時代をトリップしたかのような素敵な坂本家を後にして、
まずは秦(はだ)さんのお宅に立ち寄りました。(ブログはこちら
こちらはメーリングリストwvoのメンバーであり、
アイデア一杯の暮らしをされているということで、
時間の合間をぬって伺った次第です。

到着してまず驚いたのは、家の前の用水にセリが群生していたことです。
結構幅広い用水にこれほどたわわに群生しているのは見たことがないです。
今が最高の食べ頃です。
サラダに、お浸しに、昆布しめに、天ぷらにと大活躍します。
羨ましいなぁ。
1セリ群生

お宅を見上げると、これまた素敵な光景が目に入りました。
何と自宅の中に「秦神社」があるのです。石の門がインパクトあります。
この神社を守るために秦さん一家が暮らしているとか。
いわば「masan神社」なるものがあるということですよね。
これまたすごいことです。
2秦神社

ご自宅の塀にも感心しました。
福がやってきそうですね。
3塀

畑にポツンと置かれた太陽光パネル。
これだけで立派に発電して、井戸のポンプを動かしていました。
「これでいいんだよなぁ。」
4シンプル発電

最近やたら太陽光発電が取りざたされていますが、
どうも私は納得がいかない点がありました。
そのことは別の機会に書きますが、
ともかくこの時に秦さん宅で見かけたこの太陽光発電が、
その後の私の判断を促したことは間違いありません。

家の中で小さな圧搾器を見せていただきました。
これはヒマワリの種から油を搾るための装置です。
かつて「現代農業」という雑誌に紹介されていたものから
自作されたとか。
5圧搾器

実は秦さん、現代農業の社員だったのですと。
なるほど農業に関しては相当なノウハウをお持ちのはずですね。
他にも様々なアイデアをお持ちのようでしたが、
次の予定があったのでこのあたりでおいとましました。
いつか機会があったらゆっくり伺いたいものです。

続いて伺ったのは、その日に泊めさせていただく石岡さん宅でした。
見てくださいよ。この立派なご自宅!
太陽光パネルが燦然と輝いております。
電力会社とつながっている系統連携と、
独立連携の二つのシステムをお持ちです。
6石岡宅

蓄電池も本格的です。
7蓄電池

こちらでまず案内されたのが、ロケットストーブです。
ロケットストーブについてはまださほど知られていないようですが、
私たちの間では俄然話題になっております。
ドラム缶やレンガを使って効率的に暖めるシステムです。
8ロケットストーブ

早速火をつけてもらいました。
手前のレンガ組のスペースに小さな薪を入れ、
火を入れるだけで完了。
いきなり炎が引かれているのに驚きの声が上がります。
9火をつける

面白いのは、薪を立てに入れること。
こうすることで、少しずつ薪が燃えて自動的に下りていくのです。
10薪を立てる

この図では分かりにくいですが、ストーブからの煙突は地面を這い、
その上に土をかけて固めてあります。
その土が次第に暖まり、「あったかいベンチ」となるのです。
「このシステムをmasan宅の土間に作るといいですよ~。」とのこと。
心が揺れます。いや、もう腹は決まりました。
11暖まる椅子

陽がサンサンと入るテラスにはソーラークッカーが。
太陽の恵みで湯が沸くのですよ。
シンプルな仕組みだけれど、いいですよねぇ。
12ソーラークッカー

この他にも様々なアイデアを拝見しました。
プライバシーの関係もあるでしょうからこれ以上は控えておきますが、
石岡さん一家はかなり本格的な循環型暮らしを実践されています。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。

前日ご紹介した坂本さんといい、最近出会う広島人はすごいです。
暮らしぶりが力強いですよね。
「私たちも自分たちのペースで、できることをやっていこう!」
同じような思いを持つ人々がいるという発見ができたことが
最大の収穫であり、心強く感じたことでした。