6月に書いた体育祭のお話の続きです。
昨日、それに関する会合がありましたので、
この機会に事情と私の考えを残しておきます。

「2009年の体育祭をどうするか?」
過去50回行われてきた体育祭を今年はやるのか?やらないのか?
そんな議論をするタイミングに、私は地区の代表者になってしまいました。
しかも、「やめよう派」の急先鋒地区の代表です。

これまでも、地区の人たちから
「あんたが口火を切って止めさせるんだぞ!」と励まされ(脅され?)、
「でもそれで本当に中止になったら、『体育祭をあいつが止めた。』と
一生言われるだろうな。」と冷やかされておりました。

そんな私が初めて会合に呼び出されたのは、今年の2月のことでした。
つまり、まだ新年度になって正式に地区の体育委員長に任命される前の段階から、
各区の次期委員長が集められたのです。
それだけでも異常な事態です。

中津川市体育協会加子母支部の主催で開かれたその会合では、
当初、主催者さんは多少強引に「今年もやろう!」という流れを作ろうとしました。
つまり、「今日集まったメンバーの合意で、今年もやることに決まった」
ことにしたかった様子です。

それには各地区の委員長が反発。そりゃそうですよね。
そして各地区の事情を一人一人が報告していきました。
私は自分の地区の総意を汲んできた訳ではありませんが、
感じるままに伝えました。

・もともと反対派の人が多い地区であること
・それはただ「人が少ない」という理由からきていること
・その傾向はますます進み、仮に今年参加できたとしても、
 今のままの種目では近い将来に参加不可能となるであろうこと

他の地区の方は概ね賛成派でした。
ですから全体を眺めると、私(の地区)だけが反対したという構図になります。
当然ながら私の報告の後は白けました。
でも、それが事実だから仕方がないです。

ここで私の考えを述べておきますが、
「どんなものであれ、50回も続けば、それは立派な『文化』だ。
その文化をつないでいくのは、それに関わる私たちの責務だ。」というものです。
つまり、続けるべきというのが個人的意見です。
でも、今は地区の代表ですので、その意見は封印しています。

さて、その日の会合はそういった事情をヒアリングするだけで終わりましたが、
その後のいきさつを経て、結局やはり今年も開催することになりました。
10月18日(日)、加子母小学校の運動場で開かれます。

結局そのようなことになり、我が地区の方々が猛反発するかと思いきや、
そういう展開にはなりませんでした。
一部の若い衆が「話が違うだろうが!うちの地区は不参加にしよう!」
と怒っていましたが、それを聞いた年寄り衆は、
「まぁ、そんなに力むな。ともかく今年は休めばいいだろう。」と返しておりました。
「でも言ってることは同じなんだけれどな。」と私は脇で聞いておりました。

また他の衆は、
「体育協会がやると言っても、『うちの地区はやらん。』と言えばいいんだろ?」
と私に訊ねてきますが、そんなことを私に言われても答えようがありません。
そんな動向をそれとなく体育協会の会議でも報告しますが、
「masanは板挟みになって大変ですね。」と同情されつつも、
事態は「開催!」に向かって進展してきました。

そんなうちの地区の雰囲気と、
実際に体育祭を企画する体育祭運営委員会の雰囲気を比較しつつ、
私はある決心をしました。
そしてその気持ちをまず地区の区長はじめ主だった方々に伝えました。
それは次の事項です。

・各種目への参加について、これまでは委員長が拝み倒して頭数を揃えてきたそうですが、
 私は無理強いはしません。
・その結果、人数が揃わない場合は、その種目は棄権します。つまり、不戦敗です。
・そうすることで、体育協会や運営委員会からは責められるかもしれませんが、
 それは私の役回りと受け止め、謝ります。

そして今年の副委員長であるノボルさんとは次のように話し合いました。
「最悪、当日誰も来なくても、私たち二人だけは入場行進をして参加をしよう。
それ以上の人が来てくれたら、それだけでありがたいと感謝しよう。」
以上が、今年の地区委員長である私の方針です。

そしてそれは、「人は集めるものではなく、集まるものである。」
という私の信条でもあります。
この内容を説明することで、区長以下、地区の方々からは同意を得ました。

それだけ腹を決めた上で、昨日も運営委員会に出席しました。
今は種目の内容詳細を話し合っている段階です。
当初、私(の地区)が反対したことで、
「ならば人が少ない地区に配慮して、大幅に種目を見直そうではないか!」
とアシストしてくれる他地区の委員長もいらっしゃいましたが、
結局それほど大きな変更はなさそうです。

ここで私が決定事項を報告すると誤解が生まれるかもしれませんが、例えば、
「世界は二人のために(二人三脚リレー)」は中止。
「自慢競争」の丸太切りは、丸太を細くする。
「デカパンリレーで食べる饅頭を加子母トマトに変更する。
などといった話し合いが続けられています。

これらの議論の間、私は敢えて「だんまり」を決め込んでいます。
だって、「種目に関係なく、人が揃わなければ棄権する」という地区の雰囲気を汲むとなると、
私がはしゃいで企画を進める訳にはいきませんからね。
ですから、そんな私の態度を見て、「後ろ向きなヤツだな。」と感じている人は多いでしょう。
でも本当は企画屋で仕切り屋なのですよ。

ま、そんな訳で、種目と内容も次第に固まってきて、
私が板挟みになる時が近づいております。
ま、それも今年の私の役回りなのでしょう。
「で、お前はどうする?」と、きっと試されているのでしょうね。
腹を据えて臨ませていただきます。