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私には偏見があります。
「インド人は賢い!」という偏見です。
だって、インド人って二桁のかけ算ができるんでしょ?
私には想像がつきません。

10月28日にイギリスから中部国際空港に到着し、即、加子母入りしたジェイ。
国籍はイギリスですが、両親はインド人という24歳の青年です。
日本は初めて。ウーフも「もりのいえ」が初めて。
そしてうちでウーフした後は東京で数日遊び、そのまま帰国するとか。

つまり、「もりのいえ」での滞在が、
彼にとっての「日本の田舎」のイメージとなる訳です。
責任重大とは言いませんが、
「本当にそれでいいの?」と訊ねたくなるところです。

さてそのジェイ。とっても真面目な好青年です。
でも最初はうちの暮らしに相当面食らった様子。
だって、「お風呂の時、身体はどこで洗うのか?」と訊ねてくるほどでしたからねぇ。
日本の暮らしそのものがカルチャー・ギャップだったでしょうし、
ましてや「もりのいえ」ではねぇ。

それでも彼は黙々と様々な作業をこなしてくれました。
そして11月2日のことです。
日本人たちは「てんつくマンの映画」を観に行くことにしたのですが、
さすがにジェイには理解できません。

そこで留守番をしてもらうことになったのですが、
その日、私たちが帰宅するのが遅くなるので、
ジェイには終日休んでもらう代わりに、夕食をお任せしたのです。
その夕食とは、当然ながら「カレー」でした。
そうです!インドの人が作るカレーです。

その日は極楽日でした。
見事な紅葉を眺め、昼から温泉に入り、午後は映画で涙を流し、
そして帰宅したらインド・カレーが準備されていたのですからね。
味の方は期待通りにとても美味しいものでした。

あまりに満足したので、私たちは図に乗って、
翌日も彼にカレーを作ってもらうことにしました。
また、前日は出来上がったカレーをいただいただけだったので、
今回は調理する姿を見せてもらったのです。
いわば、「ジェイの料理教室」です。
1仕込み中

私は他の作業をしつつ、たまに覗くだけだったのですが、
傍で手伝ったり、眺めていたウーファーやかみさんによると、
結構「目からウロコ」的なテクニックもあったらしい。
2炒め中

そして出来上がった野菜カレー。勿論美味しかった~!
3野菜カレー

さて、3日から素敵なご家族が宿泊にやって来られました。
そのご家族、千葉さんたちについては後日書くとして、
二日連続で美味しい本場のカレーをいただいたという話を聞いた千葉さんたち、
「私たちも食べた~い!」とリクエストされました。

「ならば、改めて作ってもらいましょうか?」と、
何と3日連続のカレーづくりをジェイにお願いすることになったのです。
ジェイの指導の元、いそいそとカレーづくりにいそしむウーファーと千葉さん。
4こねる

いただいた「ひよこ豆カレーとレンズ豆スープ」は絶品でした!
5ひよこ豆カレー&レンズ豆スープ

もうすっかりとジェイを見直した私たち。
先日は見事なパンこねテクを見せてくれたこともあり、
すっかり皆の尊敬の的です。

ところが、ジェイの凄さはそんなものではなかったのです。

家の中でふと見かけた折り紙。
「U太、これは誰が作ったの?」
「それはね、ジェイだよ。」
6ドラゴン

ジェイに訊ねると、ドラゴンだそうです。
実に細密に作り込んであります。
裏返すとその作り込みのレベルがよく分かります。
7ドラゴン裏返し

ジェイったら、ごつい指をしているのに、指先が器用なんですね。
「ところでジェイ、折り紙はどこで習ったの?」と訊ねると。
「独学で。」とのこと。へぇー、凄いじゃないか!

