昨日、加子母の体育祭がありました。
かつては村の一大イベントだったこの行事、
中津川市に編入されてからは一地域の行事となりました。
でも老若男女が集う貴重な機会な場であることは変わりません。

ところが、加子母10区で競うこの体育祭、存続の危機にあります。
実施反対を掲げる区が幾つかあるのです。
実はその急先鋒が我が区です。
その理由は明快です。「人数が少ないから。」
毎年、各種目の出場者を揃えるのに、担当者は大変な思いをするとか。
そして当然のように毎回ビリを競っています。

今までは他人事にようにその様子を眺めていましたが、
今回はそういう訳にはいきません。
というのも、私は今年、「体育委員副支部長」に任命されていたのです。
そのくだりはこちらをご覧いただくとして、
来年は「支部長」として先頭を切って段取りを組まねばならない身です。
つまり、上に書いた苦労を私がするということです。

体育祭の反対を唱える区は他にもあり、
「畑仕事が忙しいから。」というところもあるらしい。
区によって事情と思惑はそれぞれですね。

今年、「体育祭をするべきかどうか?」という動議が出されたのですが、
「とにかく記念すべき50回目だから。」という理由で、
半ば当然のように今年の大会は実施されました。

その時、私の周りでは「じゃあこれで最後だな?」
と念押しするような声が出ておりましたが、
さてどうなりますか。

中には「masanが来年のうちの支部長なのだから、
是非がとも実施阻止してくれ!」と請願する人もおり、
「そんなことを私に言われてもなぁ。」というのが今の心情です。

実際のところ、私はどう思うかと言うと、
「どちらでもいい。」というところです。
「地域の伝統文化を残したい。」という気持ちは何に対してもあります。

でも私自身は元々運動系の人間ではないので、さほど関心がありません。
というか、「可能な限り種目には出たくない。」
「走るのは御免こうむります。」
「丸太切りは一生したくない!」
というのが本音です。
そういう気持ちが錯綜し、結論を出せずにおります。

さてそんな複雑な気持ちを胸に秘め、(大層な!)
今年は準備から参加です。
区に属する6つの班にはそれぞれ担当者がおりますが、
若者が少ない区の事情を反映して、ずっと同じ人が選ばれています。
だからかえって皆さん段取りを分かってくれているのが助かります。

他にも大会本部には「大会委員」「審判」ほか大勢の運営スタッフがおり、
大会そのものはそういう方々がテキパキと運営されています。
開会式前に、区毎の入場行進がありました。

「今年はちょっと違う○○区」
「恋する△△区」などと、行進に合わせ、
体育祭に向けての各区のメッセージを紹介するアナウンスが流れます。

そして我が区の紹介です。
「・・・人数の少ない区です。」
何それ?これがメッセージか?
いかにもうちらしいけれど・・・

開会式では子どもたちが風船を持ち、
1風船持って

開会宣言とともに、大空に放たれました。
2風船飛ぶ

そして運動会日和の真っ青な空のもと、いよいよ競技開始です。
3競技始まる

競技は予定通り進み、
予想通り、我が区は最下位。
これは途中経過ですが、見事にうちの区だけ二桁の得点です。
5途中経過

でも、だからと言って誰も文句を言わないのが、我が区の良いところです。
リレー系の種目では、
「絶対に一位で渡さないでね!プレッシャーがかかるから。」
「渡せるわけがないじゃないか!」という会話が和やかに流れます。
私はこの区のこういう「ゆるゆる感」が大好きです。

昼前には会場の一角にみんなが集合して、一文字を作りました。
私もその中に入ったので写真を撮れませんでしたが、
こういうデザインでした。
4一文字デザイン

やがて事故もなく無事に大会は終了し、
無事「第10位」を獲得した私たちは、午後4時には区の公民館で慰労会へ。
支部長の仕切りで和やかに打ち上げが始まりました。

私はといえば、結局大会中、何もしませんでした。
本当に何もしませんでした。
というのも、種目毎に選手への声掛けをすることになっているのですが、
私はまだ皆さんの顔と名前が結びつかないのです。
顔は判ります。でも今更「あなたのお名前なんですか?」と聞く訳にもいかず。
結局私がしたことというのは、「そこにずっといたこと。」だけです。

「それでいいんだよ。」と皆さんは笑ってくれますが、
何かと忙しそうな支部長さんの姿を見るに、
本当に来年はその役をこなせるのか?

ま、実はそういう心配はしていません。
周りにおんぶに抱っこの心境ですので。
本当に心配しているのは、「この先の我が区の状況」です。

加子母全体の体育祭ですから、
当然ながら子どもたちの種目もたくさんあります。
ところが我が区はますます人数が減ってきているので、
出られない種目が出てきそうです。

例えは、U太の上の三学年はおりません。
下の二学年もおりません。その下は何とKAN太です。
つまり、U太が小学三年生の時、
我が区の小学生はU太一人になってしまうのです。
この人数でどの種目に出ろというのか?

そんなことを考えると、体育祭をどう運営するかは、
本当にひっ迫した課題になってきていると思います。
そんな思いに浸っていた時、
「では、シメの挨拶を、来年の支部長・masanにお願いします!」
と振られました。

それまでにつらつらと考えていたことを踏まえて、
「体育祭がどのような形に収まるのかは分かりませんが、
ともかくこの区の人々が気持ちよく過ごせるようにしたいものです。」
と話し、ちょっと勢いづけるために大声で三三七拍子をさせていただきました。

さて、来年の今頃はいったいどういう状況と心境になっているでしょうね。

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