はや、一週間前のネタになってしまいましたが、
雑誌『ドゥーパ!』の取材を受けました。

「『SVO・WVO』に焦点を当てて、
初心者向けに『ほんとに素人でもできるの?』といった感じで
記事をすすめていきたいと思っております。」

こんな切り口で取材を打診してきた記者さん。
さて、どうしようか?としばし思案しました。
というのも、「本当の素人にはできない」からです。

私の場合は多くのサポートがあったからできた訳で、
そんな私を紹介して、「よし、素人の俺がやってみよう!」なんて気になられて、
一人でいざやってみるとうまくいかなくって、
「SVOは駄目だ!」なんて言われたら悔しいもの。

私は副業で食品安全についての講習会講師をしています。
食品の世界にはHACCPという衛生管理システムがよく出回っていて、
極論すると、HACCPをしっかりと実践しておれば、
大抵の「食の安全」は守られるはずなのです。

ところが、2000年に雪印乳業による集団食中毒事件が起きました。
これは、とてもずさんな衛生管理をしていた同社が、
マスコミ対応の失敗もあって世間で大きく取り上げられたので、
皆さんご存知だと思います。

この雪印乳業がHACCPを導入していたのです。
それまでは「HACCPを導入している会社は安心安全」と言われていました。
でも事件が起きたことで、
「HACCPは駄目だ!」というレッテルが貼られてしまいました。

これは言うまでもなく、
「仕組みをきちんと回していなかった会社が駄目」な訳ですが、
世間(たぶんマスコミ)は、刺激性のある話題を好みます。
そんな訳で、一時期HACCPは悪者になりました。

そんな展開をこのSVOの世界で見たくないのです。

「どうしよう? 私よりももっと詳しい人の方を紹介しようか?」
一瞬そんな思いがよぎりましたが、
「いや、私のような素人がいかにこれまで取り組んできたのかを、
正しく伝える方が良い。」と考え直し、今回の取材をお受けしました。

取材を受ける前に、メーリングリスト「wvo」の仲間に声かけをしました。
「取材を受けるにあたっての注意点は? 特に何を強調すればいい?」
そして「できれば誰か同席してくれないかな?」

すると、信濃の方こと、こいでさんが「行ってもいいよ!」と即答してくれました。
このクイックレスポンス、嬉しいですね。
そして、愛農かまどワークショップに参加するブレンディさんが
そのまま残ってサポートしてくれるとのこと。
また、つい一週間前に他の人のSVO化ワークショップを仕切った、
ふわりさんも同席してくれることになりました。

こんな時に仲間がすぐに集ってくれるって、本当にありがたいです。
他にも数名がアドバイスをしてくれました。素晴らしい仲間達!
私が記者さんに伝えたいことの一番は、これなのです。

さて、先週の日曜日、愛農かまどが完成した直後に記者さんが来られました。
「私、メカに弱くって・・・」
なるほど、読者目線で記事を書こうとされているようです。

そこで、私たちはその後、怒濤の説明会を開きました。
特にお伝えしたかったのは、以下の様なポイントです。

・SVOの理屈は簡単です。天ぷら油を暖めればいいのだから。
 でもその仕組みは千差万別で、法的な知識も必要であり、
 素人が安易に手を出す領域ではないこと。

・一人でやろうとするのは危険!
 例えば「wvo」のようなメーリングリストに加わって仲間に入り、
 そこから学び、仲間と共にコトを起こすこと。

・それでも一旦始めたら、自己責任がずっとついて回ること。
 (これは本当に大切なポイントです。
  万一事故を起こすと自分が大変な思いをするだけでなく、
  周りに大きな迷惑をかけることになるからです。)

・改造ではなく、仕様変更であること
 (「改造」なんて書かれると、とっても印象が悪いからね。)

一連の説明を聞いた後、記者さんは頭を抱えていました。
もっと安易に考えていたでしょうからね。

もっとも、私のような素人が実際にSVO車を走らせている例もあります。
我が「よきかな号」は、SVO化して以来2年間、4万キロ以上走っていますが、
これまでノートラブルできています。
(車そのものの寿命としての噴射ポンプのオーバーホールや、
私の人為的ミスで油を車内にこぼしたなんてことはありますが。)

私が何故ノートラブルできたのか? 理由は明快です。
・優秀な、そしてとても親切な仲間が仕組みを考え、設置してくれたから
・燃料となる廃食油のろ過を丁寧にしているから
・ろ過のフィルター交換をマメにしているから
たったそれだけです。

だって、エンジンに汚れた燃料が入って車が止まったら、
私は対処の仕方を知らないもの。
だから、エンジンに入る前の燃料に気を使っているのです。
素人なりの防衛策です。

そこで、仲間とろ過の必要性を私は強調し、
ろ過システムについてはフィルター交換を実際にして見せました。
その様子を見て、「みんな、ここまでやってないって!」
と、手を左右に振るブレンディさんと信濃の方。

月曜日にカメラマンがやってきたのはいいのですが、外は大雨。
でも車の撮影はしたい。
そこで近所の、大屋根がかかる施設をお借りして、撮影会が始まりました。

多分、現在国内で最高レベルにあるSVO車を自作した、信濃の方。
1こいでさん颯爽と

今回、彼がいてくれたお陰で、正確な濃い情報を記者に伝えることができました。
ありがとうございます。
でも、多分記者さんは消化不良を起こしていることでしょう。
2覗き込む取材

SVOとは異なる、MVOなる仕組みで走るブレンディさん。
廃食油と石油燃料を混ぜて走り、正しく申告して納税するスタイルは、
一つの正しい道です。
今回、彼がいてくれたお陰で、とても場が和みました。
ありがとうございます。
3ブレンディさんポーズ

カメラマンの要望に応えて、
廃食油を燃料タンクに入れるという、いわゆる「やらせ」中のブレンディさん。
4油を入れるやらせ

その後、雨の中、各車がうちの周りをぐるぐると周り、
カメラマンが撮影するという愉快な体験もしました。

この取材内容が掲載されるのは9月初旬とのことですが、
さて、どんな編集になるでしょうかね。
記者さん、頑張って!



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