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2008.06.21 山野草再考
2003年に八ヶ岳の仙人から山菜の指導を受けて以来、
6シーズンを迎えたわけですが、年月を経たことや環境の変化により、
今年になって初めて学んだことが幾つかあります。


その1:山菜シーズンは何度かやってくる
仙人からは「山菜は若芽がメインなのだから、春を過ぎたら取るな。」
と指導されていました。
確かに八ヶ岳ではそうかもしれません。
でも私の周りのような山里では少し様相が違うのです。

それは「草刈り」のお陰です。
地域がそれぞれ分担して林道沿いの草刈りをするお陰で、
刈った後にまた若芽が出てくるのです。
いわば、草刈りの度に山菜シーズンがやってくるようなものです。

例えば、ツリガネニンジン、クズ、ヨモギ、フキなどは再生力が強いですね。
このナンテンハギもそうです。アズキナとも呼ばれます。
sナンテンハギ

先日の若杉友子さん講習会で「イノコズチ」と学んだと、
かみさんは主張しますが、私は少々疑問を感じているこの草もそう。
刈っても刈っても出てきます。
結局名前がはっきりしないうちに家族で食べてしまいましたが、
結構いけました。
sイノコズチ?


その2:山菜ではなく、山野草と捉えたら、結構長い期間採れる
これは私の解釈の仕方によるのでしょう。
「山菜」では春が主なシーズンとなってしまいますので、
6月ともなれば「シーズンを過ぎたものを採っている」イメージがあります。

でも、「山野草」と捉えれば、別にシーズンはありません。
つまり、採りたい時が採り時です。
そう考えるととても気が楽になりました。
一つの山野草の「採り時期間」も随分と長くなります。

そういう目で周りを見ると、ありました。
例えばこのノビル。
例年ならば今頃はもう葉が細くなっていて、目を向けません。
でもいざ掘ってみると、結構鱗茎は太いです。
sノビル

だから、5月末のわらべ村イベントも、もう気にすることはない。
堂々と「山野草でござい」と出していけば良いのです。
現実に今年は30種以上の山野草を準備できたのだし。


その3:種類を多く採ることよりも、一つ一つの知識を蓄えることが肝要
そしてその上で大切なのは、やはり勉強です。
これは今年のはじめにも書いたことにつながりますが、
「これは○○」と名前だけを覚えるのではなく、
「どうすれば美味しくいただけるのか。」「何に効くのか?」
という視点を常に持つことが大事です。

かの若杉友子さんも、以前紹介した文章では、「薬効なんて聞いてどうする?」
とおっしゃっていましたが、
実際に会うと、薬効についてとても勉強されていました。
やっぱりそうなんだなと実感。

そしてそれが分かってくれば、対応も変わります。
例えば上のノビルも、根は精力がつくそうです。
今までは一つずつ根の部分を取ってから調理していましたが、
最近は全草そのままいただきます。
周りにも「根は精力がつくんだよ。」と言うと納得してもらえています。
そう思って眺めると、根もそんなにいやらしいものではない。

このように、いろんな学びを経て、次第に私らしいやり方が少しずつ見えてきました。
もちろんレベルはまだまだです。
でもこういう意識を持って、毎年続けて少しずつ経験と知識を蓄えていけば、
長い年月を経た時に、私なりの体系がそれなりにできるんじゃないかな?
そんな気がしてきているこの頃です。

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