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水仙がもう少しで咲きそうです。
水仙

春一番の山菜と言えば、皆さんが思いつくのはやはりフキノトウでしょうか。
ところが実はフキノトウは年末から育っているのです。

私が初めて仙人から山菜を教わったのは、ある年の12月でした。
よく陽の当たる斜面で、「ここにフキノトウがあるから採ってこい。」と言われ、
まさかと思いつつ、よく目を凝らすと見つかりました。
もちろん花は咲かず、固い蕾の状態で、地面の奥に縮こまっているのですが、
それがまたかわいいものです。

ところがこの時期のフキノトウを見つけるのは本当に難しいです。
「何故仙人はすぐに見つけられるのですか?」と訊ねると、答えは明快でした。
「それはな、春になってフキが大きく育つ場所を確認しているからだ。」
なるほど、前もって知っているという訳ですね。理に適っています。
でも凡人はそれがなかなかできない。

さて今年のフキノトウですが、周りではまだ頭を見つけることができないのに、
何故かうちの畑のヤツは早々に咲いておりました。
実はこうなると食べ時を逸しています。
(成長した茎の部分を佃煮にしても美味しいらしいですが。)
咲いた

慌てて周りを見渡し、ようやく僅かながらも食べ頃ものを集めました。
蕾がぎゅっと締まったヤツが本当に美味しいし、健康にも良いらしい。
蕾

早速かみさんが天ぷらにしてくれましたが、やっぱり美味しいなぁ。
最近は刻んで味噌汁に入れるのが好きになりました。
もちろんフキミソもいいですねぇ。酒にもご飯にも合います。

この苦味の良さが若い頃には分かりませんでしたが、
最近は冬の間に溜まった毒が出て体が洗われるような気がして嬉しくなります。
やっぱりフキノトウは春の使者ですね。

さてお勉強タイムです。
【フキ】
科名:キク科/属名:フキ属
和名:蕗/生薬名:蜂斗菜(ほうとさい)/学名:Petasites japonicus

今回はフキノトウだけに焦点を絞ります。
フキノトウはクエルセチン、ケンフェロール、苦味質、精油、
ブドウ糖、アンゲリカ酸などを含んでいるそうです。

蕾を煎じて飲むと、咳を止めて痰(たん)をとることや、
気管支炎・ぜんそく・結核などに効力があります。
また胃腸にも効果があるそうですが、食べ過ぎるといけないとか。
それほど食べるものではないですが。

まだフキノトウはこれからも出ると思います。
目を凝らして蕾を探しましょう!
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