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ミミズ

いきなりえぐい画像ですいません。
うちの『ミミズコンポスト』で育つ、愛しいミミズ君らです。
今年も無事冬を越してくれました。
一部は先日の積層マルチづくり(前半)の際に引っ越してもらいました。
赤いのは大人、白くて小さいのが子供です。
親子関係にあるかどうかは知りませんが・・・

私はミミズが大好きです。
人間が「地球に優しい」なんておこがましいことを言っているうちに、
ミミズは黙々とうんこして土を作ってくれています。
「ミミズこそ地球を救う存在だ!」と真剣に信じています。

さてこんな変なやつは世の中では少ない方だと自覚していましたが、
先日、BOOK-OFFの絵本コーナーでこんな本を見つけ、
思わずかみさんにせがんで買ってもらいました。

ミミズの研究

なになに、『ダーウィンのミミズの研究』?
ダーウィンって、『進化論』のダーウィンでしょ?
その人がミミズの研究をしていたの?

で、調べてみると、ありました。
詳しくはこちらをご覧ください。
そしてミミズに関する記述は?っと、ありました。
何箇所か書かれていましたが、一部転載させていただきます。

『ビーグル号航海から帰国してすぐに発表されたミミズの働きに関する小論は、当時はミミズにそれほどの力はないと考えられていたため、批判を受けたが、最後の著作『ミミズと土(ミミズの作用による肥沃土の形成及びミミズの習性の観察)』(1881年)では40年にわたる研究結果がまとめられている。これはややミミズの働きを誇張していると言われるものの、ミミズと土壌に関する明快な論文と言う面と、現在を研究することによっていかにして過去を知りうるかについての隠された論議という面を持っている。』

なるほど、やはりミミズを研究されていました。
この研究とは、簡単に書くと、
「ミミズがうんこをすることで土を作っており、長い年月のうちに地面を盛り上げている。」
という仮説の元、実際に実験をして証明したものでした。

その実験とは、
牧草地の一角に白亜の破片を数メートル四方ばらまき、
長い年月の後にその白亜層がどれだけ地下に沈んでいるかを測るというものでした。
その期間、何と29年間!
きりよく30年とならなかったのは、待ち切れなかったのでしょうかね。

そして29年後に分かったこと。「白亜層は17.5cm地下に沈んでいた!」
つまり、1年でミミズたちは6mmの厚さ分のうんこをし続けていたということです。

もちろんその間、ダーウィンはぼおっとしていたのではなく、
ミミズが土を作ることや、1㎡あたりどれくらいのミミズがいるか、
どんな習性があるかなど、こと細かに研究したそうです。
例えば音楽を聴かせて反応をみるとかね。
そしてついに上に挙げた本をまとめて発表したということです。

さてそこで冒頭に紹介した本ですが、そのいきさつを絵本風にまとめてあるだけでなく、
ミミズに魅せられたダーウィンの姿に魅せられた日本人科学者(著者)が、
「ダーウィンの説が正しいのであれば、彼の死後もミミズはうんこをしているはず。
すると今では白亜層は1mほども沈んでいるはず!」と思い立ち、
それを証明するためにイギリスに飛んで現地を調査する許可を取り、
実際に掘ってみた経緯が紹介されています。
でもダーウィンが白亜を撒いた場所が見つからず、帰ってきたというオチです。

何とも変わった構成で、これって絵本なんだろうか?と不思議な感じがしますが、
その絵のタッチはとても優しく、眺めるだけでほのぼのとしてきます。
いつか著者にもお会いしたいものです。

そして何よりも、
ああ、ダーウィンの生きる姿勢っていいなぁ。
足元を見つめ、感じた疑問を流してしまうのではなく、考え、行動する。
そしてそれをまとめ、世の「常識」を覆す概念であっても勇気を振り絞って訴える。
私が憧れる生き方です。
しかもこんな生き方で生計を立てられて、名声も得るなんてすごい!

ミミズのおかげで、ダーウィンなんかと共通点を見つけることができ、
生きる指標をまた一つ見つけることもできた、
素敵な本との出会いでした。

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