今回の「新春広島の旅」、実に素敵な出会いがありました。
メーリングリストwvoの関西ミニオフ会に集った人々、
泊めさせていただいた坂本耕太郎さん家族、石岡さん家族、
お邪魔した秦さん家族、お好み焼き屋のおばちゃん、
ワークショップで出会った人々(ブログを読んでくれた人もいた)、
愛農かまどワークショップの指導に来られた三重のNさん、
大阪のモデルハウスを宿泊所として提供してくれた中島工務店の皆さん・・・

<これがモデルハウスです。素敵でしょ?>
P3160069.jpg

実に素晴らしい出会いが重なった中で、特に深く感じ入ったのが、
宮城の倉田さんです。宮城って東北の宮城県の宮城ですよ。
そもそも「何で宮城の人が一緒に広島に旅するの?」と思いませんか?
しかも今回私たちは二度目の出会いなのです。
そのいきさつは次の通りです。

加子母でのwvoオフ会&公開勉強会で初めて出会った倉田さん。
美味しいお酒や塩辛、「海のパイナップル」と呼ばれるホヤなど、
たくさんのお土産を持ってやってきてくれました。

加子母まで三日がかりでやってきた倉田さんの車は、
天ぷら油で走るSVO車ではありません。
でも普通のディーゼル車でもないのです。

彼の車は「MVO」MはミックスのMです。
何を混ぜているかというと、「灯油と天ぷら油」です。
車を特にいじっている訳ではありません。
彼の面白いのは、「事前に自治体に申請して、
灯油を使った分量を自己申請して、かかる税金を払っている」ことなのです。
なるほどなぁ。そんな方法もあるのですね。
彼が手に持っているのが、その申請書類です。
3実車7-1

そして今回、私たちが大阪経由で広島に行く予定とのブログを見た倉田さん、
私にメールを送ってきました。
「広島行きたいなぁ。でもあまりに距離があるからなぁ。
そんな私に同情する?ならば同乗する?」

最初は何を申し出ているのか分かりませんでした。
「つまりは、加子母まで来て、その後私たちと一緒に旅をするということ?」
どうもその打診メールのようでした。
それにしても先月加子母に三日がかりで来たばかりなのに、
またやって来て、その先広島まで行くというのか?
しかも一度会っただけなのに?

正直言って少し戸惑いました。
こちらは幼子つきの家族四人ですからね。
本当に一緒で大丈夫だろうか?

でも私は物事の流れを大切にするので、
「受け入れ先が良いというのなら」と了解することにしました。

かくして5人の旅が企画された訳ですが、
直前になって倉田さんから予定変更のメールが届きました。
「大阪で合流でもいいかな?」
「別にいいですけど、どうして?」

やがて真相が分かりました。
自宅で何気なく車のネットオークションを眺めていた倉田さん。
大好きな車が格安で出ているのを見つけたのです。
その車とは「ディスカバリー」。
私も憧れる車です。

新車ならば200~300万円するこの車、
かつて私も中古車を探した時がありますが、それでも結構な値がします。
その車が、何と○○円で売りに出ていたのです!
(正確には書きません。倉田さんの事情もあるでしょうから。)
ともかく驚きの価格でした。

その売り主は徳島の人でした。そこで倉田さん考えた。
「宮城からまずは徳島入りして、ディスカバリーを引き取って、
それから大阪入りすれば良いのではないか?」
そこで早速落札し、そのような旅程でやってきたという次第。
大阪で悦に入る倉田さんであります。いいなぁ。
1ディスカバリー

でも宮城から東京、東京から徳島まで長距離バスを乗り継いだ倉田さんは、
ヘロヘロになっておりました。
しかも大阪ではオフ会の宴会。
翌日は私と交代しながらも長距離運転です。
ですから広島での山登りでは超ヘロヘロになっていたのでした。
2ヘロヘロ

その夜、坂本宅で11時間眠った倉田さん、
その後は全開でありました。
親父ギャグ連発、とても配慮の効いた言動、そして物知りなこと!
この人はいったいどんな人生を歩んできたのであろうか?

「倉田さんって幾つなんです?」
「はい、50近いです。」
「ならば私と同世代ですね?」
「・・・い、いや、四捨五入で50です。」といったノリ。

坂本さんの桜の山農園では「ブタの丸焼き器」を嬉しそうに回し、
3ブタ焼きたい

ミニブタとの対面後は、飼い主よりも先んじて餌付けしようとし、
4ミニブタ餌付け

父親代わりにKAN太をあやし、
6KAN太をあやす

旅の間にもうすっかりと私たちの家族の一員になっていました。
そしてそのお人柄に私たちはすっかり惚れ込んでしまいました。
7家族写真

そもそも私が家族以外の人と5日間もの旅をしたことがあるだろうか?
本当に機会が少ないです。
正直言って、同じ人とそれほどずっと一緒になって旅をするのって、
もともとは苦手なのです。
だからよほど気心が知れた人とでなきゃご一緒しないですね。

人は好きです。
でも人との付き合い方にはそれなりの距離感を持って、
プライベートな時間や空間を大切にする方ですから。
だから今回、二度目の出会いでそんな旅を選んだ自分が不思議だし、
そして結果的に全くストレスフリーで過ごせたことにも驚きです。
これはもう倉田さんのお人柄のおかげとしか言い様がないですね。

そんな倉田さん、
愛農かまどのワークショップでは、
「どうせmasanがまたワークショップをしてくれるんでしょ?
だったらその時に教えてもらう!」とハンモックで昼寝しておりました。
5ハンモックで昼寝

その割り切り方にも大笑いですが、
どうぞ、どうぞ、またいらっしゃい!
ひょんなことからこんなに素敵なご縁をいただけたことに感謝です。
これからもよろしくお願いしますね。