農家の人たちも読むだろうな。」
わくわくドキドキのカミさんです。

私たちが加子母に移住してから、
「いつかはマスコミに紹介される時も来るであろう。」と想定していました。
事実、『銭金』などは何度も出演依頼がありました。
でも、「ライフスタイルについて語れるものはあっても、
まだ絵的に見せられるものがないから。」と、お断りしてきました。
でも何とか店もできたことだし、
これからはマスコミからの依頼があれば前向きに考えます。

でもやっぱりバラエティ系は嫌だな。
その昔、ある新スポーツの普及団体を立ち上げた時、
いろんなマスコミの取材を受けました。
ほとんどは真面目に紹介してくれましたが、一度バラエティ番組に呼ばれた時、
場を盛り上げるために、いいように肴にされた悔しい思い出があります。

また、中には「俺達が宣伝してあげているんだ。」
という態度を見せる人たちもいたりして。
だから、私たちの暮らしを正面から捉え真面目に伝えてくださるところと、
これからはお付き合いしたいです。

その点、今回の記者さんは初めて会う人とは感じられない間合いの持ち主で、
妙に親しみやすい方でした。
きっともともとのご性格がそうなのでしょうね。
同じく取材を受けた他の人たちも同じ印象を持ったようです。
全国の農家を訪問するには大切なことです。
私自身はどちらかというと最初とっつきにくい印象があると思いますので、
勉強になりました。

おべんちゃらではない様子で、
「すっかり加子母病にかかってしまいましたよ。」と語る記者さん、
今度は是非我が家にお泊りください。
どうすれば田舎がより元気になれるか、語り明かしたいものです。
「加子母が元気になれば、同じ境遇の全国の田舎が元気になれる!」と
マジで考えているのですよ。
一昨日、N社長と話していた時のことです。
N社長おもむろに、
「そう言えば、加子母で老人施設を作って欲しいという声が多くてね・・・」
私「来たぞ、来たぞ、来たぞー!」と身構えました。
この話、実は初めてではないのです。二週間ほど前にも振りがありました。

「加子母は年寄りが多いのに、施設が無いだろう?
だからグループホームでも作ろうかということになってね。
敷地までは決めたんだが、やる人がいなくてな・・・



あんた、やってくれんか?」
「無理です!」即答しました。

ただでさえ一杯一杯なのに、これ以上他のことにはとても関われません。
ましてや老人関係の仕事なんてそれだけでも専念すべき仕事なのに、
とても片手間でできることではありません。
福祉事業に関心はあれど、「現実に無理!」というのが本音です。

ところが社長、ひるまず攻撃してきます。
「でも他におらんのだ。せめて立ち上げるための研究をしてくれんか?」
うむむ、どうしよう?
「分かりました。では研究はしましょう。でも私は前面には立ちませんからね。」
「だったら前面に立てる人材を探してくれ。」
何という理屈でしょう!
「そんなのすぐには見つかりませんが、とにかくいずれ専任の人を立ててください。
そうすれば、その人をサポートするまではやりましょう。」とここまで譲歩しました。

「そうか、研究してくれるか。
じゃぁ実際に他の土地でグループホームを経営している人がいるから、
今度一緒に話を聞きにいこう!」
なんだか社長のペースに巻き込まれそうです。ヤバイヤバイ。

でも実際にそういう人に会うのに、全く知識無しでは失礼にあたります。
ということで幾つか関連した本を買ってきました。
福祉の現場というよりも、マネジメント(運営)に関する内容が中心です。
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そして、知人の介護福祉士に昨夜会って、基本的な知識を学びました。
実は私、知的障害者の施設で「調理員兼指導者」という立場で
働いていた時期があります。宿直もしました。
福祉の現場は気を使うのは勿論、意外に肉体労働だというのが経験的感想です。
だから老人福祉の世界は何となくイメージできますが、
最近の情勢については無知でしたので、昨夜の話は勉強になりました。

それにしても今回のお話、これからどう進展していくのでしょうか?
私にも見えません。
でも一応、「福祉」のカテゴリーを立てておきます。
(こういう行為自体が、既に片足突っ込んでいる?)
一昨日の話題になりますが、今年も無事キノコの植菌が終わりました。
昨年は時間に追われ、やきもきしながら終えたものですが、
それは何故かと言うと、「おがくずタイプ」だったから。
菌の入ったおがくずを指でつまんで穴にいれ、
発泡スチロールの蓋をはめていくのですが、
とてもちまちまとして面倒な作業です。指先が痛むし。
そこで今年は最初から「駒タイプ」を採用。さてどうなりましたか?

