私がやることはつくづく牛歩だなぁと思います。
例えば今回のSVOの話にしてもそうです。
最初にSVO車に出会ったのは、もう4年も前のことです。
その時に大きな関心を持ったのにかかわらず、結局いまだにできていません。

SVOへの仕様変更(改造ではありません!)可能なディーゼル車を
購入するまでは何とかしたのですが、その先の進み方が分からないまま、
他の「やるべきこと・やりたいことリスト」に押されて、
ずっとそのままになっておりました。
そのいきさつはこちらをご覧ください。

このパターンは山ほどあります。
他にも「やるぞ!」と宣言しっぱなしのものがいかに多いかは、
このブログを長くお読みの方はご存知でしょう。
それでも歩みは止めず、牛歩のごとく進みながら、
何とか少しずつ夢を実現しているのが実状です。

フットワークが軽くて何でもすぐに実践できる人が羨ましいです。
例えばシャロム・ヒュッテの臼井オーナーはまさにそのタイプです。
シャロムのHPを見ると、これまでに取り組んでこられた内容がギッシリ!
あまりにコンテンツがあり過ぎて、少し見づらいと感じているのは私だけか?

その臼井さんからお誘いのメールが届きました。
「5月17・18日に信州・大町で開かれる『菜の花サミット』に、
SVO車を出展して関係者が集まるので来ないか?」というものです。

さてどうしようか?両日とも既に予定が入っていました。
「でも、この機会を逃すと、いつまでもSVO化できないまま過ぎてしまいそうだ。」と私。
「SVO車に乗っていると、『環境に取り組んでいます!』と伝わりやすいよね。」とかみさん。
そこで、エイヤーと他の予定をキャンセルし、こちらに乗り換え家族で出かけました。

菜の花サミットについては後日書くこととして、
二日目の分科会で紹介された内容の一部をご紹介します。
(Wさん、勝手に載せちゃいました。ゴメンナサイ。具合が悪ければ外します。)

SVO(Straight Vegetable Oil)とは、植物油をそのまま燃やして走る燃料方式です。
つまり、天ぷらを揚げた後の油で走る車というわけです。
最近は新品の油を使う場合をSVO、
使用済みの廃油を濾過して使用する場合をWVOと呼ぶらしい。
11比較

SVOの仕組みはこちら。
1仕組み

これらのプレゼンテーションの後、
実際にSVO化された車を見ながら説明を受けます。
5台の車の周りは人だかり。
2集まる人々

各オーナーは、かなり初歩的な質問から専門的な質問にまで、
丁寧に答えていました。
3説明中

さて私はと言えば、出かける前からその気マンマンでしたので、
初日からオーナー達に相談しっぱなしです。
でも何度聞いてもよく分からない。

というのも、車種が違うと仕様変更(改造ではありません!)の仕方が違うし、
オーナー各人各様の考え方があり、
失礼ながらおっしゃることにあまり統一感がありません。

つまりは、確立された方法論はまだできておらず、
みんな試行錯誤しながら広めてきている、まさに創生期ということなのですね。
目の前の皆さんはいわば先駆者という訳です。

ところが車のメカを知らない私は、
熱心に説明されても飲み込みが悪いときたもんだ。
だから皆さんが楽しみながらやっている仕様変更も、
私にとれば難題に映るわけです。

ちなみに各仕様変更の様子はこんな感じです。
パターンA
4パターン1

パターンB
5パターン2

パターンC
6パターン3

パターンD
7パターン4

私はパターンDが一番簡単そうなので、これでいこうかと考えていますが、
「○○を付ける方がいいんじゃないの?」
「だったら△△も必要だね。」
「それならいっそのこと、◇◇の方がいいんじゃないの?」
と皆さんの会話が進むともう駄目です。ついていけません。

「どうするかは最終的にはmasanが決めることだよ。」ともアドバイスしてくれます。
それは百も承知ですが、どうするかという以前に、
「結局私は何をすればいいの?」という心境です。
ともかく、皆さんのアドバイスを私なりに整理するとこうなりました。

