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旅から戻りました。
二泊三日とは思えない、とても濃い、充実した旅でした。
その内容はこれからご報告するとして、
ところでこんな話をご存知ですか?

「今年の七夕(たなばた)の満月の夜から、22日の新月で日食の日にかけて、
地球上のあらゆる存在のレベルが上がってきている」というお話です。
つまり、まさに今、この時期のお話です。
詳しくは知りませんが、ともかくこの時期に何が起きているかというと、
「リセット」です。

世の中のありとあらゆる現象が、これまでのわだかまりを捨てて、
新しい局面に向かうチャンスの時期なのだそうです。
人によって持つわだかまりは異なるでしょうから、
リセットする対象も当然異なるでしょう。

ある人にとればモノだろうし、あるいはカネや感情や人間関係かもしれません。
あるいは社会現象も含まれるでしょう。
ともかくそれらをこの時期に切り離し、
新たな姿勢で望むチャンスだということなのでしょうか。

ある人曰く、「この時期にリセットできなければ、この先ずっとあとを引く」
なんてこともあるそうですが、
私は「人生にやり直しはきく」と信じているので、それほど深刻には捉えていません。
ただ、実際に私にとってリセットすべきタイミングだったことは確かです。



このブログを読んで下さっている方は感じておられるかもしれませんが、
ともかくここ数ヶ月の私たちの暮らしは「てんやわんや」でありました。
この旅で出会った誰しもが「ちょっと忙し過ぎじゃないの?」と心配してくれました。
気をかけていただき、ありがとうございます。

私は「忙しい」という言葉が嫌いなので、
そうは言わずに「退屈しない」と書き換えていますが、
実際のところ、この時期、ある意味で「心が亡んで」いたのかもしれません。

もちろん私の周りで起きている現象は、それは素晴らしい事柄がたくさんありました。
でもその一方、喉を痛めるなど、しっくりこない自分自身も感じていました。

そんな私の状態をずっと眺めてくれている知人がいました。
先日、オーラソーマの自分の店を開いたHさんです。
七夕の素敵なイベントの後もうちに寄ってくれました。

Hさん「喉の原因、何だと思う?」
私「病気だとか、ハウスダストだとか、周りの皆はいろいろ心配してくれるのだけれど、
実は自分では気づいているんだ。」
彼女の前では素直に話ができます。

「つまりは、僕自身の問題だよね。」
「そうだと思う。」
「でもね、もうすぐ答えが見えるような、壁を越えられるような気もするんだ。」
「私もそう感じるよ。」
その日はそんな会話で別れました。

そして10日の朝、私は旅立ちました。
当初の目的は、11・12日に河口湖で開かれる、
メーリングリスト「wvo」のオフ会出席でした。
最初、このオフ会の話題が出た時、
「行きたいなぁ。でも今はそんな暇はないよなぁ。」と諦めていました。

ところがかみさんが、「行ってらっしゃいよ。きっと何か新しい出会いなり発見があるよ。
うちのことは大丈夫だから。」と言ってくれたのです。
こういう時のかみさんは神がかりというか、直感でモノを言っているというか、
妙に信憑性があります。
そこでお言葉に甘えて、行かせてもらうことにしました。

そして「オフ会、行きます!」と宣言したものの、
改めて道順を調べると、八ヶ岳を通るではないか!
「ならば、仙人はじめ、お世話になった人たちに会っていこう!」
という流れになった次第です。

そして10日の夜は仙人宅に泊めてもらう算段を取り付け、
早朝に家を出て、オフ会で頼まれていた籾殻も積んで出掛けました。
今回、往路は下道で行くことにしました。平日だし、お金も節約してね。
そのために燃料もたっぷりと仕込んでおりました。
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木曽道を進みながら、次第に一人思考の世界に入ります。
ここ数ヶ月の出来事や、現状、そしてこれからの暮らしについて、などなど。
正直言って、ここ数ヶ月の私には「焦り」がありました。
その最たるものは、「家族をどうやって養っていこう?」というものです。

「もりのいえで食っていく!」と宣言して一年が経ち、
それなりに準備をしてきたつもりでした。
そして最近になってようやくそれなりの体裁が整い、
「よし、これからだ!」という体制にはなったのですが、
「果たしてこんなペースでやっていけるのか?」
という気持ちが芽生えていたのも事実です。

でも、そういう自分を冷静に見つめ直す時間と空間さえなかった。
ここ数ヶ月、ずっと走ってきたからね。
今回、久しぶりに一人旅をして、
本当に久しぶりにそんな時間を持てたことに気付きました。

まさにそんな気分で、桜の名所・高遠あたりを走っていた時に、携帯電話が鳴りました。
Hさんでした。
「今、話してもいいかな?」
「いいよ。」ただならぬ気配を感じ、車を道端に停めます。

「実はね、ちょっと感じるところがあって、勝手ながらmasanのことを調べてみたの。
そしたらね、やっぱりあることが分かって、それを知らせたくて電話したのだけれど・・・」
「いいよ、言ってみて。」

その先の彼女の話をかいつまんでまとめると、次のようなことです。
つまり私は、もともと「自分のスペースが必要な人」らしい。
スペースとは、空間だけでなく、時間も指します。
ところが、まず私の家を眺めた時、「私だけのスペース」というのは無いのです。
私の書斎はありますが、仕切りはなく、オープンスペースの一部です。
Hさんはまずこれが問題だと言います。

「masanはね、自分の内側を観る事が大切な人なんだよ。
そのmasanが最近はそんなことをする時間と場所が無かったんじゃない?」

まさに指摘の通りです。
特に私の体調が崩れた時期は、ウーファーが大勢やって来始めた時期でもありました。
Hさんも言いましたが、ウーファーが来ることは何の問題もありません。
ただそのことによって、「私自身のスペースが無くなったこと」が問題だということです。

そう指摘されて改めて思うに、
ウーファーって、ものすごく頼りになる存在だけれど、
別の見方をすれば、「新たに子供が増えた」とも言えます。
だってうちの暮らしについて一つ一つ伝えていかねばならないからね。

特に大勢のウーファー達が滞在している時は、
ある意味で私は「大家族の家長」のような存在です。
全体を眺め、一人一人の動きに配慮し、コントロール(管理)する。
それが私の役目でもあります。

でも実は私自身は自分だけの時間と場所を必要とする人間だとすると、
落ち着く居場所のないままにかけずり回っていたとも言えます。
「本来の、masanらしいスペースを、日々の暮らしの中に作っていったら?」
ということをHさんは伝えてくれたのです。

嬉しかったですね。
だってまさに私がそんな心境にいるまっただ中に伝えてくれたのだから。
彼女に感謝の言葉を伝え、再びハンドルを握って、あることを感じました。
「つまりは、これは私にとって『リセットの旅』なんだ。」と。

ここ最近の私自身の選択や決断、行動については正しかったと確信しているし、
もちろん後悔はしていません。
ただ、その間に自分自身にとって大切なことに意識を向けていなかったのかもしれない。
そのことがきっかけで体調を崩し、精神的にも焦りが生まれていたのかもしれない。
そしてこの旅はそれらをリセットする意味があるのかもしれない。

そんなことを感じながら、今回の旅が始まりました。
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