まずは、昨年の大晦日にほだ木を切って乾燥させていた場所に向かいます。
朝もやがとても綺麗。幻想的ですね。
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50本のほだ木を積んだ「善きかな号」は青息吐息。
登り坂なんてU太が歩くよりも遅くて、「おい!大丈夫か?」と声を掛けます。
何とか自宅まで運び込み、作業開始。
まずはドリルで穴を開けます。
ドリルの刃は駒のサイズに合わせて8.6ミリサイズで、奥行きも調整されています。
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そしてこれが駒。この駒に菌が住んでいるのです。
こいつを金槌でトントンと打ち込んでいきます。
昨年の苦労を思えば超楽勝です。近くで小鳥も鳴き、まさに春うらら。
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U太は邪魔?いえいえ本人は働いているつもりでしょう。ありがとうね。
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50本の植菌が何と5時間ほどで終了しました!花にも囲まれ、気分爽快!
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ところが、この後が結構大変でした。
実はほだ木を置く場所が狭いのです。
日陰で、雨が自然にかかる場所というのはそうあるものではありません。
うちの裏の、樹木が密集している場所に昨年の分30本を置いてあるのですが、
結局その場所をやりくりして今年も置く事にしました。

昨年植菌したほだ木は少しずつキノコが出始めています。
本格的に出るのはこの秋からと予想しているので、まぁ順調でしょう。
昨年降ろした瓦を足場にして竹を渡し、その竹にほだ木を立てかけていきます。
背の低い場所でこの作業を黙々と進めたので流石に疲れましたが、何とか収まりました。
奥が昨年のもの。手前が今年のものです。
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これで合わせて80本のほだ木になりました。
毎年この調子で増やしていって、
将来的には200~300本くらいをキープできればいいなと目論んでいます。
また、これまではよく見る形のほだ木ばかりでしたが、
これからは丸太の輪切りタイプでヒラタケを育てていこうかな?
実は朴の良い丸太があるのです。
薪用に取っておいたのだけれど、今からならまだ植菌に間に合うかも。

昨年よりも早いペースでできているので、ちょっと心の余裕も生まれてきました。
こういう、「早目に物事が進む達成感」って、久しぶりかも。
本当に少しずつ、少しずつ前進かな?
4/1、店を開いた時、来られた方に私の自ビールを振る舞いました。
この自ビールを飲んだ方はよく「私も作りたいなぁ。」とおっしゃいますが、
大抵の場合はその場限りの話題で終わることが多いです。
でも、この日、真剣な目をしている人がいました。
近所で牛を育てているタカシさんです。

聞けば、私が使っているボトルと同じビール(このサイト、面白いですよ)
をその後1万円分注文して、そいつらを空瓶にすべくガンガンに飲んでいるとか。
そして、「『ビールの素』をネットで検索したけれど、見つからない。どこで手に入るのか?」という連絡が届きました。

「ならば、私は『ビールの素』の在庫を幾つかもっているので、差し上げましょう。
そして近々次の仕込みをしようと考えていたので、作り方を見てみませんか?」
と声を掛けたところ、昨夜やって来ることになりました。

そこで、以前、同じ様に興味を持ってくれて、空きタンクを差し上げたショウゴ君と、
4/1にタカシさんと同じく関心を持っていた様子のノボルさんも誘いました。
お互い時間が合うのは夜。ならば二日前に締めた後、
ニンニク醤油に漬け込んでいた鶏で地元料理「ケイチャン」を作りながら、
そして勿論自ビールを飲みながら仕込みましょうということになりました。
要は集まって飲みたいだけなんですけど、いつもと勝手が違うのは、
飲む場所がうちの厨房で、立ちながらというスタイルです。

さてうちのカミさんとU太、
ショウゴ君の奥さんであるえびカニさんとお子さんのチネッタちゃん、
そして「もりのいえを一度見てみたい!」と言っていたという
タカシさんのお子さん・ショウタ君は、居間で夕食をとっていただき、
男共はいそいそと厨房に集合です。

