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昨年の夏、映画『六ヶ所村ラプソディー』を夫婦で観ました。
帰り道、「私、この映画を加子母で上映したいな・・・」と、
かみさんがつぶやいたのが事の始まりでした。

そのセリフを聞いた時の、私の正直な気持ちは、
「会場の手配と開催費のことはなんとかなる。
でも、共感して一緒に準備してくれる仲間が必要だ。
加子母に越してきたばかりの私たちに、
この微妙なテーマに共感してくれる仲間がどれだけ集まるだろうか?」
というものでした。

それでも、せっかくかみさんが「やりたい」という気持ちを芽生えさせたのに、
その芽をいきなり摘む理由はありません。
「どうやったら実現できるか考えてごらん。応援するから。」と応えました。

その後、案の定かみさんは壁にぶつかりました。
そして二人で話し合い、出た結論は、
「加子母にこだわらない。事を実現できる仲間をまず探す。」ことでした。
そのくだりはこちらに書いております。

その後、恵那周辺で上映会を開く方向で一旦話はトントン拍子に進み、
鎌仲監督とも直接電話でコンタクトを取り、日程まで押えたかみさんですが、
いろいろ事情が重なり、結局断念することにしました。
さすがに落ち込んだかみさん。
そこで私は言いました。「今回、良い経験をしたじゃないか。」

私は物事の流れ(潮目)をとても大切にします。
自分たちが作る流れと、
自分たちではどうにもならないもっと大きな流れが一致している時は、
何をやってもうまくいきます。
でもそうではない時は、決して無理をするものではない。
「戦(いくさ)でもな、撤退の判断をする時が一番難しく、一番肥やしになるんだよ。」

それに遡ること数ヶ月、『六ヶ所村ラプソディー』を観た直後の時期になるのですが、
かみさんは田中優さんの講演会DVDを観て、いたく感動しておりました。
私も勧められて観てみると、なるほどこの人はすごそうだ。
その後、豊田で実際に講演会を聴きに行って、納得しました。
内心、「映画よりも、この人の講演会から入る方がスムーズかも。」と感じていました。

そして映画を一旦断念した後のことです。
岐阜でまた田中優さんの講演会があるというので、そちらにも家族で向かいました。
その際、当時かみさんが知り合ったばかりのRさんを誘ったのです。
Rさんは家族で聴きにきてくれました。そして感動してくれた様子でした。

その姿を見て、その直後にRさんご家族を我が家にご招待しました。
この時期から新しい局面が生まれてきたように思います。

「田中優さんの講演会を是非実現したい!」と強く願うRさんにほだされ、
かみさんや、映画を一度企画したメンバーが再び集まりました。
そのメンバーは全員幼児持ちであったり、お腹に子供を宿す人々でした。
その動きを見て、私は「今度はいけるかも。」と感じ、
かみさんのバックアップを誓いました。

その後、21世紀クラブの主催という支援を得たこともあり、事は進みだしました。
もちろんいろいろと課題もあったようですが、それも乗り越え、
講演会の日が近づいてきました。

前日の26日の夜、当日のスピーチの練習をしました。
私が出した課題は、
・まずは、きっちりと原稿を書くこと。
・それを淀みなく読めるようになること。
・次に、完成原稿ではなく、ポイントだけの箇条書きにする。
・その箇条書きを眺めながら、気持ちを込めて語りかけるように話す。
・できることならば、何も見ずに話せるように。

人生で初めて主催者の立場になり、司会もすることになったかみさんにとれば、
いきなり完璧にできる訳がありません。
それは百も承知で、「今、とても良い時を過ごしているのだから。」と励まし、
何度か練習しました。
そして最後に当日の段取りの確認です。

こうやって迎えた当日。もう私は何も心配していません。
ただ望むらくは、「せっかくのこの機会に、多くの人に聴いてもらいたいな。」
ということだけでした。
それはかみさんも同じ思いだったでしょう。

今回の企画が始まった頃、21世紀クラブの方からは、
「30~40名くらいの参加者でしょうね。」と言われていました。
それを聞いた私たち。正直言って「何を~!」という気分でした。

「ようし、是非がでも多くの人々に来てもらおうではないか!」
と火がつき、その後、方々に声を掛けまくりました。
かみさんもmixiのコミュに書きまくりでした。

そうこうするうちに、手ごたえを感じるようになりました。
ある方は、まるで面識がないのに、「チラシを配るので200部送ってください。」
と申し出てくれました。
結局その方は自費で新聞の折込広告を出してくれました。
本当にありがとうございます。

また、飯田の方からは、「仲間に知らせる」と連絡をいただきました。
今回、アンケートを読むと、「飯田てくてく」でチラシを見て来た。」
という方がおられました。
その店のことを私たちは全く知りません。
私のブログから印刷して、お店に置いてくださったのでしょうか?

