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一ヶ月ほど前に、ある古民家を訪問した時のことです。
その家に今度移り住んで来る人は、古い家具に興味が無いとのことで、
(そんな人が何故古民家に住む気になったのかは不思議ですが)
元の家主から「気に入ったものがあれば、何でも持って行ってください。」
と声掛けられました。

「えっ、本当?ホントにいいの?」
「ええどうぞ。何でも幾つでもいいですよ。」
その最後の言葉を耳の奥で聞き流しながら、
私の目はある一点に釘付けになっておりました。
それは「階段箪笥」です。

階段箪笥とは、その名の通り「階段状のタンス」でして、
その名の通り「階段にも箪笥にもなる」代物です。
今ではインテリアとしてよく使われますので、数段しかないものが多いですが、
本来はきっちり二階まで届く高さのものが正統です。

・・・・・
実は「我が家の二階をどうするか?」というのが、ここ最近の大きなテーマでした。
ざっと数えて72畳、天井が低い場所を除いても60畳ほどある我が二階。
ここの利用の仕方次第で、「もりのいえ」の暮らしがぐっと変わってきます。

これまでは一階の改修と暮らしづくりに精一杯で、
そこまで気が回らなかったのですが、
ようやく考える時期がやってきました。
先日書いた「宿泊」や「ウーフ」を実現するにも必修アイテムです。

ところがその二階に登る方法がない。
今までは屋外に脚立を立てて屋根から入っていましたが、
いつまでもそういう訳にはいきません。
当然の如く、「階段をつけよう」ということになりました。

最初は全て自分で作るつもりでいました。
でも本音を言うと「階段箪笥があればなぁ~。」というのが希望でした。
でも階段箪笥って高いんですよ。
アンティークで20万以上しますし、程度が良いと50万円以上!
そんなのに手が出るはずがありません。
・・・・・

そんな時に現れたのが冒頭の階段箪笥なのです。
しかも「タダでいい。」とのこと。
程度はそれほど良くはなく、改修が必要ですが、
私にはまるで天の声のように聞こえましたね。
「願えば叶うんだなぁ~」という世界です。

そんな会話の後、しばらくは日程の調整がつかず、
ようやく昨日に受け取りに行くことになりました。
近所の友人二人にお願いし、お借りしたトラックで向かいます。

積む時にはそれなりに苦労もしましたが、無事積み込みが終わり、
手伝ってくれた二人に鰻をご馳走して(それが今回の工賃)、
自宅に到着しました。
何だか分からないが、トラックが一杯に荷物を積んできてワクワクのU太。
1トラックが来た

早速、階段箪笥を据え置きます。
う~ん、とっても良い感じ。まるで今までもずっといたような風情です。
2階段箪笥暗

裏側は素っ気ないですが、これから細工を考えよう。
3階段箪笥裏

早速、「かいだんよ~!と叫んで登り始めるU太。
4登るU太

実は今回、他にもいろいろいただきました。
うちには既に幾つかある、昔の箪笥。
5ついてきた箪笥

水屋箪笥も、扉がありませんが、風情ある棚にはなりそう。
これらは二階が整備されたら設置する予定です。
6水屋箪笥

また他にも、作業台として使えそうなテーブル
7作業台

これが実は一番値打ち物ではないのか?と友人が言った石臼
8石臼

水車の一部も店前の飾り棚になりそう。
9水車一部

これだけのもの一切が「無料」でした。
ありがたいことです。
お礼にかみさんのケーキとクッキーをお渡ししました。

これらの家具を片付けながら、夕刻にふと見た風景です。
いいですねぇ。我が家が一段とグレードアップした様に思います。
91夕刻景色

そしてついに二階に通じる道ができました。
まだ天井を開けていないのですが、近々開けていつでも登れるようにします。
そして何度も眺め、会話するうちに、次なる展開イメージができてくることでしょう。
ある意味で、大きな一歩を踏み出した、記念すべき一日でありました。
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