調理台を囲んで、私がタマネギを切ったりして調理しながら、
ビールを飲み交わす姿は、さながら「立ち飲み料理教室」という風情。
結構これが面白かった。
そして実際に一次発酵の仕込みを一緒にやりながら段取りを説明し、無事作業は終了。
「えっ?これでいいの?」というくらいあっけなく終わり、後はビール作り談義です。
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「タンクやボトルを手に入れるといった初期投資は確かにかかるけれど、
その後の飲み代は格段に下がるよ。ロング缶一本80円でできるんだから。」
と説明する私に、皆興味深々。
特に夏場は毎日7缶空けるというタカシさんは真剣です。
「何よりも自分で作れるというのがいいよな。」
「瓶のボトルを買わなくても、炭酸用のペットボトルを使えないですかね?」
「じゃぁお前はそのパターンでやってみろ!」と盛り上がってきました。

そこでおもむろに
「せっかくだから『自ビールづくりの会』を作らない?」と水を向けると、皆即OK!
「よし、それぞれが作ったビールの品評会をしよう!」と、
飲んだ勢いで会ができました。
見よ、このマジな顔!(実際にはほとんどただの酔っ払い顔)
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ところで、会の名前ですが、タカシさんが一言「組合っていうのはどうかね?
俺はいつもそういう集まりに入っとるんやけど。」
「ええんやない?会と組合の違いはよく分からんけど、
ならば『かしも自ビール組合』にしようか!」となりました。
さてこの会、どう育っていきますか?楽しみです。
店を始めたことのメリットは計り知れませんが、
その一つに「思いがけない商品との出会い」があります。
今回ご紹介するのもその一例です。

私たちが自然食系の店を開くという噂を聞きつけて、
隣の東白川村にある問屋さんが開店前にいらっしゃいました。
その問屋さん、いろんな自然系食料品を扱っていますが、
私たちが最初に気に入ったのが地元で作られた豆腐類です。
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いろいろ試食してみましたが、どれも素朴な深みのある味です。
その中でも驚いたのが、真ん中にある「豆乳」です。
普通、豆乳って、ボトル系の入れ物に入っているでしょ?
こいつは豆腐と同じ様相で納まっています。
それは何故かというと、とっても「固体」だからです。

容器から出した状態の写真を撮るのを忘れたのですが、
例えれば、「よく振ったヨーグルト」といった感じです。
とてもドロッとしているのです。
味も濃厚です。これを一度口にしたら、他の豆乳は水みたいなものです。
(ちょっと言い過ぎ)

その豆乳を使ってカミさんが豆腐を作りました。
いとも簡単にできたとか。
いつかは大豆から自前豆腐を作ろうとしているカミさんですが、
「当面はこれでいいんじゃない?」というのが私の意見。
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この豆乳や豆腐類は、毎週金曜日にうちの店に出荷されます。
予約制ですので、関心を持たれた方は事前にご連絡ください。
ちなみに、お値段はこんな感じです。(全て消費税込み)
もめん豆腐(450g)231円
絹ごし豆腐(300g)189円
豆乳(500cc)210円
豆乳セット(豆乳+にがり)250円
厚揚げ(1枚)162円
他にも、色の綺麗な納豆などもあり。甘くて美味い!

賞味期間の短い食料品は置かないつもりでしたが、
無理のない範囲で少しだけ扱います。
私の週末ドリンクはここの豆乳で決まりです。
店を開いた4/1の夕方のことです。
最後のお客さんが帰るのを見送ろうとした時に電話がありました。
こんなタイミングだったので、てっきり店の営業時間の確認電話かと思いきや、
想定を超えた内容でありました。
「一年ほど前にうちの烏骨鶏を欲しいって言って見えたけれど、今でも要るかい?」

思わず「へっ?」と聞き返しましたが、思い出しました!
よろしければ、昨年の5/17のブログをお読みください。
タイトルは旧愛車「みどり」についてですが、実はこの時に、
「もし余った烏骨鶏を処分しようなんて考える時があったら、一報ください。」
と伝えていたのです。
その一報がこの電話だったわけです。すごいね。獅子舞の効果が出たか?

