配慮と責任感と交流と |
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2008-07-09 Wed 00:00
今回のSVOワークショップに先立ち、
かみさんから強く頼まれていたことがありました。 「U太は幼児だし、私は妊婦だし、今回は奥様連れの人が多いので、 みんなが無理せず楽しめるようにしてね。」と。 具体的には、「風呂や食事や就寝時刻があまりずれないように配慮してね。」 ということです。 裏を返せば、「男どもはつい作業に熱中して時間を忘れるだろうけれど、 それを待っている妻子のことを忘れないでね。」という願いです。 「はい、分かりました。心して時間管理します。」と答え、 事前にスケジュールを告知しておりました。 それによると、仕様変更の作業時間は4時間ほどしかありません。 そこで、「この時間内でできなかったらまずい。」とお考えになったか、 今回中心的に作業していただく予定のWさんとKaさんから、 「初日の朝早くからそちらに行って、先行して作業を始めさせてもらいたい。」 と申し出がありました。 私も時間が足りなくなりそうな気がしたので、無理をお願いしました。 そして当日。 予定時刻にお二人がやって来られ、作業会場となるN社の工場へ案内します。 それなりに作業環境も道具も揃っていることに満足されたお二人は、 早速作業に取りかかってくれました。 午前中は他に人が来ることもないので、きっと順調に進んでいたのだと思います。 さて午後になり、人が集まってきました。 「やはりここは来られた方への説明が必要でしょう。」 ということで、黙々と作業するKaさんの脇で、Wさんが解説を始めてくれました。 ![]() やがて中日新聞の記者がやってきて、また同じく説明をするWさん。 このあたりから、次第に時間がおしてくるような気配を感じました。 「こりゃ結構かかるかも。」と覚悟した私ですが、 作業会場と自宅の間を何度か往復していた私は、 自宅で待つ人々の様子も見えています。 幸いに自宅組の皆さんは和やかに会話されていますが、 あまりに伸びると切れるだろうなぁ。 かみさんはかみさんで食事の準備に追われ、 他に目が行き届きにくくなっていました。 そのあおりを食ったのがU太。 母の足元にすがりつきますが、あまり構ってもらえずストレスが溜まってきました。 そこでU太を私が預かり、再び作業会場へ。日陰で昼寝をしてもらいました。 当初、17時に作業終了し、残れば翌日に行う予定でいました。 そしてもし初日で作業が終わるようならば、 「廃油キャンドルづくり」「自ビールのボトリング」「加子母ツアー」などを行い、 来られた方々皆で楽しんでもらうつもりでした。 でも、終了予定時刻を過ぎても作業が終わる気配はまるでありません。 さりげなく、「そろそろエンディングに入れますかぁ〜?」と声掛けしても、 まるで聞いていないかのような男ども。 大体ですねぇ、男どもは皆、作業する側も見物する側も、 子供のような目をしてずっと過ごしているのですよ。 「この楽しい時を奪ってくれるな。」とでも言いたげです。 特に面白かったのがKoiさん。 作業会場の設備を見て狂喜乱舞した彼は、自分の車を奥に入れて、 やおらマイカーのメンテ作業に没頭していかれました。いや愉快。 やがて18時ごろになって、ようやく配管と配線が終了。 そしてエンジンをかけたところで無事かかったことは昨日書きました。 でも、しばらくして異変を発見。ある箇所から液が漏れるのです。 パイプをつなぐ器具(タケノコ)のサイズが違ったらしい。 でも、手元にはピッタリのものが無い。 「今からホームセンターに行って買ってきます!」 と宣言して自分の車に乗り込むKaさんとWさん。 「えっ! 今から?」と戸惑う私たちを尻目に、さっさと去って行った二人。 さて残された者はどうするか?しかも予定よりも大幅に時間は過ぎています。 「とりあえず残った皆さんは私の自宅に戻りましょう。 そしてご家族と一緒に温泉に行ってください。」と伝え、移動しました。 帰宅すると、さぞかし皆イライラしているだろうなぁと覚悟していましたが、 意外にも和やかに迎えてくれました。(腹の中は分かりませんが。) ともかく皆さんには温泉に行っていただき、私は再び作業会場へ。 かみんさんとU太は自宅で待機。 皆と一緒に温泉に行けると思っていたU太はショック顔。ごめんね。 やがてWさん、Kaさんが戻って来られました。 今度は早めに作業終了。液漏れもなく、本当に完成しました。 お二人の手を取り、感謝します。 そして初の運転。軽快な音を立てて天ぷら油で進む『よきかな号』。 当初想像していたよりも静かな喜びです。 帰宅後、先に行った皆さんを追っかけて温泉に行くことにしました。 