滞在中のイスラエル人ウーファーによる安息日が始まりました。
毎週金曜日の日没から土曜日の日没までの時を、
我が「もりのいえ」で過ごしています。
私たちはユダヤ教徒ではないので、ただ眺めているだけですが、
見るもの全てが初めてなので、とても興味深いです。

金曜の午後から彼女達は四食分の調理を済ませました。
そして夕食前に入浴を済ませます。
日没後は、彼女達は調理をせず、仕事をせず、電気を扱いません。
トイレの明かりの消灯をどうする気であろうか?

それはさておき、夕食の支度が整いました。
今回は私たちの分まで一緒に作ってくれました。
一つのロウソクを点し、そのそばにスープと、パスタと、サラダと、
紙がかかっているのは?
1夕食

それは手づくりパンでした。
三つ編みのようなパン、実際はもう少し膨らむはずだったそうですが、
それでも美味しそう。
2パン

夕食前に屋根裏で20分ほどお祈りをしていた彼女達。
お祈りというよりも、ずっと歌っていました。
涼やかな声が一階にも響き、独特の雰囲気に包まれていました。
そして夕食直前にも軽く歌っていました。
不思議な気配に、U太も神妙な様子。
3祈る

一旦立って、グラスに注いだ水を手に持ち、なにやら唱える二人。
4立って祈る

先ほどのパンを一口ずつ切り、塩を付けてまわしてくれました。
そうやって静かに食事がはじまりました。
5静かに始まる

せっかくだからと私も考え、途中からはキャンドルナイトとなり、
一段と特別な感覚に包まれます。
食事の後にはデザートも登場しました。
家ではお母さんが中心となって作るそうなので、
何もかも自分たちでここまで準備することは、めったにないそうです。
6キャンドルナイト

毎週末家族が揃い、一緒に歌い、祈り、食を共にするのだそうです。
そして土曜日は日没までゆったりとした時を過ごすのだとか。
宗教的な意味合いはさておき、
「こういう時の過ごし方もいいもんだなぁ。」と感じました。
ある意味で、日本の最近のほとんどの食卓に欠けているものが、
今、目の前で繰り広げられています。

ところで、彼女達は食事中はほとんど喋りません。
その他の場面でもとてもおとなしいというか、静かです。
「ユダヤ教徒って、みんなこんな風なの?」と訊ねると、
それは違うそうです。ただ彼女達の性格によるものらしい。

海外に出掛ける時、
私はある意味で「日本人の代表」として見られていることを感じる時があります。
私の言動を見て、「日本人って、そうなの?」と見られるのです。

今回、初めて敬虔なユダヤ教徒であるイスラエル人を迎え、
逆の立場で彼女達を見ている自分がいます。
それはそれで大事な視点だと思うけれど、
それとは別に、彼女達は一人一人が個性を持つ人間なのですよね。
そのことに改めて気づかされる日々でもあります。

ともあれ、とても興味深い体験をさせてくれてありがとう。
昨夜は忘れられない夜となりました。
同席した他のウーファーたちもきっと同じ心境でしょう。
「ウーフを始めて良かったな。」と感じた時でもありました。

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
少しずつ、品数が増えています↓
もりのいえのお届け便
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