今回は特に「オスは要らないかい?」ということです。
私たちが願っていた通りだったので、とにもかくにもいただきに伺うことにしました。
ところが電話を切ってからひと思案です。
「うちの鶏たちの社会バランスが崩れないかな?」

うちには、烏骨鶏2羽、名古屋コーチン1羽、赤鶏1羽の、全てメスの4羽がいます。
このうち烏骨鶏以外の2羽が偉そうにしていて、
烏骨鶏たちが肩身の狭い思いをしているのです。
ここに烏骨鶏オスがやってくるとなると、オスは気が強いっていうからなぁ。
ちょっとした事件になりそう。
そこで、これまでも考えていた「烏骨鶏だけにする」案が
急にクローズアップされてきました。

そうなると行動は早いです。昨日の午後にオスを受け取りに行くことになっていたので、
午前中に赤鶏と名古屋コーチンを締めることにしました。
朝、我が運命を知ってか知らずか、やはり偉そうな赤鶏と名古屋コーチン。
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かまどの火を起こして、湯を沸かし準備します。
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順番に捕まえて首を切り、血抜きをしてから釜で軽く茹でます。
そして羽をむしるとこんな感じ。
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お次は、私の手持ちナイフでさばきます。
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久しぶりだったので、最初はてこずりましたが、何とか終了。
「うちのにわのにわのにわとりがさばかれた日」でした。
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午後には早速オスをいただきにあがりました。
そこで登場!オスの烏骨鶏です。
昨年の10月生まれだそうですが、もうすっかり大人でしゃきっとしていて立派です。
その風情から、思わず「光源氏」と名づけてしまいました。
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この源氏の君、元からいたメス2羽をもう従えています。
さすがじゃ。
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烏骨鶏はよっぽどのことがない限り、締めないことにしています。
もちろん卵を食べたいし、できれば増やしたいからです。
どうかな?思惑通りにいきますかどうか?
昨日は家族揃って多治見の「ギャルリももぐさ(百草)」のイベントに参加しました。
春休み特別企画「自然食料理家 かるべけいこお料理教室
&写真家 野中元スライドショウ&たこ焼きパーティ」です。

お二人は14年前に阿蘇に移住して自給している、
いわばナチュラルライフの草分けのような方々です。
かるべけいこさんについては以前からカミさんによく聞かされ、
クッキーを取り寄せたこともあったので少しはなじみがありました。
今回彼女の料理教室があるというので、
是非参加したいというカミさんの希望を叶えたわけです。

まずはご主人のスライドショウから。
会場に入ると、ある方から「もしかして加子母の方ですか?」と声を掛けられました。
このブログを読んでいる方でした。
他にも、別のイベントでカミさんと出会っていた方がいたりして
(しかも妹たちがお世話になった「ゆりかごさん」のところで今夏出産するとかで)、
人のつながりに感謝です。

スライドショウは、それはもうどれも素敵でした。
でも私はそれらを眺めながら、別のことを考えていました。
正直言って、同じ様な写真のネタは私たちの暮らしの周りにもあります。
要は、写真ネタを見つける「観察力」と、
忙しくても作業の手を止めて写真を撮ろうとする「心のゆとり」と、
もちろんそれをしっかりものにできる「技術」の差なのだろうなと感じました。

思うに、毎日ブログネタを見つけるような感覚で、
撮影ネタを見つけるアンテナを張ることと、
それを画像に写し取れる優れた装置があれば良いのではないか?
実は手持ちのデジカメでは物足りなくなってきていた最近の私、
「デジタル一眼レフ欲しい病」がむくむくと湧いてきていたわけです。
(金は無いけれど。)

続いて料理教室にカミさんが向かいました。
その間、14時から18時までの4時間ですが、私とU太は二人っきりで過ごしました。
でもよくよく考えたら、お母さんがいない場で4時間過ごすのって初めてだったかも。
そういう状態になることを意識しないままにその場に突入したのですが、
案の定、少々戸惑いました。

U太も最初は無邪気に外で遊んでおりましたが、
次第に何度もお母さんのいる場所に近づこうとするようになりました。
会場に着くまでの車の中で一睡もしなかったU太、何度もあくびをしますが、
やっぱり落ち着かないのか、次第に泣き始めました。
いつもだったらお母さんのおっぱいで一発に収まるのに、
残念ながらお父さんはおっぱいが出ません。
長い散歩に出かけたり、パンをあげたりしますが、一向に泣き止む様子も無し。
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最後に車の中に入って後部座席に座り、腹の上に乗せてあやしておりましたら、
ようやく眠ってくれました。
それから1時間半ほど寝てくれたU太。ようやく気分も晴れて良かった良かった。

