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先日来、田植えをするための準備をしてきましたが、ようやく完了しました。
トタンを張り、畦を作り、草を刈り畑の畝を崩して溝を埋め平らにして
いやはやここまでが結構大変でした。

そして最後の準備作業が、草掛けです。
一旦草刈りしたものを改めて土地にばら撒きます。
そしてその隙間に苗を植えることで、マルチになって雑草の成長を押さえ、
水分管理し、最後には肥やしになってくれるのです。
その作業が終わった段階がこの画像。まるで雑草の生えた畑のようですね。
20070708054331.jpg

そして稲の苗を植えていくのですが、これがまた大変。
というのも、苗床の管理をしていなかったので、
稲以外の草が生え放題でして、その中から稲を選り分けるのがとても手間なのです。
「品のいいものを選ぶように」との、
昨年のカミさんの教えに従い進めていきますが、とっても時間がかかります。
でもありがたいのは今年の苗はイキが良いことです。
思わず顔がほころびます。

さて、カミさんは「苗は一本植えでもいいよ。」と私に言ったらしいのですが、
私は「苗は一本植えがいいよ。」と聞き違えていたので、
最初の田んぼ一枚は全て一本植えをしていました。
でもこれだと苗床の苗がほとんど減らない。
そう、結構多目の苗を育ててしまっていたのです。
しかも成長が良いものだから無駄にはしたくない。

ということで、小さな田んぼが数枚あるのをよいことに、
それぞれ本数を変えて育ててみることにしました。
つまり、最初の田んぼは一本植え。
20070708054409.jpg

隣の田んぼは二本植え。
20070708054456.jpg

そのまた隣は三本植えにしてみました。
20070708054529.jpg

それでもまだ苗はたくさんあるので、さてどうしようか?
そこで、当初「水耕田」にする予定だったところも田んぼにすることにしました。
そこは昨年稲を植えた場所。
結局田んぼは五枚になり、昨年に比べて、1.5倍の面積になってしまいました。
この日はその半分まで田植えして時間オーバー。
手前はまだ残っている苗たち。うまく育っておくれ。
20070708054637.jpg

今年は昨年よりも遅れているのですが、むしろ気持ちはゆったりとしています。
「別に米づくりに失敗しても死ぬ訳じゃなし。」と腹が据わっています。
それよりも、この田植えをしている瞬間がとても愛おしいです。
苗を手に持ち、土地に植えていく。
この作業には特別な思いが宿ります。

やっぱり、土に触れ、米と正面から向かうことって大切だなぁと感じるのです。
この苗がこの先どういう運命を経て新たな穂をつけてくれるのかは分からないけれど、
こうやって一本一本の苗と向かい合う時って、田植えの時しかないんですよね。
そう思うと、田植えの一瞬って、とても厳かな気分になります。

古の人々も同じ思いを感じたから、米に対する思いが深まったのだろうな。
そもそも米が「石」という貨幣の単位だったのですから。
そう思うと、田植えの作業そのものは全然辛い作業ではなくなりました。
むしろ、そういう時を味わえることに感謝です。
やっぱり田舎で暮らすってことは、こういう喜びを感じてこそだなと思います。

さてこの田植え、まだ残り半分あります。
近所のUさんたちが手伝ってくれると言ってくれていますが、
いずれにせよ来週には完了させる予定です。
味わって植えていきましょう。

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