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ISO22000(食品安全マネジメントシステム)の仕事に係わり始めた私ですが、
まだ分からない事が多いです。

そこで、つてを頼って、
ある食品メーカーの工場を見学させていただくことにしました。
そちらはまだISO22000の認証を取得していないので、
(むしろ取得していない企業がほとんどなのですが)
専門用語が通用しない点はありましたが、
知りたかった点は概ね理解することができました。

・衛生管理基準の設定の仕方と、遵守すべき法令について
・工程管理の方法
・どの工程に対して特に気を配るか
・金属探知機(通称:金探)の精度
・トレーサビリティのチェック項目
・緊急時やクレームへの対応
などなど、丁寧に説明してくださいました。ありがとうございます。

やっぱり現場は大事です。
「事件は現場で起きているんだ!」との名セリフもありますが、
まさにその通りだと思います。

ところで、食の世界に入るようになってから、
顧客のクレームについて、特に関心を持つようになりました。
これは別の会社から聞いた話ですが、
豚肉に豚毛が入っていると、海外では大したことになりませんが、
日本では大騒ぎになり、取引停止になることもあるとか。

また、ある食肉加工会社が鶏肉を納めているスーパーからのクレームで、
「鶏肉に軟骨が入っていた」というのがあったそうです。
「鶏肉ですから、軟骨が入ることもあるかと思いますが。」と答えたら、
「では聞きますが、これは肉ですか?骨ですか?」
「軟骨ですから骨です。」
「うちはおたくに肉を注文したのだから、明らかに契約違反です。」
と厳しく指導されたとか。いやはや。

「豚肉から獣臭がする。」とクレームされたこともあったそうです。
いやはや。

クレームではありませんが、カミさんがこんなネタを仕入れてきました。
ある小学校で『食育』を取り上げた際、
「子供たちに包丁を持たせて、その日の昼食を作ってもらおう。」
ということになったそうです。

そこで学校(多分、教育委員会)に相談したところ、
「それは良いアイデアですね。でも実際にはその料理は食べさせないでください。」
と指導されたとか。
つまり、子供は不衛生だから、調理の「真似」はいいけれど、
実際に食べるのは衛生管理上、よろしくないとのこと。

結局、子供たちには切りものをさせたけれど、
彼等の目を盗んで、前もって切ってあった食材と差し替えて、
調理したものを食べてもらったとか。
そして子供たちは「僕たちが切ったおかずだよ!」と自慢気だったとか。
いやはや、これが食育か?

『食の安全』を追及するのもいいですが、
何とも本末転倒になっている話題をよく耳にします。
ここまできたら、どれだけ世の中が狂ってきているかを知る上でも、
もっと現場を回って、ネタを集めてみようかとも考えています。
その前に自分の物差しをしっかりと持っておく必要がありそうですが。
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