月曜からウーファーのジュンちゃんが来てくれています。
当初から「一ヶ月ほど滞在したい!」と申し出てくれましたが、
「まずは一週間お付き合いしましょう。
その上でその先をどうするかを決めましょう。」と返して、
ともかく来てもらいました。

私の持論ですが、何事も相性というものがあります。
仮にお互いに良い人であっても、合わない人とは合いません。
これが職場だったら逃げようがありませんから、
大人の付き合いをするしかないのでしょうね。

でもウーフのような仕組みだと、会うまでお互いのことが分からない反面、
来てもらうまでにお互いの距離感を探り合う(付き合い方を調整する)
こともできます。

だって見ず知らずの人といきなり我が家で一ヶ月同居するなんて、
結構リスクが大きいと思いませんか?
ですから私は今までどのウーファーが長期滞在を申し込んできても、
上記のような返答をしてきました。

そうやって来てくれたジュンちゃんでしたが、当たりでしたね。
人物をそのように評価するのは失礼でしょうが、
ともかく、「よくぞ、うちに来てくれたね!」というのが第一印象でした。

よく気がつくし、真面目に働くし、穏やかな性格で、順応性があります。
大はしゃぎするような子ではなく、物事をしっかりと受け止めてくれます。
本人は「頑固」と言っておりますが、「生きる」芯の強さを感じます。
おまけにかわいいし。

私は一目見て、
「この子だったら、いろいろ伝えていけるな。いや、伝えていきたいな。」
と感じました。

驚いたのがU太の反応です。
ジュンちゃんに会ったその時から狂喜乱舞しておりました。
あまりのはしゃぎ振りに、親の方が驚くやら呆れるやら。

そして早速翌日からジュンちゃんに様々なことを伝えていきました。
「とりあえず一週間ね。」と言ったものの、
今月一杯、私たちの暮らしの中に入ってもらうという前提で伝えていきます。

烏骨鶏、ミニブタ・ブッダ、岩魚、犬のゴンの餌やり、
朝食・昼食・夕食の支度と片付け、
草刈り機を使った草刈り、
地元の二渡神社への参拝と、賽銭箱の集金、
近所の竹林でのタケノコ掘りと、かまどでのタケノコ茹で、
米ぬかの収集、
小割り(風呂や薪ストーブ用の小さい薪)づくり、
屋根裏部屋の掃除、
五右衛門式の風呂焚き、
薪ストーブの火付け・・・

とても一日の仕事とは思えない内容で、
しかも全て彼女にとって初体験のことばかりでした。
「ちょっと詰め込み過ぎたかな?」と思ったけれど、
3日(つまり昨日)からシンガポールのウーファーがやって来るので、
日本語だけで丁寧に伝えられるのはこの日だけということもあり、
目一杯付き合ってお話して、伝えていきました。

ちょうど私の半分の年齢のジュンちゃん、
精一杯がんばって受け止めてくれております。
草刈りでは余分な力が入ったか?
終わった後は「腕がパンパン!」と言っておりました。
でもね、この作業を女性にしてもらったのは、貴女が初めてだよ。
よく頑張ったね。
1ジュンちゃん草刈り

タケノコ掘りは、とても順調にブツが手に入りました。
一度にこれだけ上物が採れたのは、私も初めてです。
タケノコは成長が早いので、タイミングが勝負なのです。
2淡竹収穫

これは地元で「シチクだか、ハチクだか?」と言われているものですが、
私は「淡竹(ハチク)」と決めつけて採っています。
今回も、地域が管理する竹林で、
「どうぞ採っていってくれ!」というものを遠慮なくいただいてきました。

ところで、タケノコの上手な剥き方をご存知ですか?
これを丸のまま皮を剥くとなると、とても手間がかかるのです。
一番簡単なのはこの方法です。出刃包丁で縦に割ってしまいます。
3割る

そして両手の親指を淵に当て、なぞるだけで皮から外れていきます。
この画像は一人で撮影したので片手ですが、
実際には両手でススッと親指をずらして剥がしています。
4指で外す

すると、あっと言う間にタケノコが取り出されました!
5取り出す

これらを茹でるのには、うちのかまどが大活躍!
かまどの火守をジュンちゃんに任せましたが、
とても貴重な体験になったはず。
大小いろいろ取り混ぜて、たくさん茹で上がりました!
6茹でる

ジュンちゃん、火と刃物を扱えるようになろうね。
それが「生きる」ってことの一つの関門だ。
かくいう私も学んでいる最中です。

こうしてその日に採ったタケノコが、
その日のうちに食卓に上りました。山椒を添えて、美味しい!
7昼食のおかず

一緒に食しながら、「食」の大切さ、「足るを知る」ということなど、
私たちが日々の暮らしの中で大切にしていることを、
重ねるように伝えていきます。

こうして始まったジュンちゃんとのウーフ生活。
昨日やってきたシンガポール・ウーファー二人組も良い子たちです。
週末にはイスラエルから若いカップルが合流予定です。
どんな展開が生まれるのか?全く楽しみなことです。