その寝顔を見ながら、いろいろ考えてしまいました。
私は家で仕事をすることが多いので、家族と一緒にいる時間は長い方だと思うのですが、
こうやってU太のことだけを見てじっくりと過ごすことって実は少なかったなぁと反省。
「忙しいから」なんて言っていると、ずっとそのままで終わりそうです。
これからはそういう時間も作ろうっと。

料理教室を終えたカミさんと、帰りの車の中でいろいろ話し合います。
今回のイベントでお互いに感じたことを述べている中で、上に挙げた話題にもなりました。
まずは写真の話。
カミさんも「自分達の暮らしの中で、綺麗な写真を撮り残していきたい。」と
常々感じていたので、私の希望には即OK出しをしてくれました。
(あとは金の工面です。)

カミさん曰く、今回の野中さん達もそうですが、
私たちの友人である森谷さんや、中嶋デコさん鶴田静さんなど、
素敵な暮らしを発信している人々は、ダンナが優れた写真家だそうです。
私はそこまではいかないまでも、これから先は意識して良い画像を残していこう。

そして、U太との接し方については、思わぬ展開になりました。
実はカミさんはこの春に断乳しようと考えていたのですが、
いつにすべきか、なかなか決めきれないでいたのです。
というのも、断乳すればU太はもちろん、母親もしばし体調不良になるのだとか。
その間はダンナがフォローする必要があります。
つまり、U太の相手をする時間が増えるという訳です。添い寝をするとかね。
だから私が長く家にいる時期がベストな訳です。

そこで、私の予定と照らし合わせて、4/12を断乳日とすることにしました。
ということは一週間後です。
考えようによっては、今回の経験はその予行演習だったとも言えます。
何だかんだ言って、いろいろ起こる出来事は意味があるものだなぁと感じた次第です。

このように、今回のイベントの中身もさることながら、
むしろその刺激をきっかけにして新たな展開が生まれてきました。
ギャルリももぐさの品揃えや演出方法など、
今まで以上に意識して観察するようになったしね。
こうやって少しずつ成長していければいいな。
今日もまた親父ネタであります。
今から2ヶ月ぐらい前の話だったでしょうか。
近くの陶芸教室に通う親父からこんな話を聞かされました。
「陶芸教室の先生が以前から『登り窯を作りたい』と言っていてな、
ちょっと知っているルートがあったので、ある場所を紹介したんや。」

そのある場所とは奈良県山添村の土地でした。
両親が住んでいる大阪府藤井寺市と友好都市の関係にある村です。
その村の方に相談をしたら、とんとん拍子に話が進み、
土地をお借りして登り窯を作ることができるようになったとか。

その話を聞いて、私は感じた事を何気なく言いました。
「せっかくそういう話が始まったんなら、
もう少しその地域とのつながりを深めてみたらどうや?」
親父「どういうことや?」
「例えば登り窯を作る時に、地域の子供たちにレンガの一つでも作ってもらうとか、
レンガに名前を彫ってもらうとかして、
『窯づくりに自分達が関わった』と感じてもらえたら、
地域から親しみを持って受け入れられるんとちゃうか?」
「ほう、それは面白いな。」と乗り気になってきた親父。

「それでな、そういう過程をマスコミに追跡取材してもらえたらええやろな。」
「なるほど。早速当ってみるわ。」
こういう時のリアクションが早いのが親父です。
翌日には山添村の人々と、NHKにアプローチしたらしい。

山添村は大歓迎です。地域の人たちが関われるイベントが登場したわけですからね。
市町村合併にも加わらず、
村独自ののアイデンティティ(存在意義、特徴)を高める必要に迫られていた矢先です。
村長も登場して、村を挙げて応援してくれるような流れができてきました。

NHK(大阪)の方は、愛想は良かったけれどリアクションが無かったらしい。
こういうチャンスを逃す手はないと思うんだけれどな。
村長ルートでNHK奈良支局がくるかもしれませんが、どうなりますか?