ところが、ジェイの凄さはそんなものではなかったのです。

昨日の夕食はピザパーティーでした。
うちのピザは薪ストーブで一枚ずつ焼きます。
ですから焼き上がりを待っている間は間延びしますので、
「自己紹介タイム~!」を行いました。

順番にじっくりと紹介していって、ジェイの番になった時です。
「私は車系のエンジニアリングを専攻して、大学院を卒業しました。
そして、循環型社会の形成について研究する政府系の組織に所属していました。
水素ガスで走る車などの研究もしてきました。
最近は、牛糞からバイオガスを取り出す技術に関して研究と指導をしてきました。
その組織は来日する直前に辞め、
帰国した後は十代の若者に環境教育をしていきたいと考えています。」
とのことでした。

「ええ~っ!」と声を上げた私。
彼がやってきたことって、これから私が手がけたいことそのまんまやんか!
しかも、足助に行った時にパネルでいろいろ紹介されていたことにも通じます。

そうだったんだ。ならばもっと彼に丁寧に説明してあげれば良かった。
申し訳なく、また恥ずかしく感じました。
同時に恥ずかしく感じたのが、
「何で最初に自己紹介をしてもらわなかったのだろう?」ということです。

つまり、これまではずっと私たちの暮らしを紹介し、
彼には家族の一員としてその暮らしを一緒にしてもらうことに重きを置いていたので、
彼自身がどんな人物であるかについてはほとんど聞いていなかったのです。

「私たちは自分のことばかり喋っていて、相手のことを聞いていなかったのだなぁ。」
改めてこれまでのウーファーたちとの付き合い方を振り返るに、
自ら自分のことを語るウーファーでない限り、
私たちはそれほど相手のことをしらないのでありました。

「あまりに相手のことを詮索するものではない。」
という気持ちが働いていたこともありますが、
今回の様に「初めから聞いておれば、
あの時にもっと詳しく情報や刺激を受けることができただろうに。」
などという機会喪失感が生まれたとしたら、それはもったいないことです。
特に外国人ウーファーの場合は
できるだけ早いタイミングで「自己紹介タイム」を設けるべきだなぁと感じました。

ところが、ジェイの凄さはそんなものではなかったのです。

「ところで、そんなジェイが何故『もりのいえ』選んだの?それはどうやって?」
誰もが関心を持つ質問でしょうね。
というのは、ウーフ・ジャパンのサイトで自分に合ったホストを探そうとする時、
例えば「パーマカルチャーをやっているところ」と検索できる訳ではなく、
まずは日本地図があって、
そのなかで岐阜県を最初に選ばないと「もりのいえ」は見つからないのです。
つまり、何故彼が岐阜県を選んだのか?知ってみたくて質問しました。

それに対して、彼は明快に答えてくれました。

「理由は、これまでとは違うものを求めていたから。
そして、ウーフ・ジャパンに登録しているホストを全てチェックした結果、
『もりのいえ』を選んだのです。」

「ええ~っ!」
再び声を上げた私たちでした。
全てのウーフホストって、300以上あるのですよ。
それを一つ一つクリックして読み込み、
それらの中から「もりのいえ」を選んでくれたという訳です。

「こりゃぁ、光栄なことで。」
「それに対して、私たちは彼の望みを叶えれるようなものを提供できたのであろうか?」
少々申し訳なく目を合わせるかみさんと私を眺め、
「私の選択は正しかった!」と言い切ってくれたジェイ。ありがとうね。

こうして、「実はすごかったジェイ」の姿が明らかになるにつれ、
先日、足助で小澤さんからいただいたセリフがよみがえりました。

「お前な。自分がやっていることを誇らし気に見せんでいいぞ。
ただ、自分が思う生き方をしておればいいんだ。
その上でな、大切なのは『我逢人(がほうじん)』だ。」

「小澤さんがおっしゃったことは、つまりはこういうことだぞ!」
と教えてくれているかのようなジェイの姿であります。
ジェイ。ありがとうね。
私はジェイと逢えたことで、とってもインスパイア(刺激)を受けたよ。

ちなみに、冒頭の質問をジェイに投げかけました。
「インド人って、誰もが二桁のかけ算ができるの?」
するとジェイ。
「そんな話は聞いたことがないよ。できるひとは一握りだろうね。」
少しほっとしました。



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