先日、吉村先生と会った時に勧められた映画『プルミエール』。
ブログでも紹介した以上、観ない訳にはいきません。
吉村医院がどういう風に紹介されているか興味があったしね。
でも上映館リストを見てみると、まだ少ないし、期間が短い!

意地になるつもりはないけれど、
一ヶ月後に先生と会うまでには観ておくべきだろうと考え、
かみさんに相談すると、かみさんも観たいと言う。
そりゃそうでしょうね。

でも、となるとU太はどうするかということになりますが、
私としてはこの映画は是非U太にも観てもらいたい。
この秋には一緒に出産に立ち会うことにもなるので、
事前に雰囲気を味わっておくのも良いかもしれないと考えた訳です。
でも幼児に約100分の映画はきついだろうなぁ。
映画館も他の客も嫌がるだろう。

と、よくよく上映館情報を調べてみると、
名古屋「伏見ミリオン座」では何と!子連れOKの日があるではないか!
それが昨日、5月21日の1回目のみの「ママシアター」と呼ぶ企画でした。
これは行かねばなるまい。

今週末のわらべ村イベントに向けて準備をしている私たちにとって、
丸一日他のことに使うのは正直言って辛かったけれど、
ここは思い切って行くことにしました。
だってこの時を逃せば、
家族一緒にこの映画を観る機会がそうそう来るとは思えないのだもの。

朝7時過ぎに自宅を出て、車で名古屋に向います。
私は最近思うところあって、
「どうしようもない時以外は高速道路を使わない」ことにしましたので、
下道を走ります。

途中、公園でU太の気分を晴らし、(これがまた上機嫌で鳩を追っておりました!)
無事、10:45の上映時刻ギリギリに入場。
ホントに室内に入った途端に灯りが消えるというタイミングです。

さて映画が始まりました。
いきなりプールでの水中出産のリアルな映像です。
しかもイルカが付き添いしている?
この冒頭シーンには驚かされました。そして期待は一気に高まります。
そして・・・

今回、私ははっきりと書きます。
私はこの映画の「編集の仕方」にガッカリしました。
登場人物も、映像の内容も良いのですよ。
でも編集の仕方が気に食わない。

あまりネタをばらすとよくないでしょうから詳しくは書きませんが、
「皆既日食の日に遭遇した、世界十カ国の出産シーンを集めたドキュメンタリー」
という切り口は納得できます。

でも、一つ一つの出産シーンをじっくりと追うというのではなく、
数組の出産前後シーンを平行して進めるものですから、
「今、このシーンは誰のを映しているの?」と考えながら観なければならないのです。
いや、そんなことは考えるなということなのか?

映画を眺めるうちに、「いかにもフランス映画だなぁ。」と感じました。
うまく表現できませんが、フランス映画って情緒的というか、詩的というか・・・
ハリウッド映画とは両極端の位置にあるように思います。
今回はまさにそんな感じ。
つまりは国民性の違いを見た気がします。

終了後、かみさんと感想を述べ合いますが、同じ印象です。
一言で言えば、「もったいないなぁ。」
もっと一人一人の状況や背景や想いをじっくりと綴ることができただろうに。
出産シーンを通して、世界の多様性と共通性を表現できただろうに。
それを表現できるだけのシーンは撮影しただろうに。
残念です。

「それでもどこが一番良かった?」とかみさん。
「冒頭シーンかなぁ。それとどこかの部族で、
 誕生したばかりの赤ん坊を何度も宙に放り上げたシーンには驚いた。」と私。
「私はね、やっぱり吉村医院のが良かったな。」
「どんなシーンが?」
「上の三歳になるお姉ちゃんが、ドキドキしながら同席して、目を見開いて、
 それでも一生懸命お母さんをさすったりしているシーン。」
 
確かにそうでした。
そしてそのシーンはこの秋にもU太が体験するであろうものですから、
きっとかみさんはだぶらせて観ていたのでしょう。

ところで、初の映画鑑賞となったU太はどうだったか?
最初は私の膝の上でおとなしく映画を凝視していましたが、
周りの大勢の子供たちが声を出し始めた頃からだんだんと集中力が切れてきました。

そして、床に降り立ち、母の膝に乗ったり降りたりをしているうちに、
ちょっと身体がふらついたその時!
椅子の肘掛の先にある飲み物置きスペース(たぶんプラスチック製)に
左目のすぐ下をぶつけてしまいました。

その後は全く予想通り。
大きく深呼吸してから大泣きが始まりました。
かみさんが外に連れ出し、意外にも早く戻ってきましたが、
目の下の頬の辺りに大きな青いアザが。これはしばらく残るだろうな。
でも目に直接当たらなくて良かったね。これも経験だ。

その日の朝には、勇んで薪ストーブに薪を入れておりましたが、
手の甲がストーブに触れてやけどをしておりました。
これも経験だ。
みんなこうして大人になってきたのだよ。

ということで、U太がどれだけ映画を楽しめたかは分かりませんが、
お腹の子も含めて家族一緒に映画を観られたのはとても有意義でした。
伏見ミリオン座さん、これからもこういう企画をやってね!
楽しみにしています。

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