一方、産経新聞の記者が取材してくれることが早々に決まりました。
昨日書いた「中小企業サポート隊」の取材の時に、
親父が記者に「こんな動きがあってね。」と話したところ、
即、関心を持ってもらったという次第。

もちろん、陶芸の先生も大感激。
今まで「作りたい」と一人願っていた夢が叶い、
しかも大きなうねりになってきたのですからね。
「『山添焼』を作りましょう!」とおっしゃっているそうです。
将来、村自身のブランドづくりにもつながりそうなこの動き、
これからどう地域に根付いていくか楽しみです。

まさに何事もつながっているのだなぁと感じた、一連の流れです。
私たちの加子母での活動にも大いに参考になります。
今日は割り込みネタです。
私の親父と仲間が今朝の産経新聞に載りました。
事件を起こしたんじゃありませんよ。生活面です。

「中小企業の“困った”を支える」というタイトルで、何と5段写真入りの大扱い。
一部抜粋します。

・・・・・
中小企業の“困った”を手助けします―。団塊世代の一斉退職で、技術や知識、経験の空洞化が懸念される企業の戦力になろうと、元企業経営者や元ビジネスマンたちが立ち上がった。(中略)「中小企業サポート隊」。最大の強みは、長年にわたって企業の最前線で働いてきたノウハウ、現役世代にはない余裕、退職後も旺盛な社会貢献への意欲だろう。
・・・・・

ということで、実際の会議の模様から紹介されています。
私の親父も「経営労務コンサルタントで事業継承の専門家(73)」と紹介され、
写真にもきっちり写っております。
(ベートーベンのような髪型だからすぐに分かる。)

この中小企業サポート隊、昨年1月に親父達が声をかけて始まった活動ですが、
経営戦略の策定から、事業計画書や企画提案書の作成といった活動など、
なかなか活発になってきた様子。
記事にはこうも書かれていました。

・・・・・
退職後、新しい趣味や生きがいを見つけようと思っても、うまくいかないことも少なくない。一方、企業支援は自分達が活躍してきた“土俵”そのもの。培ってきた能力を発揮し、次世代に伝えることも可能だ。そして、何よりも活動を通じて、新しい仲間ができ、楽しみの輪も広がっていく。・・・
・・・・・

まさにその通りでしょうね。
「2007年問題」がまさにこの4月から始まったのに合わせた
タイムリーな記事だったかと思います。
隊は団塊世代を中心としたメンバーを募集しています。
関心を持たれた方はご一報を!
■中小企業サポート隊:072-991-6811(代表:浜田氏)
私「潮干狩りってどういう準備をするんだ?」
カミさん「熊手とか使うんだろうけど、そんなものはきっと現地で貸してくれるよ。」
「農作業でよく似たものがあるんじゃないか?」
「あるかもしれないけれど、きっと潮干狩り用の熊手があるのよ。
そんなものを山の人たちが普段から持っている訳がないじゃない。」

まるで知識の無い二人の会話のおかげで、本当に私は手ぶらで参加しました。
これは大きな過ちであることをすぐに知りました。
集合場所に行くと、みんな熊手と長靴を持って来ています。
網を持つ人もいて準備万端です。
手ぶらは私一人。えい、ままよ。何とかなるでしょう。

さてバスに乗り込むと、迷うことなく奥のラウンジ席へ。
予想通りいきなり乾杯です。朝食抜きのお燗は腹に通るわ~!
今回はうちの店から有機のポテトチップスやかりんとう、
栗などの商品を30個ほど提供させていただきましたので、つまみは満載。
朝食代わりにいただきます。
宴たけなわで、まずは岡崎の八丁味噌工場(NHK朝ドラのロケ地)を見学し、
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いよいよ海岸へ。想像していたよりも広くて、人も多いです。
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1400円の入場料で、アサリが満タンに入れば4kgほどになる小袋を渡され、
「これ以上だと1kg500円の追加になります」と聞かされました。
皆は勝手知ったる様子で、ずんずんと海岸線に向かっていきます。

さて私はどうしよう?一人取り残され思案します。
というのも、貝を取る場所までの距離が結構あります。
その道のりに貝殻の破片が敷きつめられているのです。
仕方が無い。作務衣の裾をまくりあげ、裸足になって熊手も持たずに、
一歩一歩前を確かめながらゆっくりと後を追いました。

周りを見ると、私のような準備不足(というか無準備)の人は誰もいません。
でも早く歩くこともできない。ガラスの破片もころがっているし。
ようやく皆が採っている場所に近づきました。
「どうやって見つけるんですか?」と訊ねると、
「小さな穴があるところを掘れば出てくるよ。」とのこと。