「当日、手伝うから!」と名乗り出てくれる人も出てきました。
パン屋のくうねるさんは、お店を休んでスタッフになってくれました。
恵那や中津川の法人会幹部の方も観にきてくれることになりました。
最近入ったばかりの「中津川自然エネルギーの会」の
幹部の方も来てくれると連絡が入りました。
託児はあっと言う間に満杯になり、追加スタッフを依頼することになりました。

そして昨日の13:00、恵那。いよいよ受付の開始です。
私は会場から一番離れた場所で誘導をしていましたので、
その場の雰囲気は解りませんでしたが、
講演開始時に会場に入り、心の中でガッツポーズを取りました。
その数、ざっと120名!
sぎっしりの人

嬉しかったですねぇ。
そして皆さん真剣に話を聴いて下さっています。
私は心の中で手を合わせました。
優さんもノリノリでお話してくださいます。
s優さん

結局、2時間の予定を越えて講演会は終了。
その後、スタッフや残ったお客さんも一緒にお茶しながら、優さんと雑談しました。
全てが終わったのは17:30。
でも皆、疲れた様子はなく、とてもすがすがしい顔つきをしています。
この姿をイメージしていたのですよ。

また新しい出会いもありました。
「地域でエコビレッジを作りたい!」と熱く語った若者カップル。
これからも情報交換しましょう。よろしくね。
「俺も、何かやらねば。」と紅潮顔の知人。
そうだよ、一緒に動きを起こそう。

アンケートはたくさん集まりました。
ほとんどの方が「大変良かった」に印をつけてくれました。
コメント欄にも感動のセリフが並びます。
「最高!!」「すごい!」「ショック」「ありがとう!」
「今日、足がかりができて良かった」「来て本当によかった」
「今後、今日の事を思い出し、明るい未来を目指したいです」
「もっと多くの人に聞いてもらいたい!」・・・

帰り道、優さんを駅まで送る僅かの時間に二人で会話しました。
「講演会もいいですが、この先私たちが起こそうとしている具体的なテーマについて、
これからもアドバイスしてくれますか?」
「ええ、もちろん。」と続けた後に、意外なコメントが。

「masanのブログを読むほどに、
masanってかわいい人だなと感じるようになっているのですよ。」
えっ?優さん、このブログを読んでくれているの?
しかも私がかわいいの?
何とリアクションしてよいのやらですが、これからもよろしくお願いします。

ところで、今回講演を聴いて下さった方に、老婆心ながら私からアドバイスを一つ。
優さんのお話は、言うなれば「情報のシャワー」のようなものです。
全身に浴びたシャワーの水を全てすくって飲み干そうと思うのは無理難題です。
でも、身体についた水滴をすくい取ることだったらできるはず。
そんなイメージで、まずはできることから始めてみませんか?

そして私からの提案です。
今回の講演会をビデオに納めました。
それをご希望の方にはダビングしてお配りしようかと考えています。

その方法をどうするかはこれから考えます。
原材料代と送料のみでお渡しするか、
いくばくかのお金をいただいて、(と言っても500円くらいでしょうが)、
経費を抜いた金額を今後の何がしかの活動資金にするか、寄付をするか。

もちろん事業として儲けるつもりはさらさらありません。
むしろそのDVDはどんどんコピーして配ってもらいたいほどです。
優さん、主催者や企画スタッフの方々と相談して、
方針が決まったら、追ってお知らせしますね。

いずれにせよ、昨日はとても意義のある一日でした。
主催者でも企画スタッフでもない私が言うのも変ですが、
Rさんご家族を始め、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
来て下さった皆さん、本当にありがとうございました!

そしてかみさん、ご苦労様。本当によくやったよ。そして自信になったね。
U太もずっとご機嫌だったね。ありがとう。
お腹の子も、きっと力をくれたんだよね。ありがとう。

一緒に過ごした皆さんにとって、
きっと人生の新しい1ページになったと思います。
そしてこのブログを読んで下さった方にも、
その雰囲気が伝わったならば嬉しいです。
全ての人に、コトに感謝です。

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