先日、恵那のじいちゃん&ばあちゃんが遊びに来ました。
私はしょっちゅう会っているので忘れていましたが、
両親が私の家族と会うのは正月以来だったのですね。
これは失礼しました。

両親の目当ては、もちろん孫です。
特に日に日に変化があるKAN太の育つ姿を見るのは楽しみだった様子。
ひとしきり家族で触れ合った後、両親とU太を犬の散歩に誘いました。

最近のU太は散歩好きです。
外を歩くこと自体が好きですが、
特に気に入っているのが、馬に餌をあげることです。

我が家からわずか200mほどの場所に「木曽馬牧場」というものがあり、
たった一頭なのですが、
由緒正しい(らしい)木曽馬が余生を過ごしています。
これがその馬です。後ろに家系図が見えます。
5お前はどっち?

今までも散歩中は必ずここに立ち寄っていたのですが、
うちから何か野菜を持って行って、
それを私があげるのをU太は眺めているだけでした。
「お前もやってごらん?」と誘っても、怖がって引いてしまうのです。

そんな関係が変わったのは、ここ2週間ほど前からです。
この冬になってから、木曽馬の食欲は目に見えて減ってきました。
目の前にある干し草はもともと好きではないらしく、
訪れる人がくれるキャベツや白菜などを好んでいたのですが、
最近はそれらの野菜も食べずに置いたままです。

「ひょっとしていよいよヤバくなってきたかも?」と勘ぐっていたのですが、
真相は分かりません。

ある日のこと。野菜を持っていくのを忘れた私は、
「何か食べるものはないか?」と探しますが、
さすがに真冬に育つ草はほとんどありません。

そんな中、健気に葉を伸ばしている草を見つけました。
「どうかな?こいつはこの草を食べるだろうか?」
怪訝に感じながらも、他に草が見つからなかったので、
それをあげました。すると、馬がムシャムシャ食べるのです!

その姿を見たU太。「U太くんもあげる~!と言い出しました。
「だったら一緒にその草を採ろう!」と誘うと喜んで採りだします。
その草とは・・・
「ギシギシ」です。
1-1ギシギシ

田舎の人ならば、「あぁ、あれね。あんなものをね。」と言いそうです。
都会の人でも気をつければ結構身近に生えていると思いますよ。
それくらい普通の草です。
そのギシギシを木曽馬がガシガシ食うのですよ。

それ以来、散歩の時、U太は一人で「タタタタタッ」と走って行って、
ギシギシが群生している土手に向かい、自分で採って、
馬に手渡すようになりました。今回も自慢気に見せてくれます。
2馬にあげる

かつては馬の口が近づくととても怖がったものですが、
今では割りと平気です。
3むさぼり食う

こうやって馬とお友達になれたらいいね。
考えてみれば、自宅のすぐそばに馬がいるなんて、
何と素敵なことでしょう!

実は私は若い頃から夢見てきたシーンがあります。
それは、「馬で通勤すること」です。
今でもなかなかこの夢の実現は厳しいですが、
せめて毎日こうやって馬と接することができることは幸せです。
馬って綺麗だものね~!

ところで今回ご紹介した「ギシギシ」。
人間が食べても美味しいって知ってました?
広がった葉を湯がいて食べても食えなくはないですが、
一番美味しいのは若葉です。
それもまだ開く前の状態のものが最高!

上の画像をズームインしてみましょう。
軸のところで3本、若葉が丸まっているのが分かりますか?
これをカッターで根元から切りますが、
思いのほかネバネバしているのに驚かれると思います。
1-2ギシギシアップ

これを、状態にもよりますが、ざっと30秒ほど湯がいて、
鰹節をまぶして醤油をかけていただくと結構いけます。
まるでオクラをいただくような気分になりますよ。
ギシギシは切っても切っても若葉が出てくるので、
初春から晩秋までいただけます。
騙されたと思って、是非お試しを!