先日、「F1への挑戦」と称して紹介したアサガオですが、
その後三本の苗が花を咲かせるようになりました。
結局このアサガオがF1なのかどうかは不明ですが、
種に関してとても関心を持っていることは確かです。
1咲き出したアサガオ

さて、思い立って「あるコト」を起こしました。
私は我が家を「築150年ほど」と普段から語っておりますが、
実は根拠は曖昧(あいまい)です。

150年のよりどころは、前の持ち主が「軽く百年は経っている。」とおっしゃったことと、
「文久元年」のふるいが見つかったことです。

ところが、実はこの家の歴史を物語るべき役者が控えていました。
それがこれです。大黒柱の脇に留められた板です。
よく見ると、二枚の板が重ねられて紐で縛られ、それを留めております。
いかにも「二枚の板に何かはさんでいるぞ!」と言わんばかりです。
2屋根裏に留めてある

これまでに屋根裏に登ってきた誰もが、建築のプロの方も口を揃えて、
「きっとこの板を調べると、この家の歴史が分かるのでしょうね。」
とおっしゃっていました。

だから本当の歴史を知ろうとするならば、さっさと板を外して見れば良かったのですが、
こういうのって、そのままにしておく方がいいという考え方もありますよね。
これまでの私はそういう考えでした。

ところが最近になって、いろいろマスコミの取材やら打診を受けるようになり、
あまり根拠のないままに、「150年」を語るのはどんなものであろうか?
と考えるようになりました。
「やはりここは正しい歴史を知っておくべきだ!」と考え直し、
今日、外してみることにしたのです。

ウーファーのジョシュアを誘って、二人で外しにかかります。
コトのいきさつを聞いたジョシュアは興味津々、どきどきワクワクです。
最初にお祈りをして外すことを申し出、その後、板を外し、表に運んできました。
3外す

さぁ、紐を外して、開いてみました!
すると、一枚の古銭と、予想通り!折り畳まれた紙が登場しました!
4開いてみる

古銭は取りあえず脇に置いて、紙を慎重に開いていきます。
気分は探検家です。
脇でジョシュアはますますどきどきワクワク!
ゆっくりと開いていきましたが、でも何も書かれていないぞ!
5紙を開く

陽に透かしてみました。でもやっぱり書かれていません。
6紙を透かす

これはどうしたことだろう?
何か特殊な液か熱であぶりだすのであろうか?
とてもそこまではやる気はないので、気分を変えて古銭に目をやります。
これは「寛永通宝」ですね。
江戸時代に普通に流通されていたお金です。
7寛永通宝表

調べてみると、一口に「寛永通宝」と言っても、
実に長い歴史と多くのデザインがあります。
裏の方もよく見てみましょう。
8寛永通宝裏

いろいろ調べてみましたが、
結局うちの寛永通宝がいつの時代のものかを知ることはできませんでした。
明治時代中期までは実際に流通していたようですが、
最後に作られたのは150年程前のことのようです。

結局、我が家の正確な歴史は分からずしまいでしたが、
それでも十分貴重な時を過ごさせていただきました。

そんな話をウーファーのあやちゃんにしたところ、
彼女、急に目を輝かせて、「このお金、私が持っているのと同じです!」
やおら家の中に走り込み、持ってきたのがこれです。
右があやちゃんの寛永通宝です。
9あやちゃんの表

でも裏のデザインが違います。「文」の文字が入っている。
10あやちゃんの裏

そこで調べてみたところ、何とこの古銭は「新寛永文銭」である可能性が出て来ました。
こいつが作られたのは、何と!1668年です。
約340年前!江戸時代初期ですよ、あなた。

「何でこんなものを持っているの?」普通はそう感じますよね?
あやちゃん曰く、
「うちの家はそれほど古くはないのですが、
ある時に屋根裏でサッカーボールの形の貯金箱を見つけて、
中を覗いたらこの古銭があったのです。
それからは私のお守りにしているのです。」とのこと。
なかなか面白い子です。

「でもですね。大昔の人が触っていたお金を、今私も触っているのってすごいと思うんです。」
その通り!
私も今この瞬間、もしかして本当に150年間も一目に触れられることのなかった、
そしてそれ以前は大勢の人に触れて世の中を回っていたお金と、
こうして出会っていることが愉快です。

かくして、結局我が家の正確な歴史は分かりませんでしたが、
とてもわくわくドキドキの歴史的瞬間に触れることができました。
そして、我が家から出て来た「文久元年作のふるい」と、
150年ほど前に製造が打ち切られた寛永通宝が屋根裏に設置されていたことから、
やはり「我が家は150才ほど」と語ることにします。
11ざると揃って

今回出会った古銭と板は、近々元の場所に戻します。
今日はひとしきり洗って、これまでの間、我が家を見守ってくれたことを労いました。
そしてこれからもよろしくね。


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