今日のタイトルを見て、「オッ、ついにmasanはF1レースに参戦か?」
と捉える人はいないと思いますが、もちろん別のF1のお話です。

F1品種(F1種)ってご存知ですか?
農に関わる人ならば大抵はご存知でしょうが、一般には意外に知られていないのかもしれません。
簡単に説明すると、「一代限りの種」です。
つまり、野菜を育てようとする時、このF1品種の種で育てると、
最初の年は予定通りに花が咲き、実がなります。

ところが、この時にできた種を残しておいて、翌年に蒔いても、
実がならない、あるいはかなり小さい実しかならないのです。
こちらや、こちらでも説明されていますので参考になります。
要は、「毎年、種屋さんから種を買いなさい。」という理屈です。
よくできています。

このF1品種、どれくらい出回っていると思います?
知らない人から知ったら驚くほどの割合で出回っているのだとか。
正確な数字は分かりませんが、「ほとんど」と言ってもよいのではないでしょうか?

むしろ、F1品種でない種を探す方が早いでしょう。
私が知っている限りでは、ロケット(ルッコラ)は続けて採取できます。
他にご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

さて、何故そんなことを書き出したかというと、うちのアサガオなのです。
昨年は青色だけの花をつけるアサガオの種を購入し、
とても綺麗に咲かせてくれた花を愛でておりました。

そしてシーズンが終わってマメに種を採取し、
希望する方々にもお分けして、今年の成長を楽しみにしていました。

ところが、30粒以上は蒔いたのに、芽を出したのは10本程度。
それでもうちでは十分な数なので、
西の方に苗を差し上げたりとかして数を調整していたのですが、
葉っぱばかりが出て来て、花が一向に咲きません。
訊ねると、やはり西の方のアサガオも花をつけなとか。

「やっぱりF1だったからか?」真っ先にそのことを思い浮かべました。
野菜だけでなく、花も同じようなことが行われているのです。
「それにしても、種ができないというのならばまだしも、花が咲かないというのは変よね?」
かみさんも寂しそうです。
ともかく、他にも種をお配りした方もいらっしゃるので、大変申し訳なく感じていました。

ところが、ツルがどんどん伸びて、屋根のひさしに届いた頃になって、
二本だけが上の方で花を咲かせ始めたのです!
これには結構感動!「おお、お前達はF1に対抗して生まれた突然変異種か?」
これが今回のタイトル、「F1への挑戦」の意図です。

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もし彼らが本当に突然変異ならば、彼らの種を採っておけば、
来年以降は余計な心配をする必要が減るかもしれません。
結構私はワクワクしてかみさんに伝えに行きました。

するとかみさんがひと言。
「実はね、昨年の種が少し残っていたので、一緒に蒔いといたんだよねぇ・・・」
カクッ!
では目の前で花を咲かせているのは、昨年のF1か?
昨日のネタといい、足元をすくわれる話題が続いております。

でも、花を咲かせている二本が昨年のF1であると決まった訳ではありません。
ひょっとすると、ひょっとして、突然変異という可能性も残っておる訳です。
それを証明するとしたら、やはり今年の花の種をマメに集めるしかありませんね。

これって「言うは易し、行うは難し」でして、
採取するのが早過ぎるともちろん芽は出ないし、
気がつかないうちに種がはじけて飛んでいってしまったりもします。
だから今年は相当気合いを入れてチェックしようと決心しました。

だって「種を残す」って自然界の最大のテーマでしょ?
それを遮っていることが「常識」の世の中って、やっぱり変だと思う。
でも、何から何まで挑戦するのはキツイから、
まずは目の前のアサガオで「F1外し」をしようではないかと目論んでいるのです。

他にも「F1外し」したことのある方、あるいは「F1外し種」を既に持っている方、
是非コンタクトしてきてください!
お待ちしています!