1.まず、WVOのメーリングリストに参加する。
2.エアー抜きの方法をディーラーに教えてもらう。
  (「そんなの知らないの?」と指摘あり)
3.「リレーとは何か?」を勉強する。
4.「BDF100(バイオディーゼル燃料100%)」で一週間ほど走ってみて、
  配管系に異常が出ないか確認する。異常が出ればホースがぶよぶよになる。
  (BDF100は、滋賀県の油藤商事のステーションで購入する。)
5.仲間のK氏が以前作った、パターンD用の熱交換器の予備がないか訊ね、
  手に入れる相談をする。(なかなかK氏とは連絡がとれないらしい。)
6.K氏がお持ちでない場合、メーリングリスト上で仲間のA氏に相談する。
7.「電磁ポンプ」を個人輸入する。(必要ないとのアドバイスも有り)
8.5と6でモノが見つからない場合は、SVOキットを個人輸入する。
  (アメリカ製にするか、ドイツ製にするかを決める。)
9.現在車載されている「オイルフィルター」に、もう一つ追加して購入する。
10.片方のオイルフィルター用に「バンドヒーター」を「坂口電熱」という会社に注文する。
11.リレーとヒューズを買う。
12.「2タンク式」にする場合、タンクを購入する。(強く勧められました)
13.上記の全てに使用するホースを購入する。(径に注意する)
14.油田開発する。(給食センターや下呂温泉が有望)
15.ろ過システムを開発する。
16.分からないことがあったら、シャロム・ヒュッテのサイトを見る。

以上が準備段階です。
相談当初は「5、7、13-15だけでOK!」ということだったので、
「ならばすぐにできるではないか!」とぬか喜びしていたのですが、
その後にいろんな助言が加わり、上のようになった次第。
少々クラクラしてきました。

そしていよいよ仕様変更作業となりますが、
当然のことながら、新しいシステムをどこに設置するかが課題です。
我が「善きかな号」は平成5年式のトヨタ・ハイエースです。
この車種のエンジンルームは助手席の下にあり、空きスペースがほとんどありません。
今回、皆さんにも見ていただきましたが、結構難題の様子。

結局、バッテーリー室の下、つまり車体の下のむき出しスペースが有力ですが、
実際のところはやってみないと分からないでしょうね。
それにしても、こんなあやふやな知識でエンジンルームをいじっても良いのだろうか?

「だったら、作業そのものをワークショップ化すればいいんじゃない?」
という貴重なアドバイスをいただきました。
「皆、こういうことが好きな仲間なんだから、
食事と酒と眠る場所を提供すれば、きっと来てくれるよ。」

なるほど、そういう手があったか。
ならば、我が家自慢の「地産地消料理」と、「自ビール飲み放題」でどうだ?
裏庭の池で岩魚釣りをして、焼いて食ってもいいですよ。
温泉は下呂の無料露天風呂(川沿い、傍の橋から丸見え)という手もある。

ということで、最後は皆さんに大いに期待(依存?)することにし、
自分でできることから開始です。
ともかく1は済ませました。
4は店に電話して、ステーションに行けばいつでも買えることを確認しました。
6月になったら買いにいこう。
その先はメーリングリストのバックナンバーを覗きながら、相談して決めていきます。

ともかく、今回感心したのは、集まった皆さんの屈託の無い笑顔です。
これまでにいろんなトラブルに出会い、悩みながらも喜々として試してきたんだろうな。
本当に好きでやっている様子が伝わってきます。そんな仲間に出会えて嬉しいです。
他に私と同じく検討中の人々とも出会えました。
でもはっきり言って、みんなまるで子供ですね。(失礼!)

その話を臼井さんの奥さんにしたところ、
「その通り!あれは大人のおもちゃよ!」と笑って断言しておられました。
私もこの世界にはまることになるのかな?

楽しそうではありますが、
そして実際にSVO化したら自分でメンテしなきゃならないわけですが、
私にそれだけの能力と時間があるだろうか?
その点が実は不安材料です。
さてどうなりますやら・・・

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