私はU太と一緒によきかな号で移動。(かみさんは結局その日は風呂にも入れず。) 「一緒によきかな号で行きますか?」とWさん、Kaさんに声掛けしましたが、 「いや、荷物があるので自分の車で行きますよ。」とのこと。 そして、よきかな号の後ろをついてもらい、温泉に向かいました。 この判断が功を奏しました。 温泉に向かう途中、私はある行為をしました。 その前に作業会場から自宅に戻った時、 エンジンルーム上の助手席が浮いていたことで温風が漏れ、 社内が熱くなっていました。 そのことを伝えたら、「助手席をきちんと固定したら、漏れはなくなりますよ。」 と聞かされたことを思い出し、運転しながらフックを固定したのです。 その行為がトラブルを生みました。 温泉に着くと、Wさんが駆け寄ってきました。 「masan、駐車場の広いスペースに移動してくれませんか?」 言われたままにして、車の周りをよく見ると、点々と液が漏れています。 すくって匂いを嗅ぐと、「軽油だ!」 エンジンルームを除くと、燃料のリターンパイプが完全に爆発しておりました。 どうも、私が強引に座席を固定したことでパイプが押しつぶされ、 その影響で弱い部分が爆発したようです。 「さぁ、どうするか?」ここは先ほどの作業会場ではなく、温泉の駐車場です。 もう私だったらこの日はこれで諦めて置いておき、迎えの車を呼びますね。 でもまるでひるまないお二人。その場で粛々と作業を再開されました。 彼らの車の中に工具が積まれていたのが幸いでした。 でもこの時点で時刻は20時半を過ぎていました。 私一人ならばいくらでも付き合うのですが、社内にはU太が。 いつもならば眠る時刻が近づいているのに、 この日は風呂にも入れず、夕食もまだ。とても不憫でした。 結局、お二人の薦めもあり、私とU太だけは先に温泉に入らせていただきました。 そして、先に行った皆さんは既に帰宅していたので、先に夕食を始めてもらいました。 お二人は黙々と外で作業をしているのに、何だか申し訳ありません。 でも、その作業が終わらないと、私たちも帰宅できないのです。 ここらあたりの段取りは、なかなか思った通りにはいきません。 結局、何とか応急処置をしていただき、私とU太は21時半過ぎに帰宅。 お二人が帰宅したのは22時を過ぎていました。 本当にご苦労様でした。お二人のプロ根性には頭が下がります。 さて、自宅では夕食はひと段落し、自己紹介タイムが始まっていました。 私たちが戻った時は既に半分の方の紹介が済んでいました。 夕食はかみさんが悩んだ末に「大人数でも可能」とのことで、 「もりのいえ風ほお葉寿司」と「生春巻き」を中心としてメニューでした。 どちらもベジタリアン料理です。 ![]() それに、皆さんからいただいたおかずと、私の自ビールを交え、 和やかな時が流れます。 ![]() 当初の予定より大幅に遅れ、皆さんに申し訳ない気持ちで一杯でしたが、 救いに感じたのは、皆さんの顔つきが満足気に見えたことでした。 これはきっと、今回集まった皆さんの人柄なのだと思います。 ただ単にSVO仕様変更にやってきた人々というのではなく、 とてもポテンシャルの高い意識を感じました。 お一人お一人がしっかりと自分のライフスタイルを持っていて、 お互いの生き方を尊重しながら、刺激し合っているという雰囲気です。 その雰囲気と自ビールのおかげですっかり気分が良くなった私は、 その後は全くリラックスして過ごさせていただきました。 よきかな号のトラブルは応急処置がされただけで、翌日がまさに本番なのですが、 「皆さんに任せておけばきっと大丈夫!」と確信しておりました。 やがて夕食会は終わり、二次会と言いますか、引き続きの飲み会へ。 何となく男組と女組に分かれて会話していましたが、 私がとても嬉しかったのは、奥様方がとても楽しげに会話していたことです。 私たちは正直言って、今回のワークショップ、男どもはいいけれど、 ついてきた女性陣は時間をもて余してしまうのでは?と懸念していたのです。 でも、とっても和やかに話されているのを見て、心から嬉しく思いました。 結局夜中1時を過ぎても盛り上がりは下がらず。 このままほおっておく手もありましたが、 二日目の作業もありますので、半ば強引に終了させていただきました。 でも私自身は「まだ話し足りない!もっともっと話したい!」という心境でした。 こういう感覚は久しぶりだなぁ。 ということで、長い長い一日が、あっという間に過ぎました。 でも最後まで片付けを皆で手伝ってくださり、本当にありがとうございます。 そして幸せの二日目へ。 (つづく) ↓応援(一日1クリック)していただけると励みになります。 |
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