なるほど確かにそうですが、熊手も無い私。効率が悪くて、どうもビハインドです。
そこで気持ちを落ち着かせて周りをよ~く観察しました。
すると、少し離れた場所で、地元の人らしき手馴れた人達が分かれて、
ガンガンに採っている場所があります。
その辺りまで近づき、試しに手でかいてみると、
さきほどの場所よりも貝の密度が高い。
「よし、ここに決めた!」

そうなったら俄然ハンターの血が騒ぎます。
両の素手を熊手代わりにガンガンに掘り始めました。
するとみるみるうちに貝が採れていきます。
あっと言う間に袋一杯になって作業終了!

ホクホク顔で戻り出すと、仲間はビックリ!
「えっ!もう一杯になったの?」「あんたが一番後から来たのに、なんで?」
「どこに行ったらそんなに採れるのか?」と質問攻め。
「あちらの方で、手で掘ったら楽に採れますよ。」と伝えて、
意気揚々と真っ先に戻りました。
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その後、「masanの言う通りにしたらすぐに一杯になったよ。」と、
満足気に戻って来られた姿を見ると、私もとても嬉しいです。
天気予報では曇りか雨ということでしたが、
とても穏やかな天気で気分爽快になりました。

昼食は蒲郡の「ラグーナ」と呼ぶ一大エンタティメント・スペースの
一角にあるバイキング。
ここのバイキングは、私がかつて食った中でも相当B級のレベルでした。
ガックシでしたが、それでも腹一杯食ってしまった悲しさよ。
ただ一つ感心したのは、カレーの調味料トッピングです。
お好みでルーの味を作れるそうです。
ありそうで無かったアイデア。でもこれって要は手抜きじゃないのか?
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その後、「えびせん共和国」に立ち寄ったりしましたが、皆もう食傷気味。
帰りのバスはみ~んな寝てました。
ということで今年も和気あいあいとした旅でした。

たかが十数件の集まりの班で、毎月積み立てをして毎年旅をするってすごいよね。
と感心していたら、地区にある6つの班の班長と、
まとめ役の区長さんのグループでも旅行をするらしい。
しかも、加子母に10ある地区の区長さんのグループでも別に旅行するらしい。
それも2~3泊で。
すごいね、田舎のつながりってこうやって築かれていくんだなぁ。
(他人事ではないんだけど・・・)
2007.04.02 幸せな開店
もう何と言ったらよいのでしょう。感謝、感謝、また感謝であります。
本当にありがたい日を過ごさせていただきました。

昨日は朝から山に入り、山菜採りです。
クレソン、セリ、葉ワサビ、ヨモギ、アサツキ、菜の花、カンゾウ、
タンポポ、ギシギシ、ミツバを収穫。
これらはサラダやお浸し、和え物になりました。
カミさんもいろいろ調理中で、どれも美味そう。
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11時頃からケイちゃん母子、えびカニさん一家、ニワさん一家、マユミさん母子達が、
手伝いに来てくれました。
皆さんには本当にお世話になりました。ありがとうございます。
ニワさんちのコウちゃん、U太の相手ありがとうね。
保母さんになろうとしているあなたは素晴らしいセンスだよ。

開店時刻の12時にはまだ人はまばらでしたが、ともかくも開店イベントをとり行います。
店長のカミさんがご挨拶して、U太と一緒に営業看板をひっくり返して儀式終了。
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皆さんを店内にご案内して、食事の準備を始めます。
ピタ、豆腐の味噌漬け、ひよこ豆のハモス、豆腐マヨネーズ、ゴボウのフリット、
大豆のマリネ、タカキビハンバーグ、ひよこ豆とおからのカレー、おかゆパン、
それと上に挙げた山菜の料理に自ビール&酒飲み放題です。
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ところが食事を始めた頃から急に来店客が増え、その後はわらわらモード。
あとは好きにしてくれと言っているうちに、
獅子舞をする若連のメンバーがやってきました。
当初は「公開練習会」のはずだったのに、取材があるからと急遽正装の本番に。
しかも宮入りという儀式まですることになりました。
獅子が店の前にゆっくりとやって来て、やがて店内に入ってきます。
(隣はお客さんのお子さんです)
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その後、U太も獅子とご対面。
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お次はいよいよ獅子舞です。
大勢の人が見つめる前で、師匠のカツシさんに合わせて私とショウゴ君がデビューしました。
感想?微妙です。
一人で練習している時の方がよっぽど上手く吹けているのが悔しいですね。
もっと場馴れせねば。
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その後、店の前で集合写真。
若連の皆さん、かしも通信社の皆さん、アメリカからやってきたジャスティンのご両親、
N社長ご夫妻、他にも大勢、みんなみんなありがとう!
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そしてようやくやれやれモードで飲み始めました。
その間もひっきりなしに挨拶に来られる方々とお話したりしますが、
流石にお一人お一人とはゆっくり話せないですね。
名古屋から駆けつけてくれたFELIX一家、ありがとうね。
いただいた素敵な作務衣もデビューしました。
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ということであっと言う間に過ぎた開店初日。
のべ70名近い方々にお越しいただきました。
最後は日本農業新聞の記者の取材を受けて、終了したのが19時。
この記者さん、
「今回は別のテーマなので、masan達は載らないと思いますが」とか言いながら、
三度も出入りしてゆっくり取材していかれました。
三日間加子母に滞在して、
「いやぁ何だか加子母にはまってしまいましたよ。」と興奮気味。

繰り返しますが、大勢の方にお越しいただき、本当に感謝です。
たくさんのお祝いもいただき、これにも感謝です。
とにかくスタートしましたが、まだ始まったばかり。
長い目で見守っていただき、少しずつ中身を増やしていきたいです。
特に人のつながりをね。宜しくお願いします。

そして何よりもカミさん、本当にご苦労様でした。
飲んで盛り上がっている私を尻目に、調理に接客にU太のあやしに大車輪でした。
今日からはゆったりとしたペースでいこうな。

さて私、今日は店にはおりません。
班の旅行で、今から日帰りの潮干狩りに行くのです。
朝7時にバスに乗り込んで、即宴会が始まるという怒涛の旅行です。
いったいどうなりますやら。
では行ってきま~す。
いよいよ開店の時が近づいてきました。
「公約」通り、楽しんで準備をしてきましたが、
いざ開店を迎えると感慨深いものがあります。
でも今回はしんみりする間もなく、バンバン紹介していきます。
まずは店玄関の上の看板です。あくまで仮看板ですが、結構気に入っています。
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店玄関の脇には「営業中」の札。
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不在の時は呼鈴を鳴らしてください。前回作った熊鈴から風鈴に変更。
良い音色です。
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中に入ると、正面には、♪いまは、もう、うごかない♪古時計です。
私の得意な「2時」を示しています。
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スポットライトは山小屋ランプ風灯りに換えました。
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入ってすぐ右側には「買い物かご」。売り物ではありません。
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左には「火の用心」。人類みな兄弟です。
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右側手前の棚です。下は水屋箪笥。
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なにげに、こんなものも置いてあります。昔のアイロンとコマ。
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右奥の棚には商品がビッシリ!
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カレールーは知る人ぞ知る名品。
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味噌その他、
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粉モノ、
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パスタや塩、
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醤油や油もこだわりの逸品です。
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向かって左の棚は比較的スッキリ。
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石鹸や重曹、
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マスタークックやバスタオルは超オススメ!
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本も少しずつ増やしていきます。8寸柱のブックシェルフと昔のカイロ。
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カウンターには昔のそろばんが、
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これはゴミ箱、
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メンバーズカードも作りました。5%引きです。
ハンコはずっと昔に作った「も」一文字のもの。
ようやく日の目を見ました。
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一つ一つにドラマがありますが、それはまたおいおい書いていきます。
ともかく、「なちゅらるスペース・もりのいえ」無事開店します!
これまで応援してくださった皆さん、ありがとうございました!
そしてこれから一層ヨロシクお願いします!
そして店長のカミさん、これまでご苦労様。よくやったよ。
これからも楽しんでいこう!

さて初日は12時にOPEN、13時頃から獅子舞が始まります。17時に閉店します。
噂では日本農業新聞が取材に来るとか。もっぱら獅子舞の撮影がメインらしいですが。
最初はひっそりと始めるつもりだったのが、何だかお祭りになってきました。
カミさんもそれなりに調理の準備をしていますが、足りるかどうか?

そして私は朝から山に入ります。
やって来る人たちのために、山菜を採ってこなければ。
行ってきます。